私立天祥学園高等部の仲良し三人組。
二年生の男子学生・姫野誠(ひめのまこと)、
同じく二年生の女子学生・二瀬姫乃(ふたせひめの)、金子煌(かねこあきら)には、他にも名前がある。
誠は華睡蓮(かすいれん)、
姫乃はインファ、
そして煌が石菫
青(せききんせい)。
三人だけが、お互いに知っている名前。
三人の共通点は、同い年であること、同じ学校に通っていることのほかに、重大なことがひとつ。
それは、前世の記憶がある、ということ。
「私たちは、クーデターの晩に非業の死を遂げた……多分?」
“おそらく”は陰謀蠢く王宮から、
“多分”現代日本の庶民に転生した、と暫定的に判断した三人は、
相思相愛だった想い人を、探しているのかいないのか。
輪廻転生の記憶は思春期の妄想なのか、真実なのか。
三人の姫(仮)は今日も放課後に恋バナをする。
※この物語には、ヘテロカップルの他、
ボーイズラブ要素、ガールズラブ要素が入る可能性があることを予めご承知おきください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 12:34:06
11249文字
会話率:32%
賢帝賢妃と名高い皇帝夫妻はおしどり夫婦で有名である。
が、やや愛し方が過激である。
「ねえ、イリス、例えばなんだけど、もしも僕が側妃を迎えたいって言ったらどうする?」
「一万歩譲った回答と、一歩も譲らない回答と、本音、どれが聞きたいかしら?
」
そばで会話を聞いていた財務大臣のロドリーはその問答を聞いて冷や汗をダラダラとかくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 18:37:09
4737文字
会話率:53%
十八歳の少年レイには十三歳から共に暮らす学校の教師であり、孤児だったレイを義弟として教会から身を引き取った義兄のデイレスがいた。臆病で人を怖がるレイにデイレスは自分がいつでもいるといって学校で苛められていた彼の心の傷を癒す本当の兄のような存
在。しかし、彼への信頼と憧れの思いはいつしか恋心に変わっていた。
男が男に恋をするだなんて可笑しく、いけないことなのだろう。レイはその感情を必死に堪えていた。
レイが学校を卒業する数日前、彼を虐める男子の集団はデイレスが死神であるといった噂話をしていて、レイはそれを耳にしてしまう。
死神というのは、数年前にこの村の山の麓にある教会をたった一夜で乗っ取り、大鎌で殺した人間の血肉を貪る世にも恐ろしき存在。何千もの人間を廃教会へ連れ出し、殺戮を続ける凶悪な化物のことだ。
あんなに優しいデイレスが死神な訳が無い。
しかし、学校を卒業した日の夜、デイレスに連れられてやってきたのは廃教会。
血生臭い悪臭が漂う中レイは教会の地下室、祭壇のある小部屋へと誘導される。
グチャリ。
肉塊が踏みつけられた音だった。
恐る恐るレイが下を見下ろすと___
そこみは他の死体よりも損傷が酷いレイを虐めた彼らの亡骸だった。
デイレスの名を叫ぶレイの白い頬に背後から彼の冷たい掌が触れる。
「ああ、そんなに怯えないでくれ。余りにも可愛い過ぎて俺の喉がお前の血を欲しがっている」
デイレスの黒髪は白銀の長髪に変わり、赤い瞳には獣のような鋭い瞳孔が。
爪も伸びていて、ニヤリと笑う口元からは獰猛な二本の牙が零れていた。
祭壇上の椅子に腰掛け漆黒の大鎌を背負うその姿は死神そのものだった。
無垢な子どもの血は上手い
そんな噂と好奇心だけでレイを引き取ったデイレス。
しかし臆病なレイがデイレスに対してのみ甘えるその姿に理性が吹き飛ぶ程のとある衝動を引き起こしていた。
溺愛から生まれた愛の歪みはエスカレートしていく。
そしてレイは感じた。
死神を前にした恐怖、絶望、心臓の悲鳴。
それと興奮。
教師として、普段の好青年なデイレスの面影は無いが、殺しと血に飢えた本来の彼の姿は実に妖艶で、引き込まれる。
抱き合った二人は今宵......
