家ネコでのびのびと暮らしていた『三毛猫のてまり』は、知らず知らず行った善行を評価され、死後の世界で異世界で由緒正しき勇者の家系に転生することが神より提案される。
来世も家ネコ生活が送られるならと、てまりは異世界転生を果たし、勇者の血族『ミオ
・ルルクラージェ』として新たな人生を歩みを始めた。
しかし、なんとよりによって魔王復活が間近とされる時期にミオは転生していたのである。
勇者として魔王討伐と世界平和の使命を言い渡されるも、ミオは前世の家ネコ同等の暮らしが送りたいだけ。
『なんで余がそんな面倒臭いことしないといけないのにゃ』
果たして、魔王討伐と世界平和はどうなるのか。
前世家ネコ勇者が織りなす気まぐれ物語がここに始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 18:18:58
38060文字
会話率:33%
王侯貴族達による、優美で華やかな文化が咲き誇る18世紀。各地を転々とする吸血鬼のラウルとベアトリスは、旅の支援者を新たに得るためパリへと向かったのだが、ラウルはある出来事のせいで悲観にくれて道端で泣いていた。
すると、偶然にもかつて彼を
助けてくれたファビアンと出会い声を掛けられる。ラウルは彼の現況を尋ねるとなぜか「人を殺したくなった事はないか?」と心優しいはずの彼からそう問われてしまう。
実はファビアンは兄弟と継母に虐げられており、彼らによって財産も恋人も何もかも奪われてしまっていたのだ。そのためラウルは彼に向かってこう言った「僕が代わりに彼らを殺してあげる」と。だが、それには別の目的があるようで……
※全十五話
※話の一部にR18を含みます
※登場人物と設定が異なる話(ifストーリー兼プロトタイプ)
「僕をいじめていた君達への復讐-謝罪の言葉はもう遅い-」
https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n0690jq/
※本作は「血族奇譚ー月下の夜に交わした約束ー」のサブストーリーです
https://ncode.syosetu.com/n9093ez/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 20:13:30
100979文字
会話率:22%
時は18世紀。各地を転々とする旅人・ラウルとベアトリスは新たな支援者を見つけるためパリへと向かう。到着して早々、彼らがある屋敷の地下に行くと某侯爵を崇拝するもの達によって野蛮な舞踏会が行われていた。
ラウルはそこで、家族から虐げられる自
分に味方をしてくれた少女が、兄弟から暴行を受け、父に無惨に殺され、泣いている黒髪の男を見つける。そして彼は黒髪の男に、彼らを殺して家を支配しないかと復讐を打診をする。実はラウルもこの家族と因縁があるらしく……
※全三話
※本作は「血族奇譚ー月下の夜に交わした約束ー」のサブストーリーです
https://ncode.syosetu.com/n9093ez/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 22:12:55
25412文字
会話率:24%
「呪われた一族」と呼ばれたメリディエス家の最後の人間であるオーギュスト(シェリル)は、それが原因でことごとく女に振られ、恋をする事すら嫌がっていた。
しかし、祖父の遺言により、好きな女と期限内に結婚しない限り家や財産を継げない事を伝えら
れた彼は、しぶしぶ花嫁を探すために異国へと渡る。
そして、遺言の期限が迫る中、彼は道中彼を助けてくれた年上の女性・エリザベスに一目惚れをする。下宿先で知り合ったエドガーやエリザベスの妹・シャーロットの力を借りて、どうにかエリザベスに接近しようとするのだが……彼女もまた婚約破棄という暗い過去を抱えていた。
※「血族奇譚ー月下の夜に交わした約束ー 」のその後のサブストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 21:12:19
150360文字
会話率:34%
雲海を泳ぐ長命の鯨の背中で、肺呼吸の生き物たちは生きている。
一体の鯨が老いて死ぬとき、選ばれし王の血族が新しい鯨と契約をし、新たな大地を生み出さなければならない。
さて、奴隷の少年イース=イーダは、先の戦争で理由もわからず地下牢にとらわれ
