戦時中、幼い頃に両親を亡くしたが特殊部隊に助けて貰い、鍛えられた主人公・大成。
ある日、異世界から魔王候補として召喚された大成は異世界で特殊部隊の実力を生かし、人助けや戦いなどで、いろんな女の子と知り合うことになる。
そして、ユニークス
キル・グリモアブックというチートスキルを覚えた。
グリモアの能力は、一度見た魔法、魔法書に書いてある魔法を殆ど使用できるという代物だった。
後に、圧倒的な力で魔王を倒して魔人の国を壊滅まで追い込んだ【時の勇者】の正体は、大成の知り合いだと判明する。
恋愛、旅、学校など日常を過ごす物語ですので、過度な期待はしないで下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 19:11:51
1169722文字
会話率:50%
大陸全土を巻き込んだ大戦が終戦を迎えて三年が過ぎようとしていた……。
しかし、終戦を迎えた後もその傷跡は、大地に、人の心に決して消えない痛みを植え付けた。
ある者は大戦で肉親を失い、またある者は愛する人を失い、またある者は思想や信念を
失った。
自ら命を絶つ者、生きる為に奪い殺す者、巻き込まれた多くの者達にとって大戦はまだ続いていた。
人々が救済を求める中、大戦時から人々によって語られるとある剣士の噂があった。
戦乱の中、異形の大剣を振るうその剣士はいつしか『魔剣士』と呼ばれ戦場の伝説と化していった。
しかし、その魔剣士が救いをもたらすのか否か。それは誰にも分からなかった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 23:37:19
147783文字
会話率:31%
ある事情から、地球の管理者から選ばれる。
戦時だったため戦争という単語にひときわ執着を持つ女性。
ここでも、波乱に満ちた?人生を異世界でも過ごしてしまうようです。
魔法、いや奇跡の具現化というものに驚きつつも知識をいただいた無
能な神に少し感謝しました。
せっかく新たな生活を送ることができるんだから地球にいた時にできなかったこと、新しいことをしてみたい!
(そのため、非常にゆっくり進んでいきます。)
複合作品となっており、最近は主人公が不在なんですよね....
最新バージョンは、Ver.6です。
ツイッターやってますよ〜
「巷のたっくみー」でやってます。
@TAKUMIonlyworld
多分これであっているはずです!
ツイッターと共によろしくお願いします。m(_ _)m
旧タイトル:さあっ!ごく普通の異世界生活を!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 11:29:51
877624文字
会話率:44%
――異世界×兵器。銃火器の革命が、世界を変える!
気がつくと、雪深い異世界の寒村に転生していた元ミリオタのフリーター・高嶺 傑。
文明レベルは剣と魔法。銃なんてまだまだの世界――しかし、高嶺 傑ことルークの右手には謎の魔法陣が刻まれていた
。
13歳のある日、村の近くの古代遺跡で「魔石」と「不思議な土偶」を発見。
触れた瞬間、封じられた力が解放される――
「召喚だ、これは……俺の兵器で、この世界を変えられる!」
第一次世界大戦時代のライフル、重機関銃、そしてついには戦車や戦闘機までーー
異世界の資源を代価に、現代兵器を呼び出す異能を手に入れたルークは、村を守り、王都を奪還し、滅びかけた国家を救っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 23:15:30
25404文字
会話率:34%
イベリア半島全土を巻き込んだフランス軍とスペインの全面戦争、通称スペイン独立戦争の終結から二年。戦争末期から暗躍していた魔女に対抗するべく、スペイン政府は解体されていた異端審問機関を再び結成した。
戦時中に魔女を殺した元スペイン軍人のフ
ランセスクは、その実績を買われ異端審問機関にスカウトされる。 これは自らの願いを叶えるため人の道を外れた魔女達と、それを狩る者達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 22:08:27
