「サイテー」
三谷正義はその言葉を聞き慣れている。どうしてかというと、彼は最低だから。正義という名前でありながら、複数人と付き合うというなんとも残念な人なのだけれど、本人は男しかいない飲み会ではよくこのことを鉄板ネタとして話す。三谷正義は
最多で6人の彼女と同時に付き合っていたし、その間にセフレは少なくとも10人はいた。だから今日もまた彼は付き合っている相手に「サイテー」と言わせてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 22:12:32
1726文字
会話率:38%
「フランシスカ・セラ・ソシアス、罪人である貴様に名誉ある死を与える。古代竜ギータ陛下の血肉となり、その恩恵を我らに授けよ」
元婚約者に死を宣告され、私は古代竜ギータ陛下の生贄として捧げられる。純白のドレスを纏う私の口から吐き出されたのは呪
いだった。
突き落とされるなんて御免だわ。呪いを吐いた私は神殿騎士に刺された槍を引き抜き、自ら身を投げた。転生した異世界は最低だったわ。転生した二度目の人生はこうして幕を閉じた……はずが?
目が覚めるとタイムリープしていた。それだけではなく、周囲の私への接し方がおかしい。疎んで蔑む私への溺愛、浮気したはずの婚約者の執着。変化した状況が恐ろしくて逃げ出す私を、古代竜が受け止めた。
――そなたは、我の花嫁ぞ。誰も傷つけることは出来ぬ。愛され幸せになるのが、そなたの新たな人生だ。
古代竜ギータの言葉通り、フランシスカは愛されながら幸せに向かって歩み出す。
ハッピーエンド確定です。
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2022/08/26、連載開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 21:00:00
117060文字
会話率:42%
「君との婚約を破棄する!」
万能薬が出来た今、聖女の私は必要なくなったそうです。
結婚してくれると言ってくれたあの言葉、一緒にいた時間、全て偽りだったのですか?
もう、世界がどうなろうと知りません。
貴族なんて最低だ。私も最低になってや
る。
こんな気分じゃ何も手につかない。
趣味でやっていた薬作りも、もうやりません!
……え、趣味で作ってたあれが万能薬だったの?
最近高値で取引されている心を操る薬?
……え、それも私が作りました。
若返りの薬。
……え、それも私です。
世界を混乱に陥れていたのは私のせいだったのですか?
なんか、ごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 10:59:59
12822文字
会話率:29%
恋って何だろう。人生ってむなしい。一緒に死のう。overdose 君と二人。ねえ二人ともわかってたよ。運命だと信じてた日々よさようなら。いまだに君が一番最低だ大好きだった。一生大好きでした。
という歌詞のエモさを追求したくて、恋愛哲学者にな
りました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-18 00:24:01
1380文字
会話率:28%
――生まれてからずっと、わたしの人生は最低だった。
ギャンブル狂いの両親の元に生まれてしまったわたし、セレーナは両親のギャンブルの資金と背活費を稼ぐために働いていたのに、金欲しさに両親に売り飛ばされた。
しかし、国の王子様がわたしを買っ
てくれて、わたしを婚約者として迎え入れてくれた。
これで幸せになれる――そう思ってたけど、王子様には裏があった。
国王様に婚約者の事で言われていたみたいで、丁度よさそうなわたしをその場しのぎの婚約者にしたそうだ。
その場しのぎを乗り越えた王子様は、わたしを幽閉すると、わたしを虐待し始めた。お城の人達も、そろってわたしを虐げた。殴る蹴る、魔法の実験台、毒味……何をされたか覚えきれないくらい、酷い事をされた。
そして、極め付きには、
「セレーナ、お前との婚約を破棄する!」
と言ってわたしと婚約を破棄し、新しいお相手が酷い目に合っていたとでっち上げてわたしを悪人に仕立て上げて、凍えるくらい寒い森の中に追放した。しかも、わたしの頭の中に呪いを残して。
呪いのせいで激しい頭痛に耐えるわたしだけど、行く所が無いし、生きる希望も無い。
仕方なく森をさまよっていると、わたしを慰めるように、どこからかわたしを呼ぶ声が聞こえてきた。そこに向かうと、美しくて迫力のある、大きな滝があった。
そうだ、ここから落ちて死ねばいいんだ。
そう思って飛び降りようとしたら、わたしは先客として釣りをしていた、美しい男性に止められる事になる。
――そしてこれが、わたしの人生が大きく変わる出来事になるとも知らずに。
※カクヨム様、アルファポリス様にも投稿しております。最終話まで執筆済み、ざまぁは後半にあります※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 21:55:10
129020文字
会話率:62%
「興味無いもの。恋愛。嫌いなもの。男。近寄る男には三日月蹴りからの掌底」
主人公に名前はありません。
他の人物は名無しかイニシャルか肩書だけです。
幼い頃から可愛いだの将来美人になるだの、周囲に散々言われ続けて早幾年。
自分では何とも思
っていないその容姿なのに、群がる男は枚挙に暇がない状態。
鬱陶しいし近寄るなと言っても、傍に寄って来て汚らわしい言葉を投げかけてくる。
だから、対抗措置として三日月蹴りをくれてやる。時に殴る蹴るで対処しないと自分の身を守れない。
男なんて汚くて下心しかないから嫌いだって、ずっと思ってた。
世の中の物語には男に都合の良い女が溢れ、それを当たり前と思う男が居て。
最低だと思うけど、それが今の男社会だと思ってた。
そんな自分に転機が訪れるなんて思いもよらなかった。
※ 男性が読むと胸糞悪くなる表現はあります。
全5話1万6千文字弱の短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 19:10:03
15651文字
会話率:28%
十六歳の庶民の女の子ミーナ。年頃にもかかわらず家事スキルが壊滅的で浮いた話が全くなかったが、突然大魔導士だった前世の記憶が突然よみがえった。
現世でも資質があったから、同じ道を目指すことにした。前世での弟子——マルクも探したかったから。
師匠として最低だったから、彼に会って謝りたかった。死んでから三十年経っていたけど、同じ魔導士ならばきっと探しやすいだろうと考えていた。
魔導士になるために魔導学校の入学試験を受け、無事に合格できた。ところが、校長室に呼び出されて試験結果について問い質され、そこで弟子と再会したけど、彼は私が師匠だと信じてくれなかった。
「私のところに彼女の生まれ変わりが来たのは、君で二十五人目です」
なんですってー!?
