オートマタである僕はアデルお嬢様の従者であり護衛。
お嬢様が六歳の誕生日にお嬢様のお父様から与えられた誕生日プレゼント、それが僕だ。
お嬢様の従者として常にお側に控え、どんな人間の大人の護衛たちよりも強く、時にお嬢様のワガママやかん
しゃくに振り回されながらも、命令を完璧にこなす。
それでもお嬢様は僕が笑ってくれないと怒るのだけれど。
いつしか僕の胸にはお嬢様の側にいると焦げ付くような熱と痺れを持つようになり、回路には原因不明の震えが走るようになる。
そんなある日、お嬢様の婚約が決まった。
そしてお嬢様が婚約者との交流し仲を深めていくうちに、婚家には僕を連れて行かないことが決まったのだったーー。
※魔導機械技術が発展した近代ヨーロッパ風異世界で、機械人形である従者が主人公の恋物語です。
全5話、アルファポリスでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 16:50:17
13681文字
会話率:30%
トリスタニア王国にある『パレス・バルモア』にて、実にきらびやかな夜会が催されている。
国王の名代たる王太子オスカーは、声高らかに婚約者ロクサーヌ・ウィンクス侯爵令嬢への婚約破棄を宣言した。
『あれ? これって』
王女エヴァンジェリ
ンの『学友兼公式代筆人』のアナベル・ウィンクスは、ここが前世で読んだヒストリカルロマンス、『聖星節にラストワルツを』の世界だと思い出す。
『星ラス』のでおなじみの本作にて、アナベルの役どころは名前だけのモブ令嬢。
ピンク髪の定番ヒロインを抱く王太子から、冤罪で追放されかけた『麗しき悪役令嬢』が、『英雄殿下』の異名を持つヒーローと結ばれる。
かと思いきや、アナベルの目の前で姉のロクサーヌが、正義を重んじるはずの騎士団によって連行されてしまう。
まさかの展開に立ち尽くすアナベルの前に、ロマンスのヒーローが遅ればせながら登場する。
『国王陛下の勅命で、そなたを廃嫡とする』
この流れは、原作準拠。それでは一体なぜ、『英雄殿下』は『麗しき悪役令嬢』を見捨てたのか。
どよめきの余韻が残る大広間で、予想外の言葉が発せられる。
『オスカーに代わり、私が新たに立太子する。さらに、ウィンクス侯爵家のアナベル嬢を妃に迎えよう』
英雄殿下の宣誓を受け、みんなの注目の的となったアナベル。
『そんなバグ。聞いてないわよ』
世間で『不遇の真ん中令嬢』と称されるアナベルは、果たして英雄殿下のお妃がつとまるのだろうか?
やがて、『英雄殿下』が『不遇の真ん中令嬢』を、お妃に選んだ理由が明かされる。
すれ違い気味の二人だが、苦難を乗り越えて結ばれるまでの物語である。
※アルファポリスにて、先行連載中です。
上記サイト主催の賞にも、本作はエントリー中にございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-20 08:00:00
85040文字
会話率:38%
偏った前世の記憶を持つクロエが、近代フランス風のファンタジー世界で、好きなようにお菓子を作りながら、なんだかんだと人生を謳歌する話。更新はとっても遅いです。
最終更新:2021-10-04 15:51:54
14474文字
会話率:36%
木曜日の夕方が近づくと、ヒューはジルのいる店にやってくる。
(Twitter@y_quitecontraryからの転載です)
最終更新:2021-07-30 20:17:44
2511文字
会話率:44%
近世〜近代ヨーロッパ風世界観の作品を描く上でちょっと気になる衣装や舞踏会に関するメモです。
最終更新:2021-03-17 21:00:00
5762文字
会話率:3%
「え?ウチの亡霊達が原因で村に損害が?申し訳ない早速対処する!」
という伯爵フレッドの村おこし譚
最終更新:2021-01-02 15:07:39
2930文字
会話率:40%
ナーロッパ?