13799文字
会話率:38%
日本は南北に分断された。
舞台は1969年の南日本。増大する北日本、並びにワルシャワ条約機構率いる東側諸国の脅威を前に、南日本政府は国民を強く統制。『防共』の名の下、新聞やラジオ、教科書には政府の検閲が入り、さながら戦時下の大日本帝国と何
ら変わりは無かった。
そんな南日本に住む美優は、政府に嫌気が刺し、北日本への脱南を強く望むが…?折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-07 17:00:00
11178文字
会話率:67%
“私は、許されるのだろうか”
リアリスキ大陸、ミゲラ公国。
長年続いていた隣国との戦争が終結してから早二年、この国はかつての活気を取り戻しつつあった。
そんな復興の兆しを見せているこの国で、元軍人のアトミーニャ・スカイストマは思い出してい
た。
戦時中、国のためと戦っていた日々。
小銃の引き金を引いた瞬間に鳴り響く炸裂音。
火薬の燃焼したニオイ。
突撃の合図とともに聞こえる雄叫びの数々。
──敵兵の、撃ち殺す直前の顔。
弾丸一発で奪えた命の重さ。
何十年も頑張って生きてきた人達、数十グラムの弾丸はそんな人達を簡単に殺した。
罪悪感を紛らわすために、アトミーニャは今日も贖罪を続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 20:00:00
9769文字
会話率:32%
戦時下における少年兵の友情の物語
キーワード:
最終更新:2025-03-31 21:46:36
2422文字
会話率:21%
戦時中の少年看護兵茂の物語
キーワード:
最終更新:2024-03-24 18:16:40
1662文字
会話率:25%
作家生活を続けてきたサランには二十歳より前の記憶がほとんどない。それでも時折、〝スー〟という少女を探さなければという強い衝動に駆られることがあった。
夫の死を契機に、サランは自分の記憶を取り戻す決意をするが……。
最終更新:2025-03-29 10:30:00
20457文字
会話率:17%
近代史の授業に苦戦する女子高生・美空の日常は、ある日突然、陸海空軍の化身と化した三人の青年が転がり込んできたことで一変する。彼らは美空以外の人間には見えない、個性豊かな存在。歴史の重みと、不思議な三人の存在に翻弄されながらも、美空は彼らの正
体、そして彼らが彼女の前に現れた理由を探っていく。想像をはるかに超えた、驚愕の真実が、彼女を待ち受けていた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 20:07:10
791文字
会話率:35%
魔王を倒すため、神から特別に力を与えられた勇者候補の一人――リベラ。
魔王との最終決戦時、弟子である少年シオンを人質に取られ、彼を救うために魔王から死の魔法を受けて倒れてしまう。
死んだと思ったのに、目を覚ますとシオンが何故か自分よりも年
上になってて、さらに魔王を倒して勇者になっていた。
魔王が討伐されたことで新たな生きる目的を見つけようとするお師匠様と、ずっと想いを寄せていた師匠よりも年齢も立場も上になったのをいいことに、自分の妻にしようと隙あらば迫る色んな意味で残念勇者な弟子との攻防戦。
※師匠・弟子の視点が話ごとに変わる書き方です。
※頭からっぽで(無茶な設定にしているという自負はありますw)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 21:41:41
17241文字
会話率:24%
長きに渡る世界大戦が終結し、環境が汚染された未来の地球。
戦火を辛くも生き抜いた人々は、戦争責任が「国家」という社会形態にあると断じ、同じ間違いを繰り返さないために国家を解体し、より小さなコミュニティの、しかし巨大な造形の「都市」を世界各地
に建造し、新たな生活を送り始めた。
