私は私自身が誰かの代弁者だとは思っていない。言いたいことを極薄のオブラートで包んだだけだ。私よりもっと賢くてもっとしっかりしたヒトであれば、もっと器用にしたためるのだろう。
私には「これが精一杯」
最終更新:2022-06-15 08:45:16
1653文字
会話率:0%
おかしいと思ったのだ。
どこか作り物を思わせる彫刻のような綺麗な顔の持ち主が、一般の貴族である私を嫁に迎えたいという話が来た時点から。
おかしいと思ったのだ。
結婚の儀まで一度しか顔を合わせず、私が嫁いで来てからほとんど家に寄り付か
なかったことも。
私の夫ーーリカルド様が、どこかで私を見染めて下さったなんて期待はこれっぽっちもしていなかった。
リカルド様から結婚の申し込みがあり、私たち家族は大慌て。断る理由もなくて、二つ返事で決まった結婚だった。
一度も話したことがない人。
とてつもなくモテている人。
リカルド様からは結婚するにあたって守らねばならぬ約束事を書類で提示された。
几帳面な小さな字がズラリと並んでいたが、要約すると『私には構うな。放っておけ』ということだろう。
リカルド様は女嫌いでも有名であったので、なるほどと一人頷いた。
どれも大した問題ではないと気にしていなかったけれど。
見て見ぬフリをするにはあまりにも大きな問題に気づいてしまったのです。
なんと、リカルド様には他にお慕いしている方がいたのです。
ーーそれも、私よりも美しい男性を。
BL小説ではないですが、BLについて触れる場面もあるので苦手な方は読まない方がいいかもしれないです。
宜しくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 19:59:45
27627文字
会話率:45%
ふと気が付いたら以前ハマっていた恋愛ゲーム~君の瞳を~に転生していた!?しかもよりにもよってヒロインに陰湿な嫌がらせばかりするような悪役令嬢に!
幼馴染で婚約している王子様に恋焦がれているけど、私よりもヒロインの方が断然可愛い!ということ
で涙を呑んで、私は身を引き、王子様とヒロインをくっつける作戦を始動することに。私は脇役として影からお二人の姿を眺めています。
悪役令嬢として、ヒロインに嫌がらせを……駄目だ、推しにそんなこと出来ない……!しょうがない、無能アピールをして王子様に見限って貰って、婚約破棄してもらうしかない!
……の筈が、優秀過ぎるメイドやら執事やらがいつの間にか私を持ち上げようとする!?
止めて、私の脇役道を邪魔しないで!!
私は尊い推し二人を見守りたいだけなんです!!!
※作者は恋愛ゲームをしたことがありません。
尚、この話は投稿頻度がとても遅いです、ご了承ください。
twitter↓
https://twitter.com/ITSUYANEN
同じ作者の作品↓
https://ncode.syosetu.com/n0362hd/
絶望を生き抜いた男は、陰に潜んで人生イージーモードを楽しむ~最凶の冒険者な暗殺者~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 20:14:06
18653文字
会話率:24%
邪悪な政権から大陸を解放するために召喚された2人のティーンエイジャーの物語。魔王を倒した男たちを倒さなければならないようです。
しかし、私のクラスメートはいつも真面目でエレガントな朝比奈さんは、これはかなり疑わしいと言います。彼女はとても
賢くて信頼でき、驚くべきことに私よりも多くの小説を読んでいるようです。
しかし、彼女は他人の問題に全く鈍感で気づいておらず、これらの人々が自分で冒険をするのを助けたくありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 14:22:14
189429文字
会話率:48%
「お前との婚約は、俺が望んでした訳じゃない!」
「あんなケバい女」と言われたわたくしエリザベスに向かってそう吐いたのは、侯爵家の令息で幼馴染かつ婚約者のフリードリヒ。
その心ない言葉を発端に、わたくし達は言い争いの上、婚約解消することとな
りました。
言い争いの中でケバい女扱いされた傷心のわたくし。
でも、問題はそこではないのです。
そんなわたくしを見た親友のキャロラインと幼馴染のジェイラス第三王子殿下が、何故か私よりも憤慨し始めてしまったのです!
「エリー改造計画よ」
「あの馬鹿をギャフンと言わせてやろう」
あのあの、わたくしは一体、どうしたらいいのかしら?
R15は保険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 18:12:46
48712文字
会話率:40%
『常識に捕らわれるな!革命だ!俺たちは学校の奴隷じゃねえ!』
『岡崎先生の言う通り!古い教師はもういらない!校則なんていらない!』
『ふふっ。新しい時代が来たってことね』
教頭でありベテラン教師である私は『老害』として学校を追い出された。
校長が私よりも岡崎を選ぶなら仕方がない。
でも私がいなくて本当に大丈夫ですか?