中世ヨーロッパ風!?
ええい、うるさい!!
自分が書くのは『剣と魔法の世界』だぁぁっ!!!
と、悩んだ末に開き直ったトンチキ作者によるなんちゃって異世界設定備忘録。
あくまで自作品用なのでオリジナル設定てん
こ盛りですが、少しでも物語の彩りになってくれれば幸いかと。
捏造、こじつけ何でもあり。
何となくでいいじゃない、だってフィクションだもの。
※この作品は、現在執筆中の愚作『大錬金術師様の御用達』の設定集となっております。
※一応、中世〜近代ヨーロッパ辺りをベースにしております。所々(というか全体的に)おかしな点があるかと思いますが、そこは軽く見逃して頂けると助かります。
※ちなみに、他にも同じ世界観のネタを考え中です。こちらの作品にてブクマ・評価・レビューをして頂くと、作者のモチベが上がって遠くない将来作品数が増えているかもしれません。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://ncode.syosetu.com/n9161gp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-28 18:25:19
2763文字
会話率:6%
アウルガシア大陸の大国、ロンダリア連合王国。
産業革命を成し遂げ、海洋発展の道を進もうとするこの王国には、一人の王女がいた。
エルフリード・ティリエル・ラ・ベイリオル、御年十六歳の少女は陸軍騎兵中尉として陸軍大学校に籍を置く「可憐」と
はほど遠い、少年のような人物。
そんな彼女の隣には、いつも一人の少年の影があった。
リュシアン・エスタークス。
魔導貴族エスタークス伯爵家を継いだ魔術師にして、エルフリード王女と同い年の婚約者。
そんな彼に付けられた二つ名は「黒の死神」。
そんな王女の側に控える死神はある日、王都を揺るがす陰謀に遭遇する。
友好国の宰相が来訪している最中を狙って、王政打倒を唱える共和主義者たちが動き出したのである。
そして、その背後には海洋覇権を巡って対立するヴェナリア共和国の影があった。
魔術師と諜報官と反逆者が渦巻く王都で、リュシアンとエルフリードは駆ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-29 12:26:09
157883文字
会話率:40%
近代ヨーロッパの誤配と支配構造の相転移
最終更新:2020-05-30 06:28:07
473文字
会話率:0%
レイという共通の友人を亡くし、ヘレナとセオは恋人同士として付き合うようになっていた。だが事件を契機に、セオは生き方を大きく変える決断をしたようだ。ヘレナは彼を見守りつづけるが――。
三角関係だった男女たちの、切なくも救いのあるストーリー
。
※『アルファポリス』、『ハーメルン』にもマルチ投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-22 22:26:05
9967文字
会話率:25%
一生、独りで働いて死ぬ覚悟だったのに
……今の私は、子爵令嬢!?
仕事一筋・恋愛経験値ゼロの アラサーキャリアウーマン美鈴(みれい)。
出張中に起きたある事故の後、目覚めたのは 近代ヨーロッパに酷似した美しい都パリスイの子爵邸だった。
子爵家の夫妻に養女として迎えられ、貴族令嬢として優雅に生活…… しているだけでいいはずもなく、婚活のため大貴族が主催する舞踏会に 参加することになってしまう!
舞踏会のエスコート役は、長身に艶やかな黒髪 ヘーゼルグリーン瞳をもつ、自信家で美鈴への好意を隠そうともしないリオネル。
ワイルドで飄々としたリオネルとどこか儚げでクールな貴公子フェリクス。
二人の青年貴族との出会い そして異世界での婚活のゆくえは……?
