全ての国民に記憶射出機構(メモグラフ)の埋め込みと毎日の記憶洗浄(スクリーニング)が義務付けられ、あらゆるストレスとそれに繋がるものが排除された、誰もが心安らかに生きることのできる「記憶管理社会」。そんな社会に少しだけ息苦しさを感じていた中
学三年生の黒鉄鋼太は、友人と隠れて読んでいた不良漫画のワンシーンをきっかけにショックで失っていたトラウマの記憶を取り戻し、記憶射出機構を通じて自らの記憶を実体化する能力を持つ具現者(エンボディ)として覚醒する。その身を追われていたところを反政府組織『刻印されし者達』(エングレイブ)によって救出された鋼太は、政府が国民の記憶と思想を意のままに操るこの社会の歪んだ真実を知り、父親の記憶を守るため、行方知れずとなった母親を探すため、彼らとともに政府と戦うことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 12:30:20
646063文字
会話率:55%
生きることですら魔力を必要とする世界。
無魔力者のミルリミナ=ウォーレンは、魔力がないことで何度も死線をさまようほどの病弱な体で生まれついてしまった。
そんな中、皇家に次ぐウォーレン公爵家の娘ということでフェリシアーナ皇国皇太子ユーリシアの
婚約者に選ばれる。
だが顔合わせでミルリミナの良くない噂が本当のことだと知り、皇太子と不仲になってしまった。
婚約破棄されるだろうと思っていたが、なぜかそのまま5年の歳月が流れついに婚姻の儀が執り行われることに。
その婚姻の儀の最中、ミルリミナは皇太子を狙った矢の盾となり命を落とす。
ミルリミナの亡骸の前で、ウォーレン公爵から噂が事実と異なることを聞かされ、己の行いに悔いるユーリシア。
だが厳かに行われた葬儀の最中、突然ミルリミナの亡骸が暖かな光に包まれた。そのままミルリミナの体の中に吸い込まれ、ミルリミナは息を吹き返す。
魔力が全くない空っぽの体に聖女リシテアの力が宿り、再び生を与えられたのだ。
息を吹き返したミルリミナのもとに足繁く通うユーリシア。
ミルリミナに次第に惹かれていくユーリシアだが、ミルリミナは嬉しく思う反面、皇太子の盾になって死んだことへの罪悪感と、聖女としての自分が必要なだけだと思い込む。
そんな中、皇太子の命を狙った反政府組織「リュシテア」にさらわれたミルリミナ。
魔力至上主義国家であるフェリシアーナ皇国に反発する低魔力者たちの集団「リュシテア」に、無魔力者であるミルリミナは次第に共感していく。
複雑に絡み合っていくユーリシアとミルリミナの想い。
果たして二人の想いは、このまますれ違ってしまうのだろうかーーーーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 17:03:53
1259693文字
会話率:42%
時はニ五◯◯年、世界は困窮し、資源の枯渇と人口の急激な減少により人類は滅びの道を進んでいた。
それらを解決する策として、ニ◯◯◯年に発見された目には見えなかった粒子『魔素』を資源へと変換する技術の研究により生まれた機械生物、またの名を人
造人間『マシンクリチア』の生産が図られた。
マシンクリチアによる大いなる力は人に恵みと醜い欲望を与え、世界の秩序は崩壊。人と人の間の権力は大きく離れ、やがて人は『人間』、『ペスト』、『マシンクリチア』の三つに分かれた。
マシンクリチアで構成された反政府組織クラウディネスに所属する少年占七は、機械生物ではなく人の心を持つ人造人間として、人と同じ権利を持つ者『ミーザ』の解放運動に参加していた。
数々の英雄的戦果からストロンゲストと呼ばれた彼は、政府お抱えの環境問題解決を主として造られたゴッドシリーズと呼ばれる高機能型マシンクリチアのエリニュス奪取の任務につくのだが……。
「──所詮は噂の存在です。ミーザにとっての希望の象徴のようなものなのでしょう。どれもこれも、『ストロンゲスト』になりたがります」
占七よ、こんなことで天照す黄金の時代はやってくるのか!?
