アノン侯爵家夫人であるシルビアは、幼馴染であるクリスティンと結婚している。かつて夫は、同じ幼馴染である王太子妃フェリシアと恋仲だった。その恋が破れて、仕方なく結婚したのが私…。だけどもう手の届かない存在になったフェリシアを忘れて、きっと私を
愛してくれるようになるはず!そう思い続けて三年、変わらず彼女を愛し続けている夫に私の心はズタズタ…もう限界!
もう楽になりたいわ…そう思った私は、偶然起こった事故を利用して『私』という存在を消すことに成功する。この先は自分の好きに生きていきたい…そう心に誓ったのに、過去の自分がどこまでも追い掛けてくる。果たして、その先にあるものとは?
R対象話には、『*』マークをつけます。お気を付け下さい。R15がどの程度までなのかよく分からないのですが、際どくない程度にそういう表現があると思っていただけたらと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 09:00:00
100158文字
会話率:31%
ベルナルド家の令嬢、アリッサは馬車で移動中、盗賊に襲われ記憶を失い森の中をさまよっていた。
森を支配している魔法使いのレン・ウォーカーに救われふたりは生活を共にする。
しかしある日アリッサが重い病にかかってしまう。
彼女を救う方法は大蛇の生
き血を飲むこと。
だがそれと引き換えにレンは「大事なもの」を失うことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 22:36:10
430623文字
会話率:27%
舞台は、日本の東の果てのとある孤島。
ネットがようやく開通したこの地で、ゲーム好きの少年・カイト(16)は、人生初のVRMMOに挑戦する。
しかし、回線はまさかのポンコツ。ログインするたびに「接続中……」の文字と共に世界が止まり、
そのラグ
の間だけ無敵化するという奇妙な仕様に見舞われる。
無敵状態で敵味方関係なくぶっ飛ばしてしまうカイト。
それでも、旅の中で信頼できる仲間たちと出会っていく。
・ユイ:島の幼馴染で、都会に進学したツンデレ系アーチャー。
・だいちゃん:自称プロゲーマー。パンツ一丁でログインしてきた脳筋タンク。
・先生(仮名):都会の進学校で教師をしているヒーラー。年齢非公開。強い。
トラブルまみれのパーティだが、共に戦ううちに少しずつ絆を深めていく。
カイトもラグ状態を制御できるようになり、「無敵=最強」ではなく、「仲間がいてこその力」だと気づいていく。
そしてたどり着く最終試練、神々の領域・ヴァルハラ。
激しいバトルの末、ラグ無敵と仲間の連携で最終ボスを撃破し、
カイトたちは“第1部完”的な荘厳な演出に包まれる。
しかし彼らの旅は、まだ始まったばかり。
ギルド作成は……後回し!
回線は……不安定!
でも——仲間となら、どこまでも行ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 20:00:00
10384文字
会話率:51%
優しく微笑む少女・星見えりと、過去に囚われた少年・一色勝。ふたりの出会いは偶然だったはずなのに、どこか歪に、どこまでも切なく重なっていく。偽りの笑顔、ねじれた記憶、ほどけない想い。やがて真実が明かされるとき、待っていたのは愛か罰か——『イベ
リスの鎖』、初恋がすべてを狂わせた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 20:00:00
37153文字
会話率:21%
私はRP(ロールプレイ)が好きだ。
ある時は二丁拳銃を構えた戦闘メイド、またある時はツインドリルのロリータ娘。そしてまたある時は豪快苛烈なアマゾネスまで、今まで様々なキャラクターを演じてきた。
しかし最近はある事件がきっかけで、めっきりRP
の世界から離れていた。
別のゲームをやるもどこか満たされない。そんなしょぼくれた私に双子の兄と姉がくれたのは、とあるVRMMORPGの第2陣当選チケットだった。
再びRPを楽しむべく練りに練ったアバターで、どこまでもリアルなファンタジーの世界を勝手気儘に旅をする。
双子の兄妹に新たなフレンド、そして個性豊かな住人たちと織り成すほのぼの系VRMMORPGの世界。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 20:00:00
