何年も前からベランダに現れる、大きな黒い野良猫。
留守番の多い俺の、貴重な話し相手だった。
中学3年、現実からなんとなく逃げていたその日も、大した意図もなく猫相手に愚痴をこぼした。
それだけだったのに……。
まさか、その愚痴を真に受けて、猫
が話だすなんて……。
「俺は、お前の父親の友達だ」
饒舌にしゃべりだした黒猫に、全てを知っていたような母。
俺の父親は、『死神』の相棒を務める『猫神』だった!
猫神の仕事は、迷っている魂が望むことを察し、魂を慰める方法を考えること
俺は、半ば強引に、半分人の身体をもつ猫神の身でありながら、父の仕事を手伝うはめになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-13 13:19:22
34132文字
会話率:45%
ある日、ライルは前世を思い出す。
それは、前世で天城唯として生きた記憶。
最低な親不孝だった自分を後悔して死んでいった自分を。
そして、またこの世界でも同じように親不孝だった自分。
ライルは前世を思い出した意味を悟り、覚悟を決める。
元旅芸団の団長だった親父の後を継ぐ事を。
そして、本当の父に胸を張って会えるように。
ライルは旅芸団として成り上がる事を決意する。
瞳に加護を持った少年は、仲間を集めながら共にこの世界で英雄《アイドル》を目指して行く。
少年がゆっくりまったりと、英雄への道を歩んで行く話です。
一章は少し駆け足です。
二章からはゆっくり進めていこうと思いますよろしくお願いします!
感想、評価など貰えれば嬉しいです。
ブクマもよろしければ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-05 16:36:54
76386文字
会話率:26%
神崎真琴(かんざきまこと)と砂川束沙(すなかわつかさ)。
二人は小学3年の時、一度だけ会話をしたことがある。
束沙はその後すぐ転校することになり、中学3年の春に再びこの町に戻ってきた。
中学3年の春、
同じクラスになった神崎真琴
と思わぬ形で再会してから束沙の生活環境は変わっていったのだった・・・・。
そして、今日から高校生。
もちろん(?)二人は同じ高校。
『ヤンデレ美少年に振り回される、普通女子の物語』
※サクサクゆるーく物語は進行していきます 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-04 08:58:14
45017文字
会話率:33%
都築百花は、今年30才の平凡な会社勤務のOL。
毎日会社とアパートを行き来するだけの地味な生活を送っていた。
そこに今年から入ってきた新入社員、栗栖川透が現れた。
“誰もが認めるイケメン新入社員”栗栖川のOJTに任命された百花は必然的に彼と
関わることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-17 02:04:46
6663文字
会話率:38%
おとなしい女子高生、香枝優妃(かえだゆうひ)。
夏休みに入る数日前、突然同じ高校の先輩から人生初の告白をされた。
その先輩は、高校で有名な早馬(はやま)朝斗(あさと)先輩だった。
恋が動き出したのは、夏休みに入ってからー―ー。
★
☆登場人物それぞれが、‘恋してるだけ’の物語。※登場人物ごとに視点が変わることがあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-14 22:16:07
373436文字
会話率:39%
思いつきで京を訪れた男の名は藤田五郎。以前は斎藤一として闊歩していたこの町で、彼はかつての同朋、沖田総司の忘れ形見と出会う。忘れ形見に思い出す今は亡き同朋、初めて会った男に聞かされる父の姿。まるで短い夢のように、それでも確かに幕末の動乱の残
り火に身を焦がし二人は明治を駆け抜けた。※モバスペでも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-14 12:14:01
7242文字
会話率:17%
『黄昏駅』について
―黄昏駅禁止事項―
① 未来の話をしてはいけない
② 駅長に逆らってはいけない
③ 正しい列車に乗らなければならない
④ 駅の外に出てはいけない
⑤ 駅で得た物を持ち出してはいけない
―施設案内―
待合室には売店と無
料のドリンクサーバーがございます。電車が来るまではこちらでお過ごし下さい。
食べ物や嗜好品、その他必要な品物は売店でお買い求め頂けます。
お休みの際は仮眠室へどうぞ。シャワールームやランドリーも併設されております。黄昏駅御利用者様には無料で開放されております。
何かお困りの際は駅長をお呼び下さい。
では、ごゆっくりお過ごし下さい。
この作品は『E☆ エブリスタ』さんにて加筆・修正版を掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-20 03:02:27
91045文字
会話率:44%
現実と並行しながらも実際には起こり得ない奇妙な世界。
至極普通のサラリーマンとして変わらない日常を送っていた上村は、ある日謎の生物に襲われ、その時に開花した能力で生物を撃退した事で政府の討伐部隊へ招集され特別国家公務員となる。
そして、その部隊では二度と会えないと思っていた初恋の人物との奇跡的な再開を果たす。
妄想マシンの筆者が思いのままに綴った、現実と非現実が合わさったもう一つの世界で、奇妙な仲間達と正体不明の敵を討伐する妄想戦記です。
※2016/1/4 文構成再見直し実施中です。
※2016/11/20 文構成再見直し完了致しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-29 00:10:19
303784文字
会話率:43%
王都イストレージャの南東の方角にある交易都市カレンデュラ。
三方をペリル海に囲まれたその美しい都市は、交易都市の名に恥じない経済の中心地だった。
そこに齢二十六にして多くの富を築いた商人、アイディンがいた。
彼はある日案内人ドゥーダに連れ
られた王家の付き人に命じられる。
「この国一番の宝を持て」
そして時をほぼ同じくして彼の前に現れた目見麗しい押し掛け弟子のエルヴァン。
エルヴァンは言う。
「私は知りたい。この国を潤わす術を」
都市一番の商人アイディンと世間知らずの弟子エルヴァンの出会いはここカレンデュラに何を起こすのか。
小さな経済学術所、ここに開講――。
※他サイトと重複投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-17 02:07:00
126086文字
会話率:65%
すべてが終わった世界の、二人の話。*pixivにて企画投稿させていただいた物を再編集したものになります。問題等ありましたらご連絡ください。
最終更新:2013-10-07 00:47:34
11625文字
会話率:14%
『連載小説』眼に難病をもつ転校生の少女と一緒に下校することを強要された少年。ぎこちなくも二人の距離は縮まっていく。が、しかし・・・・
最終更新:2009-04-19 09:18:12
109521文字
会話率:31%