少年は友達から、とある本を借りていく。それから友達と暫く遊んでいると、四時半が過ぎている事に気づき、帰り道を歩いていく。
だんだんと近づいていく、いつもの帰り道だった。
しかし少年は自身の安息の家に帰ることが出来なかった。
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最終更新:2024-09-07 16:54:35
6119文字
会話率:7%
清々しいほどの晴天だった。空いっぱいを埋めつくす虹と、かなりぬかるんだ地面。水たまりと一緒にそれらを踏みつけて、とある場所にやって来た。目の前にあるのは、大きな瀧。水面にたゆみなく打ち付ける、白い水。飛んでくる水しぶきが霧のようで、涼しい。
今日はここに来たかったんだ。私のはじまりの場所であり、私の終わりの場所でもある。そして、今再び、はじまりの場所になるだろう。私は大きく伸びをしたあと、ひと息ついて、また東に向かって歩いていく。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-05 20:22:22
2503文字
会話率:74%
二人の男がとある田舎の村に滞在していた。
その土地はサンマが名物なのだが、三度の食事すべてにサンマが出てくるので二人とも飽き飽きしていた。
そんな時、表を村人と他の村から来た者達がぞろぞろ歩いていく。
宿の者に聞くと、村の鎮守の祭りで、そこ
に歌舞伎役者の一座が来ているという。
芝居大好きな兄貴は渋る弟分を誘って芝居小屋へ向かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 13:48:03
7908文字
会話率:1%
MMORPGと独身貴族を楽しんでいたサラリーマンの田中大地。
でもある日、突如として中世ファンタジーの世界に降り立ってしまった。
夢だと思っていたが違う。世界は全て本物。しかも自分はホムンクルスだという。涙を流しながら大地は戻れないことを
思い知った。
プレイしていたMMORPG【クライシス】のデータがリンクしているおかげで人知を超える力を持っているけど、世界はプレイしていたMMORPGのものではなく、ホムンクルスというものもまた未知数だ。
転生者であると同時にホムンクルスであることにより自分の立ち位置を決めかねながら、七竜の一柱である銀竜や、道中で知り合った人々と共に、のらりくらりと各地や人と人の間を練り歩いていく話です。
基本、主人公による一人称ですが、途中から三人称を挟んだりしてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 12:27:10
2249944文字
会話率:34%
国の北方にある貧しいソンネ村に暮らすオットー・ホフマンは、言の葉を使うことができた。言の葉は、唱えることで自然に働きかけ、空気や光、植物、大地から少しだけ力をもらう術だ。オットーは六人兄弟の長男。父は五年前に病気で亡くなった。母ヒルデガル
ド・ホフマンは王宮に仕える言の葉使いだったが、半年前に王宮での事故に巻き込まれて命を落とした。そして、母ヒルデガルドの弟であるゲオルグと共に暮らすようになる。ゲオルグは浪費家で大酒飲みだったため、ホフマン家は次第に貧しくなっていく。
友人のウルスラ・ハーンも、言の葉使いだった。一緒に勉強を重ねるうちにオットーと仲を深めていくが、王宮からの招集を受け、村を出ることになった。ある夜、ゲオルグが酔って暴れ、くやしさと怒りで我を失ったオットーはゲオルグを呪い、図らずも上級の精霊シグフェルズを召喚してしまう。同じころ妹のブランカも癒しの精霊ミューゼルを召喚していた。
言の葉と精霊とのかかわりを、村に住む言の葉の教師ベルヒトルトから学び、少しずつオットーはシグフェルズについての理解を深めていく。