192874文字
会話率:27%
「大丈夫、シアワセにしてあげるから」
光坂澪は刃物を持ったストーカー男の姫野千影に押し倒されていた。このままでは拉致られて監禁されるか殺されてしまう――!絶体絶命大ピンチのその瞬間、
「――聖女様、聖女様、声が聞こえるならどうか。どうか
私達をお救い下さい。」
部屋に置いてある姿見が突然光を放つ。助けてほしいのはこっちだ!と思いながらも澪は鏡の中に逃げ込んだ。
目を開けると西洋ファンタジーのような異世界の教会だった。
しかし、自分を見つめる全員の目が明らかに泳いでいるし困惑している。不思議に思い、辺りを見るとストーカー男がきょとんとした顔で澪を見つめていた。
どうやら聖女の力や加護は自分ではなくストーカー男についてしまったらしい。
澪にしか興味がない、どこまでもずれてる変態執着ストーカーの千影とどうしても千影から逃げたい澪の世界を救う?旅が始まった。
でも、この世界はどこからどう見ても平和で長閑、人々は笑顔でまるで楽園のような場所。どこに世界を救う要素があるんだろう。
(毎日19時30分ごろ投稿)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 19:30:00
139964文字
会話率:59%
……翼がほしいと思った。
物心ついた時から、勇者候補であるリオンは第四勇者学院のなかで過ごしてきた。
壁に囲まれた学院の生活に嫌気が差していたリオンは、自由がある外の世界に憧れを抱いていた。
まもなく卒業試験が行われる。無
事に合格すれば、仲間と一緒に外の世界に出ていき、勇者候補として魔物たちとの戦いに身を投じることになる。
いつか再会することを約束したあの人とも、会えるかもしれない。
だが、卒業試験を間近に控えたリオンのもとに、外の世界から訪れた特別顧問との模擬戦の話が持ちかけられる。
勇者候補専用の武装である勇者の鎧を装着して、リオンは模擬戦に挑む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 19:19:15
101112文字
会話率:28%
西暦2100年。最終戦争後の汚染された地上を捨て、人類の残滓は、旧カリフォルニアの地下鉄網に築かれた巨大な地下都市に生存圏を求めた。そこは、テクノロジーによって生命維持され、同時に厳格に管理された階層社会システム。全4階層に分断された閉鎖空
間では、上層の支配者層が水資源と情報を掌握し、絶対的な秩序を敷いていた。
最下層B4Fは、システムの効率化から排除された「不要な人間」が廃棄されるスラム街。遺伝子改変された菌類や家畜に依存する歪な食料供給。常に湿った空気と、上層から漏れ落ちる汚水。そんな劣悪な環境で、システムによって存在しないものとして扱われる孤児、ニコ(15歳)は生きていた。彼の日常は、高度な監視システムの目をかいくぐり、わずかな食料を漁る、絶望的なサバイバルだった。
だが、彼の運命は、禁忌に触れた瞬間から動き出す。偶然発見したのは、旧世界の遺物――色褪せた『サンフランシスコガイド』。そこに記録されていたのは、失われたはずの、テクノロジーに管理されていない自然の姿。青い空、そして、どこまでも広がる「海」。それは、彼が知る人工的な地下都市とはあまりにもかけ離れた、しかし強烈なリアリティを持つ光景だった。
「真実が知りたい」。ガイドブックは、ニコの心にシステムへの疑念と、外部世界への渇望という危険なバグを植え付けた。彼は決意する。厳重なセキュリティと監視網を突破し、階層を隔てる壁を越え、支配者層が隠蔽する「地上」の真実を暴くことを。
B3Fのバイオハザードじみた農場、B2Fのインフラを支える機械都市、そして欺瞞に満ちたB1Fの偽りの楽園へ。各階層は、物理的な障壁だけでなく、巧妙な情報統制と心理的な壁によっても隔てられている。ニコは、時にハッキングのようにシステムの脆弱性を突き、時に原始的な暴力に手を染めながら、この巨大な地下構造物を上昇していく。
これは、テクノロジーによって維持されるディストピアからの脱出を描く近未来SF。管理社会の底辺に生まれた少年が、禁断の知識(データ)を手に、システムの根幹へと挑む物語。彼は、情報統制の壁を破り、自由な「海」へとたどり着くことができるのか? 人間がテクノロジーによって作り出した「楽園」の、真の姿とは?