終と始シリーズ【20】折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-08 08:13:22
12726文字
会話率:42%
二十二世紀末、度重なる戦乱の末に地球政府が樹立されて百年あまり。
疲弊しきった地球環境の回復と恒久的に居住可能なドーム型都市の建造を目的に、人々の大半は超長期的な冷凍睡眠の状態にあった。
その意識はブロックごとに共有され、人々は俗に「共通
する夢」と呼ばれる世界を「生きて」いる。
夢の世界に潜入し、監視と解析、修正をする役割を担うスペシャリスト「解析者」たち。
若干十七歳にて最前線で活躍する天才解析者ユウリ・フォルズが担当することになったのは、かつて反政府組織とのつながりさえ噂された独立型都市の夢だった──。
この作品は2002年頃~2006年にかけて執筆、旧筆名にて発表したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 23:08:27
484879文字
会話率:36%
現代と地続きの未来にあるアフリカ大陸の孤児となったカイは日本の教授に養子として引き取られて緑化プロジェクトの一員として働き、砂漠化の侵攻を食い止めてその土地の半分の緑化に成功した
増えた土地は人々の暮らしを豊かにしては遅れていた文明を取り戻
すようなスピードで近代化を進め、独立諸国をまとめ上げを一つの合衆国を作り上げた
アメリカはアフリカ合衆国を支援して親交を深めるが、水面下で大量移民の話が進められていた
唐突に移民計画を突き付けられた国民達は混乱を極めて反政府組織が立ち上がる
それに対抗するように私設警察を立ち上げた政府は強行的な手段で国民達を弾圧した
圧政が露わになる中でテロは過激さを増して、巻き込まれる人々の数は増加していく中でカイ達はこの状況を打破すべく立ち上がる折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-10-12 21:00:00
17885文字
会話率:76%
西暦2026、春。
突如として、第三次世界大戦が勃発する。
“謎の組織”による一方的な攻撃……これにより、ものの数日で人類の約半数が死亡した。
だが、“謎の組織”は突如として消え去り、残されたのは謎と――崩壊した世界だった。
後に、人はこれ
を“アルマゲドン”と呼んだ。
それから時は経ち――約2000年後。
宇宙歴999。
西暦時代の国連を基とした組織「宇宙国際連邦」――「Space International Commonwealth」――通称“SIC≪シック≫”の本部コロニー“セフィロート”にある、“天枢学院”と呼ばれる学校に、一人の少年がいた。
彼の名は、ゼノ=エメルド。
彼は特殊能力者“チルドレン”と言われる人間であり、その中でもトップクラスである“SSSクラス”に所属していた。
ある日、セフィロート内にてテロが発生する。それは“神の手――GOD・HAND(通称GH)”と呼称される反政府組織“PSHRCI”が起こしたものだった。
ゼノは親友・ディン、そして義妹・サラと共に、テロ鎮圧のために行動を開始する。
「動くな!」
ゼノたちに向かい、銃口を向ける少女――フィーア。
その出逢いは、少年たちを数奇な運命へと巻き込んでゆく。
咎を背負いしものたちが織り成す、血塗られた生命の軌跡。
紐解かれゆく神と人と星の物語。これはその第六章――最終章である。
EpisodeⅥ――全ての始まりにして、全ての終わりなる時へ――
※「BLUE・STORYⅡ」とありますが、前作を知っている・知らないに関わらず内容がわかるようになっております。これはこれで独立したお話なので、ご安心ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 01:00:16
763690文字
会話率:49%
<はじめに>
初めて一人でのスカイダイビング、白い雲を突き抜けてパラシュートを開いた。
降り立った先の世界は、アスカの知らない世界だった。
<主な登場人物>
アスカ:主人公 女子高校生 趣味スカイダイビング 美術部
マコト:アスカの父
フミカ:アスカの母
ヤヒコ:アスカの弟で宇宙好き 小学校三年生
クニハル:アスカの従兄弟でスカイダイビング仲間
ダニエル:スカイダイビングスクールのパイロット
ーーーーーーーーーー
アーノルド:情報科学技術者
ワイズマン博士:重力制御装置、バリアフィールドの第一人者
