ソフィアはアデル王国の王妃だ。隣国から嫁いできた。
夫のレイルはソフィアにまるで関心がない様子。
側妃達にも軽く見られ、辛い日々。
そこで王弟殿下アシェルトと手を組むことにした。
そして、レイル国王は…悲惨な運命が彼に待っていた。
最終更新:2025-05-06 13:34:05
3453文字
会話率:27%
フェリティシアは大事な妹だ。その妹が毒を盛られた。兄のマクスベルは、フェリティシアの為に魔法を使う。助けるために。結局、フェリティシアの守り神となって、その生涯を守り切った。それが一度目だ。二度目はしかし、守り切れなかった。無残に殺されてし
まった。
二度の人生で敵だったのは、王妃アレーヌ。しかし、その原因を作ったのは国王陛下と自分の母との激しい恋だった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-21 20:35:31
4185文字
会話率:24%
レディウス王太子は、アルティリア・フェレス公爵令嬢という婚約者がいた。だが、冴えない突出して有能という訳でもない婚約者にイライラしていた。王妃に相応しくない。なんでこんな女が婚約者なんだ。そんなときに従妹のジュリアーナが誘惑をしてきた。ジュ
リアーナと関係を持ってしまうレディウス。彼女はとても美しかった。しかし、国王陛下の怒りにふれて彼は王太子を下ろされてしまう。そんな王太子が悔い改めるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 21:45:40
8091文字
会話率:24%
かつてベトワールには、平和を愛する国王と二人の王子に恵まれた一輪の花、王妃マーガレットがいた。
だが七年前、王妃マーガレットが城下街のスラムでイグランの刺客に暗殺されたことをきっかけに、ベトワールとイグランは戦争状態となった。
そし
て、現在。大国イグランを相手にベトワールの戦線は窮地へと陥っていた。
そんな折、ベトワール参謀総長に連れられ現れた一人の少女が、落とされた戦線をいとも容易く取り返してしまった。
神の声を聞いたと言い、戦場で兵を導いた少女は、たちまちベトワールの聖女と言われ、希望の花となった。
だが、彼女には誰にも言えない秘密があった。
城下のスラムで生まれ育った彼女は、七年前マーガレット王妃が殺される瞬間を唯一その目で見ていたのだ。
そして、彼女は、息を引き取るマーガレットをこう呼んだ。
――お母さん……っ!
時に人を騙し、矢の雨さえ舞う様に避ける彼女は、聖女か、悪魔か。
今、復讐の物語が幕をあける――。
作品情報を編集する
※戦記もののため、人が死ぬ描写や一部残酷描写があります(生々しい表現や、グロ表現はありません)
※戦記もののため、念のためR15を設定しています。
※作品内に、主人公が宗教を否定する表現がありますが、現実の宗教を否定するものでは一切ありません。あくまでも、作品はフィクションであり、主人公の個人的意見です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 13:25:06
174514文字
会話率:60%
「白雪姫」スノーホワイトには、姉がいた。
その名は、アップル・ブラックモア。
絶世の美女ではなく、魔法の才能もない、平民育ちの義理の姉。
魔女の母親に育児放棄され、彼女の下働きと家事を押し付けられながら、生きてきた彼女。
母親が国王の後
妻になったことで、アップルもある日突然、政略結婚の駒に使われる。
アップルの夫になったのは、義妹・スノーホワイトの元婚約者。辺境の怠け者公爵だった。
アップルを冷遇し、興味も示さない公爵。
ところが――
「……このタルト、なんかうまくね?」
アップルの唯一の趣味・スイーツ作りで、なぜか公爵が懐きはじめて!?
一方その頃、スノーホワイトは死と復活を繰り返し、民衆を率いて革命戦争を始めていた――!?
