祖先が蒼き狼の獣人族の王族の血を引く、グリムガル王国のカールトン公爵家令嬢アンリエッタ。
外見はまったく人間にしか見えない彼女は、蒼い髪と緑の瞳を持つ聡明な少女だった。
世間では行き遅れと揶揄される十六歳の春、婚約者であるリオナール公
国公子イブリースから一通の手紙が届く。
「我が最愛の人、アンリエッタ。
遠い戦場で俺はこの手紙を書いている。
戦況はまあまあだ。しかし、戻れるのは数年先になるだろう。
このままでは君に幸せを捧げることは難しいかもしれない。
子供を産む時期が遅くなる。公国には不利な話だ。
婚約の破棄を提案したい。
俺は敵国の皇女ラーミアを娶ろうと思う。
君より若い十二歳だ。どうか、新たな幸せを見つけて欲しい。
すまない」
この一通の手紙から、アンリエッタの人生は大きく動きだした――
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 14:54:32
126300文字
会話率:47%
ある所に可愛らしい赤ずきんちゃんがいました。しかし祖母のお見舞いに行く途中、狼の獣人に騙され、祖母も赤ずきんちゃんも食べられてしまいました。
赤ずきんちゃんは食べられる直前、神に助けを求めたことで奇跡が起こり、過去に戻ることができました
。
赤ずきんちゃんは誓いました。
もう二度と狼の獣人に負けないと。食べられる前に食べてやると。
これは童話の赤ずきんちゃんの登場人物を幸せにする為、筋肉の神様により赤ずきんちゃんが逆行させられる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 10:46:07
4315文字
会話率:25%
とある王国の文官、レイモンド・ベイリーはベイリー家という貴族の三男で――転生者だった。
ある日。獣人族の侵攻によってレイモンドが所属している王国は滅亡の危機に陥いる。
そんな中、彼は国王の側近の1人である今世の父親からの命令(命令と
書いて脅迫と読む)により、外交官として獣人族との交渉役を押し付けられてしまった。さらに、レイモンドの前に外交官を務めていた者は全員――二度と帰って来なかったという。
転生特典、なし。剣の才能、なし。使える攻撃魔法、なし。むしろ使える魔法は攻撃魔法が全く含まれていない【生活魔法】と【補助魔法】のみ。あとは前世で習っていた柔道。(ただし、獣人に通用するとは思えない)
結論。――無理ゲー。
記念すべき初外交が超ハードモードになってしまったレイモンド。彼は半ば死を覚悟して外交に臨んだ。
そして彼はある男――狼の獣人と邂逅する。
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※本作では獣耳と尻尾が生えた人(半獣人)を獣人族として扱っています。動物に変身することはありますが、獣顔にはならない特殊な種族です。(ただし、一部を除く)
★感想募集中!一言でも構いませんので、コメントを頂けると嬉しいです!
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 12:53:16
408041文字
会話率:55%
俺は狼の獣人だ。
小さな狼の集落で、俺はそこで頭を務めている。
日々、村でのトラブルに頭を悩ませているのだが、本来脳筋の部類である俺が、頭脳を働かさないといけないことが面倒である。
頭領ともなると力で解決できないことも多々あって、殴って
おわんねーかな。
おれに聞かれても知らないよ・・・・・・。で、終わらないのが辛いところである。
まぁ、村のみんなは大切だから、今日も今日とて頑張りますかな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 19:57:45
625文字
会話率:29%
身勝手な理由で、異世界に転移された私。
その世界は、獣人がヒエラルキーのトップであり、人間は魔力が無ければ、処分されるか奴隷として生きるしか無い場所だった。
そして、私には魔力が無い。
死ぬのか、それとも自分を殺して生きていくのか。
「貴女の心の叫びを聞きました。どうぞ、この手を取ってください。こんな俺と生きてみませんか。」
闇の中に居た私を救ってくれたのは、仮面を付けた狼の獣人だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 03:18:02
24984文字
会話率:40%
今は、『人魔千年戦争』と呼ばれる大戦の最中。魔族により狼の獣人の種族交配で誕生した新たな種『犬兵』。アッシュもそのまたその一人であり雑種、裏切り者、獣人の面汚し、などと言われ虐げられてきた。17歳となった彼は今、仲間を束ねて傭兵団『猟犬』の
団長を務め、森で盗賊まがいのことをして生活していた。ある日、彼と仲間達がいつものように馬車を襲うと、息を忘れるほどの美しい女性が出てきた。そしてこの瞬間からアッシュの英雄への道が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 13:23:16
10419文字
会話率:34%
ジゼルは、神の炎の前で跪き祈る守り人であった。
王女として生まれて、兄王のため、王家のため、国のために祈ることが与えられた役目だった。
すべてを諦めることを教えられたが、兄が死に、弟が即位した日、神殿から解放される。