魔導士最強だけどズボラで不器用なミーナと、彼女に対して恋愛的な期待感ゼロだけど絶対逃す気がないから外堀をひたすら埋めていく弟子マルクのラブコメです。
※短編版とは設定が少し異なっています。
※12万字弱くらいの予定で、ほぼ書き終わっています。
※感想欄は完結後に開放予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 08:00:00
118294文字
会話率:38%
どうやら生まれ変わりをしたらしい。十二歳のミーナがそう気づいたのは、弟の怪我の治療で魔導を見たときだ。
大魔導士だった前世の記憶がよみがえり、現世でも資質があったので、同じ道を目指すことにした。
実はミーナには目的があった。前世での弟子——
マルクを探すことだ。
師匠として最低だったと現世で反省したミーナは彼に謝りたかったのだ。
死んでから三十年経っていたが、同じ魔導士ならば探しやすいと考えていた。
魔導士になるために魔導学校の入学試験を受けなければならない。試験には無事に合格したが、校長室にミーナは呼び出されて試験結果について問い質されることになる。
そこで弟子と再会するが、彼はミーナが師匠だと信じてくれなかった。
「私のところに彼女の生まれ変わりが来たのは、君で二十五人目です」
なんですとー!?
全三話。
鳴田るな様主催【純愛短編企画】参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 00:00:00
19223文字
会話率:30%
変なスキルや怪しいJOBを持っていたために、どこのパーティにも入れてもらえなかった
「街一番の嫌われ者」、「街一番の役立たず」、「街一番の運のない男」などなど。
こうなったら、その人間だけでパーティを組もう!
その結果、勇者が何人かかっても
倒せなかった魔王を瞬殺できるようになりました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-05 20:00:00
68759文字
会話率:17%
トラさんは、いつも独りぼっち。
みんなは、トラさんのことをこう言います。
こわい!
ひどいやつだ!
意地悪!
最低だ!
でも、本当は……
あなたの目に映る誰かは、本当にそうなのでしょうか?
最終更新:2022-02-22 22:14:03
3200文字
会話率:4%
「少年、頑張るのだよ。もっと楽しませて」
独りぼっちの神様と独りよがりな天使の少年。
君と僕だけの特別な世界を作りましょう。愛やら恋やら好意やら、嫉妬に憎悪に復讐に。そんなものはくだらなく最低だから。そんなことをするやつは愚か者だ
けだから。
独りよがりな君のための舞台はすでに用意されている。キャストに君の友人と相棒と刺客をくれてやる。
最高の舞台でしょう?
