※当作品は長い構想を経て生まれた”青春群像劇×近未来歴史ファンタジー”長編シリーズ小説四作目です。
前編~Jewelry tears~
ーー季節は流れ、三年目の学園祭が迫る二学期へ
犠牲を払いながらも人類の敵"ゴースト&
quot;の討伐に成功した稗田知枝は次なる脅威に備えるためアリスの手を借りて準備を進めていた。
一方、イギリスで暮らすアリシア達は反アリス組織から新たな魔女狩りの任務を言い渡され、日本へと向かうのだった。
そして、2059年9月26日。
稗田知枝と樋坂浩二は稗田黒江の残した手記”14少女漂流記”の上映会を終えた帰り、四年前の因縁を抱えたアリシア達の襲撃を受ける。
それは大きな呼び水となり、母の死の復讐を遂げるため行動する黒沢研二と共に、知枝は魔女の力を行使して新たな敵と立ち向かう決意を固めるのだった。
知枝の導きにより、次々と魔法使いへと覚醒していく仲間たち。
ついに明かされる四年前の事件の真相。
クラスメイト達を戦場へと導き、死闘を繰り広げていく知枝。
聖戦の鐘が鳴る時、舞原市は再び因縁渦巻く戦場へと変わっていく。
そして、哀しき戦いの先で、樋坂浩二は愛する女性たちの前で最悪の決断を迫られるのだった。
「どうしてこんなことしてるのか、自分でも分からないよ。殺したいほど憎いはずなのに」
後編~秋桜の空に愛を残して~
ーーアリスの導くの先で待ち受けるものは人類の進化かそれとも…
???
※エピソード4では近未来の世界観で広がる本格的なバトルファンタジーと多くの個性的な登場人物達による切なくも甘い人間ドラマが展開されていきます! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 11:52:05
127438文字
会話率:20%
二人はいかにして惹かれ合い、愛し合い、別れることになったか。
(作品紹介)
二年生から三年生になった八重塚羽月(やえづかはづき)は舞台演劇の為の脚本を書きながら、樋坂浩二(ひさかこうじ)との出会いから別れまでの日々を回想する、
二度
と変えることのできない、取り戻すことの出来ない二人の愛に満ち溢れた軌跡、それは羽月と浩二にとって大切な思い出の”かけら”だった。
変えることのできない過去。
破局を経て、同じクラスメイトとして再会することになる二人。
二人の間にあった学園祭を通して惹かれ合っていった日々と大切なことを見失いすれ違っていった日々の真相が、今、思い出という形で映し出される。
※本作は長編シリーズ小説「魔法使いと繋がる世界」に登場する八重塚羽月をメインとした作品になっています。
本編の前日譚ともなっており、本作のみでも楽しめますが、本編と合わせて読むと、より深く物語を楽しめるように構成してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 11:35:52
82740文字
会話率:33%
学園祭前に地味な異能力を手に入れた六人の高校生。
学園祭に向けて実行委員、生徒会、クラスやバンドの一員として進んでいく中で、様々なトラブルに見舞われていく...
別段派手なわけでもない普通の学園祭をご覧あれ。
最終更新:2025-03-31 07:00:00
90328文字
会話率:53%
春、関東某所にある新球学園に通うため、
学園からほど近い街に暮らす姉のところにやってきた
高校1年生の春野翔(かける)。
姉や友達と過ごす、笑顔の絶えない毎日と、
ゴールデンウィークにテスト勉強、夏休み旅行に学園祭など...