その日、ジゼルは過ちを
犯した。
銀狼の獣人を、ただ望み、ただ愛した。ただ、愛されなかった。
手を握っても、握り返されない。微笑んでも微笑み返されない。そんなこと、分かってた。
執筆済み、連日0時投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-09 00:00:00
83664文字
会話率:49%
この世界には「枷持ち」と呼ばれる桁違いの能力を持った生き物とそれを制御する「放ち手」と呼ばれる生き物が存在する。そして彼らは主従関係ある。
何もしてないのに、いきなり狼の獣人(枷持ち)に主認定された女の子(放ち手)の話。
従僕がハイス
ペ過ぎて主ができてない流され系女子と容赦なく流していく悪い大人(狼)の話でもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-23 22:01:45
7818文字
会話率:69%
クルリ王子は何となく始めたハンターで、なし崩し的に国に潜む陰謀とかに関わって行ってしまう。
犬と狼の獣人の国に生まれたクルリは父の長男として生まれたが、父の狼では無く母の獅子族として生まれたため継承権を与えられなかった。
ともあれ本人
は別に王位など欲しい訳でも無かった、十三歳となり王宮を抜けてお忍びでふらふらしていて、何となくハンターを始めたのだが…。
(完結しました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-29 11:28:44
127156文字
会話率:55%
【書籍第三巻発売中!】
TOブックス様より7/20三巻発売いたしました!
【コミカライズ企画進行中!】
WEBにて年内に連載開始予定です!
「履歴書の書き方がなっていない!」
そう、怒鳴りつけたのは魔物の中で言わずと知れた有名な種族ゴブ
リン。
――いったい、どうしてこうなったのだろう?
ダメだしされた少女ことソフィアは元とは言え公爵令嬢。妹に婚約者を取られて、家族にも見放され、魔国へと国外追放された少女だ。ただ、どうにも思っていたのと違う。
魔国のあまりの先進的な文明に驚いたソフィアは、生活費を稼ぐ必要があると気づき魔王軍の求人に目を付け、物語が始まる。
料理スキルカンスト、料理魔法と呼ばれる固有魔法を持つ元公爵令嬢が、面倒見の良いゴブリンや同居人の狼の獣人たちに囲まれて成長していく物語です。
タイトル変更しました
(旧タイトル:婚約破棄されたので魔王軍の料理人になろうと履歴書を提出しましたが、ゴブリンにダメだしされました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-20 12:00:00
602411文字
会話率:38%
現代から異世界転生を果たしたものの、何も知らぬままに切り殺された一人の少女がいた。
彼女は通りすがりの商人により金貨を埋め込まれ、狼の獣人として生まれ変わった。名をエルルカと替え、冒険者として身を立てていたある日、軽い気持ちで受けた依頼の先
で彼女は美貌の吟遊詩人・ユーリャンと出会う。「仲間にしてほしい」そう言われ半ば強制的にパーティーを組み、狼人の冒険者と吟遊詩人の数奇な旅が始まったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-04 23:09:12
89960文字
会話率:63%
父親に無理やり押し付けられたカフェ『わんだふるライフ』
そこで働く主人公、鈴(りん)と狼の獣人、睡蓮(すいれん)、犬の獣人、朋華(ともか)三人。
そんな『わんだふるライフ』の前で行き倒れた熊の獣人、雪(ゆき)と出会い、行き倒れていた理由に主
人公は行動に出る。
「睡蓮・・・明日は臨時休業だ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-05 10:57:11
18384文字
会話率:27%
私、皆城夜には元クラスメイトと紐なしバンジージャンプをそこらのビルの最上階からキメて死んだ、平たく言ってしまえば自殺して幕を閉じた、前世の記憶がある。
ある日、唯一の男友達が行方不明になったことをきっかけに異世界への扉を開けてしまった私は、
そこで「運命の番」である黒狼の獣人と最悪な出会い方をした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-20 21:24:50
453文字
会話率:19%
クロゥインは強面で老け顔の15歳の少年だ。『眠りのクロゥ』の2つ名で知られるランクSの冒険者でもある彼は、ある日、辺境の冒険者ギルドのギルド長と国王の計略により100人の騎士と共に魔王の住む居城の近くに強制転移させられてしまう。魔王を斃して
しまったクロゥインは、その足で国王とギルド長に復讐するとそのまま冒険者のギルドマスターとなった。不本意な彼だったが、魔王、市長と肩書きは増えるばかり。すべて(仮)の役職だと言い続け早10年―――。
最古の血統と謳われる銀狼の獣人の少女を密輸犯から救い出し抱き枕として怠惰な睡眠生活を夢見るが、日々厄介ごとが舞い込んでくる。彼が惰眠をむさぼれる日は、はたして訪れるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-25 00:00:00