赤黒く歪んだ、けれども相思相愛故に契約の首輪を取り付けて監禁を受諾した少年と彼を愛する闇深き死神のストーリーが今、幕を上げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 22:23:41
43380文字
会話率:23%
辺境の地に生まれたリナリアは、同じ孤児院で兄妹のように育った幼馴染のルカシオンと相思相愛の恋人同士だった。――あの日、この国のお姫様に出会うまでは。
孤独な女王に全てを捧げる護衛騎士となった幼馴染は、リナリアを冷たく突き放す。それでも諦めき
れないリナリアは、少しでも彼に近づくため騎士となるが――?
※かなりハードな展開続きます。よくあるようなハッピーエンドでもありません。苦手な方は回れ右をお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 17:22:28
26244文字
会話率:20%
無表情の理由を考えたことはありますか?笑わないと笑えないは違いますよ。
最終更新:2024-10-02 18:34:22
1996文字
会話率:10%
『学園の王子様』と呼ばれているわたくしがお仕えする公爵家の若様は今日もヘタレていらっしゃいます。
『学園の王子様(笑)』の姿は偽りで、どちらかと言えばお口が少々悪くて粗野なタイプなのに、幼い頃に大好きで仕方がないご婚約者様に、『優しく振
舞った方が後々いいと思う!』と言われたのを採用して、王子様然としておふるまいなのですが……。
でも大好きで大好きで仕方がないご婚約者様の前では素のご自分でいたいと振舞うあまりに、優しく振舞われて色々勘違いしたご令嬢が近づいてくるわ、粗野な態度で接していたご婚約者様に嫌われていると勘違いされるわ、まったく踏んだり蹴ったりでございますね。
そしてある日、とうとうご婚約者様が婚約解消を言い出して?!
どうなる若様! 頑張れ若様! ヘタレている場合ではございませんよっ!! なんて思っていたら、ご婚約者様が攫われて?!
※拗らせたなんだかんだと相思相愛カップルを眺める侍女視点でお送りします。残酷描写は念の為。
※柴野いずみ様主催「ヘタレヒーロー企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 18:00:00
8542文字
会話率:14%
魔障とそれに憑りつかれ狂暴化する魔獣という存在がいる世界に異世界転生したわたくし。
さらに魔障をどうにかする為に、異世界から聖女召喚を行うようです。聖女様が覚醒されるには相思相愛のお相手が必要とか。それなんて乙女ゲー?
それでも、異世
界召喚なんて世界を超えた誘拐犯の所業!無理やり召喚された聖女様には幸せになって欲しい!幸せの為ならイケメン逆ハー作っていただいても!と色々していたら、乙女ゲーだったら攻略対象ぽい己の婚約者は溺愛してくるし、他の攻略対象ぽい方々はやる気を感じません。シチュエーションだけ見れば乙女ゲーぽいですが、そしたらわたくし悪役令嬢役ですか?!と思ったら、別のご令嬢に悪役令嬢ぽく絡まれました。あれ?わたくしの役って一体?
乙女ゲーぽい(だけの)世界で奮闘する転生令嬢。異世界転移してくる聖女様の幸せを目指して、転生時のお約束、白い空間でお会いした女神様のお願いも果たすべく、わたくし頑張ります!
ところでここ、本当に乙女ゲーの中じゃないんですよね?
第一章 学苑編(完結済み。予約投稿します)
第二章 討伐編(執筆中。完結次第予約投稿します)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-02 10:00:00
330637文字
会話率:43%
ベラトリクス侯爵家のセイフィーラと、ライオロック王国の第一王子であるユークリットは婚約者同士だ。二人は周りが羨むほどの相思相愛な仲で、通っている学園で日々仲睦まじく過ごしていた。
ある日、セイフィーラは落馬をし、その衝撃で《前世》の記憶を
取り戻す。ここはゲームの中の世界で、自分は“悪役令嬢”だということを。
転入生のヒロインにユークリットが一目惚れをしてしまい、セイフィーラは二人の仲に嫉妬してヒロインを虐め、最後は『婚約破棄』をされ修道院に送られる運命であることを――
そのことをユークリットに告げると、「絶対にその彼女に目移りなんてしない。俺がこの世で愛しているのは君だけなんだ」と真剣に言ってくれたのだが……。
その日の朝礼後、ゲームの展開通り、ヒロインのリルカが転入してくる。
――そして、セイフィーラは見てしまった。
目を見開き、頬を紅潮させながらリルカを見つめているユークリットの顔を――
※作者独自の世界設定です。ゆるめなので、突っ込みは心の中でお手柔らかに願います……。
※たまに第三者視点が入ります。(タイトルに記載)
※他サイト様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 11:10:00
117541文字
会話率:41%
私ことアディル・ラヴェインは、伯爵家の一人娘であり、日本人からの転生者だ。
そんな私は、義妹と相思相愛で結婚の約束までしていたと噂されているヴァルフレッド・オブラスタ公爵と政略結婚をし、只今、初夜の真っ最中である。
私を睨みつけている公爵
閣下から、あのお決まりの言葉が出ることを今か今かと待ち侘びて……ついに!