そのころ国全体が寒波に襲われ、滅びの道を歩もうとしていた。その原因が皇帝クリストフにあり、オットーの母ヒルデガルドはクリストフと、クリストフが召喚した最上位の精霊マティアスの手から逃れ、密かに隠れているということを知る。
オットーは母ヒルデガルドと、彼女が召喚した精霊フリードリヒと合流し、ブランカ、ミューゼルたちとともに王宮に向かった。
マティアスが、クリストフの願いを叶えた代償は、自分自身をもう一度作り直すこと。オットーは、家族や友人、精霊たちの協力を得ながら、シグフェルズの力を開放し、マティアスの魂を鎮めた。
契約が終了し、シグフェルズは去る。同じく妹ブランカの願いを叶えたミューゼルも去った。いつかまた彼らに会えることを信じ、オットーは未来に向かって歩いていくことを誓った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 13:50:29
93881文字
会話率:36%
永久につづくものではないと知っているから。歩いていける。(※重複投稿しています)仲仁へび
最終更新:2024-07-15 13:00:00
206文字
会話率:0%
何でもない時間を、ロマンチックに歩いていく工夫をしてみる。(※重複投稿しています)仲仁へび
最終更新:2024-04-13 00:00:00
249文字
会話率:20%
どこまでも続く道。そんな道を歩いていく話。抽象的。短い(※重複投稿作品)2023'4'13
最終更新:2022-02-18 22:07:25
336文字
会話率:0%
七月中旬、夏の始まりの朝。
今日この街を出ていく俺は、眠りから覚めつつある街を一人歩いていく。
あいつと過ごした思い出と、その底抜けに明るい笑顔。その思い出に浸りながら、俺は坂の上にあるお寺へと向かった――。
最終更新:2024-06-09 18:36:40
6309文字
会話率:36%
高校に通う、ある生徒。ある日の深夜、眠りについていると不思議な夢を見る。その後目覚め、何者かの声によって外へと誘われ、深夜の街へと繰り出す。
ある声の導く方へと歩いていくと、そこには見慣れないコンビニが——。
数奇な運命と世界の理不
尽。それぞれの意思通う時、呪われた地に祝福が訪れる……。
※こちらの小説は、アルファポリス、カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 12:09:29
7732文字
会話率:52%
異世界転移×ファンタジー×悪魔×昆虫×小説
世間から蔑まれ、ネットの世界では敵ばかりの無職である石動祐(いするぎ・ゆう)は、悶々とした毎日を過ごしていた。
―――社会の役に立たない人間は、死ななければいけない。
学校中退後、自己破壊的
な考えに長年支配されていた石動が、街中でふと目を覚ますと、そこにはRPGゲームで見たような異世界が広がっていた。
仮想世界に放り込まれた瞬間、頭に響いた
「石動、もっと楽しめよ」
という謎の声。
石動らに立ちはだかる〝仮想派〟に属する、神の加護を受けた戦士〝スポン・ジェネシス8〟。
オールド・ハリーを仲間にした石動に関心を寄せる、魔界の大物である悪魔たち。
これは愛する家族のいない孤独で過酷な世界に抗い、元の世界へと戻るため、目的を共にする仲間と世界を渡り歩いていく―――迷い人の冒険譚。
主要キャラクター
石動 祐(いするぎ・ゆう) NN:シュタイン、ジョン・ドウ
MBTI:INFP 173cm 65㎏ 28歳
ネガティブで寡黙な、無職の青年。
人に絡まれたりした時は、心の中で文句を言ったりするものの、基本的には無害な善人。
最終学歴は高校中退。
しかし興味のある動物、海洋生物、昆虫、古生物、民俗学、精神医学、心理学、オカルト分野などについては、そこそこ詳しい。
その知識のお陰か、直美や仲間からは雑学博士と呼ばれ、親しまれている?