だが、過酷な環境を生き抜くためか、戦時に発展したサイバネ技術を放棄するまでにはいかず、歴史の影で暗躍してきた呪術士たちの血も、途絶えてはいなかった。
巨大都市の一つである《プロメテウス》は、最先端のサイバネ技術と、太古より歴史の陰で編まれてきた呪術が共存するバベル型積層都市である。最上層・上層・中層・下層の4つの居住区域から成る格差社会都市。金があれば、誰もが機械の力を手にし、金がなくとも、気軽に他人を「呪える」都市。そんな風潮ゆえに、プロメテウスは複雑怪奇な事情を抱える人々でごった返していた。
人間になりたいアンドロイド。人の心を捨てたい機械混じりの青年。絶滅を免れた女吸血鬼。奇跡を叶えると豪語する異能の少女。都市の悪徳に苛まれて精神を病んだ元刑事。
幸せになりたい。誰もがそれだけを願い、しかし都市の暗黒に呑み込まれていく。
これは、閉ざされた、しかし限りなく広大な異形の箱庭世界で生きる、人と機械と怪物の物語。サイバーパンクとオカルトの融合を図ったSF群像小説。
※本作品は、1st Story、2nd Story、3rd Storyの全三部から構成される連作長編小説です。
※ただいま2nd Storyを書き進めています。投稿は不定期ですが、できる限り間を開けないように頑張っていきますので、どうかよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 20:10:00
968530文字
会話率:38%
パンピーである俺、半田友則(はんだとものり)は、右手に掌紋(しょうもん)の無いことが発覚してから、巫女(ミカンコ)こと鷺ノ宮家ご令嬢につきまとわれることになる。しぶしぶながら彼女に協力することにした俺は、そのミカンコ嬢から信じられない事実
を聞かされることになった。戦時中にあった驚くべき秘密、卓越した能力を受け継ぐまでの過程、誰も知らなかった当時の最深奥部がそこにはあったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 17:00:00
154444文字
会話率:37%
祖父が戦時中に身に着けた特殊能力【火炎】【回復】【蘇生】【瞬間移動】【呪い】が隔世遺伝した久保隅秀一。母に捨てられ、祖母の咲江と一緒に暮らす。穏やかな暮らしのなか、いじめられっ子の重野正美と「ボカロP」という共通点から親しくなる。
「パ
ンとサーカス」
食料と娯楽で満足になって政治に無関心になるということを表している。ユウェナリスという詩人のことばから始まる、友情の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 15:43:20
101228文字
会話率:51%
戦時中、ある家族は生きるのに手一杯で、満足のいかない生活を送る。日に日にその辛さは鬱積していき、笑顔が消える。だが、ある日笑顔が帰ってくる、最上の悲しみと共に。
最終更新:2025-03-13 00:33:22
1002文字
会話率:0%
スギパール星系発、ゼーピン星系行き輸送船団「SZ504」船団は、戦時標準船の速力の低さに悩まされつつ航行していた。ゼーピン星系間近にある敵基地の戦闘艇による強襲を警戒し、之字運動をとらず先を急いでいた船団は不意の雷撃を受け深手を被る。想定し
ていなかった敵潜の存在、不十分だった爆雷攻撃。そしてついに敵機が船団に迫り来る。これは駆逐艦「グラスホッパー」の見張員が見た、「SZ504」船団の航跡である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 02:32:48
10223文字
会話率:31%
救国の英雄ブライズ、あるいは剣聖ブライズ。
戦時中、独自の剣術で弟子を率いて国を救ったブライズは、剣聖としての記憶を持ったまま、国王キルプスの末子として転生する。
そんな彼も十歳になり、自由と剣術を求めて騎士学校の高等部へと飛び級で入学し
た……まではよかったのだが、なんとそこでは、大人の女性へと成長したかつての弟子リリ・イトゥカが教官を勤めていたのだった。