「君を好きになることはない」
キタァーーーッ!!
そして私は笑顔で返す。「私も以下同文です」、と。
けれど公爵閣下は何故か傷付いた顔をし、「考え直してくれ」と言ってきて!?
傷付いた顔をするのは本来なら私のハズでは!? 一体どういうこと!?
※コメディです。生温かい目で読んで下さいませ。
少しでもクスリと笑って頂けたら至福の喜びです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 21:15:14
17517文字
会話率:36%
おかげさまで170万PV突破しました!(ランキング入りしてない作品では快挙だと個人的に思っておりますw)
そしてアイリスNEOファンタジー大賞8で惜しくも受賞にはなりませんでしたが一次選考通過しました、ありがとうございます!
居場所がない
訳あり少女、リーシェ16歳。
ひょんなことから、人嫌いな領主のクエリーシェルの家にメイドとして転がりこんだ。
それからリーシェは裁縫・調理・掃除と基礎的なことから、薬学・天候・気功・通訳など幅広い知識と能力を駆使して有能なメイドとして活躍する。
「なぜこんなに若いメイドがここまで有能なのか?」
クエリーシェルは謎に包まれたリーシェの存在に疑問を感じながらも、彼女にだんだんと興味を持つようになっていく。
実は、彼女の正体はただのメイドではなく……?
※基本はリーシェの一人称で話が進みますが、たまに視点が変わります。
※基本はNL
※同性愛(BL・GL)を含む部分有り
※アルファポリス、カクヨムにも掲載しております。
※毎週月曜更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 22:18:52
830768文字
会話率:53%
自分を変えるためなら、一度だけ、どんな願いも叶うアイテムを、全人類が胸に宿している世界。
アイテムの使い道に悩む少年ルイスは、相思相愛の少女キャロルから、王子様になってとお願いされる。ルイスは王子に弟子入りするべく、オトギの国へ向う。
ルイ
スにはもうひとつの目的もあった。しかし、それどころではなかった。
オトギの国は、深刻な王子不足。待望の王子志望者ルイスには、あらゆる誘惑と試練が待っていた。
護衛の勇者達と共に、個性的な願いを叶えた者達と出会いながら、理想の王子を目指す物語。
児童書並みに、さわやかなところがあります。
カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 01:05:45
573431文字
会話率:54%
光の国サンベールの第一王女サンベリルは、闇の国ダークレイから派遣された教育係タナトスと授業を通じて親しくなり、彼と相思相愛になっていた。第二王女スファレは「教育係と結ばれることはない」と忠告するが、サンベリルの心は揺るがない。そこでスファレ
はタナトスにも姉について尋ねるが、彼も諦める気はないらしい。そして、タナトスの様子には底知れぬものがあった。
そんな時、ダークレイ国の王子とサンベリルの婚約話が進み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-03 17:23:19
26202文字
会話率:37%
気が付くと私は悪徳令嬢マリエールだ。家畜を囲いから逃がしたり、秘伝の壺を割ったり、貴族を殴ったり数えれば切りがないくらいやらかして来た。婚約者の王子は理解を示してくれるがこの様な粗忽者が王妃になれるのかと婚約破棄を王子に進言するものは多い
。しかしマリエールの人格を愛する者は多く、友達は多い。婚約者とも相思相愛だ。暗殺者がマリエール狙う。庇おうとした王子を庇って絶命する。直ぐに転生したのでマリエールを抱いていた王子さえ気付かない。暗殺者は捕らえられマリエールを狙うグループが
判る。事件以来粗忽は減った。しかし、新たな危機がマリエール達を襲う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 15:39:29
24330文字
会話率:37%
――ガリ勉ぼっちヲタク。
この最悪な称号を冠せられた経験もある貴人(たかと)は勉学に全てを捧げてきた。侮辱してきた者達を見返すためだ。
しかし、ある日両親が不慮の事故で死に、大学進学という希望が絶たれてしまう。
『せめて妹がほしかった
』と嘆きながら自殺を図った彼だが、とある社長の自殺を偶然止める事になり――――いつのまにか社長の養子となっていた。
