死にたいが口癖の腹黒弁慶|池石撓《いけごくしなる》は人生の死にたくなる場面に出くわす度に死のうとするが、毎回、昔のヒーローの様な正義漢|天井生人《てんじょうゆきと》に止められる。
死にたい理由があまりない撓と、死にたくなっている人物が分かる
という謎の能力で正義をふりかざす生人との能力バトル要素は全くないんだけれども、コメディー風哲学風意識高い系一話完結型物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-25 18:00:00
3870文字
会話率:38%
パソコンの前に座った時に出て来た言葉を綴ってみようと思います。
最終更新:2016-08-15 12:29:37
3565文字
会話率:2%
俺はかつて人間共から魔王と呼ばれ、恐れられていた。……なのにどうしてこうなった。
長い封印から解かれた魔王の目の前に居たのは人間の幼女・ミミ。ちょっとせつなくて、ちょっとあったかい。そんな魔王とミミのお話です。
最終更新:2016-07-18 17:31:25
2700文字
会話率:52%
彼の楽しみは、国王の肖像画に向かい「スパーキング!」と泥団子をぶつけることだけだった。
最終更新:2014-10-01 19:07:26
6023文字
会話率:40%
ぼくは公園にある立水栓で泥団子をつくった手を洗う。指の間、手の平、爪の隙間まで入念に洗うぼくの足元には、泥色の水たまりができていく。ぼくはそれを見下ろしながら、水不足の国の子どもはこの泥水も喜んで飲むのだろうかと考え、もしぼくが彼らの立場な
ら、そんな惨めなことは絶対にしないだろうと思う。そんな感想を抱くぼくの頭のなかから、まだ目覚めていないぼくが現れる。そのぼくは、酔いに任せて嘔吐する。そして、自らの嘔吐物に親近感を抱いたりもしながら、この嘔吐物が水不足の国に住まう人々を救う想像をする。ぼくはそうやって身勝手な想像を回らせる自分自身に嫌悪し、そんな自分から目を背けるようにしてなにもかも飲み込もうとする。またすべて吐き出してしまうことを知りながら、なにもかも飲み込もうとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-04 16:00:00
5450文字
会話率:0%
泥団子を二つ重ねてこしらえる人形。その名は泥丸様。それに願えば望みが叶うという噂がある。実のところ、それは僕が考えて広めたものだ。だけどある日僕は知る。いつの間にか、その噂がじわりと変質してきている事を。
最終更新:2013-09-05 12:00:00
6601文字
会話率:16%
俺から見たあいつ?
そうだな………。
―――――いつも強気で無駄に勘鋭くて口うるさくて無防備で可愛くて可愛くなくて俺の好きな……、なんでもねーよ。
あ?あいつが俺のことどう思ってるか?
ただの幼馴染だろうよ。…それ以上でもそれ以下でもねえ。
―――――――な、泣いてなんかねーからな!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-18 15:00:57
4476文字
会話率:18%