王妃軍VS革命軍の大激突。
戦況のカギを握るのは……アップルの手作りスイーツ⁉
魔力なし、ルックス普通、家事が取り柄の地味姉が、スイーツと根性で国を救うまでの、ちょっと甘くて、切ない物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 19:33:09
101999文字
会話率:52%
アメリア・ハルデンベルクはエーミール王子の婚約者で、王妃教育を受けてきた。だが、学園の卒業パーティーで婚約破棄を告げられてしまう。理由は転入生のエレオノーラ嬢をいじめたという証拠のないもので、心底呆れてしまった。アメリアは何を言っても王子に
は届かないことを悟り、国王に直談判して王立騎士団に籍を移すことを認めてもらう。そう、この国では婚約者を持つ女性は騎士団に所属できないという決まりがあり、騎士団上層部と同等の剣の腕前をもつアメリアは、これまで騎士団に正式に所属することができなかったのだ。この際、騎士団に所属して、自分のやりたいことをやり、進みたい道を進もうと決める。ついでに、一連の流れを見ていた国王が見るに耐えかねて、王子の王位継承権を剥奪。エレオノーラは国外追放となった。ざまぁ^^折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 14:42:19
3334文字
会話率:56%
「わたくしたちは…政略結婚ですわよね…?」
昔、美しき王国に一組の夫婦がいた。
誠実な国王と、知性と気品を備えた王妃。
国王は王妃を深く愛していたが、王妃はその愛を信じることができず、心に距離を置いていた。
やがて小さなすれ違
いは深い溝となり、二人は互いを傷つけるようになる。
「これは、愛を疑い、愛に傷つきながらも、それでも歩み寄ろうとした、王と王妃の再生の物語」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 22:22:36
4329文字
会話率:23%
カレッジ王国王妃となったエレノアは、元は魔王の四女であった。他の姉妹に比べて出来が良くない彼女だが、父魔王の考えで国王陛下の妻となった。
外征に忙しい国王陛下とは結婚式で会っただけであったが、国王陛下を “推し” として見ている彼女は『全然
おけ』である。
彼女は子供の頃から、魔法の鏡をただ一人の友として暮らしており、それは今も変わらない。果たして、それでいいのだろうか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 21:30:54
6847文字
会話率:35%
アップルビー王国の王女レイチェル=アップルビー。王女だけど、国は貧乏。貧乏の原因は国王が王妃が亡くなって寂しいのはわかるけど浪費が激しい後妻と結婚したから。困っているレイチェルに「お困りですか?お嬢さん」と声をかけた青年。その後、どうなるこ
とやら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 08:18:57
9913文字
会話率:45%
現代社会に近い異世界の一つの世界、この世界に産まれたハイデルベルク王国第一王子、だが父親の信頼するとある未来予知能力者が、未来のハイデルベルク王国を担う王子の受難を把握した。
ハイデルベルク王国第一王子のシン・ハイデルベルクは、16才の
誕生日に、隣国アーネスト帝国の提案で、ハイデルベルク王国第一王子と、アーネスト帝国皇女レニア・アーネストの婚姻が、ハイデルベルク王国国王の了解で婚姻が決まる。
シン・ハイデルベルクは、王国と帝国の政略婚姻は理解できるも、籠の中の鳥に飽き飽きで、婚姻を建前に旅にでる。
王妃は息子の思惑を見抜き、王国の重鎮と将軍と王子の友人を含んだ一行を強制、シンは渋々に受け入れ、ハイデルベルク王国王都からアーネスト帝国帝都まで旅にでる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 09:00:22
4177文字
会話率:73%
リマーディル国の王妃エリー。
彼女は孤児として教会で育った。だが遠く王族の血を引いていたため、リトワース公爵の養女となり11歳で国王の正妃となる。
そのとき国王は遠征の途にあり、彼女は夫の姿を知らぬままだった。
五年が過ぎて国王はいまだ帰
らない。
その春、夫を待ちながら処女王妃として暮らすエリーに悲劇の報せが届く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 22:24:59
98979文字
会話率:35%