216868文字
会話率:37%
12歳の時、ルーシーはローデンリニアにやって来た。
世界を転移したのだとすぐ気付いたけれどその時にはもう既に遅く、彼女はローデンリニアの伯爵家に拾われ、容姿の美しさから次女として育てられた。
それから5年後、ルーシーはローデンリニアでは忌避
される北の森へと逃げ込んだ。北の森は獣人の国テタルトへ繋がる森であり、テタルトのその先にルーシーの望みがあったからだ。
最期に海を見るためにやって来たテタルトで、ルーシーは狼の獣人であるハイドに出会った。
そして、異世界転移をしてしまった独りの吸血鬼と森で一人静かに暮らしたかった狼の獣人は、互いの存在に溺れていく。
※基本的には週一で更新予定。
※登録必須キーワードにもあるように、残酷な描写があります。苦手な方はお気をつけください。
※連載中は感想受付停止にしております。完結まで頑張りますので、もしよろしければ完結した際に感想を頂きたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-29 19:00:00
33574文字
会話率:20%
番の見つからない銀狼の獣人が、異世界から番を喚ぶお話。
最終更新:2019-07-13 12:29:15
6236文字
会話率:26%
魔王討伐の最中、ドラゴンを倒したら何故かドラゴンに変身できるようになってしまった女勇者と!
地球で事故って死んだら、神様が異世界転生してくれた!ただし男から女へ、しかも狼の獣人になってしまったTS狼少女の!
魔王をぶっ飛ばす物語である。
最終更新:2018-04-04 15:11:48
50232文字
会話率:64%
獣耳が大好きな私は、ある夜異世界に飛ばされた。ここはどこ、な感じになっていた所で遭遇したのは銀色毛並みの狼の獣人であるカイルだった。彼の厚意で僕は元の世界に戻る方法を一緒に探してくれるらしいのだけれど……私の特殊能力は、“鑑定スキル”!?
これでどうやって戦えと!? そんな私が、異世界で頑張るコメディファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-03 17:00:00
98110文字
会話率:47%
ムーンライトノベルズの方で、2016/9/2 日間1位を頂いた作品です。
獣耳が大好きな僕は、ある夜異世界に飛ばされた。ここはどこ、な感じになっていた所で遭遇したのは銀色毛並みの狼の獣人であるカイルだった。彼の厚意で僕は元の世界に戻る方
法を一緒に探してくれるらしいのだけれど……僕の特殊能力は、“鑑定スキル”!? これでどうやって戦えと!? そんな僕が、異世界で頑張るコメディファンタジー!
本作品は、主人公が最強の鑑定スキルを手に入れているお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-12 22:00:00
99413文字
会話率:47%
ここではないどこかにある、シベリアっぽいところ。
その広大な樹林地帯に、シャマンの女と、狼の獣人の男がいた。
彼らは結婚し、子供も産まれ、幸せな日々を送っていたが、ある時を境に、西の国が侵略を開始していたのを知ることになる。
日常系ほのぼの
いちゃらぶハートフルストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-21 00:28:23
65806文字
会話率:43%
西の世界。そのある町で騎士団員として、平穏な日々を送るクラウスという男がいた。
だがある日、彼の住む町が謎の男によって破壊された。
クラウスを訪ねて来た少女が言うには、あの男は、この世界を滅亡させる原因で、それを倒すのは、勇者に選ばれた自分
の役目なのだと。
疑いながらも、彼は少女をお供に、聖剣を求めて広大な世界へと旅に出た。
道中、狼の獣人と、シャマンの男を仲間にして、北はツンドラ南は草原と行き、遂には聖剣クォデネンツを手に入れて、謎の男を追いかける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-20 19:44:10
271041文字
会話率:37%
東の世界に狼の獣人の男と、その妻である白鳥の獣人の女がいた。
獣人はその身体に、獣の特徴を持ち、女は魔法の力を有していた。
そんな彼らが、世界を救った後に、結婚をし、共に自然の中で暮らすことになった。
シベリアのような大地にある、深い森のす
ぐ側で。
日常系ほのぼのいちゃらぶハートフル新婚ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-06 22:18:15
65174文字
会話率:37%
ベジタリアンなのに狼の獣人に転生してしまったミルキは、高校2年生の時に運命の出会いを果たす。「なにあのウサギさん!ちょー美味しそう!イジメてあげたい!」狼人である彼女の食指を唯一動かしたのは、見た目平凡で兎さんな男の子でした。(29.8.4
までに1~13話の内容はそのままに本文の文末表記を一部修正しました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-17 12:00:00
20595文字
会話率:48%