ハルス:政府の開発した人工知能
ゼノス:ハルスと同時に開発された人工知能(地下シェルターmassGodをコントロール)
サンド博士:生物と宇宙の研究を行う、反政府組織サーセットのトップ
クラシス:サンド博士の同僚
ーーーーーーーーーー
ユイ:アスカの同級生で同じクラス 美術部
ヨシキ:アスカと同級生 美術部折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 19:00:00
10637文字
会話率:35%
<はじめに>
初めて一人でのスカイダイビング、白い雲を突き抜けてパラシュートを開いた。
降り立った先の世界は、アスカの知らない世界だった。
<主な登場人物>
アスカ:主人公 女子高校生 趣味スカイダイビング 美術部
マコト:アスカの父
フミカ:アスカの母
ヤヒコ:アスカの弟で宇宙好き 小学校三年生
クニハル:アスカの従兄弟でスカイダイビング仲間
ダニエル:スカイダイビングスクールのパイロット
ーーーーーーーーーー
アーノルド:情報科学技術者
ワイズマン博士:重力制御装置、バリアフィールドの第一人者
ハルス:政府の開発した人工知能
ゼノス:ハルスと同時に開発された人工知能(地下シェルターmassGodをコントロール)
サンド博士:生物と宇宙の研究を行う、反政府組織サーセットのトップ
クラシス:サンド博士の同僚
ーーーーーーーーーー
ユイ:アスカの同級生で同じクラス 美術部
ヨシキ:アスカと同級生 美術部折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-04 14:04:18
1724文字
会話率:37%
<はじめに>
初めて一人でのスカイダイビング、白い雲を突き抜けてパラシュートを開いた。
降り立った先の世界は、アスカの知らない世界だった。
<主な登場人物>
アスカ:主人公 女子高校生 趣味スカイダイビング 美術部
マコト:アスカの父
フミカ:アスカの母
ヤヒコ:アスカの弟で宇宙好き 小学校三年生
クニハル:アスカの従兄弟でスカイダイビング仲間
ダニエル:スカイダイビングスクールのパイロット
ーーーーーーーーーー
アーノルド:情報科学技術者
ワイズマン博士:重力制御装置、バリアフィールドの第一人者
ハルス:政府の開発した人工知能
ゼノス:ハルスと同時に開発された人工知能(地下シェルターmassGodをコントロール)
サンド博士:生物と宇宙の研究を行う、反政府組織サーセットのトップ
クラシス:サンド博士の同僚
ーーーーーーーーーー
ユイ:アスカの同級生で同じクラス 美術部
ヨシキ:アスカと同級生 美術部
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 17:09:08
40207文字
会話率:4%
首都が京都になってから荒廃の一途をたどる東京。埋まらない格差と将来の不安から全国の若者は、「反政府組織」として政府の圧力組織に立ち向かうことを選んだ。
ひょんなことから主人公は反政府組織の東京支部に加わることになる。この物語はそんな暗い将来
に無能な少年が灯りをともしていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 17:03:17
3515文字
会話率:31%
2055年、日本は独裁政権下にあり、あらゆる自由はなくなった。
自分がこの世から消えてほしいと思った人間を消すことができる能力を持った中学2年生の羽場創の存在を知った政府は独裁政権維持と強化のために創を連行、監禁した。
同じ頃、反政府組織も
創の存在を知り、独裁政権打倒のために創の奪回計画を実行するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-02 03:28:00
296文字
会話率:0%
宇宙歴456年、火星をテラフォーミングした人類は比較的生活がしやすい北極圏に巨大な都市を開発した。名を星都。治安維持組織ヴィジル6の星都中央署に本日初勤務となったゼア・イースは早々に困惑していた。
星の規律と安全を守り、星民が安心して生活を
送れるような星都にするために入隊したのに上官から特殊部隊に任命されてしまったからだ。職業適性で向いてるからって理由で納得出来ないよ。一応任務が無い時は交番勤務になったけど...もし特殊部隊所属であることが周囲にバレたらクビだって。
上官の命令は絶対。返す言葉はただ一つ、イエッサー!