見た目は子供、中身は無敵のおっさんが、剣術と学園生活の両方を思いっきり満喫するぅ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 12:05:03
991823文字
会話率:40%
終戦から3年半、ルノヴァナ共和国は内乱の危機にあった。革命の風潮が巻き起こり、若者は平和を掲げて政府に正面からぶつかり、国家保安隊はそれを阻止する。
主人公のガリナは国家保安隊へと入隊し、戦時中世話になった女性将校と再開した。彼女は国家
保安隊員として革命派グループとの抗争へと巻き込まれていく。
穏やかでない、戦後の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 14:05:49
15494文字
会話率:55%
時は西暦3188年、地球は今や秋津州、アメリカ州、オリエント州、アフリカ州、木星州、土星州からなる巨大な連邦を形成し、太陽系全域をその勢力圏へ入れるまであと一歩という段階まで発展していた。
そんななか同年7月、太陽系外より現れた謎の敵対文明
『霧《Mist》』が突如地球連邦圏への侵攻を開始した。
土星県は即時陥落、激戦の末なんとか木星圏で敵の侵攻を食い止めた地球連邦政府は、戦時へと移行する。
対抗打の一手として元は防空戦隊だった部隊をアステロイドベルトに位置する絶対防衛線の防衛を主任務とする対霧独立防衛空戦隊、通称ARMAを結成する。
そして、15年の時が流れ西暦3203年。
ソラを狂気的に愛する少年、佐々木隼少尉がARMAに入隊する。
同時期、機種転換を行っていたARMAの訓練課程で佐々木少尉は新鋭機AA08通称『狗鷲《グリフォン》』を手に入れ、小惑星の中を舞うことになるのだった。
これはそんな佐々木少尉が多くの戦友たちとともに描いた舞の軌跡。
友情と狂気が織りなす宇宙の空戦記である。
基本 月、水、金曜日の17:10時に投稿しています!
カクヨム様、ノベルアップ+様、noraノベル様でも投稿中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 17:00:00
75942文字
会話率:35%
なんにせよ、
青い空に、稲妻は、よく似合う。
稲妻が、走る。
稲妻が、落ちる。
青天から、落ちる。
青天に、走る。
空から地へ。
いや、正確には、宙から地へ。
気象衛星は、観測する。
大気の動き等を観測し、地上に、伝える。
地
上では、それを元にして、気象予測を、する。
気象衛星は、落とす。
人工的な稲妻を、地上に、落とす。
地上に、気象予測した結果を元に、気象制御の為の稲妻を、落とす。
未だ、人工的には、微々たる稲妻しか、起こせない。
そんな稲妻では、気象制御に、使えない。
稲妻の威力を、増幅する必要が、ある。
気象制御に使える稲妻にする必要が、ある。
それには、増幅装置が、必要。
増幅装置と云うか、そう云うものが、必需。
色々、試した。
無機物から、有機物まで。
鉱石・薬品から、昆虫・動物まで。
結果、一つのものに、落ち着く。
人間に、落ち着く。
それも、濃い記憶を所有している人間、に。
濃い記憶を持っている人間ほど、役に立つ。
気象制御の為の、稲妻増幅に、役に立つ。
記憶が濃い程、稲妻は、増幅される。
が、身体に、電気(稲妻)が走る訳なので、無事には、済まない。
人間の神経や脳には、電気信号が走っている訳なので、無事には、済まない。
代償として、増幅装置になった人間からは、失われる。
増幅装置として使われる度、記憶は、失われる。
新しい記憶から、最近の記憶から。
法律が、制定される。
その法律の為、気象制御を名目に、人が、強制的に招集される。
体のいい、祭の際の人身御供、戦時の赤紙招集。
招集する人間は、その資格から、高齢者が、多くなる。
が、『濃い記憶を持っている』資格さえあれば、若年者も、招集される。
表立っては、苦情を、言えない。
災害を防ぐこと、多くの人の利便に関わること。
そうやって、善意の犠牲者を出し、日々は、続いてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 10:02:14