「勿論、神様との楽しい遊戯、ハンデもあげるんだよん」
何度も何度も君がやり直せるように、特別をあげる。どんなに苦しくても逃げたくてもやめたくても、離れない地獄のようなものだけど。
死んで死んで死にまくって、生きて勝ってね。
僕のための君が、君のための僕に勝利を収める夢物語。目まぐるしい程の眩しくも後先見えぬ、永遠にも似た、まわりくどい物語。
天使の少年と悪魔の幼女。
愛と愚行と復讐の御伽噺。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-22 18:41:58
164867文字
会話率:42%
最新のデバイス、バーチャルホンによるARゲームアプリ『72(セブンティツ―)』の正式配信日。
ゲームの配信を待ち望んでいた人達が一斉にログインをすると、そこで待っていたのはAR映像ではなく実際のモンスター達。
プレイヤー達はゲーム
とリアルがシンクロしてしまったこの世界を救う為に慌ててモンスターに挑みゲームクリアを目指すが、その殆どがあっけなく殺されていった。
そんな中1人の男だけがコツコツとレベル上げに勤しんでいた。
男の名前は芦沼瑞樹(あしぬまみずき)。
βテストで戦闘力ランク最低だった彼は救済処置のように用意された職業『アンデッド』の特性を利用してプレイヤー唯一の『不死』になると、通常倒せないような格上を泥臭く倒していたのだ。
「攻撃力が低くてもダメージを1さえ与えられれば、俺の勝ちなんだよなぁ。格上のモンスターさん、大量経験値ありがとうございます。あ、他のプレイヤーさんは危ないんで家でポテチでも食っててください。このゲーム俺がクリアしますんで」
これはβテストで最低ランクだった男が、最速でレベルアップしてソロプレイでゲームクリアを目指す物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 12:00:00
3641文字
会話率:29%
最高だと信じるわたしより送る、最低だと責めるあなたへ笑顔を。
最終更新:2021-07-23 17:32:00
12160文字
会話率:47%
※タイトルのみ、語呂と響き重視で「男やもめ」→「未亡人(男)」表記。
妻を亡くした男、高思蝶(ガオ・スーディエ)に尽くし続ける少女――李雨(リー・ユイ)の想いに報いることなく、スーディエは老衰で死を迎えた。
あの世で妻に会えたスーディエ
は、妻に「最低だ」と罵倒されてしまう。自身の行いとユイの献身を振り返るスーディエ。
もし、やり直せるなら――彼女を甘やかしたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-14 23:00:31
1629文字
会話率:36%
――我は魔王。
世界を暗黒で染め上げ魔族の永遠なる繁栄と闇の時代の始まり宣言しようぞ。
……いやいや無理無理、人間って超卑怯なんだよ。
神の力を借りたチートを量産するんだからそりゃ魔族側が勝てるわけないよね!!!
な
〇う系最低だな!!!
てなわけで崩壊寸前の魔界では故郷の世界を捨て別世界に移住する研究が行われていた訳なのだが、当然うまくいくはずも無く失敗の連続!!
そんなすっかり府抜けきった魔界ではあったがとある事件をきっかけに事態は急変する。
とある魔界の辺境国に突如現れた魔王の娘であり【転生者】であるという異質な少女。
彼女の生誕はかつて人間にしか存在せぬとされ、世界を変える才を持つ転生者を恐れ怯えていた全土の魔族に希望を与える光となった!!
……いや光じゃなくて闇なのか?
そんな事は置いといて!
繁栄と平和を謳歌しているこの世界の人間達とチート勇者をぶっ倒し、魔族が天下を握る暗黒の時代を作れるかは彼女の活躍に委ねられた!!!!!
他サイトでも公開しています、よければ遊びに行ってね折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 06:19:13
54483文字
会話率:41%
鈴鹿咲人と大須香乃は高校生。2人ともお堅いイメージがあるだけの、フツーの高校生。
ある日の2人は、通学の道でぶっきらぼうなデートの約束を取り決めるが、行き先は『2人が通う高校の女子高生を誑かして辱める不埒なサークルがある大学内喫茶店』で
あった。
「最低だよね」「ええ、最低です」。そんな会話をした覚えがあったりなかったりしたが、2人は暢気にもデートを中止する予定はない。
そして、予定のある咲人より早く大学に着いた香乃は……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-27 20:15:36
18367文字
会話率:49%
好きでもない女の子に優しくする男は、最低だ。トワイラは、その最低な男をまんまと好きになり、あまつ『彼も自分と同じ気持ちかも知れない』などと、恥ずかしい勘違いをしてしまった。──ぽんこつ娘の勘違いから始まる恋騒動。※前編後編完結。
最終更新:2021-02-25 14:14:51
10907文字
会話率:34%
激情に駆られ、人の心を踏みにじってしまいました。何度その光景を思い返しても最低だったと思います。僕は6人家族でした。父と母と9つ離れた兄と祖父と祖母。僕を含めみな父を毛嫌いしていました。心の底から嫌っていたわけではないのですが、僕以外の家族
が常に僕に父への悪態を吐き、それを聞かされていたので自然とそうなっていったのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 01:13:20
2195文字
会話率:0%
主人公のジュンペイは、気づいたらファンタジーの様な世界にいた。
魔法や剣、亜人種やエルフに吸血鬼と、現世ではありえないものだらけではあった。
しかし、現実はラノベの異世界転生のような甘いものではなく、生活費は自分で稼ぎ、
生活水準なんてものは前世と比べれば最低だった。
そこで生き始めてからは、行商人として5、6年ほど経つが......そこから、彼の激動の人生が始まるーー
※これは作者の妄想を適当に文章化したものです。現実逃避が好きな方たちが、共感していってくれれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-10 15:24:19
4028文字
会話率:41%
妻がいるのに、他の人を好きになるなんて、自分でも最低だと思う。
ましてや、それがバレてしまったなんて笑えない冗談だ。
最終更新:2020-08-28 23:00:00
7965文字
会話率:48%
子供の頃に戻りたい。人生をやり直したい。
そうしたら、俺はきっと。
事故に遭った男が10歳のあの頃に戻った。
男は決意した。
「最低だった俺の人生を、最高の人生に変えてやる」
最終更新:2020-07-07 19:30:10
30401文字
会話率:25%