興味のあることには知識欲旺盛な反面、興味のないことは中学生レベルの知識もなかったり、かなり間の抜けたドジなところも。
高校中退後の現実世界ではゲームや読書、インターネットサーフィンなど、インドアな趣味で時間を潰し、日々を過ごしていた。
オールド・ハリーと契約を結んだことで、〝狡猾な悪魔〟と不名誉な通称で呼ばれるようになったのが不満。
一人称は俺だが、人と話す際は僕か自分。
両親と、実家から離れて暮らす2歳年上の姉がいる。
以下、作者(?がらくた)からの注意書き
三人称一元視点の異世界転移もの小説です。
この小説はFC2ブログ、小説家になろう、ハーメルンに投稿されています。
あらすじの文字数制限の関係で、キャラクター紹介は端折ったので登場次第前書き、後書きに書いていきます、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 18:21:35
193573文字
会話率:34%
1人歩いていく私は少女A
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最終更新:2024-04-28 00:46:38
235文字
会話率:0%
「ディアーナ!君との婚約はここに破棄させてもらう!!」
突然そんなことを宣われ命以外のすべてを失ったディアーナ。
このままこの国に居るとろくなことにならないような気がしたので、他国へ移動するために通りかかった城下町で明らかによろしくない
輩に絡まれている老婆を助けた。
すると彼女から住み込みの仕事をしてくれないかと頼み込まれてしまった。
彼女の雰囲気と招かれた家に安心感を覚えたディアーナはそれに承諾したのだが。
(わたくしはこのお屋敷のメイドとして雇われたのでは…?え、選定の儀?聞いておりませんけれども)
心を許した人にはとことん甘くなるディアーナと、それを見抜いて肝心な情報を出し惜しみ上手く丸め込んでしまう元老婆のせいで計画的勘違いから始まった王竜候補者のお世話係。
真面目に取り組んでいると次第にディアーナの身体に変化が現れ…?
自分の境遇を嘆くことなく真面目にコツコツ、明るく元気に時にキュンとしつつ歩いていくディアーナが行きつく先は?
血なまぐさくなることもあるため保険としてR-15を付けております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 20:00:00
37539文字
会話率:21%
少し未来の世界。核戦争が起きて荒廃した世界で、ひとりで歩いていくうちに、自分の過ちと痛みを理解する少女の物語。
戦争、死の描写があります。
精神的な負担が予想される方はブラウザバックをお願いします。
この作品は、以前pixivで投稿して
いたものをそのまま転載したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 20:26:10
1590文字
会話率:0%
オトノマース人形国という人形の国の第二王女で姫型自律人形として生み出されたドルイディ。
彼女は自身の開発者が生前に出来なかった『恋愛』と『結婚』を代わりに行うために王都でその相手を探していたところ、人形を生み出す仕事、人形師の青年と出
会う。
彼の名前はリモデル。彼に助けてもらったことがきっかけで彼と付き合うことを決めたドルイディは果てしない結婚への茨の道を彼と共に歩いていくことになるのだった。
*****
※この作品はジャンルを異世界恋愛に設定していますが、ハイファンタジーのような戦闘描写が度々あります。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 17:10:00
648066文字
会話率:35%
日付の変わる時に刻まれる物語。
その、2つ目。
とある春の日。
大手企業に勤めるサラリーマンのあなたは、仕事終わりにある山奥を訪れた。
そこは、桜の隠れた名所として有名な所だった。
車から降り、しばらく歩いたあなたは、一人の若い女性に
出会う。
妙に馴れ馴れしく話す彼女は、あなたの手を引いて桜並木へと歩いていく…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 00:00:00
2227文字
会話率:0%
隣の市に引っ越して来た姉の家に、子供を連れて遊びに行く私。その日は姉の家で夕食の準備をしていたのだけれど、バタバタと駆け回る足音が聞こえてくる。子供たちは静かにゲームをして遊んでいるのに、何故、足音だけがバタバタと聞こえたの?夜になると、今
度はぺたりぺたりと足音が響きだす。目には見えない誰かの足音が、確かにリビングの中を歩いていく。姉と私、二人が聞いた足音は、姉の夫である貴文さんが連れてきたものみたい。貴文さんは、死んだ両親に会うために何処に出かけたの?そうして何を連れ帰ってきたの?ゾッとするような怪談話。姉はどの選択を選べば良いのだろうか?カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 09:07:41
5723文字
会話率:52%
作家名eriこと、若手ぬいぐるみ作家の大葉ナズナは、作品への嫉妬から主催の恭子によって腹を刺されてしまう。
朦朧とした意識の中、「来世では女性から羨望の目で見られるようなイケメンになって作家活動がしたい」と願うと、〝生き神〟と名乗る男
が現れて、見たことのない世界へ転移する。
それも、戦場で死にかけたエリムレアという男の体に。白銀の双剣士エリムレアという〝強いイケメン〟で新しい人生を歩いていくことになったものの……?