『……先生。帰ってきてくれないかしら?』
ほら来た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 22:05:57
2576文字
会話率:63%
――私、及川宏子は荻原優香が大嫌いだ。
荻原優香はスクールカースト最上位の人間で、クラスで一番の美少女。
目鼻立ちは整っており、切れ長の目と天然の長い睫毛が特徴的だ。薄い茶色に彩られたきめ細かな長髪は、お洒落なアクセサリでポニーテー
ルにまとめられている。
そして、校則ギリギリの短いスカートから伸びる細くて長い脚。その素肌は、シミひとつない雪のように真っ白だ。同性の私から見ても、本当に羨ましい。
スタイルだって抜群だ。私よりも背が高いし、実際モデルでも通用しそうなプロポーションを誇っている。立った時の姿は本当に可憐で、まるで絵本の世界に出てくるお姫様なのではないかと錯覚してしまう。
そんな彼女だから当然友達も多い。彼女の周りには自然と人が集まってくるようだ。いつ見ても、彼女の周りには人垣が形成されている。
もう一度言おう。私は荻原優香が大嫌いだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 17:03:31
7756文字
会話率:24%
『心に宿る黒いくすみ
一本、道を開くお助け致します。
あなたの願い、望み、想い、なんでもございませ。
対価はあなたが澄ませ、ほどけたくすみ。
ひとすじ想いを馳せてください。
一縷屋
』
********
冬の寒い日、少女は走った。
血の匂いがする。煙が見える。悲鳴が聞こえる。
少女は痛みに耐えながら必死に走った。
それでも体は限界で転んでしまう。
もう駄目だと思ったときに現れた青年は私よりもボロボロなのに私が無事なのを確認するとまた駆け出していった。
――それは青年の死を意味していた。
だから少女、――櫻は一縷屋に願い、望み、想った。
※数年前に書いたものです。
※場面変換が多め。
※ある意味ホラーでメリバのようなもの。
※言葉遊びがしたくて出来た作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 21:00:00
16503文字
会話率:34%
理想の朝 の同居人版です。
今作のみでも、話は通りますが、前作に一度目を通していただけると幸いです。
これは、ただの妄想に過ぎません。
設定
私:女、専門学校卒、日頃はしっかりもの、それ以外は甘えん坊。それなりに稼いでいる。
同居人:
女、家事○、私よりも年上、巨乳←主の好みです。
私の専門学校卒業をきっかけに同棲開始。
同居人の家に転がり込んだ。共働き。生活費等々は同居人管理。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-23 12:08:37
812文字
会話率:0%
私個人の理想の朝です。
ただの妄想に過ぎません。
設定
私:女、専門学校卒、日頃はしっかりもの、それ以外は甘えん坊。それなりに稼いでいる。
同居人:女、家事○、私よりも年上、巨乳←主の好みです。
私の専門学校卒業をきっかけに同棲開始
。
同居人の家に転がり込んだ。共働き。生活費等々は同居人管理。
ちなみに、同居人目線もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-22 21:44:02
571文字
会話率:0%
一目惚れしたと言われ、無理やり侯爵令息と婚約させられた侯爵令嬢のリディア。
向こう側の強い要望で婚約中から相手の屋敷で暮らす事になったのに、たった一ヵ月で婚約者は他所に女を作り浮気して浮気相手と暮らし始めた。それでも政略結婚なのだとリディア
は耐えて半年したある日……婚約者は浮気相手を屋敷に連れてきて「彼女と結婚する。今直ぐ屋敷から出て行ってくれ。君とは婚約破棄する」
と言われ終いには……
「なんか思ってたのと違った。君は可愛げないし、つまらない。それに何より、私よりも強い女は無理だ」と告げられ屋敷から追い出されてしまった……。
リディアは婚約破棄され悲しみにくれ……る事はなく、寧ろ浮気してくれてありがとございます!と礼を言いたいくらいだった。
*この作品はアルファポリス、魔法のiらんどにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-16 18:49:45
201578文字
会話率:40%
人生最悪の夜。
三年物の男に捨てられ、ヤケ酒で泥酔した私は一人の天使を拾った。
色素の薄い瞳と、私よりも長くカールしたまつ毛。
神様の悪戯で始まった、ドタバタ続きの奇妙な共同生活。
平凡だった私の日常は、このさき一体どうなってしまうのやら…
…。
ずぼらだけどどこか憎めない、そんなアラサー女性が主人公のライトなラブコメディーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-08 16:05:13
63402文字
会話率:54%
【書籍化します。9/1、角川ビーンズ文庫様より発売です】
公爵令嬢のアザレアには前世の記憶があった。それは時の皇帝を惑わし、国を混乱させた原因として処刑される記憶だった。悪女と罵られ一族郎党皆殺しにされたとき、彼女はもう二度と権力者とは関わ
らないと決め、この世を去ったのだ。しかし、何の因果か今世でアザレアは王太子ロータスの婚約者となってしまった。前世は美しさだけが取り柄だった。今世ではその取り柄すら無い。
「きっと無能な私よりも殿下にふさわしい人が現れるはず。その時は身を引くべきだ」と、前世のせいで自信を失ったアザレアはそう考えていた。
しかし、彼女は気づいていなかった。
