フィール王国第一王女として誕生したノエル。
正統な血を持ち合わせずとも王の座を掴んだ彼女は即位の翌年、かつて同盟国であった帝国から一方的な宣戦布告を投げつけらた。
圧倒的な軍事力の差に僅か一年も経たずして属国にされてしまう。
王国を
守るためにこの身を犠牲にしようとしたノエル。
彼女の目の前に現れ、『停戦』として終戦を約束する為の皇帝の条件は、<ノエル・ラド・フィールを后妃に迎える>こと。
当然烈火の如く憤るノエルだが、国の為、屈辱の中条件を飲み入れる。
そうして始まった帝国での生活は彼女にとって途方もない苦痛だった。
毎晩獣の餌として貪り喰らわれる日々。
復讐の機会を狙って従順な態度を取っていたノエルを絶望に落とすのはある一つの<事実>。
皇帝の狂いじみた執着は誰にも止められない。
執着の成れの果てにあった<モノ>とは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 23:08:14
2444文字
会話率:28%
公爵令嬢グレナダ・ファンタスティ(17才)は、今めっちゃ怒っていた。
それはもう烈火の如く!
純粋な怒りだけではなく、愛憎渦巻くエントロピー(熱と内部エネルギーの混沌)上昇で、自らも焼き尽くす勢いである。
辛すぎて辛すぎて…………………結
果、酒に逃げた。
主に赤ワインに。
「やってられっか! バカにするな短足!」
婚約者の第一王子は、婚約者の自分以外にはプレゼントをバンバンする男。
でもそのお金、婚約者予算から出てるみたいなの。
王太子妃教育や王太子の仕事で、寝る時間もないのに。
こんなグレナダは、婚約破棄できるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 00:25:16
8048文字
会話率:12%
「本当に有能な人間がその力を隠し続けることができるわけがない。自分の力を理解し然るべき時に使うからこそ有能なのだ。物凄い力を持っていても然るべき時に出さなければ能無しと言わざるを得ない」
エグズはある日突然、パーティに相応しくないと言われ
片目と片腕を潰されて追放されてしまう。
職と共に体の一部を失い働き先もない。途方に暮れる彼の前に現れたのは、パーティから追放された者だけを集めているという集会所の職員だった。
職員に導かれるまま自分の潜在能力を引き出したエグズは、「無から有を生み出す」というとんでもない力を披露する。
神の如き力を持つ彼は、復讐を誓っていた。必ずこのパーティに復讐してやろうと。
そんな彼を手伝うのは、5人の守護者だった。
何の理由もなくパーティから追放されるわけがない。どうせ追放されるなら円満に行こう。
ただの追放物語ではない、エグズの残虐で悲しい、烈火の如し復讐譚が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 21:44:49
42943文字
会話率:55%
「ソロキャンって、最高じゃなくって?」
木の枝に刺して焼いただけの魚をワイルドに食い千切りながら、麗しい少女は呟いた。
◆◇◆◇◆◇
約束されていた勝利がまさかの事態で覆され、予期せぬ敗北に塗れた公爵令嬢ロザリア。
烈火の如く怒る父に
よって家から追放されてしまった彼女が手にしたのは、一冊の本。
どこまでも自由だった男の一生。異世界にあるはずのキャンピングカー。
男の人生に憧れた彼女は──…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 09:25:08
58618文字
会話率:28%
とある島に住む高校生森野烈火には、昔から好きな女の人が居た。しかしその娘、西宮桜花は変わっていて更に特別な問題点もあった。彼は、そんな彼女と付き合うことが出来るのか
この作品は「カクヨム」にも掲載しています
最終更新:2023-04-06 09:39:03
23650文字
会話率:56%
『魔導』
それは自身が持つ『魔力』と呼ばれる力を行使すること。
『魔導騎士』
それは『魔導兵装《アルミュール》』と呼ばれる武器を操り、人類の脅威と戦う守護者を指す言葉。
「クズのFクラス同士、傷の舐め合いか!?」
「これぐらいでキレるな
よ。エリートの名が泣くぞ」
天月烈火《あまつきれっか》は、『魔導騎士』養成学園に通う高校一年生。
中でも、飛び抜けた劣等生の集まりである『Fクラス』の一員だということで、周囲から見下される日々を送っている。
だがそれは烈火が自身の強大な力を封印した結果だった。
かつて烈火が憧れ、『皇国最強の魔導騎士』と呼ばれていた両親。
そんな両親を目の前で失ったばかりか、その死を国家単位で揉み消された。
結果、烈火は夢や希望を失い、無気力に過ごすようになってしまっていたのだ。