7598文字
会話率:17%
なんにせよ、
青い空に、稲妻は、よく似合う。
稲妻が、走る。
稲妻が、落ちる。
青天から、落ちる。
青天に、走る。
空から地へ。
いや、正確には、宙から地へ。
気象衛星は、観測する。
大気の動き等を観測し、地上に、伝える。
地
上では、それを元にして、気象予測を、する。
気象衛星は、落とす。
人工的な稲妻を、地上に、落とす。
地上に、気象予測した結果を元に、気象制御の為の稲妻を、落とす。
未だ、人工的には、微々たる稲妻しか、起こせない。
そんな稲妻では、気象制御に、使えない。
稲妻の威力を、増幅する必要が、ある。
気象制御に使える稲妻にする必要が、ある。
それには、増幅装置が、必要。
増幅装置と云うか、そう云うものが、必要。
色々、試した。
無機物から、有機物まで。
鉱石・薬品から、昆虫・動物まで。
結果、一つのものに、落ち着く。
人間に、落ち着く。
それも、濃い記憶を有している人間、に。
濃い記憶を持っている人間ほど、役に立つ。
気象制御の為の、稲妻増幅に、役に立つ。
記憶が濃い程、稲妻は、増幅される。
が、身体に、電気(稲妻)が走る訳なので、無事には、済まない。
人間の神経や脳には、電気信号が走っている訳なので、無事には、済まない。
代償として、増幅装置になった人間からは、失われる。
増幅装置として使われる程、記憶は、失われる。
新しい記憶から、最近の記憶から。
法律が、制定される。
その法律の為、気象制御を名目に、人が、強制的に招集される。
体のいい、祭の際の人身御供、戦時の赤紙招集。
招集する人間は、その資格から、高齢者が、多くなる。
が、『濃い記憶を持っている』資格さえあれば、若年者も、招集される。
表立っては、苦情を、言えない。
災害を防ぐことは、多くの人の利便に関わること。
そうやって、善意の犠牲者を出し、日々は、続いてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 10:52:45
7896文字
会話率:2%
なんにせよ、
青い空に、稲妻は、よく似合う。
稲妻が、走る。
稲妻が、落ちる。
青天から、落ちる。
青天に、走る。
空から地へ。
いや、正確には、宙から地へ。
気象衛星は、観測する。
大気の動き等を観測し、地上に、伝える。
地
上では、それを元にして、気象予測を、する。
気象衛星は、落とす。
人工的な稲妻を、地上に、落とす。
地上では、気象予測した結果を元に、気象制御の為の稲妻を、落とす。
未だ、人工的には、微々たる稲妻しか、起こせない。
そんな稲妻では、気象制御に、使えない。
稲妻の威力を、増幅する必要が、ある。
気象制御に使える稲妻にする必要が、ある。
それには、増幅装置が、必要。
増幅装置と云うか、そう云うものが、必需。
色々、試した。
無機物から、有機物まで。
鉱石・薬品から、昆虫・動物まで。
結果、一つのものに、落ち着く。
人間に、落ち着く。
それも、濃い記憶を所有している人間、に。
濃い記憶を持っている人間ほど、役に立つ。
気象制御の為の、稲妻増幅に、役に立つ。
記憶が濃い程、稲妻は、増幅される。
が、身体に、電気(稲妻)が走る訳なので、無事には、済まない。
人間の神経や脳には、電気信号が走っている訳なので、無事には、済まない。
代償として、増幅装置になった人間からは、失われる。
増幅装置として、使われる度、記憶は、失われる。
新しい記憶から、最近の記憶から。
法律が、制定される。
その法律の為、気象制御を名目に、人が、強制的に招集される。
体のいい、祭の人身御供、戦時の赤紙招集。
招集する人間は、その資格から、高齢者が、多くなる。
が、『濃い記憶を持っている』資格さえあれば、若年者も、招集される。
表立っては、苦情を、言えない。
災害を防ぐこと、多くの人の利便に関わること。
そうやって、善意の犠牲者を出し、日々は、続いてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 10:52:50
7237文字
会話率:10%