高校生の宇方修一は、校舎の中に響くピアノの音に誘われて、放課後の音楽室を覗き込む。修一はそこで不思議な雰囲気を漂わせた女子生徒、南沢優と出会う。彼女はこの音楽室に伝わる奇妙な噂を楽し気に語る──放課後に一人でピアノを弾いていると、謎の力に
よってどこかに連れて行かれてしまうというのだ。話を真に受けていなかった修一だが、オカルト話好きの金城に連れられ、噂の真相を確かめようと行動するが……。
※昔書いた拙作ですが、どうか読んでやってくださいな。
※評価・感想お待ちしております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-29 01:01:20
10206文字
会話率:46%
高校で出会った友達の優菜の家に遊びにきた美香は優菜の兄に恋する。優菜の冗談を真に受けて2週間以内に彼女になろうと奮闘する。無事に彼女になれた美香だけど……。
基本的に同じ日を女性、男性視点で描いていく小説です。「勘違いですれ違った恋」、「
運命のカミーリア」の主人公隼人の両親、美香と琉依の物語で関連していますが別の小説としてこれだけで読めます。
イメージは1990年代ですが厳密ではないので雰囲気で読んでみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-03 10:35:16
692494文字
会話率:79%
昔々、といってもそれほど昔ではなく、とある少年が幼い頃の話。
少年は、真面目で要領が良く秀才であった。
それが故に、母と父からはいつもいつも褒められていた。
小学校へ上がると同時に、塾へ通うようになり、学力を着々と身につけて行き、遂には高校
数学に取り掛かっている程であった。
少年は、真面目で誠実だった。
故に皆の言葉を真に受けては、折れてそれでも懸命に生きていた。
しかし、中学に上がると、その身につけられた、秀才の所為で彼は毎日毎日いじめられる日々を送っていた。日に日にそれはエスカレートして、それまであった少年の心の余裕は段々と蝕んで、遂には、どうしてもいいか分からず、ただ、焦るばかり。
そして迷った挙句、非行に走ったのだったーー
ーーそして彼が高校に上がる頃には
「よお……俺にも一本くれや……」
フードを被って、同じ不良仲間に煙草を強請る変わり果てた少年の姿があった。言うまでもなくその少年というのが、いじめられていたその少年という訳なのだが、どういう道を踏み外したのか、こういった事になっていた……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-16 17:09:15
35458文字
会話率:46%
どんな時でも笑顔を浮かべ続け、社交界を賑わす鉄壁の淑女(アイアン・レディー)こと、ロザリア・フェルマール。
そんな彼女が笑顔を浮かべ続けるのは、幼少期のとある少年との出会いが原因だった。
「泣くくらいなら言い返せ。できないなら、作り笑顔で
も浮かべて聞き流せ。言葉のひとつひとつを真に受けていては、この世界では生き残れない」
その言葉で、彼女は決意した。常に笑顔でい続けよう、と。
彼との再会を望むロザリア、そしてそんな彼女に突如舞い降りた婚約話――相手は第一王子のフォルア・デュナンダル!?
自分を変えてくれた男の子を探すロザリアと、何故か婚約者になったフォルア。
政略結婚から始まる……かもしれない恋愛小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-23 14:00:00
12516文字
会話率:55%
マイペースで占いを信じる高校生一年の男子生徒、通称サー君は「ステキな出会い」の占いの結果を真に受けて学校を登校するが、ホームルームの役員決めで見事生徒会の役員に任命されてしまった。サー君という変なあだ名と共に。
サー君は放課後、言われ
た通りに普段人が通らない生徒会室に向かう。辿り着くのが大変だったが無事、生徒会室の扉の前へ。そこで出会ったのが透き通った髪の女性。名前は雪羽。この校内には見ないかわいい女性だ。翌日、雪羽の正体は幽霊であり、生徒会室を立て直したいという。その時、サー君は決意し一緒に生徒会室を立て直すことを決めた。そして二人は出会い、サー君は一目ぼれをした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-30 14:42:52
10809文字
会話率:39%
ある夏休みの朝。ラジオ体操から戻ってくるとお父さんから用事を言い付かる。それは隣町の寺に先祖代々伝わっている「達磨大師」の掛け軸を納めるというものであったが……。ハートフルコメディを目指しました!*ツイッターで「#小説を書いてほしいRT」ー
ー絵師さんの絵を見て小説を書くぞっとぼやいたのですが、無反応。同情した小倉ひろあき先生に「達磨大師」の絵をもらったので、冗談を真に受けて書いてしまった短編です。**ツギクルでも登録してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-22 04:46:42
9788文字
会話率:41%
自称剣聖に引き取られ、その技術の全てを受け継いだ少年は、やがて成長してその称号をも継承した。
しかし剣一筋に生きてきた自分の人生に疑問を抱いた彼は、唐突に年頃の感情に芽生える。
「俺、モテたい!」
彼は洗練された男になるため、ド田
舎の故郷から大都会へ旅立つことを決意するが……。