学生ならでは
のイベントを楽しむ
のんびり賑やか学園生活'(スクールライフ)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 14:15:37
56698文字
会話率:31%
ぽっちゃり学園に通う北沢もえは、心理学部で人の心を探求しながら、ふわりとした体型に少しだけコンプレックスを抱えている。
料理部の島田みゆは、その確かな腕前で周囲を明るくし、寮生活を楽しみながらも新作レシピに余念がない。
ダンス部の高橋りん
は、大柄な体と明るい性格を武器に、イベントでも目立つ存在だ。
そんな三人が、学園祭やカラオケ大会を通じて友情を深める中、同じ心理学部の男子・鈴木圭太がもえの前で歌を披露し、隠していた想いを少しずつ明かしていく。
笑いと優しさに満ちた学園の日常の中で、彼らのふっくらとした体と心が、互いに支え合い、かけがえのない青春を彩っていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 23:40:59
3943文字
会話率:43%
朝登校したら突然『別れて』と告げられてしまう主人公。
何も取り柄の無い一般生徒那主人公、しかしゴールデンウイーク明けにクラスメイトの女子から告白される。
初めは疑ってかかるが次第にその疑いは晴れ、クラスメイト達からも暖かい目で見
守られるという日々を過ごしていた。
進級しその平穏な日々に影が差し始める。どこからでたのか知らない噂話。しかしその噂話により次第に主人公の周辺に変化が訪れる。
そして突然の別れ話。
何故なのか、何なのか分からずに落ち込む主人公。
そんな中で幼馴染の男子と元カノが付き合いだしたとの噂も耳に入り――。
ありふれた日常で、有りそうでないかもしれないアオハルストーリー
※あまりにも酷い内容の感想・レビュー等は削除させていただきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 18:00:00
8344文字
会話率:54%
青春の中でもトップオブトップの大イベント、学園祭。桃色の脳細胞に翻弄される若者は、色恋出会いを贖うために、奇々怪々な迷走を繰り返す。
「まあ、私には関係ないことだけどね」
孤独な文学少女は読書に励み、狂ったお友達は爆破テロを企て、不良な学園
祭実行委員は望遠鏡を覗き込む。華やかな学園祭の水面下で、大きな事件が始まろうとしていた。
学園祭を舞台とした青春小説です。
ご拝読、よろしくお願いします(>_<)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 10:05:12
18872文字
会話率:59%
平塚直幸は社会人4年目でキッチンカー「ケセラセラ」をオープンした。直幸や「ケセラセラ」にやってきたお客さん、「ケセラセラ」に携わる人々を繋ぐ群像小説。
最終更新:2025-02-07 00:00:00
3073文字
会話率:45%
大学院生の長沢壮介は、カフェの店員・松森侑に恋をする。2人は仲良くなり、やがて恋人同士になるけれど……? 『Leaving Strawberry』壮介サイドのお話です。
最終更新:2024-04-30 19:00:00
13335文字
会話率:17%
一色彼方は子供の頃、絵の中の動くウサギと「ダルマさをがころんだ」をして遊んだ。
その絵を描いた作者「村上兎角」との出会いと死別。
彼方は「村上兎角」のような画家を目指し、美大に入る。
学園祭で発表した彼方の「兎角の模写」の絵を見て、兎角の
遠縁の資産家が、「絵の修復」のアルバイトをしないかと、声をかけてきた。あの絵と再開し、喜ぶ彼方。しかし火事が起きて、ウサギ達の住む壁は焼け落ちてしまう。彼方はウサギ達を守れるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 14:41:29
4485文字
会話率:15%
「彼女がほしい!」
SNSで脳内彼女を作ってニヤついていたとある男が学園祭を経て辿り着いた新境地、それは現実<リアル>の彼女がほしいというものであった。
その男の晩秋から冬にかけての恋愛物語である。
最終更新:2025-01-24 16:43:00
44791文字
会話率:40%
受験校を決めるために訪れた学園祭での体育館内で行われた軽音楽部のパフォーマンスに強く惹かれた藤野翔太。
入学後、すぐに軽音楽部に入学するものの、そこに隠された問題に気づく。それでも先輩が立ったあの舞台に立つために日々切磋琢磨する。
最終更新:2025-01-21 21:26:50
19057文字
会話率:55%
高校生の衣緒里は生まれた時に決められた婚約者がいる。名前も顔も知らない婚約者とは十六歳になったら会えると聞かされて育った。十六歳の誕生日、たまたま街で助けられたイケメンにときめき、前々から考えていた婚約破棄を婚約者に言い出す。しかし当の