交番勤務をしながら時に反政府組織との戦闘や潜入、そして星民からの圧倒的支持の義賊の出現。彼らが語る人類に隠された秘密とは...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 15:51:24
50130文字
会話率:36%
統一歴1120年ーー。
工業文明へと進みだした人類にもたらされた「魔技術」は、やがて世界を歪めていった。
混じりあった文明は「魔工技術」と称され、技術の発展を躍進させた。しかしそれは、軍事産業においても同じことであった。
度重なる戦争。いつ
しかそれは企業競走の糧となり、大量破壊兵器を生み出し、やがて、思いもよらない副産物まで生み出してしまう。
ボスベニア企業国連邦の反政府組織に属する青年、ジャックス・クロージャー。一介の組織員に過ぎなかった彼はやがて、この混沌の世界の渦に飲まれてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 08:00:00
83311文字
会話率:39%
20xx年、中華人民共和国に侵攻侵略された日本は、天才科学者天野裕治の開発した対ミサイル衛星群『アマテラス』と、人に超人的進化をもたらす『スサノオゲノム』により独立を果たす。
以後その2つの発明の恩恵により圧倒的武力と豊かな生活を得た日
本だが、テロ組織、反政府組織の活動に悩まされていた。
スサノオゲノムで超人的力を得た人々は『ブレイズ』と呼ばれ、街中でも武器の携帯を許可されている。それは、刀、槍、棍棒、と多岐にわたる。
主人公神代柊は武器を持たず、素手のみの徒手格闘で日本のトップクラスの実力を誇る集団、特異部隊に所属していた。
日本転覆を狙う組織と戦いながら、神代柊は真実に近づいていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-18 19:00:00
28986文字
会話率:49%
今から100年以上、先の未来。
この世界では人間と、AIの人型ロボット『アンドロイド』が共に暮していた。
ある日、日本の都市部で原因不明の、様々な不具合や事故が発生しはじめ。
人々の日常は混乱に陥ってしまう。
そんな中、工事現場で働くアン
ドロイド、ブラックa2は。
かつての友、ホワイトc9が反政府組織『アイ解放軍』に関わっていると知り……。
友の暴走を止めるため戦う、近未来バトル小説。
世界の果てには、何がある。
*****
更新時間:午前6時予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-22 06:00:00
10710文字
会話率:22%
大きな街だけが世界の総てだった。
女性だけの街。
街が形成されてから、およそ三〇〇年。
性別という概念はすでに無い。
そして平均寿命は三〇才。
貧困層から、やがて反政府組織が生まれていく。
人々の不満は暴力となり、暴動を引き起
こし、そして反政府組織がそれを先導していく。
混乱が日常と化していた。
誰も外の世界は知らない。
政府への疑念は日々膨れ上がっていく。
政府が我々に嘘をついている──政府は何かを隠している──そんな主張で反政府組織プリムラは勢力を拡大していった。
組織の中で二人でチームを組んで活動するトモエとカナは、政府の研究施設への潜入作戦を決行する。元施設職員のエマから「世界の真実」のデータが存在するという情報を得ての行動だった。しかしその作戦に至るまでの行程は過酷なものだった。二人の過去がそれぞれの感情を刺激していく。
そして世界の真実は、残酷な選択を迫る......