閉ざされた地下都市の欺瞞に挑む、レジスタンスが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 19:10:00
34838文字
会話率:36%
神谷烈火は、愛車のバイクごと異世界へ転移してしまった。
そこではバイクに“龍の魂”が宿り、炎や氷の魔法まで扱う“魔導バイク”に変貌!
仲間になった剣士や魔導技師、僧侶、弓使いのヒロインたちと共に、最強のドラゴン復活を阻むため世界を駆
け巡る。
「誰よりも速く、どこまでも走る」——自由を求める烈火と、竜の咆哮を上げるバイクの疾走劇がいま始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 19:00:00
96064文字
会話率:40%
あらゆる生物が角、牙、爪、尾、そして翼といった竜の身体的特徴を後天的に発現し得る世界、ドラグリア。
草食動物は肉食性と凶暴性を、肉食動物は更なる凶暴性を獲得し、まだ〝竜化〟していない生物を餌とするべく獰猛かつ貪欲に襲いかかる。
そんな〝
竜化生物〟を狩猟する事を生業とする竜狩人のユニは、ある日突然ユニ自身がリーダーを務めるパーティーから抜けてほしいと宣告される。
だが、ユニは全く焦っても怒っても悲しんでもいなかった。
何故なら、それこそがユニの──……?
これは、どこまでも己の夢を叶える為だけに世界を渡り歩いて竜を狩る、1人の竜狩人と。
その竜狩人に連れられて現世を往く、3柱の人外たちが織り成す冒険譚である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 19:00:00
589463文字
会話率:35%
雨の夜、5年ぶりに再会したふたり。
高校卒業と同時にすれ違った初恋の想いは、
雨音の中、静かにふたたび動き出す。
ゴーストハンターとして地元に残った史狼(しろう)は、
かつて想いを寄せていた兄の親友・海都(かいと)と再会する。
昔と変わ
らない穏やかさ。
大人びたその笑顔。
そして、今も史狼だけに向けられる優しさに、
閉じ込めていた想いがあふれそうになる。
「好きだって、言わないとわからない?」
すれ違いながらも、少しずつ近づいていくふたり。
甘くて、苦くて、まっすぐで。
どこまでも不器用な初恋の、その続きの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 17:00:00
21881文字
会話率:37%
これは、ある時、僕たちの住む地球と違う分岐をしてしまった並列世界線(パラレルワールド)の地球の話。
とある中高一貫校に、問題児とも呼ばれるおかしな少年少女たちがいる。
高校一年生のある中間テストが終わった日、彼らの所属するボードゲーム同好
会ではボードゲームをする予定があった
ボードゲームを楽しんでいた彼らは…気づけば森の中にいた
そこからなんの導きのない世界に動揺しつつ、最初の教えを受け、どこまでも彼らは成長し、やりたいことをやってゆく
そんな狂人たちは今日もやりたい放題やっている
こちらはカオスなアホどもというYouTubeチャンネルのメンバーを元とした小説です
僕は、せつなとして動画を編集しております
毎週投稿してるんでよければこちらもお願いします
リンク:https://youtube.com/@user-mq2do4df9t?si=hxHvq_HRdgEjjJVR折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 15:00:00
154366文字
会話率:72%
シャーオン・グレイラットはある望みを持って異世界転生した。グレイラットには3人の貴族の姉妹がいて、その中の末っ子の男の子に転生したのだ。ただ、シャーオンを溺愛する姉妹に追いかけられながら、シャーオンは、現代知識から魔法の才能に目覚め、きれい