恋愛経験値0からはじめる異世界恋物語です。
*タイトル変更しました
旧:アラサーキャリアウーマン、異世界で婚活はじめます
*Berry's cafe 様で同作の連載を始めました。
https://www.berrys-cafe.jp/pc/book/n1574767/
*アルファポリス様で同作の連載を始めました。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/666585707/784329194
タイトル『アラサーですが、子爵令嬢として異世界で婚活はじめます』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-10 20:40:49
150105文字
会話率:28%
孤児院暮らしから一転、女であるにも関わらずなぜか全寮制の名門男子校に入学する事になったユーニ。
性別を隠しながらも初めての学園生活を満喫していたのもつかの間、とある事件をきっかけに、ルームメイトに目を付けられて厄介ごとを押し付けられる。
顔の塗りつぶされた肖像画。
完成しない彫刻作品。
ユーニが遭遇する謎の数々とその真相とは。
20世紀初頭。ヨーロッパのとある国を舞台にした日常系ミステリー。
◽️ゲーム化します。
詳しくは活動報告へ
※カクヨムにも掲載しております。
また、改稿・改題したものをアルファポリスにて公開しております。
公募のため一時公開停止していたもの再投稿しました。
時々挿絵あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-28 08:10:39
426764文字
会話率:46%
10歳の少女アリーは、ある日赤いベレー帽を譲り受ける。喜んで帽子をかぶって出かけたアリーだったが、道端の浮浪者バートに出会ったのをきっかけに、帽子はまるで時計のような姿になり、好き勝手に飛びはじめる。
ちょうど同じ頃、11歳の少年ギルは兄か
ら貰ったおかしな懐中時計に悩まされていた。
ふたりは、お互いの時計の謎を解明すべく、「人喰い森」と呼ばれる町外れの森へ向かうが、そこではさらに不思議なことが起こってしまう。さらにその後、ギルの兄の様子がおかしくなる。藁にもすがる思いでバートに助けを求めたギルは、そこで兄にまつわる衝撃の真実を知る。一方、アリーに帽子をくれたレイの様子もおかしくなり……
近代ヨーロッパをモチーフにしたローファンタジー小説です。児童文学とライトノベルの間のような作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-24 19:26:58
173060文字
会話率:56%
貧乏貴族の娘ミアは、ある日突然「氷の男」と呼ばれる子爵の元に嫁ぐことになった。しかし子爵はミアに関心がなく、彼女はお飾りの妻として求められたに過ぎない。無為の日々を送っていたミアは、荒れ果てていた子爵邸の庭を再建することを思いつく。彼女が育
てる草花は、子爵の氷を溶かすことができるのか。
※言うほどシリアスではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-22 23:50:22
132965文字
会話率:44%
秋季成績
近代日本政治史 A(上位9%)
政治データ分析 A(上位50%)
社会調査概論 A(上位19%)
近代ヨーロッパ政治史 A(上位16%)
政治思想の源流 B(上位25%) A率:4%
国際政治経済論 B(上位30%) A率:1%
国際安全保障論 B(上位18%) A率:3%折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-16 22:10:12
42632文字
会話率:2%
第一部【第一章~第十四章まで】オルセン帝国の最果て、メテルリオンまでの旅の物語。
記述暦一八〇八年オルセン帝国、荒くれ者の町グリアモの駐屯兵団に属する軍人ヴェルナーは、ひょんなことから、貴族カテラ=ジュンアの旅の護衛を引き受ける事になる。
目的地はオルセン帝国の最果てメテルリオン。軍上層部の妨害にヴェルナーたちを襲う謎の影、そして戦争。全てを乗り越えた過酷な旅の先に、彼らを待つものは―――。
【第二部あらすじ】
―――お前がいた『オルセン帝国』は本の中の幻の世界で、お前もその中の登場人物にすぎない、という事だ。
メテルリオンで瀕死の重傷を負ったヴェルナーが辿りついたのは、オルセン帝国の全てが記された書物の塔。そこで出会った一人の女性、ソフィア=ワーグマンはヴェルナーにそう告げた。
明かされる世界の真実。オルセン帝国創世の秘密。それを生み出した記述者(テクスター)の正体。
そしてヴェルナーに課せられた新たな能力と使命。世界を創造し、世界を破壊する、彼の力とは?