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-27 11:50:22
69638文字
会話率:30%
大国マースの半植民地的な政策を世界戦争の敗戦によって受け入れている王国サターン。
横行する反政府活動に没頭する青年──ロザリスは同時に陸軍兵士でもあった。反政府組織のカリスマを父に持ち、多くの人間達がロザリスのカリスマを利用して革命を
実現させようと画策していく。その人間達に翻弄されていくロザリス。
繰り返されるテロ活動。その中でロザリスを利用しようとする人間達も、革命とは何なのか自問自答を繰り返す。
かたや戦争で父親を亡くし、新たな戦争の始まりと共に家族の生活を支える為に従軍する少年──アルクラス。元々墓守をしていたアルクラスは、従軍前、母の埋葬をしたロザリスと会う。
小さな国の紛争から大国を巻き込む世界戦争に発展した戦争の中で生と死の意味を自問自答しながら、自分自身の中の何かを変化させていくアルクラス。
同じく開戦と同時に従軍したロザリスは諜報活動を命ぜられ、その中で反政府活動を再燃させていく。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-04 01:12:50
181929文字
会話率:44%
「ステータスオープン」という意味不明なスキルを持たされて途方に暮れていましたが、意外に応用が利き、使えることが判明したので、これで頑張って異世界を生きて抜いていこうと思います。
↑本題目↑
↓あらすじ↓
◇一章◇
主人公であるダイスケ
は名前も知らぬおっさんをかばい、電車に轢かれてしまう。
ダイスケが次に目を覚ますと、そこは宇宙(コズミック)な場所。
美しくて仕事も出来る完璧女神様に導かれるまま、「最強」だか「ハーレム」だか、よくある初期設定を行うダイスケ。
『次に目を覚ませば、美女に囲まれ、皆に持て囃される理想の異世界生活になっている』
などと甘っちょろい事を考えていたダイスケは、人間が奴隷以下の扱いを受けるとんでもない国へと転生させられる。
すったもんだの末、ダイスケはそこで内臓を抜かれかけ、体ごと廃棄されかける。
そんなダイスケを救ったのは、全裸で、だらしない腹の、良い声をした中年のおっさんだった。
おっさんに連れられ、命からがら逃げてきたのは、くせ毛の男が組織する反政府組織。
そこでくせ毛の男がダイスケに問いかける。
「おまえ、何ができる?」
「ステータスオープンを少々……」
「なんだそれは」
「俺にもよくわかりません」
「まあいい、とにかくやってみせろ」
「ステータスオープン! ……うわ、なんか出た」
「……なにも見えんが」
「え? 見えないの? ていうか、なんか俺のステータス、触れるし動かせるんだけど……きも」
「まあいい。採用だ」
「え?」
ダイスケはその後、反政府組織と結託し、立派なレジスタンスとして現政権の打倒を目指すのであった。
※プロローグはほぼ主人公と女神のコントなので、興味がなければ飛ばしてください。
※主人公は最初はあまり強くありませんが、後からどんどん強くなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 10:02:27
104493文字
会話率:47%
首から上は虎、首から下は人間(♀)の私はトラコ。最近目を覚ましたばかりの私は、身体はずいぶん大きいけど、まだまだわからないことばかり。何十年かに一度現れる怪獣の群れを撃退することが私の役目なんだって。この国の王子とも知り合いになったけど、
なんか変な人だしあんまり頼りにならなそう。協力して怪獣を倒すことなんて本当にできるのかな。
怪鳥の群れに襲い掛かられ、危機に瀕する王国の中で、反政府組織「つちのね」の最終兵器として生まれた「自分で思考する」兵器トラコが、勢力争いに巻き込まれながらも成長し、恋(?)をしていく冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 14:58:16
59919文字
会話率:58%
昭和41年7月1日。新国際空港開発を間近に控えた片田舎の高校に特待生として編入した主人公、風祭周平は、数年ぶりに再会した従姉妹や、新たに出来た高校の仲間たちと一緒に無為な時間を過ごす傍ら、ある人物の指示により秘密裏に動いていた。
政府高官で
ある父からの命令。それは、新国際空港開発計画の頓挫を企む反対勢力を無力化させること。
運輸省直属の特派員としての顔を併せ持つ周平は、父親譲りの卓越した手腕を遺憾無く発揮し、時には非情とも言える手法を用いて反対派の意見を封殺する。