ていた。彼には古の王族の血が薄く流れていたのだ。血筋を理由に解放され、契約者として命を握られたイース=イーダは、政治家たちの言いなりになることを嫌悪し、鯨上都市の片隅で雲海を睨みつける。
イース=イーダが身投げをしようとしていると勘違いし、声をかけてきたのは、海女として生きる少女ヘルミだった。
空の上の歪な街で、少年と少女が出会い、小さな白鯨を連れて、旅をする。これはそんな、どこか温かくて、さみしくて、優しい物語。
※ノベルアップ+、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 00:34:37
31149文字
会話率:65%
第3王子アクセルには王になるという野望がある。
父親である王が意識不明の重体に陥ったという知らせを受けたアクセルは、ついに動き出す。
第1王子の王太子ローレン。
第1王女の狂女カーケン。
第2王子の冷血漢レイス。
強力なライバルたちとの王位
争奪戦が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 20:05:37
306474文字
会話率:51%
夢の狭間でココロを怪我したワタシを、『注血族』が助けてくれた。
キーワード:
最終更新:2024-11-11 00:31:09
619文字
会話率:0%
朱居千典さんは血を注ぐ事が出来る注血族、教室に漂う心の怪我を感じ取り、心に怪我をしているのが活けてあるカキツバタだと分かりました。カキツバタに血を注いで心を回復する事に成功したのです。
キーワード:
最終更新:2024-09-11 18:50:48
2070文字
会話率:0%
季節は十一月。各国で丹念に育てられた菊が神社に配置され、菊祭りが行われるこの季節。
私は菊人形を発見した。
今流行りの歴史劇を模したもの。けれども果たしてこれは……大丈夫なのだろうか?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われ
たら申し訳御座いません。
注意事項2
おっかねぇと思いました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 11:20:54
900文字
会話率:0%
かつてこの大陸は一つの大国【ルストリア】が治めていた。
この世界の魔力の源となる五つの『原魔結晶石《げんまけっしょうせき》』を人々は大切に守り、魔力のバランスを保ち平和に穏やかな暮らしが続いていた。
魔力と上手く共存し、豊かになったルストリ
アの文明は栄えたが、同時に人口は増え続け、それにより小さな争いの火種が、繰り返し起きていく事態となる。
やがては魔法を武力として使い、殺し合いを始める者たちまで現れた。
事態を重く受け止めた国王は、一国で治めきる事が困難と判断。
原魔結晶石がある大地を起点に、五つに国を区切り、王家血族者や信頼の厚い家臣達と手分けして各国の統治を行う事とした。
こうして四方に分かれた四つの国
北の火の国スルトは火の原魔結晶石
南の風の国シーナは風の原魔結晶石
東の水の国ミクマリノは水の原魔結晶石
西の土の国ラミッツは土の原魔結晶石
そして中心に位置する国ルストリアは雷の原魔結晶石を守護している。
ルストリアを宗主国として引継ぎ、調停者の役割を担う。
四つの国は従属国として誕生した。
各国の治政は悉く成功し、治安は回復し再び安寧を取り戻した大陸。
しかし、千年以上続いた平和は、緩やかに、崩れ始めていく……
――王国歴1484年
ついに大陸全土を巻き込んだ大きな戦争が始まってしまう。
国の正義、組織の正義、民衆の正義、個人の正義。
正義の果てに求める平和があるとし、他人の正義を殺していく――。
戦争とはなにか?
平和とはなにか?
これはその正義の答えを探して生きた、魔導兵士達の物語。
◇pixivで連載中
https://www.pixiv.net/users/68968346/novels?p=2折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 15:00:00
467555文字
会話率:46%
我が国には公爵の権力に匹敵する〝魔物大公〟と呼ばれる爵位がある。
その昔、大陸を混沌へと陥れた、七体の魔物を倒した英雄に与えられし特別な称号だ。魔物大公の称号は、英雄の血族が引き継ぐ。
魔物大公と縁を結ぶのは名誉。
没落し、持参金が用意でき
ない私に、魔物大公のひとりが求婚してきた。
その男性は、スライム大公! ……スライム大公だって?