衛兵に追われたり、戦闘狂に狙われたり、ギルド間の問題に巻き込まれたり、お金に困ったりと上手くいかないことばかり。
『女に好まれるのは紳士。優しい男』
『逆に疎まれるのは冒険者。野蛮な男』
――そんなアドバイスを真に受けて、彼は今日も年頃の夢を追い求める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-03 18:21:01
25885文字
会話率:21%
●予告篇●
「ダメ人間の、ダメ人間による、ダメ人間のための祭典。それこそが、ダメ人間コンテスト」
――はじまりは唐突に――
「……ありのまま、自分のダメの全部を武器にして戦う。それが『ダメ人間コンテスト』」
――ごく普通の大学生、室
戸の人生を変えた、奇妙な出会い――
「……自分の、この世の不条理をすべてねじ伏せに行ったのだと」
「かしゅぅぅぅぅぅ、なっつどぇぇぇぇぇぇぇす!!」
「……ド素人連れて『溜王』? そんなドリームを真に受けて本気でやろうとでも? 面白いヒトだぁ」
「……でもキミに逢った。これは何?」
「……少々手を入れさせてくれ、ジョリー」
「みんなーっ!! ダメ人間にぃぃぃぃ、なりたいかぁぁぁぁぁぁっ!!」
「あ、余裕のウェーイ、あ、余裕のウェーイwwwあ、余裕のWooooooooooooooooomっ!!!」
「……俺みたいな高3でダメ張ってる腐れ野郎、他に、いますかっていねーか、はは」
「……同時に萌えの大部分をアヤ・ハツマに傾倒しているワタクシとしましてはフォヌマロカリスww」
「ユー、メイド、ミー、ハッピー。ヒャハぁぁぁ!!」
「がああああぁあぁあっ……左括約筋が攣ってる……右も限界に近い…」
「ぼ、僕はここで肯定された……肯定されたんですっ! ダメな自分のダメだったことを!!」
――様々なダメ人間たちとの、壮絶な戦い、そして、運命の出逢い――
「自分のこと、『自分』って言うのやめなさいよっ、自分に自信が無いからっ、『自分』なんて言葉で逃げんのよっ」
――「元老院」を標榜する、強敵たちとの死闘の中、――
【『このダメ対局をっ!! 中断しない!! 納得のいく説明っ!!』】
「『……それでもって○○が××で××しちゃった! ××!! ××!!』」
「……逃げんのかよ、逃げんじゃねえよ、男らしくねえぞっ」
「……でもその後に残ったのは、毒も澱も出し尽くした、ニュートラルな自分だった」
「……あなたのしがらみを全てぶち壊す。元老を、元老の元凶を引きずり出して決着をつけます」
――室戸は、少しずつ、無理やりにも自分自身と向き合っていく――
「……ダメを愛する心がなけりゃあ……ダメ人間じゃねえのさ」
――すべての、愛すべきダメ人間たちに贈る、魂の浄化の祭典――
<ダメ×人×間×コン×テス×ト>
――完結&絶賛公開中――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-24 23:05:29
307877文字
会話率:43%
何年も前からベランダに現れる、大きな黒い野良猫。
留守番の多い俺の、貴重な話し相手だった。
中学3年、現実からなんとなく逃げていたその日も、大した意図もなく猫相手に愚痴をこぼした。
それだけだったのに……。
まさか、その愚痴を真に受けて、猫
が話だすなんて……。
「俺は、お前の父親の友達だ」
饒舌にしゃべりだした黒猫に、全てを知っていたような母。
俺の父親は、『死神』の相棒を務める『猫神』だった!
猫神の仕事は、迷っている魂が望むことを察し、魂を慰める方法を考えること
俺は、半ば強引に、半分人の身体をもつ猫神の身でありながら、父の仕事を手伝うはめになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-13 13:19:22
34132文字
会話率:45%
神の声を聞いたことがある高橋 政。神に、前世の業を背負って不遇な人生をおくるだろうと予言される。それを真に受けて努力を一切怠った人間として育ったが……ある事件をきっかけに色々な変化が政の周りで起きる。不幸になるという神様の予言は、本当かど
うか。それは、これを読んで確かめて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-19 19:00:00
10114文字
会話率:54%
適当に適当なことを書いています。
酷い悪口を見ても真に受けてはいけません。
エッセイって何だ?
最終更新:2017-01-13 16:33:27
3437文字
会話率:12%
主人公、藤澤克樹は次のステージに向けて動いていた。色々言われるが、一つ一つ真に受けていたらキリがない。自分を持つこと、迷いを捨てること・・・自分らしさよりあるべき自分を追及していく。
キーワード:
最終更新:2016-11-10 17:34:51
1034文字
会話率:0%
「娘と結婚した男には、持参金として茅蜩館ホテルを与える」
そんな父親の発言を真に受けて橘乃に言い寄ってくれる男たちは、少しは自分に気があるのか? それとも格式のあるホテルだけが目当てなのか?なぜか気になるあの人も?(物語の始まりは1977
(昭和52)年です)(自サイト『風花亭』より転載)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-25 17:11:40
632244文字
会話率:54%
VR技術が公開されて──早10年。一般家庭まで浸透してきたVR技術は、止まるところを知らなかった!