な姉妹に結婚を迫られながら、学園に通い、どこまでも強く賢く生きて行く。学園には、かわいい同級生がいて、シャーオンの才能に同級生たちは夢中になって行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 07:13:43
51168文字
会話率:17%
シャーオン・グレイラットはある望みを持って異世界転生した。グレイラットには3人の貴族の姉妹がいて、その中の末っ子の男の子に転生したのだ。ただ、シャーオンを溺愛する姉妹に追いかけられながら、シャーオンは、現代知識から魔法の才能に目覚め、きれい
な姉妹に結婚を迫られながら、学園に通い、どこまでも強く賢く生きて行く。学園には、かわいい同級生がいて、シャーオンの才能に同級生たちは夢中になって行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 14:10:17
1883文字
会話率:0%
~元伝説の暗殺者は、異世界でも最強らしいです~
伝説の暗殺者が異世界へ転生――最強の宿命は、どこまでも追いかけてくる。
裏切りにより命を落とした暗殺者が再び目を覚ますは、剣と魔法が支配する異世界。転生の際に授けられたのは、前世からの相
棒である双剣のみ。だけど、前世の技術(暗殺術)は異世界でも通用し(すぎ)て…。
無双する最強の暗殺者、シオンが異世界で生き抜くために選ぶ道。再び繰り広げられる戦いの、その終着点とは…。
無双する元・暗殺者の転生劇、開幕!
短編です。
毎日2回投稿です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 07:20:00
18789文字
会話率:45%
澄み切った空の下、見下ろした景色はどこまでも緑一色。高くそびえる木々が深い影を落とし、苔や茂みが足元を覆い、魔物の雄叫びが森の奥にこだまする——そんな深い森の中。どうやって生き残ったのか分からない人間がふらつきながら、森の奥へと歩みを進めま
す。そんな彼に興味を持った精霊が出会い。そして、殴り飛ばします。
精霊と人間の不思議な出会いと生き方を辿る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 22:39:57
5530文字
会話率:24%
色んな種族、色んな魔法が存在するこの世界で、なおすことのできる少年と壊すことしかできない少女が出会う。
広くどこまでも続く世界で彼らは出会い、傷つけ合い、そして癒し合う。
近すぎても離れすぎてもいけない難しいヒューマンドラマ。
最終更新:2025-04-15 08:40:00
15510文字
会話率:42%
異世界に召喚された勇者シン。彼は魔王を倒せるほどの圧倒的な力を持っていた。……ただし、好感度が最低ならば、という条件付きで。
彼のスキル【好感度変換】は、周囲から嫌われれば嫌われるほど強くなる特殊な力。逆に、好かれれば好かれるほどゴミスキ
ルを獲得し、戦闘能力が激減するという最悪の仕様だった。
当然、民衆からは忌み嫌われ、魔王軍からは憎悪されることとなる。
しかし、そんな彼をただ一人理解してくれる幼馴染の巫女・リリエルだけは、どこまでも彼を支えようとする。
「シンは世界を救う勇者だから! 私もサポートするよ!」
「いや、だからそれが俺には致命的なんだって……!」
巫女リリエルは国中から崇拝され、彼女に協力する者は後を絶たない。だが、勇者シンには誰も手を貸そうとしない。むしろ、彼女の支援を受けることで周囲の反感を買い、ますます嫌われてしまう。
そんな中、魔王軍は彼のスキルを知り、「勇者であるだけでも忌々しいというのに、貴様のスキルのせいで見ているだけで虫唾が走る」と勇者抹殺を最優先事項に掲げる。
「好感度マイナス999%の勇者」に世界はあまりにも厳しすぎた。
それでもシンは、己の矜持のために世界に認められる真の勇者を目指す――!