婚約者はそのイケメンでしかも近所の氏神様だという。氏神様は名を雪矢と言った。
衣緒里は生贄として氏神様に捧げられたのだと聞かされるが納得がいかない。しかし氏神様は衣緒里を気に入り溺愛する。それでも衣緒里は雪矢に心を開ききれずにいた。二人の両想いはまだまだ先が長い。
店街の夏祭りの季節が近づいた頃、神様の一人スサノオがやってきて雪矢に相談をする。なんと、浮気者のスサノオは衣緒里を新しい嫁に迎えたいと言ってしまったがために、妻であるクシナダヒメに出ていかれたのだ。雪矢も協力して探し出すことに。
夏祭り当日、花火が美しく舞った瞬間、クシナダヒメが現れて衣緒里に呪いをかける。夫を誑かした罰だと言い残して消えたクシナダヒメに衣緒里は……。
衣緒里の学校では学園祭の準備が始まった。そんな中、雪矢はというと年に一度の神様大会議に出席するため不在中。雪矢の不在に寂しさと恋しさを自覚する衣緒里。雪矢のいたお白様の神社に戻ると、そこには雪矢の兄・玄矢がやってきていた。
雪矢が弟の紅矢によって拐われたと言う玄矢。衣緒里は雪矢を取り戻すため、玄矢と神獣のコンと共に急いで天界に行く。そこにいたのは紅矢に捕まった雪矢。しかし拐われたわけではなかった。兄弟三人が企んだのは……。
衣緒里に好意を寄せているのは雪矢だけではない。幼馴染の晴臣も衣緒里のことが気になっている。なかなか進展しない二人の関係を進めるべく、晴臣は衣緒里にアプローチする。そこに恋愛の女神・ククリヒメが晴臣の味方に加わり、晴臣は急速に衣緒里との距離を縮める。雪矢は何とかして邪魔をするが、ククリヒメも負けてはいない。
雪矢が衣緒里に執着するのには理由があった。衣緒里が中学生だった頃の出来事を思い出す雪矢。初めは氏神として興味がなかった娘であったが、この時の出来事がきっかけで一気に衣緒里が気になる存在となった雪矢だった。一方、衣緒里はククリヒメの一件で寒い倉庫にいたため風邪を引いてしまった。看病をする雪矢は微熱で意識の朦朧とする衣緒里に告白をする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 11:22:28
86060文字
会話率:49%
天才発明家、レオナルド・ダ・ヴィンチ。
自作の怪しい実験装置が暴走し、目が覚めたらなんと現代日本の女子高生「宮原カオリ」になっていた!
黒板、スマホ、3Dプリンター、果ては量子制御技術――15世紀イタリアの知識では想像もできない超文明が詰ま
った世界に大興奮。
ならばこの奇跡的環境を活用して、新発明してみようじゃないか!
スチームパンク風の改造自転車に、量子結晶レンズを組み込んだ異形のガジェット、そして学園祭では、文化祭の熱気と電磁波を利用して時空の裂け目を安定化!? そんなSF(少しだけ不思議な)現象にクラスメイト達は大混乱!
この時空歪曲は、ダ・ヴィンチを元の時代に戻す手がかりなのか、それとも更なる未知の世界への扉なのか――?
青春と発明、量子回路と歴史的天才性、そしてJK生活をカオスに楽しむ、転生学園SFコメディ、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 19:36:00
4973文字
会話率:24%
地元で行われる夏祭りに、雅史は幼馴染の佳子を誘った。
夏祭りに来ることも、
佳子を誘って遊ぶことも、
何一つ特別なことではないはずだったが、
雅史はひどく緊張していた。
これまでならそれで良かった。
佳子はただの幼馴染で
それ以上でも
それ以下でもなかったのだから。
だけど、学園祭があったあの日から
雅史にとって佳子はただの幼馴染ではなくなっていた。
丘の上の社からは
祭囃子の音が響いている。
今日はなぜか、
いつもよりも一秒がとても長く感じた。
【補足】
冬野ほたる様周年お祝い&日浦様コラボ作品
冬野ほたる様の作品『夏祭り ― 初恋 ―』
(https://ncode.syosetu.com/n1568hz/)
をインスピレーション元として
それぞれで小説をプレゼントしましょう
ということで小池ともか様とコラボした作品です
投稿にあたっては冬野ほたる様のご了承をいただいています。
小池ともか様の作品はこちら
『青に咲く花』
(https://ncode.syosetu.com/n4780jt/)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 21:03:37
10215文字
会話率:26%
帝国タカラザカの姫である事を隠してマナビヤ学園に入学した女子生徒、ヒメ。
しかし入学直後、クラスメイトである王族のジンゾウにそれがバレてしまう!
とはいえ特に事件が起こるわけでもなく駄犬属性のジンゾウに絶対言うなよと釘を刺し、何故か一緒
に行動する仲に。
部活無所属だから学園祭で演劇をやれと言われて頑張ったり、仲良くなった部活無所属組の友人の為に奮闘したりの学園生活!
