少女が目を覚ますと、木に縛り付けられている。
自身の置かれた状況と、眼前の白い少女。直前の記憶との齟齬。
3つのお題から作られた短編です。
最終更新:2021-07-25 15:08:06
1547文字
会話率:18%
海辺の中学校に通う「私」は、夏休みに友達のケンジとタツヒコと3人でかくれんぼをする。すると、雑木林の中にある小さな穴に隠れたタツヒコが消え、入れ替わりに「ウタテ」という名の少女が現れた。それから、ケンジとタツヒコの様子がおかしくなる。
※実在の地名とは一切関係ありません
※夏のホラー2021企画作品
※カクヨム様で重複掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 06:43:00
3916文字
会話率:36%
昭和30年、開拓村の春夏秋冬 其処はうっそうとした手つかずの雑木林に囲まれていた。
キーワード:
最終更新:2021-07-11 05:32:30
7256文字
会話率:1%
昭和30年、開拓村の春夏秋冬 雑木林の思い出。
キーワード:
最終更新:2016-04-02 17:45:33
6227文字
会話率:1%
雑木林柴刈り奇譚。 小夜物語 第50話
キーワード:
最終更新:2016-03-26 09:34:05
5083文字
会話率:2%
「本と人との出会いは時に魔術めいて、一種の奇跡、あるいは災禍を引き起こす」
地元住民から「幽霊屋敷」と呼ばれる、鬱蒼とした雑木林に周囲を囲まれた町はずれの私立図書館・黄昏堂《こうこんどう》。
そこで働く図書館司書・湊(みなと)はとあ
る問題に頭を悩ませていた。
膨大な蔵書を有する図書館にも関わらず、不気味な外観と立地の悪さから来館者がとにかく少ないこと。
当の館長が黄昏堂に利用者を増やす気が全くないこと。
博識で偏屈な若き館長・空汽(うつろぎ)と黄昏堂の飼い猫・クロ、数少ない常連客たちに囲まれ、湊は現状に不満を抱きつつも仕事にいそしんでいた。
そんなある日、常連客の紹介で、黄昏堂にとある病気に苦しむ男子大学生が訪れる。
しかし湊が目を離したわずかな間に、来客は忽然と姿を消してしまい――――?
偏屈でぐうたらな館長と、苦労人司書が織りなすオカルト× お仕事 の新感覚ビブリオファンタジー。
※カクヨムでも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-06 21:37:44
81866文字
会話率:39%
金も、頼れる大人もおらず取り残された姉弟の、ひと夏のディストピア。
弟の自由研究にと昆虫採集へ出かけた2人。自殺した鴉の死骸をみつけ、中から這い出した紫色の蝿を追いかけて雑木林を抜け、湖畔に建つサナトリウムに辿り着く。
そこには、死ねずに死
を希求する『死病』を患った人々と、姉弟の小学生時代の校医が待っていた。
毒草だらけの庭。
車椅子に拘束された、校医の妻を殺した義弟。
腐っていく体で、気の触れた男。
弟の『処置』のために待っていたという校医。
そして、自らも『死病』であるという弟に告げられる別離。
「俺はここに残るよ。姉さんは自由の身だから、もう、なにも我慢しなくていいんだ。死ぬも、生きるも。でも、夏休みが明けるまでは一緒に過ごそう」
弟の言葉が信じられず、連れ帰ろうとする姉に、弟の肉体の死が近づいていると告げる校医。
死病とは、死を売り渡した人間の慟哭。肉体が死んで腐り落ちれば、死をばらまく死蝿となって彷徨い、人間に寄生して死を招く。
処置をしなければ弟も同じ運命を辿ると告げられ、心臓が止まるまでの猶予期間、2人はサナトリウムで過ごすことに。
だが、育つのは離れがたい気持ちばかりで、いっそのこと同じ病であればと思い始める姉に、弟が語る真相。
それは、死を目前にした瞬間に現れる、謎の死を買う男の存在。男は神出鬼没で、サナトリウムの持ち主だという。死の気配に現れて、傲慢に、自分のためだけに死を集め、死ぬためだけに生きているという。
男に会いたいと願う姉だが、刻一刻と時間は過ぎていき、ついに夏休み最終日が訪れる。
1人サナトリウムを離れ、彼女が選んだ結末は、眩しいヘッドライトと轟音の中だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-16 22:15:56
48856文字
会話率:51%
子供の頃、俺は剣道を習っていて、家の裏手の雑木林の中で素振りをするのが日課だった。
祖父と父もそこで素振りをしていることをしったが、俺とは違う。
格好はふんどし一丁。木刀を握り、平べったい楕円形の石の上へ立ち、黙々と振っていくんだ……。