美しくないが優秀な第一王子妃に嫌味ばかり言う国王。
美しい王妃と王子たちが守るものの、国の最高権力者だから咎めることはできない。
第二王子が美しい妃を嫁に迎えると、国王は第二王子妃を娘のように甘やかし、第二王子妃は第一王子妃を蔑むのだった。
最終更新:2025-04-18 22:00:12
6609文字
会話率:62%
王妃付きのメイド兼メイド長を務める妻と宰相を務める夫が、国の事情に振り回されるお話。
敬愛する国王陛下、王妃殿下は両片思いのような状態で……。
最終更新:2024-05-17 12:06:06
5675文字
会話率:68%
国王が愛人に産ませた娘として、ひっそりと温室で過ごしてきたアイリス。そのせいか、“温室育ちの姫”と周囲に呼ばれている。
自分の誕生日は忘れられているのに、年に一度の国王の誕生日を祝うパーティーには、出席しなければならない。
母と二人、肩身の
狭い思いをしていると、王妃がやってきて、衝撃の事実を暴露する。
王族として認められたアイリスは、あちこちの貴族令息から狙われるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 14:04:49
2403文字
会話率:46%
【簡単なあらすじ】
竜に育てられた少女が旅に出て、なんやかんや巻き込まれたり悪者を倒したりお宝を探したりする話。
【ちゃんとしたあらすじ】
帝国によって亡国の危機に瀕したクレイリア王国王妃は、生後三か月のマリーネール第二王女を筆頭魔術師に
託し「黒竜の森」に避難させた。そこで偶然黒竜に発見された赤子は「プルクラ」と名付けられた。
王族を生かしておきたくない帝国の追撃を退け、黒竜と筆頭魔術師は協力してプルクラを育てていく。
黒竜が父代わりになり、赤子の時から傍にいることで、プルクラは人間としては規格外の身体強化を自然と覚え、本来人間には聞き取れない「竜の聲」を発話出来るようになっていた。また、魔力密度の高い「黒竜の森」にいることで、成長と共に体内魔力量が激増していく。
増え過ぎた魔力と、人間との接触が殆どないことを危惧されたプルクラは、十五歳で森から出ることになった。
旅の一番の目的は、「至竜石」を見付けること。
竜の娘は人の世界に出る。そこでどんな人と出会い、何を思うのか。人間の常識を知らず、人外の力を持つ少女の旅が、今始まる。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 19:58:50
433912文字
会話率:55%
――目が覚めたら十年前。まだ幸せだったころでした。
ヴェッセル王国の「お飾り王妃」と呼ばれていた女性フライアは、二十五歳の若さで亡くなった。
夫である国王陛下やその寵妃、王宮の大臣や使用人たちに虐げられてきたフライアの死因は過労死。
そ
して、フライアが次に目を覚ますと何故か十年前に時間が巻き戻っていた。それを知った時――フライアは決心する。
――もう、あんな奴らのために働いて命を落とすことはしない、と。
フライアは元旦那との婚約解消に動き出す。すると……何故か、たくさんの事件に巻き込まれていく。
隣国からの留学生。裏表の激しい侯爵家の次男。幼馴染の辺境伯の令息に、フライアの心の支えだった『彼』。さらには魔界の魔王様。
ちょっとワケアリな人たちや騎士団の人たちと関わっていく内に……フライアは、自分の幸せを見つけ出す。
――今度は、自由に生きてみせる。
愛されなかったお飾り王妃が、やり直しの二度目の人生で自分の幸せを見つけ出すラブファンタジー。
※マルチエンディングです。エンド数は5+9です。
※リメイクバージョンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 19:00:00
86233文字
会話率:44%
【年下はにかみ?ヤンデレ?男子】×【年上トラウマ持ち女】×【ほんわかラブコメ!】
フェーリーン公爵令嬢イレイェンは傷を抱える25歳。ある日、父に呼ばれ、政略上の都合で18歳の大公(王様の弟)と婚約することになってしまう。
とんでもなく年下
の大公に、自分はふさわしいのかと混乱するイレイェンだったが、相手が以前助けた少年だと知り……。
初恋のお姉様を手に入れるため、大公様の溺愛がはじまる。
カクヨム様で公開していた作品を加筆修正しています。
+++++
イレイェン:おばけが苦手な25歳。深い傷を抱えたしっかり者の心優しいフェーリーン公爵令嬢。
アルヴィッド:ミュルバリ大公。イレイェンが大好きな18歳。初恋のお姉さまであるイレイェンが好き。大好き。ふだんははにかみ屋でおとなしいが……?