演劇したり、毒親から友人を助けたり、悪霊を退治したり。そうして学園生活を過ごしたヒメは卒業し、姫である事を公開し、ワルノ王国王子であるジンゾウと相対する。
「決闘を、申し込むのだわ」
さて、結果は如何に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 12:00:00
502629文字
会話率:56%
M高校二年の保塚大輔は近所のT神社にまつわる怪談話を学園祭で披露した。T神社は肝試しスポットとなり、その後M高女生徒によるものと思われる書き込みがインターネット掲示板に載る。それを見た民俗学研究者の飯塚という男が、話が聞きたいと大輔を訪問し
てきた。その夜、大輔は窓に貼りついた黒い怪物を目撃する。それは〝黒い線虫の集合体〟のようだった。
■1955年黒い沼の出現から始まる異界寄生生物の侵食を8千字以下で書く短編ホラー【それ】シリーズ#5
※※この作品はCC BY-NC 4.0ライセンスで提供されています。このライセンスのコピーをご覧になるには、https://creativecommons.org/licenses/by-nc/4.0/ にアクセスしてください。
※星空文庫、エブリスタ、noteにも公開折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-12 16:55:49
7971文字
会話率:35%
「旧世与町」では、人ではない「何か」を視る者が多いという──
※続編始めました※
第一部(一章)世与市に越してきた内気な女子高生、ハル。
彼女は高所から落下する男を目撃して以来、何度も現れる男に悩まされていた。
不思議な中学生、竜太と出
会い、ハルは世与の秘密を知る事となる。
(二章)ハルは異形の者を視るようになってしまった。
ある日背後から彼女を執拗に呼ぶ声が聞こえてくる。
身の危険を感じた彼女は竜太を探し、助けを求めるのだった。
(三章)新生活に慣れてきた頃、ハルは同じクラスの桜木に助けを求められる。
彼はこっくりさんを行った友人の代わりに怪異にとり憑かれていた。
(四章)短い話二本。
(五章)学校の渡り廊下の怪談。
その話に出る霊は友人、大和田の兄である可能性があった。
ハルは大和田の為に渡り廊下へ赴く。
(六章)短い話三本。
(七章)竜太の様子がおかしい。
本来の彼を取り戻す為、ハルは情報を集める。
(八章)周囲が学園祭で盛り上がる一方、不穏な出来事が重なる。
怪しい文字が書かれた物と何か関係あるのだろうか。
(九章)短い話三本。
(十章)体調を崩す女子が多い。
彼女達に憑く黒い手は何なのか。
そんな中、ハルはあるパワースポットで首の折れた男を視てしまう。
(十一章)一連の呪い騒動。犯人の正体を知ったハルは真偽を問うべく相手を呼び出すのだった。
(十二章)呪い事件は終結し、比較的平穏な日常が戻ってきた。
(十三章)クリスマスが近い。
ハルの周りの人間関係はゆっくりと変わっていく。
(十四章)バレンタイン目前、ハルは知らない女子生徒に呼び出される。
彼女は桜木と親しいハルに嫉妬していた。
(最終章)竜太の態度が素っ気ない。
悲しむハルは謎の声を聞き意識を失ってしまう。
目覚めると無人の病院に倒れていた。
彼女は竜太と共に無人の世界から脱出しようと奮闘する。
第二部(第一部の長い後日談)
※本作はカクヨムでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 18:20:00
609940文字
会話率:28%
来る学園祭に備え、ある学校のクラスで委員を選ぶことになった。
クラス委員を投票で決める、悪く言えば生贄を選ぶ行為。
いつも生贄に選ばれがちな気弱なその女子生徒はビクビクしていた。
立候補者は現れず、推薦されて、投票されていく。
しかしそれ
は、いつしか生贄を選ぶゲームではなくなっていた。
決選投票の行方が、そのクラスの生徒たちを変えていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 20:27:10
3599文字
会話率:11%
学園祭の準備に追われる学校に、ハサミ男が現れた。
泊りがけで準備をしていた女子学生が、髪の毛を切られたという。
その女子学生に密かに思いを寄せる男子学生。
その男子学生が、ハサミ男の正体を暴くために行動を開始する。
最終更新:2020-11-02 05:00:58
18646文字
会話率:13%