最終更新:2019-08-27 20:00:00
4000文字
会話率:5%
そのニュータウンは、車社会の浸透により、駐車場スペースを用意することが急務となっていた。
昔から存在する雑木林は姿を消し、新しい建物が次々と作られる。
そしてできた新しい学校に通う彼のクラスに、しょっちゅう「トイレに行く」といって、席を外
す女の子がいた。
彼女は本当に用を足しているのか。彼の興味が湧いてくる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-08 13:45:53
3621文字
会話率:10%
得たいの知れぬものが、ますます人間に入り込んでいるようだ。年をとれば、次第にとりつかれて、皆、知らないうちに、別の者になっているかもしれない。町の様子を見るにつけ、怖さが這いまわっている。
最終更新:2019-08-20 20:05:10
279文字
会話率:0%
裕福な家庭で育った幸せな兄妹、敦盛鬼灯と敦盛山茶花がいた。二人は互いに互いを、兄妹という枠を超えて好意を抱くほどの仲。周りの人間もそれを知っており、醜聞や風評の対象となるほどだった。そんな生活だったが、二人は気にせず自分達だけの幸せを噛み
締めて生きていた――そんなある日、帰り道に鬼灯は雑木林の奥から助けを呼ぶ声を聞く。酷い頭痛に襲われながら、導かれるように声の方へ向かうと、そこにあったのは魔法陣。
いつの間にか踏み入れてしまっていた二人は光に飲み込まれ――気が付けばそこは、見た事もない場所だった。
シスコンすぎる兄とブラコンすぎる妹はたとえ、その手が血に塗れようと足掻き続ける。元の世界に帰るその日まで。
※本作品は、わたくし『井土側安藤』と『果実夢想』の合作でございます。
超絶不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-01 23:25:13
340410文字
会話率:40%
深夜の雑木林で僕は偶然、同級生の稗島ユウと出会った。
彼女の側には男の死体と掘りかけの穴。どうやら彼女は死体を埋めようとしているらしい。
彼女を手助けすることに迷いはなかった。彼女は去年、僕を助けてくれた。その恩返しがしたいとずっと思ってい
たから。
君への恩返しになるのなら、僕は犯罪に加担することも厭わない。
※カクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-19 19:12:55
5285文字
会話率:40%
転生してすぐ、何も無い雑木林の中に放り出された主人公。
そこであったのは盗賊団に追われていたなのぞ美男子(ちぇっ、美男子め!)君の名は?的な展開に、気がついたら契約してることに!?
ロキの代償 本編これよりスタート。
最終更新:2019-05-08 07:11:34
3393文字
会話率:20%
雑木林に囲まれたその芍薬の庭園は、その青年を寄せ付けない、何かがあった。
ある春の暮。
青年は、その庭園に足を踏み入れた。
しかし、そこで青年を待っていたのは、桃色の憂いた芍薬などではなかった。
それは、鮮やかに洗練された、灰色の鷹であっ
た。
青年の儚いような、あるいは薄汚れた恋が、どこかで崩れた音がした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-27 22:28:24
3192文字
会話率:15%
イギリスの雑木林のまだ浅い春。
もしくは
悲しい別れから踏み出せない心象風景
最終更新:2019-03-04 07:12:49
214文字
会話率:0%
雑木林を抜けた先にあるのは行き慣れたバイト先...ではなく異世界だった。異世界にたどり着いたタカユキは現実世界よりも異世界のほうが自分に向いていると思い異世界で生きることを決意する。持っている力が商人に向いていると思い店を開いたはいいが使え
ないはずのスマートフォンに届く不思議な依頼によってダンジョン攻略するはめに...。偶然なのか必然なのか異世界商人生活譚ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-27 12:00:00
4176文字
会話率:56%
戦国の世に生まれ時代に飲まれゆく少女と、彼女の心の支えとなったとある雑木林の話
最終更新:2019-01-19 16:30:30
9598文字
会話率:40%
堕落ちゃんこと『ティータ・ティンクルシア』は、働いていたコロン雑貨店の隣に突如として現れたダンジョンに嫌気がさしていた。
とある日。
バイトをサボっていた最中に現れたスケベ親父な『木の精霊』に『契印』を付けられてしまい、なりゆきで『聖剣