イクセル:フェーリーン公爵。前妻(イレイェンの母)とはうまくいかなかったが、その時の反省点を生かして後妻のロヴィーサとはうまくいっている。
ロヴィーサ:フェーリーン公爵夫人♡ 自分が生んだ息子も、義理の娘にあたるイレイェンも分け隔てなく愛する♡
テオドル:イレイェンの弟。六歳。
マデリエネ:カルネウス侯爵令嬢。同い年のアルヴィッドになにがしかの何かを抱いている模様。
カルネウス侯爵:いろいろつらいことが多い。
王妃:お菓子作りが趣味。
国王(ヴェイセル):アルヴィッドの兄。イレイェンの人生の目標だった時期がある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 21:00:00
44226文字
会話率:38%
おまえを王妃にする。
だが、おまえが国母になることはない。
のちに『戦争狂』と呼ばれることになる婚約者は、わたくしにそう言いました。
暴力にしか興味のない王子を国王に据えながらも、王国をさらに発展させる。それを目論んだ父――宰相と権力者
たち。わたくしは、王子の婚約者となりました。
まごうことなき、政略結婚です。わたくしは王国のために人生を捧げ、そして、その先で何が起きたのか、わかっています。
わかっている、のです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 21:00:00
37343文字
会話率:25%
伯爵令嬢アデリナと婚約者である第二王子ヴァルターは、政略によって結ばれただけの関係だ。
ヴァルターにはアデリナよりも大切な人がいる。
父親(国王)から蔑ろにされ、王太子(異母兄)から命を狙われている彼が唯一信頼し大切にしていたのは、ヴァルタ
ーの双子の妹セラフィーナだ。
ある日、セラフィーナが暗殺されてしまう。
最愛の妹の死がきっかけとなり、ヴァルターは闇属性の魔力に支配され、魔王と恐れられる冷酷な王となるのだった。
彼のことが放っておけなかったアデリナは王妃としてヴァルターを支え続けた。
けれど、やがて周辺国から攻め入られ、国は滅亡の危機に。ヴァルターを庇ったアデリナは瀕死の重傷を負うのだった。
ヴァルターは、アデリナの命の灯火が消える直前に時戻しの魔法を使い、人生をやり直す選択をする。
それなのに彼は回帰前の記憶を忘れてしまい……。
迎えた、巻き込まれやり直し人生。
婚約者をどうにかしないと詰んでしまうアデリナは、以前とは違う関係を築くために奮闘するのだった。
過去編はシリアス。死に戻り後は未来の旦那様を善人に育てようと奮闘した結果、なぜかヤンデレ執着系ヒーローが爆誕してしまうお話です!
※カクヨムにも掲載(少しだけ先行)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 20:06:31
145323文字
会話率:26%
私、エリアは、平民の身でありながら、浄化魔法を使えると判明したがために、王様の遺言によって、王太子と婚約することになり、王宮に招かれました。
ところが、王太子の元婚約者だった公爵令嬢が王宮に入り浸って、私をいじめます。
加えて、園芸好
きな王妃様までもが、害虫駆除に賛同しなかったという理由で虐待に加担する始末。
ゲテモノ料理を食わされたり、殺虫剤をぶっかけられたりと酷い目に遭いました。
ついには王太子から婚約破棄され、慰謝料として〈厄災の沼〉と称される、罪人を沈めた沼地を与えられ、その直後に、その沼に私自身が沈められてしまいました。
ところが、この不吉な沼地も、同じく沼地に接する隣国のラフラ帝国では、まったく評価が異なり、「黄金の沼」と評されていたのです。
私が手に入れたその沼は、じつは宝の山だったのです。
おかげで隣の帝国は豊かになり、故郷の王国は貧しくなる一方。
そこへ大寒波が襲いかかったのです。
雪が汚染され、生活空域の浄化が難しい事態となりました。
すると、現在国王となった元婚約者が、王妃を捨てるから、と復縁を迫ってきました。
だけど、それ、甘くないですか?