彼は黒髪碧眼のアンドロイド妹、『春宮ニコ』と暮らすうちに新たな世界を見る――――
※予告なく加筆修正を行う事があります。大きな改稿は最新話の前書きに書きます。
※なんかの記録
2019/5/12 公開
2019/5/15 日間ラブコメ35位
2019/5/27 5000pv突破
2019/6/29 10000pv突破
皆さんありがとうございます
※略称はもちろん「妹電」です
※この作品はカクヨムにも投稿しております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889569188
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 23:30:08
36048文字
会話率:42%
チェスター・キャンベルとエレイン・ターナー。ちょっとしたきっかけで親しくなった二人は婚約し、順当に親交を深めて結ばれた。幸せな結婚生活は、しかし子宝に恵まれないことで影が差していく。
相思相愛の二人が、ちょっとした異能のおかげで悪意を退け
て幸せになるまで。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 15:16:02
9957文字
会話率:17%
「レオノーラ、お前との婚約を破棄する!」
王太子より告げられた婚約破棄の宣言、それをレオノーラは受け入れた。
何故なら、彼女には「生贄の紋章」が刻まれていたから。
それは悪魔に魅入られた証。
紋章を刻まれた者は悪魔への生贄として塔に送られる
のだ。
だが、この悲劇を見ながら、隣国の王子アルベールは決意を固める。
彼は留学先のこの国で出会った彼女に恋をしていた。そして彼女もまた彼を憎からず思っていた。
しかし、レオノーラは政略結婚の道具として王太子の婚約者となった。両国の外交関係を壊さぬよう、一度は彼女を諦めざるを得なかったアルベールは奮い立つ。
もはやレオノーラは王太子の婚約者では無い。ならば二人を隔てるものは何も無い。悪魔の贄など知ったことか。俺が悪魔から奪ってやる。
カクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 19:03:35
7404文字
会話率:62%
顔に刀傷があり人前に出る時は猫のかぶりものをかぶっている女の子リリアンと、腕は立つけれど、それ以外は色々残念ないかついおっさん戦士リカルドは、お互い相思相愛なのに気がついていない。
薬草園のスローライフとあんまり進展しないゆるゆるの恋
愛がメインのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 01:33:53
274631文字
会話率:34%
ファリナには相思相愛だった婚約者が「いた」。浮気としか思えない行動を続ける彼に見切りをつけた彼女は親友とその兄の助けを借りて婚約を解消し、次の恋に進むのだが…?
最終更新:2024-08-16 06:10:00
6407文字
会話率:19%
俺は、世界に7つある高位ダンジョンをクリアしないと世界が滅びる状況の中で、そのうちの1つである東京ダンジョン攻略を目指す日本最強パーティの前衛・沖田紘一だ。
ダンジョン攻略の道は辛く厳しく長い。半年に及ぶ探索の中で傷ついた仲間を抱えて帰還
した俺を待っていたのは、恋人がケガのために残ったメンバーに寝取られ、さらに探索失敗の責任を擦り付けられるという状況だった。
最強探索者であり、人気の探索配信者だった俺の名声は地に落ち、世間からの大バッシングの中、俺はパーティを脱退した。
知らねぇよ、勝手にしろ。
そう思ったが同じパーティのメンバーであり、元恋人の妹である宮永遥だけは俺を慰めてくれた。
パーティを脱退した俺は改めて考えると遥以外はクソだったメンバーと別れられたことにせいせいし、前から気になっていた太平洋上にあるダンジョン攻略に赴く。
一方で、クソ野郎どもは東京ダンジョンの攻略に戻るが、なんと今までの半分くらいしか進めなくなったらしい。ざまぁ。
しかもクソ野郎が俺の恋人を寝取ったこと。俺に精神的ダメージを与え、さらに探索失敗の責任を被せることで追放していたことも明るみに出て世間は大騒ぎ。
起死回生を狙って攻略に邁進するも失敗して壊滅しやがった。
しかし胸糞なことに遥を脅して連れて行きやがった。遥かにも迫るモンスターの脅威。そんな中で彼女は約束した通り俺に助けを求めてくれた。
渡していたアイテムの力でその場に合流した俺はモンスターを瞬殺してやった。