「民衆に讃えられてこそ、勇者だろ!!」
これは、好感度という足枷を抱えながらも理想を追い求める勇者と、彼を全力で支える巫女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 20:28:01
36936文字
会話率:48%
真面目で誠実な二十代後半の男性、大須 啓太は、ゲームのデバッグを仕事とする派遣会社に登録して働いていたが、ある時、過労が祟ったのかそれ以外の原因か、仕事終わりに意識を失い倒れてしまう。
そして目覚めた彼の目に飛び込んできたのは見覚えのない
大自然と空を飛ぶドラゴン……。
突然の出来事に一般人であれば困惑するか興奮するかのどちらかだっただろう……しかし彼はどこまでも真面目で誠実で、生粋のゲームデバッガーである。
「ふむ」と一言、訳の分からない現状をただそのまま受け入れると、その見たことのないファンタジーな世界を検証することにした……。
これは、そんな訪れる先々で周囲の迷惑をあまり考えず、ただ真面目にハチャメチャな検証を行う彼の、平凡な日常を描いた物語……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 08:00:00
1344940文字
会話率:40%
異世界の魔法学校「王立セントラル魔法科学研究院」に編入してきた田舎育ちの女の子、スピカ。騒がしくて、空気も読めないけど、どこまでも明るく前向きな彼女と、同期4人の編入生の物語。魔法学校での生活・競争からやがて舞台は学校の外側までも及んでいく
……。
同筆者「幸福の花は静かに笑う」の続編にあたる物語です。前作に登場したキャラクターが多数登場します!
ですが、本作品からでも楽しめるようにしておりますので、前作未読の方も是非お読みください!
※本作品は、カクヨム(URL:https://kakuyomu.jp/works/16817330659422024921)にて完結済です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 07:03:38
235951文字
会話率:46%
どこまでもずっとついていない少年霧斗。
名前だけはヤンキーみたいで強そうだね、と言われる、争う事が苦手な少年。
油断すれば鳥のフンが落ちてきて、上ばかり気にしていたら足元には犬のフン。嫌な事をする時のアンラッキーくじは毎回大当たり。
イベント毎はことごとく雨。
ある日学校に向かう途中、電車を待っていたら後ろで騒ぐ青年達。ふざけ合って押したり笑ったりしてはしゃいでいる。何度か背中にぶつかられて、危なくね?と判断。場所を移ろうとしたタイミングでドンっと強い衝撃。ふわりと浮く身体。視界を占める通勤電車。プツリと途切れる意識。死に方まで運がないわ〜。
目が覚めると真っ白な世界。
目の前には先程後ろで騒いでいた青年達が土下座している。
後ろにめっちゃ偉そうな爺さん。
曰く、目の前の青年達は神様候補者だと。
曰く、世界体験(職場体験みたいな?)中だった。
曰く、初めての世界にはしゃいでしまった。
曰く、自分は本来あそこで死ぬ予定では無かった。
曰く、しかし肉体はぐしゃぐしゃの即死状態な上大人数に見られてしまい、復活はできない(そうでなければ出来るらしい)
曰く、異世界へ身体を再構築して転移させるので許してください。
曰く、許さなければ、目の前の青年達は分解新たな神様候補者を作成しなければならず、自分はそのまま輪廻の輪に戻る事になる。
仕方ない、異世界に行きます。貴方達も反省してくださいね。命の大事さわかったと思うから良い神様になって下さいね。
それに感動した青年達と偉そうな爺さん。それぞれ一つだけ願いというか祝福を授けるよ、との事。
ラノベ知識を総動員して【言語対応】【アイテムボックス】【鑑定】【魔法】【常識の為のマナーブック】そして【幸運】をお願いした。
なんてったってオレは不運。それを塗り替える幸運をつけてもらえれば差し引きゼロで普通くらいにはなれるはず!
常識マナーブックがあるからオレTUEEEとかならないし、無自覚系無双とかにもならないはず!
からの幸運なはずなのに何故か不運って言うしっちゃかめっちゃかストーリー(の予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 00:00:00
647381文字
会話率:14%