「覆水盆に帰らず!」と怒鳴りつけてやりましたよ!
そして、故郷のドルク王国は、滅亡へと突き進んでいくのです。
※ざまぁ系のストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 12:10:00
30847文字
会話率:16%
平和な王国のイケメン王子は悩んでいた。
婚約しようとするご令嬢がことごとく、人となりが激変し、周囲の者を困らせる〈悪役令嬢〉になってしまうのだ。
今度こそはと期待をかけた公爵令嬢までもが〈悪役令嬢〉化するに至って、ようやく、その原因と
思われる〈黒い影〉に気づき、王子は……。
※『夏のホラー2024』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 17:10:00
10444文字
会話率:19%
公爵令嬢エリザベートの婚約者、ミシェル王太子は、顔はいいけどちょっとおバカ。
「婚約破棄を申し込む!」
と、結婚前夜のパーティーで、地位目当ての令嬢を連れて宣言した。
未来の国王と王妃の、たぶん、愛の物語。
最終更新:2025-03-09 10:39:26
4859文字
会話率:65%
猛悪無道と言われた国王は自害し、フィンティル国は攻め滅ぼされた。
王妃アグネーテは幼い娘パウラと共に窮地に陥るが、騎士見習いラディムの助けで命を拾う。
その後もラディムが守り続けてくれたおかげで母娘共々生き延びることができた。
それか
ら5年近く一緒に暮らし、アグネーテが30歳、ラディムが20歳、パウラが10歳になって迎えた冬のこと。
パウラが急に、「もうラディムはいなくても大丈夫」などと言い始めた。
アグネーテは娘が恩知らずだと心配するが、実は───。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 14:08:26
19115文字
会話率:45%
国王の真実の愛を害し、悪役王妃と呼ばれた元王妃が不貞により産み落とした、罪の子と呼ばれた王女のお話。の、皮を被った「亜人種とはそもそもなんぞや?」みたいなお話。
最終更新:2025-03-05 20:23:10
5096文字
会話率:35%
異世界に転生した俺は、なぜか「ギルドの受付嬢」として第二の人生をスタートすることになった。前世は普通の男だったけど、今は可愛い女の子の体。まあ、それはそれで楽しもうと思ってた。
だが――
「君と話していると、とても心が落ち着くんだ」
そう言って、王国の次期国王である第一王子が、ギルドに入り浸るようになったのだ。
最初はたまたまだと思ってた。でも、彼は仕事そっちのけで俺の窓口に来るようになり――
「受付嬢殿、今日は君のおすすめのクエストを受けよう」
「最近、君と話せていないな。寂しい……いや、何でもない」
いやいやいや、待て待て待て!!!
俺はただのギルド受付嬢!! 国王の側近でもないし、王宮に関わるつもりもない!! なのに、なぜかギルドに来る貴族たちまで俺のことを気にするようになり……
「王子殿下が、庶民の受付嬢にご執心とな?」
「これは由々しき問題……いや、むしろ面白いか?」
「もしかして、新時代の王妃爆誕か?」
いや、違うから!! 俺、ただの受付嬢だから!!!
こうして、なぜか王国の次期国王に気に入られてしまった受付嬢(元男)の、波乱万丈なギルドライフが始まった。
TS要素がありますので、嫌いな方はぜひこれを機にみてみては?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 16:10:12
4364文字
会話率:21%