わたしは、心からの幸せを噛み締めていた。あの時までは……。政略結婚ではあるけれど、わたしはとっても優しくて気が利くラルフ王子に心を奪われていた。だけど、盛り上がっている学園祭真っ只中で、その時は訪れた。ラルフ王子に声をかけられ、校舎裏へ来て
欲しいとアプローチを受けたのだ。もしかして政略結婚なんかの影響じゃない本気の告白かななんて、胸を躍らせたわたし。だけどそこにいたのはラルフ王子に腕を絡ませた妹のリアラだった。ラルフ王子はどうやらリアラの色仕掛けに嵌ってしまったらしい。案の定ラルフ王子から、婚約破棄を突きつけられたわたしは、泣き崩れる事になる。でも絶対この報いは受けてもらう……報復を心に誓った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 12:13:16
5000文字
会話率:18%
国王も出席する学園祭のパーティーで、第一王子ウェインがアメリア・ラザフォード侯爵令嬢を婚約破棄した。しかしアメリアは特にショックを受けたわけではない。ある程度見当の付いていたことであったから。そしてウェインはアカデミーの平民特待生ハナを新た
な婚約者に指名した。これもまたアメリアの予想通り。事態はアメリアとハナによって誘導されるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 07:43:17
5472文字
会話率:25%
堅苦しい校風で知られる王立ノーブルアカデミーであったが、王太子殿下が生徒会長を務める今年は違った。つまらない学園祭だという不評を打破しようとしていたのだ。そしてラブカップルナンバーワンという、アカデミーで最もラブラブのカップルを決めるイベン
トが企画された。優勝候補と目されるダグラス・オリファント伯爵令息とウィニー・ペリング子爵令嬢のペアも、件のイベントに参加することになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 07:41:23
4932文字
会話率:56%
学園祭パーティーでエメリーン・ロジャーグリフ公爵令嬢は、王太子アルフレッドに婚約破棄された。それは大方の予想りだったが、エメリーンが一言も反論せず、素直に婚約破棄を受け入れたことに関しては皆が疑問に思った。何故ならエメリーンが王太子アルフレ
ッドを愛していたことはよく知られていたし、アルフレッドの浮気も事実であったから。しかしエメリーンの涙からドラマが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 07:11:23
3682文字
会話率:28%
田中琴葉は夢を見る──何度も何度も繰り返し見た悪夢だ。街が一夜にして濁流に流されてしまう悪夢。そんな夢を振り払うようにして渕ヶ丘高校に向かう。夏休みが終わって今日は新学期。ホームルームで転校生が編入すると先生から知らされる。そこに現れたの
は腰まで伸ばした艶やかな黒髪が印象的な七海千早だった。徐々に距離を詰める琴葉と千早。ある日、家へ帰ろうとする二人は大きな蛇の化け物に襲われる。追われるようにして山の中に逃げていく二人。しかし追いつめられる。その時、千早は琴葉に抱きつく。
「ごめん、琴葉──あなたの血を吸わせて」
逡巡するが頷く琴葉の首に千早が歯を立てる。それと同時に蛇の化け物が建物の中に入ってくる。しかし、千早の様子が一変していた。髪は銀髪になり、爪と牙が生えていた。襲い掛かる蛇の化け物を爪で切り裂いて倒す千早──。琴葉が問いかけると千早は己が大嶽丸という鬼の生まれ変わりで、鈴鹿御前の生まれ変わりである琴葉をずっと探していたのだと明かす。そして千早がこの街に来たことでこの土地のまつろわぬ神であるフチガミが現れたのだ。琴葉と千早はフチガミを封じるために駆け回る。学校では体育祭や学園祭の準備を通して、放課後はフチガミ対策に時間を共にすることで二人は更に距離を深めていく。
琴葉も、千早も、自分の中に生まれた感情の意味を探していく。この感情に恋と言う名前を付けていく。その想いを大切に育んでいく。
学園祭当日、カップルコンテストに出場しようとする琴葉と千早。しかしそこにフチガミが現れる。今までにない強大な力に千早は倒れそうになる。その時、琴葉に眠る鈴鹿御前の力が完全に覚醒する。二人は協力してフチガミを倒してカップルコンテストに向かう。そこで琴葉は全校生徒の前で千早に告白。恥じらいながらも千早は受け入れて、二人は抱きしめあう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 19:41:16
86806文字
会話率:51%