魔物大公いち影が薄いスライム大公は、私との結婚を望んでいるという。
ひとまず、結婚する前にお試しの同居から。
飼育していたアヒルを脇に抱え、私はスライム大公の領地である湖水地方へ旅立つ。
圧の強いスライム大公の母におののいたり、なぜか心配してやってくるドラゴン大公ことアクセル殿下に驚いたり、スライム大公の再従姉妹から嫌がらせの数々を受けたり、スライムに懐かれたりするけれど、私は元気です!!(※たぶん)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 00:00:00
154040文字
会話率:46%
加茂野茉凜は、背の高さにコンプレックスを抱える十六歳。とある理由から一人で旅をしていた。そして、旅先で立ち寄った公園で美しい少年と出会う。しかし、その少年は獰猛な獣のように彼女に鋭い視線を向け、冷たく彼女の夢を否定する。憤慨した茉凜はその
場を去るが、少年の寂しげで儚げな雰囲気が気にかかり、翌日再びその場所に足を運ぶ。
二人の出会いは、深淵の血族と呼ばれる異能結社によって引き起こされる運命の序章であった。茉凜は、少年との関係を通じて、彼女自身の運命と向き合うことになる。
少年の名は弓鶴。深淵の四つの色の流儀の規格から外れた番外の色を持ち、敵対する術者の蓄積した力をすべて奪い、相手の持つ流儀さえ取り込んでしまう、底なしの器と怖れられ、厄災の象徴とも希望の象徴ともされる存在。その異能の名は「深淵の黒鶴」。
黒髪のグロンダイルの前日譚。加茂野茉凜が主人公の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 06:46:17
52318文字
会話率:36%
ある日、平民たちは立ち上がった。貴族が持つ特権である魔法を己がものとするために。平民たちは魔法解放軍を立ち上げ、貴族と戦い勝利する。成人以上の貴族は処刑され、子供達には貴族の地位を捨て働くか国外追放を迫る。
国外追放を選んだライン達は、平
民たちへの復讐を誓い行動を開始する。もし、立場が逆であればその行動と姿は勇者に映っただろう。後の歴史に、彼らの持つ正義はどう映るのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 12:30:00
19648文字
会話率:46%
田舎短編2作目
明治時代、田舎にある屋敷の長男として生まれた主人公「亮」。
亮は長男として家長を務める安泰の人生を退屈に感じていた。
15の夏、ある男との出会いが彼の価値観を変えていく。
キーワード:
最終更新:2024-09-09 17:00:24
4375文字
会話率:23%
――大国スイツの高貴なる血族のひとつであるマカロナージュ公爵家では嵐が吹き荒れていた。
「嘘よ……嘘、うそうそうそうそッ……」
新聞を持つヴァニラの細く白い手がふるふると小さく震え、握られた紙がくしゃりと歪む。
そこにはスイツ国皇太子
であるシフォンの婚約者の決定を伝える記事が、大きな見出しと共に淡々と書かれてあった。
皇太子妃の座に相応しい娘と呼ばれ育ったヴァニラ・マカロナージュの恋と呼べないものの終わりと新たな人生。
* * * * *
不穏な始まりですが、ドアマットだったり虐げられていたりするわけではないです。
登場人物に善性の強い人はいません。それなりにみんな腹の底に何かしら隠し持っています。
一部女性蔑視、結婚や年齢などに対する表現があると思いますが、現代日本とは違う価値観の異世界であることをご理解ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 21:50:00
36816文字
会話率:17%
元全裸中年異世界に立つ!。産めよ増やせよ地に満ちよ!世界を飲み込め我が血族!
神様公認外来種異世界に襲来す!お前がパパに成るんだよ!
最終更新:2024-08-05 14:50:54
252014文字
会話率:24%
清き酒の中から『剣』が現れた。これを手にするのは、男系血族を維持せんとするワシ派の者だろうか、それとも自由と平等を理想にかかげるオオトリ派の者か?
力や立場の弱い者たちを優先して攻撃する、恐るべき<魔法合戦>を止めるため、一人の剣士が
酒から出ためでたい剣を手に戦場へ躍り出る!