オルセン帝国の存亡をかけた戦いが、今始まる。
【追記(2016/1/14)】・投稿再開しました。
・既出のパートの形式も少し変えました。誤字脱字も随時直していきます。
・いつの間にやら10,000PV、3,000ユーザ突破してました。ありがとうございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-03 21:03:54
519852文字
会話率:50%
王女のグラツィアは、政略結婚の相手から一方的に婚約破棄を宣言され、失意のうちに学園を去った。しかも相手の王子は、グラツィアを殺人の容疑で拘束するという。濡れ衣を着せられ、絶望していた彼女の前に現れたのは、王子の摂政を務める美貌の宰相だった。
彼はグラツィアの濡れ衣を晴らし、王子の廃嫡を画策する一方で、密かに身分違いのグラツィアを手に入れようと目論んでいた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-16 20:00:00
122518文字
会話率:37%
近代ヨーロッパの小さな町、
ロミオとジュリエットの恋愛物語が始まる
⚠この小説はオムニバス形式です。
ジュリエットの物語を書いてる作者と、ロミオの物語を書いてる作者は別人です。
最終更新:2018-11-17 00:28:56
909文字
会話率:30%
その街には女神がいた。
《 祈り 願え
守護神─ミセス・ハンズのため 心から祈れ
────そして心から畏れよ 》
生き物を拒む雲海、
そこに沈んだ森に囲まれた街─エスポワールは、女神の結界によって100年以上守られ続けてき
た。
奇跡的な日常を過ごす住人たちは言葉を重ねる。
「ここはまさに聖域だ。」
今、この少年はなんと言ったのか。
俺は彼に「この街に何をしに来たのか」と問いかけた。
目の前の少年が紡いだ言葉はあまりに突飛で、あまりに重いものだった。
「この街を壊しに来た。それが俺の任務なのだから。」
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++
近代ヨーロッパっぽい街が舞台の、若干異能力要素を含んだファンタジーです。
お手手がうじゃうじゃしてる人外が登場したり、精神病み気味の人が沢山登場します。
なお、本作品内には BL、GL、NL、人外×人間 などが含まれますが、
どれも香る程度のものです。
とはいえ自分の表現の仕方によっては上記の要素が色濃く出る可能性がありますので、よしなに…。
彼らの内面と、彼らの生きてきた人生を描ききれるよう、
稚拙な文章ではありますが綴ってきたいなと思います。
《豆》
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-03 00:48:33
1085文字
会話率:40%
侯爵令嬢オルガ・フィオーレは恋に落ちた。
相手は王陛下を守る近衛騎士であり、次期公爵のセルジュ・カゼラート。
地位も名誉も陛下からの信頼も厚い彼ゆえに、オルガのライバルは多い。
さらに、彼女には大きな問題があった。それは――男性恐怖症。
そ
んなオルガが、セルジュへ愛を告げる為に王城へと通い続けたり、
山があったり谷があったり、兎にも角にもオルガが結婚するまでの物語であり、
賢王と称えられる先王が残した、負の遺産に巻き込まれた人々の過去と現在の物語。
全2章。
※ 更新ペースは遅め。現在多忙につき、不定期更新です。
※ 中世+近世+近代ヨーロッパをごちゃまぜにした時代設定です。
※ グロはありませんが、人が亡くなる場面やPG12~R15が入る可能性が高い為
保険として「残酷な描写あり」「R15」を登録しています。ご了承くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-28 21:23:06
65797文字
会話率:32%
※『侯爵様と女中』の本編読了推奨。(長くなったのでページを分けました)
『侯爵様と女中』の本編完結後のお話。エステルの元婚約者であり、セシルの好敵手でもある、次期ハーシェル侯爵 カイルの現在と過去の物語。
※HPにリンクを貼っています。
※主人公にR15描写はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-21 20:24:25
139512文字
会話率:20%