「『特異点』が開いた……!?」
しかし烈火が所属する学園に、突如として異次元からの襲撃者――『異次元獣《ディメンズビースト》』が迫り来る。
そして強大な力を持つ襲撃者を前に、学園の守護者も次々と倒れていく。
絶望を告げる襲撃者。
誰かが戦わなければ、皆が死ぬ。
だからこそ――。
「……少し待っていろ。すぐに終わらせる」
葛藤の果て、烈火は封印した力を解き放つことを決断し、異次元からの襲撃者を魔導の刃を斬り捨てる。
一方、烈火が『Fクラス』でありながら異常な力を持つことで、更なる厄介事が次々と押し寄せてしまい――。
「性根を叩き直してやるといっている! 決闘だ!!」
「……はい?」
「僕が勝ったら雪那さんに近づくことを禁じる。そして存在価値のないゴミは、学園を去れ!」
気づけば、幼馴染の少女と自身の退学を賭け、学園のトップエリートと決闘をすることになってしまう。
だが烈火が怖気づくことはない。
誰にも扱えず、多くの『魔導騎士』を殺しかけた最強の『魔導兵装《アルミュール》』。
永劫の神の名を冠する『アイオーン』を使いこなし、白亜の剣で全ての障害を斬り裂いて進むのだから。
当然、力の差を自覚出来ず、烈火に決闘を挑んだエリートは大恥をかいてしまうことになり――。
これはかつて全てを失った少年が封印した力を解き放ち、『最強の魔導騎士』へと至る物語。
※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 20:06:45
394255文字
会話率:31%
普通の高校生司はある日超能力ーーー陽術に目覚める。
力に目覚めた烈火は穢塊(えかい)という怪物と戦うことになっていく。
年子の妹・親友・仲間・仇・・・
登場人物全てが紡いでいく物語の先にあるのか、希望か絶望か。
バトル・恋愛・ヒューマンドラ
マ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-27 00:18:17
62234文字
会話率:38%
『烈火』の異名を持つフラーム公爵令嬢のマリ。もともとは別の理由でそう呼ばれ始めたのだが、今ではその性格の苛烈さと彼女が使う炎魔法を象徴するものだと理解されている。
ある日、父親であるフラーム公爵は、マリの婚約を勝手に決めてしまう。全てが
自分の思い通りでないと気が済まない質のマリは、それを一方的に破棄し、「私、冒険者になるわ!」と宣言する。そうして彼女が目指したのは、魔物の巣窟であり、宝の山でもあるダンジョンだった。
箱入り娘で世間知らずすぎるマリだが、いとも簡単にダンジョンへ足を踏み入れることに成功する。それはマリ自身の幸運ゆえか、それとも。
そして、ダンジョンでマリが知ることになる運命とは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 23:05:51
128361文字
会話率:52%
烈火の猛牛に所属するヒロトは突然クビを言い渡される。
過去の待遇による悪感情により、クビ宣告を受け入れる。
それでも生活をするためにも金が必要だった。
そこで見つけたのは得意としている付与術師を探している依頼であった。
少しでもお金を集
めておきたいヒロトは依頼者に出会う。
依頼者のまつ毛は白く、目は大きく黒く顔立ちが整った少女。名前はオルカ・ラグーン。
ヒロトの補助魔法に満足しオルカは提案を持ちかけた。それは海底遺跡に向かうことだった。少しでも多くの報酬を得たいヒロトは提案を快諾する。だが、海底遺跡には試練が待ち構えていた。そしてこの出会いが後に世界を変えるほどの出来事の始まりとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 21:00:00
9474文字
会話率:44%
俺、織田信長は晴れて高校生になった。
入学式の時に、受付にいた長身の上級生にいきなり……。
「………………殿?」
いや、誰かと勘違いしてるんじゃねぇの!?と思ったら、その人は在校生代表の挨拶担当で生徒会長!?しかも、名前が羽柴秀吉……っ
て、おいおい、俺と同じで有名な戦国武将の名前と同じじゃねぇかよ。どうなってんだ?
羽柴センパイに話があると呼び出され、話を聞くと……
「天下統一の為に、再び貴方様の臣下にして下さいませ」
と頭を下げられて……?
転生した戦国武将たちが再び天下統一を目指す異能力バトルファンタジー開幕!!
※戦国武将だった頃の話、外伝も考えておりますが未定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 21:05:13
21117文字
会話率:52%
【1分ごとに挿絵が出る物語】
挿絵数総数421枚!
3Dキャラにも力を入れています!