近代化を急ぐ国家の思想に忠実に従い、着々と土地収用を進める周平だが、素朴で温かな町の人々と接していくうち、自然豊かな故郷に対する彼らの純真な思いを知り、冷酷無比な心にわずかな綻びを生じさせていく。
無慈悲とも言える国と自分の行いに些細な疑問を抱き始めた周平をあざ笑うかのように、町では様々な異変が起き始めていた。
次々と謎の失踪を遂げる周囲の人間。『神様に会いに行く』と記された書置き。孤児院のアルバムに保管された、かつての自分の姿が写った一枚の写真。『イイヅナ様』と呼ばれる土着の神の存在と、町内でまことしやかに語られる『天狗攫い』という怪現象が、周平を追い詰めていく。
国家に敵対する反政府組織『AAA』が仕掛ける巧妙な罠に苦しめられる中、真相究明に焦る彼が辿り着く先は――。
とうの昔に忘れ去ったと思われた、遠い過去の記憶。
たびたび夢に出てくる巫女の少女と、彼女と交わしたはずの古い約束。
果たして、彼は、子供の頃に交わしたあの約束を守ることができるのか――。
これは、国家と神との間に翻弄される青年の姿を描いた物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 17:00:00
538976文字
会話率:35%
■あらすじ
反政府組織ナンバー2の僕は、仲間たちと独裁政権の大統領を暗殺すべく、演説会が開かれる広場へとやってきていた。仲間が拳銃を抜き、大統領の命を狙おうとしたとき、大統領の側近たちが会場の民衆に向かって小銃を斉射してきた。僕は命からが
ら逃げだし、セーフハウスへたどり着く。仲間たちと連絡を取り、無事か確認したが、組織のリーダー、ロイ・レオンスカヤと連絡がつかなかった。翌日、情報屋のヤコブ・ナボコフがロイの居場所を突き止めてきた。そこでロイを救出することに決めるが……。中央アジアの軍事独裁政権と反政府組織の対立を巡るガンアクション。
※400字詰め原稿用紙換算枚数:22枚
※非ラノベ作品です。
※こちらの作品はエブリスタ、カクヨム、小説家になろうの各小説サイトにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-06 00:00:00
7612文字
会話率:12%
フェンリルは暗殺業を営むかたわら行方が分からなくなった父親のロキを探していた。
ある日、フェンリルは兄で情報屋のヨルムンガンドと落ち合い姉で反政府武装組織〝ニヴルヘル〟の指導者のヘルの現状を知らされた。
ヘルはフェンリルの叔父で政府代表のオ
ーディンによって彼女を支持している街ごと焼き払われ重傷を負っていた。
フェンリルはヘルと再会し彼女の痛ましい姿を見た。
さらに彼はロキが政府高官に対する反逆罪に問われオーディンによって地下牢に捕らわれていることをヘルから知らされオーディンに対する報復を決意した。
[登場人物]
フェンリル…暗殺者。本編の主人公。
ヨルムンガンド…情報屋。フェンリルの実兄。
ヘイムダル…フェンリルの親友。
フノッス…フェンリルの義妹。
フレイヤ…政府高官。フェンリルの義母。
トール…政府高官。フェンリルの叔父。
ガルム…ヘルの部下。
ヘル…反政府組織の指導者。フェンリルの実姉。
バルドル…オーディンの息子。
オーディン…政府首相。フェンリルの叔父。
ロキ…政府高官。フェンリルの実父。
*登場順です。本作は北欧神話の人物と物語を参考にしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 12:10:58
8012文字
会話率:50%
「この帝国全体が、貴方の敵だ」
全ての国が敵対するこの世界の内の一国、悪魔の帝国で事の全てが動き出そうとしていた。
悪魔の帝国次期皇帝のアルナイルと帝国一の魔術師ラムダアクァーリィはこの大戦争を終わらせるべく、まずは隣国の天使の王国を滅ぼ
すことを決意する。
しかし、軍の増援に現在皇帝が反対。
気づけば後に残された選択は「現在皇帝を排除する」事しか無くなっていた。
それが最後の選択肢ならばとアルナイルの崇拝者を集め、反政府組織を作りあげてゆくのだった。組織の組員の戦闘能力は常人よりも高いものが何人か集っており、その力は兵一万にも劣らない。
「儂が必ず天使の王の首を刎ねてみせようぞ!!」
アルナイルはラムダアクァーリィにそう自分の夢を掲げた。
いつしか玉座に座ることとなったアルナイルは、使命と共に”平和”への道を歩んでゆく__。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-21 22:14:29
1548文字
会話率:54%