「殿下ァ! 散歩感覚で敵国の皇帝と仲良くなってくるのはやめてください!! 両陛下の心臓が止まりかけましたのよ!?」
「殿下ァ! 修行感覚で魔王を倒してくるのやめてください!! ほらぁ! 勇者殿が泣いちゃったではありませんか!!」
「殿下ァ! 好奇心で精霊の国に行かないでください! 皆心配しております! 早く帰って……え? 帰り方がわからなくなった? もおおおおお! 急いで迎えに行きます! そこで大人しく待っていてください!!」
ハイスペックすぎるロータスに唯一対応できるのは、同じくハイスペックなアザレアしかいないと。
これは、ネガティブな一級フラグ建築士アザレアと、天然なフラグクラッシャーのロータスが、くっつくまでのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-01 14:02:04
123533文字
会話率:39%
私は20年も前に傲慢であることを理由とされ、婚約破棄された悪役令嬢だった。
それは私よりも狡猾な妹に陥れられたからだったが。
私は辺境送りとなり下町に捨てられたが、そこで旅の魔法使いに拾われ、今は魔法協会支部長になっていた。
そんな私の前に
王弟がやってきて私に婚約者になってくれと言ってきたのだが。
まだ24歳の青年で?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 20:08:31
2905文字
会話率:57%
私よりも年上の方からすれば、何をバカな事をとお笑いでしょうが、最近特に考えるようになってしまった事を超短編にまとめて見ました。
最終更新:2021-06-19 05:24:05
251文字
会話率:0%
業界トップクラスの実績を誇る禁煙マイスターである私。なんと、今までに一〇〇回の禁煙に成功しているのだ。他の業者は多くても一〇回、中には一回の禁煙しか成功してない者もいる。私の実績には到底及ばない。しかし、不思議なことに、私よりも彼らのほうが
喫煙者人気があるのだ。実に不思議で不可解だ。どうしてだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-07 19:18:13
1174文字
会話率:42%
私の好みをそのまま結婚適齢期の男の子の形にしたような元彼は私よりも環境に優しかった。
地球環境の持続可能性を理由に彼と別れた私は、すっきりしたような、後悔しているような、残念なような、また会いたいような。
彼の真っすぐな私の求め方が良かった
のもあって、矛盾する気持ちが上手く整理できないまま、なるようになっただけだと納得しようとするのだが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 09:00:00
1380文字
会話率:5%
『愛してるよ、レティ。きっと、天地が変わっても、この愛だけは変わらない。』
素敵な婚約者は笑顔でそう言った。でも、今の彼はそんなことを言っていたと思えないくらい冷たい。それどころか、私よりもずっとずっと素敵な子の取り巻きの1人に成り下がって
る。だけれど、私は彼を諦めきれなかった。どんなに蔑まれても好きだった。
私は君が大好きです。
だから、あなたを信じて待ち続けます。
これは、とある女の子と男の子の相思相愛、
非リア(私)には耐え難い溺愛ラブストーリー。
に、する予定です。(自信なし)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-05 16:16:58
759文字
会話率:23%
ゲイだって幸せになりたい!!
素敵な恋愛がしたい!素敵な彼氏が欲しい!
そう思いながらも、ずっと『ゲイだから幸せになれない』って思って生きてきた。
でもこれからは『ゲイで生まれたから、私は私だけ幸せをつかめたんだ!!』って思えるように
なりたいなって。
同じような人が少しでも共感して、私よりもっと早く幸せを見つける旅に出られるようなればと思います!
あなたも私も、ボクも、あたいも一緒に幸せになりましょう!!!!٩(^‿^)۶折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-08 13:34:59
1995文字
会話率:0%
女魔王ミスリアは勇者との戦いに敗れて消滅したはずなのだが、目が覚めると人間の赤子(♀)のエリスとして200年後くらいに転生していた。
15年後、王都にある学園へと通えることになったのだが、同じ学年に転生者の青年がいて、乙女ゲーの世界に似て
いると教えられる。ただ、エリスは乙女ゲーを知るわけもなく転生者の説明がほとんど分からない。それでも、自分の知識と力を活かして解決してしまう。ただ、シナリオブレイクをしてしまうために未来が変わってしまうのはご愛嬌。
王子達が同じクラスだと? 興味ない。私よりも強いか同等の男なら考えてやる。弱さは罪だ。
更新速度がカメ並みですのでごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-27 22:11:59
48231文字
会話率:67%
ひと昔前の冬は暖房が少なく、子供たちの間ではどう身体を暖めるかは、ちょっとした問題だった。
幼い私たちの間で流行っていたのは、おんぶじゃんけん。
おんぶと動くことの両方をこなすこれは、なかなか力が必要で身体が暖まった。
その私の最初のじ
ゃんけんの相手は、よっぽどのことがない限り決まっている。
私よりも背が高く、色白な彼女だ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-08 22:00:00
2947文字
会話率:3%