ある会社がVR技術に、MMOの要素を加えたゲームを発売した。そのゲームの名は"リアルワールド"──それは『もう1つの
世界』を舞台としたVRMMOであった。
親友に誘われた主人公:マオは、「戦闘を極めるにしろ、生産を極めるにしろ『魔力』は重要な要素だ!」という言葉を真に受けて、勘違いのスキル構成をしてしまう!!
──それが、【公式チート】による無双の始まりであった。
親友や、幼馴染みたちに支えられ、マオはゲームを楽しんでゆく! ある時、ステータス画面を見て気付く。
──職業【魔王様】
それが、マオのリアルワールド内での地位を確固たるモノにしてゆく……。
この作品は、『ありえない生産職 ~あんたが生産職なわけがない!!~』を再構築した物語になります。登場人物、役割、立場と結構な面で変更されています。
もう1つの『ありえない』として、お楽しみいただけたらと思います。
誤字・脱字、ご意見、ご感想、質問、評価などよろしければお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-04 12:00:00
47814文字
会話率:24%
住んでいる村がピンチなときに助けてくれた冒険者はボディビルダーのような人だった。
某ターミネー0ーに出てくるアーノルドなシュワちゃんの様にムキムキでした。
そんな冒険者に惚れた姉。
僕の姉はその時までは、幼いながらこの辺りの村で一番
の美少女になると言われていた。だが、その冒険者の女性の好みを聞いたら冗談混じりにこう答えた。
「俺の嫁さんになるなら、俺の様な肉体美を誇る女じゃないといけないな。」
それを真に受けて、筋肉をつけようとする姉。
本来であれば、辺鄙な村の生活ではどうやってもムキムキにはなれないハズだった。
そこに、僕の前世の知識を使い、徐々にムキムキになっていく姉。
数年後、すっかりゴリマッチョになってしまった姉がいた。
やべーー、ヤリスギタかも!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-21 15:37:26
3677文字
会話率:15%
平凡な日常は留学から帰ってきた姉・弥生によって激変した!
「もう……ダメ……睦月く~ん ♡ スキスキ~ ♡」
ムツキニウム欠乏症の病を患ってしまった姉は長年の間に秘めた想いを弟・睦月にぶつけた。
「な、何言ってるんですか姉さん! 私たち
兄妹なんですよ!」
至極真っ当な反論を、
「ホームステイ先のダディが言っていた。『自由を愛せ。愛することは自由。むしろフリーダム!』って。だから弟でも愛しても構わないとお姉ちゃんは思うの」
かつて暴姉と呼ばれた姉の口から飛び出した新たな格言で軽く一蹴。
「そ、そんなわけないですっ」
妹・卯月は猛反発するも、姉の言葉を真に受けてしまう。
そんなこんなで始まるハーレムコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-11 09:08:00
5573文字
会話率:55%
今日のお話は、短いながら前回のエッセイより『どぎつい』ので、
下記四点が守れない方は、ここでブラウザバックお願いします。
【注意事項】
1.私が必ず返信するとは限らない事を了承いただける方(チキンなので)。
2.関係のない第三
者を中傷した場合、削除&ブロックされても構わない方。
3.内容みても心が折れない方。泣かない方。私を恨まない方。
4.ポイントが低くても、頑張っていく覚悟がある方。
2016/11/20
いまだに読んでくれる方もいるので、思い切って改訂いたしました。
だれかの励みになってくれればと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-09 21:36:11
13560文字
会話率:30%
お台場のタワー・ビルから月を見ると、ごくたまに「月鏡」が見えるという。そんな都市伝説を真に受けて、わたしは……。
最終更新:2014-11-20 00:03:31
1129文字
会話率:0%
これまでのあらすじ。
宇宙が誕生した。
このことに関して多くの生物が「よくもまあやってくれたな」と、非難の嵐が飛び交った。
誰も生誕を望んでいなかった。
望むものがいたとしたら、そいつは毎朝フレンチトーストをエスプレッソで流し込み、性奴隷
を百人は持ち、クルーザーを乗り回すような奴であり、そしてそいつは未だかつて誕生したことがない奴だというのがイルカからコウモリまで果てはスタングラン星人までの一般意志であった。
しかし、中には生命の尊重という詐欺師めいた生物がいた。それが人間である。驚くべきことは、人間は生命の尊厳を本気で信じているらしいということである。
「生命」という宇宙のジョークを真に受けているということは、他の生命体からしてみれば異様で嘲笑の的となる反面、好奇心を刺激するものであった。
「人間」についての研究が他の生物にとってささやかな娯楽となった。
あなたは世界の書籍のほとんど全てが人間を題材にし、主役を勤めていることに気づいただろうか。
その理由は以上のようなためである。
この物語もその多くのうちの一つである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-01 01:35:51
725文字
会話率:0%
メロスはある日、五〇〇〇円ポッキリとの説明を真に受けて、軽い気持ちで風俗店に入る。
しかし、そこはぼったくりで有名な店だった。
メロスは激怒し、守銭奴の風俗店店長を除かねばならぬと決意する。
最終更新:2013-05-30 01:00:48
9465文字
会話率:16%