ぬいぐるみを作るためには、さまざまな試練が待ち受ける!
異世界転移・男女入れ替わりのファンタジー作品です。
・eriこと大葉ナズナ=本作の主人公。
子供の頃からハンドメイドが大好きな23歳の会社員。兼業ぬいぐるみ作家
・エリムレア
異世界のヨーン市に在籍する冒険者兼自警団員。
・キージェ
エリムレアの親友で魔導士。金髪に碧目。
・アイリス
エリムレアの親友で治癒士。藤色の髪にアメジストの瞳
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 23:00:00
173783文字
会話率:57%
こんなことになるのなら、いっそ奪えばよかった——
深山深雪。 僕は彼女のことが好きで、彼女も僕のことを好きで。 きっといつまでも一緒に歩いていくのだろうと、子供みたいな純粋さで疑うことなく信じていた。
多くの人が不快と感じる描写があるかも
しれません。
なろうでの掲載はカクヨムより遅れたものになります。
カクヨムコンにて応募中
https://kakuyomu.jp/works/16817330668518712242折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 02:54:37
84573文字
会話率:13%
二人、歩いていく。たぶん。
最終更新:2024-01-18 17:43:35
2722文字
会話率:61%
童話「アリとキリギリス」を少しアレンジしたような話です。
毎日仕事もせず、唄ばかり歌っているキリギリス。そこへ事件が起こり、決意したキリギリスは昆虫村を出ることにする(春)。雪が降り、食料に困ったキリギリス。アリにも食べ物を分けてもらえず
、彼は町へ向けて歩いていく(冬)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 16:54:01
12310文字
会話率:28%
これは夜明けの物語。今ここから旅立とう――
エルディネ王国の北端、ルーベン辺境伯領にそびえ立つ黒い塔に住む錬金術師ナサニエルは、ある日塔の裏手の森で光の精霊に育てられた白い髪の幼子を拾う。その国では白髪の子は呪い持ちとして捨て子となる
運命にあったが、稀に精霊がその子を拾い上げて育てることがあった。かつて愛した人の言葉を思い出し、その子を育てることにしたナサニエルは、光を意味するレイリアと名付けてリアと呼ぶようになった。
魔法と錬金術の研究に明け暮れて独り塔の中で孤独に過ごし、子育てどころか人とあまり触れ合うことなく生きてきたナサニエルにとっては、何もかもが初めてで大変な日々。それでもリアとの触れ合いの中で少しずつ表情を取り戻し、家族や愛、生の実感、拾い上げた初めての感情を一つずつ理解し始める――
精霊の祝福によって動物の心が分かるリアは、ダイアウルフやイヌワシを始めとする森の生き物に囲まれ、自然の論理に従って育っていく。世界とズレて生きるナサニエルとリアは、森と塔と言う広く平和な箱庭から、外の世界へとやがて踏み出し道を分かつその時を、覚悟しながらゆっくりと寄り添い歩いていく。
不器用な父娘は出会いと別れを繰り返し、寂しさと温もりを抱えて、今日もその塔で生きている。
注)本作品は別筆名にて掲載されたものとその続きです。火曜日 朝7時更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 07:00:00
581112文字
会話率:36%