』を引き抜いてしまう。
聖剣が隠されている程の高難易度ダンジョンの出現により、壊される彼女の平穏な日常。
そんな中で、ひとつの彼女は決意を固める。
────堕落的な日常を静かに過ごす為、『ダンジョン』を破壊する事にしたのだ。
それは精霊と堕落ちゃんのちょっとエッチで短い冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-10 20:26:59
6696文字
会話率:33%
(山岳遭難)行方不明の猟師1名 山中にて無事発見される。
先日、F県I郡M町で同町の男性2名が行方不明になった山岳遭難があり、I署は〇日、捜索願が出ていた猟師、○○○○さん(○○歳)をS山(標高××××メートル)で発見したと発表した。
同署によると、○○さんは今月上旬、狩猟のために同町在住の猟師△△△△さん(△△歳)と自宅を出たまま行方不明となっていたが、〇日午前10時40分ごろ、S山の山道から約200メートル離れた雑木林の中で意識を失っていたところを捜索に協力していた消防団員に発見された。(中略)なお、△△さんの行方は未だ判明しておらず、I署は○○さんの回復を待って事情を聴く予定。
(『〇日〇新聞』S27.9.XX 朝刊)
本件は、事件性無しと判断され、単なる遭難事故として処理されました。
だけど実際は、世間が想像したよりずっと悍ましき事が起きていたのです。
あの日、山でいったい何があったのか。
ほんの少しだけ、私の話にお付き合いください。
「山のタブー」を題材とした近代の怪談でございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-07 23:31:38
6002文字
会話率:16%
「今の日本には、戦艦よりも雑木林と言われようとも彼らが必要なのだ」
山本権兵衛首相は、そう喝破した。
第一次世界大戦において、日本は駆逐艦を主力とする遣欧艦隊を派遣した。
遣欧艦隊の主力となった駆逐艦の艦名は、植物、樹木、草木の名か
ら付けられていたことから、遣欧艦隊の駆逐艦には雑木林というあだ名が付けられた。
そして、当時の様々な限界から「雑木林」、遣欧艦隊は悪戦苦闘を強いられた。
だが、彼らの奮戦は決して無駄ではなかった。
彼らの奮戦とその経験を活かすことで、日本海軍は20年余り後の第二次世界大戦で「対潜作戦の悪魔」と、敵味方双方から畏怖される存在となれたのだ。
それについて、あらためて語る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-08 19:12:08
31437文字
会話率:21%
公園の中の雑木林を彷徨う私がみつけた、一軒の廃墟。その扉を開けると、ひとつの奇跡が待っていた。
最終更新:2018-06-21 12:57:22
10151文字
会話率:14%
かつての地球人類の文明は崩壊し、繁栄した世代は既に旧世代と呼ばれている。
文明崩壊の原因は、地球環境の変化によって農作物が取れなくなり発生した、食料品を中心とした極度のインフレが経済を崩壊させたことから起きた戦争だった。
進歩しすぎたテクノ
ロジーを用いて行われたその戦争は、地球文明が崩壊したと呼べる状態になってようやく終息した。
その後に続く約一世紀半の混乱期の後に、人々は残された大都市跡を中心に集まり都市国家を形成した。しかし今度は、食糧や残された資源の保有が問題になり都市国家間を中心として争い続けている。
これは、そんな未来の世界でジャンク屋として生計を立てるサファイア達が織りなす物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-26 13:11:43
28150文字
会話率:29%
何でもないごく平凡で本当に本当で、何もなかった人生を歩んだ主人公、圭吾は神様に転生を許された。
平凡な人生を歩んだ圭吾は、神様が願いを汲み取ろうとするも特に何もなく逆に神様に呆れられる始末だった。
そこにたまたま異世界からの神への強烈な願い
が届いたので、「とりあえず面白いなにかがあるといいな」というアバウトな願いを聞き届ける形で送り込んだ。
特典なし。(保留)
こだわりなし。
特に目立った特技なし。
肩書「神の使者()」の異世界無茶苦茶物語、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-27 22:39:42
22929文字
会話率:36%
冬の雑木林の樹木に人生を映す。(他にも出します。)
最終更新:2018-01-12 15:45:55
385文字
会話率:9%