余罪もろとも追及されてクソ野郎とそのクソおやじのダンジョン協会長が失脚したが、俺は引き続き……遥に告白されて一緒に探索してほしいと言われたのでもちろんそっちを頑張るよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 11:24:06
31357文字
会話率:22%
夜会で初めて目があった時から、あなたの事を恋い慕っていたー。
望まれて嫁いだと思ったら、初夜で言われた言葉は「君を愛するつもりはない」
ねぇ、セオドア様。ならなぜ私に求婚したのですか?なぜ、そんなにも切ない顔をされるのですかー。
不遇な中
でも前向きに生きるアメリアと、勘違いからアメリアを冷遇してしまうセオドア。
交錯する2人の想いの行き着く先はいかにー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 10:13:10
17495文字
会話率:20%
婚約者が中々決まらなかったジゼルとフィルマン。父親らに地味な者同士ちょうどいいと言われ、学園入学前に婚約した。
あれから3年。成長期を経たフィルマンは背が伸びて好青年に育ち人気者になり、順調だと思えた二人の関係が変わってしまった。フィルマ
ンに思う相手が出来たのだ。
相手は三年前に伯爵家に引き取られた庶子で、三年の貴族教育の後で最終学園に入学する。可憐で物おじしない令嬢に第二王子とその学友が距離を縮め、二カ月前に王子は父王と婚約者に婚約の解消と伯爵令嬢との婚約を願い出る。激怒する王と婚約者の父だったが、兄の婚約者に憧れていた第三王子が求婚して事態は急転。第二王子よりも聡明で一途な第三王子の求婚に婚約者が応え、前代未聞の相思相愛のカップルが二組誕生した。
彼らは真実の愛と持て囃されるも、政略で婚約を結んだ者たちに動揺を与える。多感な時期に婚約を考え直したいと思う者が続出したのだ。
フィルマンも一人になって考えたいと言い出し、婚約の白紙を望んでいるのだと思ったジゼルは白紙を提案。フィルマンはそれに二もなく同意し、婚約は白紙になった。
2年後。ジゼルは結婚を諦め、第三王子妃付きの文官となっていた。そんな中、仕事で隣国に行っていたフィルマンが帰って来て、復縁を申し出るが……
タグは後から追加される可能性があります。
ご都合主義の創作物ですので、広いお心でお読みください。
他サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 07:10:00
215195文字
会話率:62%
権田健三は4年前に自身が住む町にDV被害から逃れてきた工藤朱里に恋をする。
彼女のために奔走する権田は自身の恋心を封印して、彼女と彼女の幼い息子を助けていくと誓うが。
工藤朱里もまた、そんな献身的な彼に愛情を募らせていく。
二人の恋の
行方は。
繋屋 堕としの眞鍋のスピンオフ作品として書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 19:08:09
9756文字
会話率:40%
「お義姉さま、私と婚約者を交換してください!」
婚約者との結婚式が近づいた昼下がり、私の部屋に入ってきた義妹が無茶苦茶なお願いしてきた。
『いやいや、絶対無理だから。だって、私が王太子殿下の婚約者ってことは周知の事実だから』
この家に
来た時から両親や使用人達に散々甘やかされた義妹は、すくすくとワガママな性格に育ち、私が大切にしていた様々なものを『交換』と称して奪っていった。
『いつものように、宝石やドレスならまだいい。でも婚約者は流石に……』
そう思っていたのけれど、義妹にベタ甘な私以外の家族や使用人達だけでなく、お互いの婚約者や国王夫妻までも、義妹の提案に乗り気になり、あっさりと婚約者が交換されてしまった。
「ありがとうございます、お義姉さま!」
誰からも愛されている可愛らしい笑顔で、王太子殿下の腕に抱き着きながら私にお礼を言う義妹。
でも、分かっていた。ワガママ義妹と王太子殿下が本当は相思相愛で、私に隠れて愛を育んでいたことを。
『はぁ、また義妹のワガママに振り回されるのね』
義妹のワガママに振り回されて疲弊していた私は、仕方なく辺境伯家へ。
だが、実は婚約者の交換自体が辺境伯令息の策略だったらしくて……!?
ご都合主義&ざまぁ展開になっています。
※カクヨムでも公開されています!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 12:30:55
11723文字
会話率:45%