彼の演説によって情念渦巻く大陸の人々は、新たな時代へのカギと成る重要な気づきを得られるのか。<古代>を舞台に繰り広げられる愛憎劇の結末はいかに!?全6エピソード完結!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 12:10:11
20513文字
会話率:44%
「龍の生き血」で登場したミリアン、ハンス、マクシー、そしてシュリンクとエダーの子孫の物語。
ドラゴンスレイヤー族としての血統を確立して行く過程を中心に、繰り広げられる愛と憎しみの冒険ファンタジー。
翼龍巨大化の謎を追いながら、自分たちが手に
した龍と呼応する力、サイキック能力を理解するために家族を離れて旅立ったフレイヤとマティアスが直面する数々の試練を連載形式で綴ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 08:14:08
118329文字
会話率:27%
あまりに大昔の話で誰もが子ども達に読み聞かせるお伽噺の中にのみ存在するものかと思われたドラゴンは再び人々の前に現れた。かつては彼らを絶滅の危機にまで追いやった人々だったが、永い年月を経て殺す方法をすっかり忘れてしまった。
種族の繁栄は途絶え
滅びの一途を辿るばかりかと思われたが、希望はまだ潰えてはいなかった。ドラゴン殺しの方法を知る、ドラゴン殺しの血族がいたのである。希望の名はミヘラと言った。
※本作は別作品、2階からパソコンの作中作です。併せて読まないとイマイチ腑に落ちない箇所や意味不明な展開が徐々に増えると思いますが、では2階からパソコンを読めばすっきりするかと言われればそうでもないです。そう言う物語なんだ。本当に申し訳ない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 07:47:00
74070文字
会話率:57%
その土地が呪われたのは、よくある話が発端でした。
その呪いは、今でも続いています。
いつか、その呪いが解けるまで。彼はきっとそこにいるのでしょう。
最終更新:2024-07-09 06:00:00
5560文字
会話率:0%
テンプレ書こうとして何か違うなってなった話。
婚約破棄を突き付けた王太子は、まさか自分の婚約者が魔王の血族だったとは知らなかった。その結果彼は命を落とす事になる。彼をたぶらかした男爵令嬢とともに。
っていう感じの内容ですが二人の末路はとても
あっさりなのでざまぁとかはないです。
婚約破棄された令嬢の今後は俺たちの戦いはこれからだエンドですが、その後は各自の想像におまかせする丸投げ方式。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-04 09:26:56
9493文字
会話率:32%
ただただ、優秀な血族を残すためだけに。
習俗に蹂躙された悲恋の物語。
最終更新:2024-06-30 18:04:24
15542文字
会話率:21%
ルーナは閉鎖的な村で暮らすごく普通の少女。
ただ少し、本を読んだことで薬草などに詳しいだけ。
だから閉鎖的な村で彼女は医者紛いのような事をして生活をしていた。
ある日、育ての親であり性格問題児で、神父をやっている男が傷だらけの青年を連れてき
た。
ルーナは言われた事を理解し、見様見真似だが読んだ本の通りに手当を行う。
そして目が覚めた青年はなんと貴族様でしかも王族の血族であるが、『血濡れの狂騎士』と恐れられている存在だった。
ルーナは殺されないように言葉を選びながら対応したのだが、その青年はルーナに好意的で――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 16:00:00
110050文字
会話率:49%
ルーナは閉鎖的な村で暮らす少女。
ある日、育ての親であり性格問題児で、神父をやっている男が傷だらけの青年を連れてきた。
ルーナはこの村で医師紛いな事をしながら村で暮らしている老人たちを見ながら生活してきたからこそ、神父はルーナを呼んだのだろ
うと理解した彼女は、読んだ本の通りに手当を行う。
そして目が覚めた青年はなんと貴族様でしかも王族の血族であるが、『血濡れの狂騎士』と恐れられている存在だった。
ルーナは殺されないように言葉を選びながら対応したのだが、その青年はルーナに好意的で――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 03:40:08
11099文字
会話率:58%
神代から続く、欅を御神木と仰ぐ大槻家の長男、冬樹が死んだ。「鬼の影に食われた」と珠子の祖父で当主の栄は言う。影が人を食うとは何なのか。1人取り残された珠子は戸惑い、恐れた……。
最終更新:2024-05-14 03:58:19
19982文字
会話率:26%