あらすじ----------
2055年、人類の意思は地球上から消えた。
電脳生命体により残った肉体は奪われた。
しかし亡者となってもそれに立ち向かう少
年がいた。
----------------
2022/4/29完結
※略して「ステ0」ステシリーズ第2弾。
ですがこのお話から読み始めても大丈夫です。
・注意:本作の会話文について
〇現実世界
通常の会話文。
〇仮想空間
発した言葉が視界に表記される為
"人物名「会話文」" という文となります。
Twitter @Rekka2020
※この物語はフィクションです。
実在の人物や団体等とは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 11:00:00
218727文字
会話率:20%
正義の道を歩むのは並大抵のことではない。
走馬灯のように頭をよぎった言葉は、己の為した正義の結末を予感させるには十分なものだったかもしれない…。
個人的な趣味として社会研究を行っていた松野耕作は、ある時一つの事件に興味を持った。
その事件
を調べるうちに、彼は知ってはいけない真実を知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-25 03:06:54
696文字
会話率:0%
私、子爵令嬢であるアスタリア=ショートックは子爵家の王宮侍女である。
私は辺境の地に生まれ、物心ついた頃から兄弟や従兄弟達、そして辺境騎士の子供達に揉まれて遊び、男女、野猿だと揶揄されてきた。
十三の年、私は名目上侍女見習いとして王都に
ある王宮へ送られた。しかし実際はアルフレッド王子殿下の見習い護衛騎士であり、王宮だけでなく、学園にも学生として潜り込んで殿下をお守りする任務を命じられた。
それから五年後、学園の卒業が間近に迫った頃、王子の婚約者のデイジー嬢をお守りしようとしていたのに、情けないことに自分が階段から落ちてしまった。
そして気を失っていた私が覚醒した時、突然前世の記憶が蘇り、今の状態が、前世のアスカ時代のアリマノミコの悲劇に酷似してちることに気付いた。
私が突き落とされことに烈火のごとく怒った殿下は、犯人は私に嫉妬した自分の婚約者だと思い込み、彼女に婚約破棄を告げると言い出した。
私は慌ててそれを止めた。何故なら私を突き落としたのは、殿下の婚約者ではなくて、殿下の初恋の想い人の聖女だったからだ……
天然気味の転生者で、スキル持ち女騎士であるヒロインが人間関係ドロドロの王宮の中で、主の王子を必死に守ろうとする話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 19:02:16
19844文字
会話率:26%
王太子の婚約者である公爵令嬢アメリアは、いつも微笑みの影に疲労を蓄えているように見えた。
王太子リチャードは、アメリアがその献身を止めたら烈火の如く怒り狂うのは想像に難くない。自分の行動にアメリアが口を出すのも絶対に許さない。たとえば
結婚前に派手な女遊びはやめて欲しい、という願いでさえも。
たとえ王太子妃になれるとしても、幸せとは無縁そうに見えたアメリア。
彼女は高熱にうなされた後、すべてを忘れてしまっていた。
【他サイトにも公開あり】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-29 06:25:07
8000文字
会話率:39%
魔物が蔓延り、魔法という概念があり、魔力という力がある世界。
そして魔力を使い、魔法を身につけて魔物を狩る超人達、冒険者がこの世界では存在していた。
主人公アレクはそんな超人達のさらに頂点──勇者になろうと幼馴染ミリアと誓う。
そんなどこにでもいる男が伝説に至るまでの物語。
闇に覆われようとしている世界が今、太陽によって輝きを取り戻しつつある──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-04 12:35:22
7052文字
会話率:26%
「千年にも及ぶ戦乱によって、全てを奪われた少年が、自らも戦乱に身を投じ、成り上がる物語」
戦争が絶えない大陸マドロス。
少年の頃に戦争孤児となったアルファは、もうすぐ十五歳。
彼は孤児院を出た後、冒険者として生計を立てようと、村の自警団とし
て周辺の魔物を倒し、朝と夜に特訓をする毎日を過ごしていた。
そんなある日、自警団の活動を終えて、村に帰ると、あたりは火の海となっていたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 21:23:07
4993文字
会話率:56%
これは私が俺達の条件を呑んだ茶。
魔導冷却庫に入れて次元の狭間に幽閉されてくれ…それ以外確かな思いが無い。
最終更新:2021-08-15 20:00:20
1605文字
会話率:10%
続編予定
次回作続く
短編
妖刀 周蛇を手にした
主人公は
殺戮と快楽を貪り尽くす。
奥義
弼魔潰し(ひつま つぶし)
石搗 圓巴(いしづき かずは) 再びゲストキャラ
最終更新:2021-07-25 18:10:19
7801文字
会話率:1%
サイコ兄弟
とある7勢力の戦い
記したもの。
最終更新:2021-07-23 19:05:12
3844文字
会話率:0%
大陸戦乱期。
ユーリミア大陸の多国家群である北方域から始まったそれにより、時代は変わった。
多くの国が起こり滅びたその戦乱は、やがて南方域と呼ばれる8大国にも影響を及ぼす。
英雄や物語も数多く生まれ、また消えてゆく。
その中に女でありなが
ら戦場を渡り歩く傭兵がいた。
彼女の率いる傭兵団は北方域にて数多の戦場に出て名を馳せる。
やがて大国にすら届く戦乱の中で彼女と彼等は何のために戦ったのか。
ー食べるためです。
国とかどうでもいいので、お金を寄越しなさい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-09 19:01:00
7684文字
会話率:23%
大陸に覇を唱えるウルス帝国。
貴族と皇帝による支配を是とする帝国は軍事的需要とプロパガンダのため、帝国陸軍女学院を開設する。
協約暦一九二三年、第一期生が入校。これにより帝国は世界史において最も女性の社会的進出が進んだ国家として紹介
される一因となった。
第一期生の多くは騎兵科を希望し、近衛騎兵隊〈薔薇連隊〉を組織するに至ったが、第一期生の中には、当時弱卒扱いされていた兵科を希望するものもいた。
帝国北部に領地を持つ、エーリカ・ヴィーラント・ヴァン・ピラーチア。初の女性帝国軍砲兵将校の誕生だった。
彼女の異名は〈烈火のエーリカ〉。
もしくは、〈砲兵令嬢〉である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 07:00:00
20986文字
会話率:32%