ロフトで販売している「黄本 散文」に書いたものを短編集としてアップしています。
小説、詩、エッセイと長さもジャンルもバラバラな散文を順次更新。季節の闇鍋目指します。各話独立しているのでどれからでもつまんでください。
※「黄本 散文」とは
各ページに季節を感じさせる書き出しのようなタイトルのような一言が366日分添えられたノート。
サブタイトルがノートに記載された一文です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 13:00:00
111228文字
会話率:34%
藤の花言葉は「決して離れない」。
最終更新:2024-04-04 23:04:04
332文字
会話率:25%
ロフトで販売している「黄本 散文」に書いたものを短編集としてアップしています。
小説、詩、エッセイと長さもジャンルもバラバラな散文を順次更新。季節の闇鍋目指します。各話独立しているのでどれからでもつまんでください。
只今連載中の方が文字数
の上限に達しそうなため、三月分をこちらに移しております。
四・五月分はこちら→https://ncode.syosetu.com/n8858gf/
※「黄本 散文」とは
各ページに季節を感じさせる書き出しのようなタイトルのような一言が366日分添えられたノート。
サブタイトルがノートに記載された一文です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 20:15:29
955文字
会話率:17%
他国の実話から成った物語の影響により、若者の間で流行りはじめた【真実の愛】という名の大義名分を掲げた【婚約破棄】騒動。
フェリシア・グラスバートも例に漏れず、その騒動の真っ只中にいた。
結婚式を1ヶ月後に控えた学院卒業パーティーの直前、フ
ェリシアは全裸で睦み合う自分の婚約者ラッセルと友人のロザリーに遭遇してしまい、婚約者に婚約破棄を突きつけられる。
幸いラッセルの有責で婚約を解消したフェリシアだったが、パーティー会場では彼女は【寝取ら令嬢】やら【真実の愛の間に立ち塞がる悪役令嬢】やらと、流行りに踊らされた人々によって面白おかしく囃し立てられていた。
居場所を無くしたフェリシアは、会場から出ていく際に【首輪の落とし物】を拾い、通りすがった【美しき氷の騎士団長】として有名なロイ・ラゼルディア騎士団長に手渡す。
その瞬間、彼の首には首輪、そしてフェリシアの腕にはベルトが装着され、2人は魔法の鎖で繋がってしまった。
首輪には【待て】や【おすわり】などしつけ機能までついている始末……!!
解除するには口付けをするしかなく、宮廷魔術師テトが他の解除法を探す間、2人はロイの家である公爵家で一緒の部屋で暮らすことに……。
着替えにお風呂に同衾に──2人に次々と試練が立ち塞がる……!!
優しく紳士なロイと個性豊かな使用人たちに見守られながら、フェリシアは前を向き始め、やがてロイとフェリシア、二人の距離は少しずつ近づいて──。
果たして2人は無事呪いの首輪と鎖から解放されることができるのか!?
妙なところで男らしさを発揮する伯爵令嬢と、そんな彼女を溺愛してくてたまらない堅物で誠実な氷の騎士団長。
初々しい二人の両片思いほっこり恋愛ファンタジー!!
短編『【寝取ら令嬢】は【氷の騎士団長】を飼い始める〜婚約破棄直後に拾った呪いの首輪で、初恋の美形騎士団長と繋がってしまいました!! そんな美声で【ご主人様】だなんて言わないでぇぇ!!〜』の長編版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 21:00:00
208808文字
会話率:38%
「安心しろ。俺がお前と初夜を行うことはない」
──ロザリアは知っていた。
ここは前世の自分が読んだ本の世界で、いずれ聖女が召喚され、自分は悪役令嬢として断罪の後に婚約破棄されたうえ追放されるということを。
自分の愛した婚約者は、異世界から
召喚された聖女と結ばれるということを。
だから自分の気持ちに蓋をして、婚約破棄の日を待っていたのに……。
「なんで……何で……何で結婚しちゃったのよーっ!!」
聖女は現れることなく、会えばすぐに喧嘩になってしまう犬猿の仲である王太子レイモンドと結婚してしまった──!!
ロザリアはレイモンドが聖女を好きなのだと勘違いしたまま。
レイモンドはロザリアが自分と結婚したくなかったのだと勘違いしたまま。
物語を知っているロザリアは、聖女が現れるその日まで、仮初の夫婦として過ごしながら、追放後の居場所を作ろうと奮闘する!!
お互いを思い合っているにもかかわらず素直になれずにすれ違う、両片思いの2人が愛を確かめ合うまでの物語。
※短編の長編版です。
※心の中ではロザリアが好きすぎて暴走気味の美形王太子レイモンド。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 09:35:54
140256文字
会話率:34%
異世界に転移してきて5年。
ついに春から魔法学校グローリアス学園に入学する神崎ヒメは、今年も推しに愛を叫ぶ。が……?
現在連載中の長編恋愛ファンタジー「人魚無双~幼女になって転移した先で推しの幸せのために私は生きる〜」https://n
code.syosetu.com/n0305hn/の番外編短編です。
4章完結記念として、4章終わりの展開とかけて書いてみた新年番外編。
どうぞお楽しみ下さい♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 09:31:59
1374文字
会話率:34%
メイドロボットの少女、ステラは年老いた奥様にメイドとしてお使いしていたが、そんな奥様からお暇を与えられてしまった。
長編小説 第十五作目 短編集
最終更新:2025-07-24 20:59:17
68609文字
会話率:12%
田舎の街に住む中学生の少女、山野宵は東京から引越しをしてきた同い年の少年、逢瀬暁に生まれて初めての恋をした。
最終更新:2025-07-22 10:59:56
3382文字
会話率:32%
真面目な生徒会長をしているお嬢様学校の高校三年生の少女、日向明里は、恋にあまり興味のない毎日を過ごしていたのに、ある日、偶然の出会いから、生まれて初めて恋をした。(そのせいで、あんまりやる気のないお友達の生徒会メンバーにびっくりされる)
卵 らん
十二編の恋愛短編連作集
長編作品 第三作目
さあ、恋の季節の始まりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 02:53:51
375982文字
会話率:15%
私の婚約者である騎士・カリオ様は、男爵令嬢に夢中だ。
しかし彼の目当ては、彼女の作るカレーらしく……?
※しいなここみ様主催『華麗なる短編料理企画』参加作品です。
最終更新:2025-07-24 12:00:00
3999文字
会話率:45%
莉子は、料理が得意な女子高生で、彼氏の蒼真にいつもお弁当を作っていた。
家事を一手に担ってきたので、料理が存在意義なところがある莉子。
「莉子の弁当、すげー美味い」
そう言ってくれる蒼真との未来を、ひそかに想像していた。
しかし幸せな日々は
、蒼真が強豪の部活に入ったことで変わってしまう。栄養管理をしているマネージャーの圧力が強く、蒼真は莉子のお弁当を邪険に扱うようになった。莉子は意地になってお弁当を作り続けるが、そのせいで蒼真に振られてしまう。
傷心のまま、声をかけてくれた軟派と有名な先輩、久慈と付き合う。彼はなんでも美味しいと食べてくれ、心が癒され出す。けれども、蒼真に復縁を迫られる。
彼氏の視点とくるくる入れ替わりながら、復縁したり、別れるをぐるぐる繰り返すお話です。
大好きだった人なのに、一度壊れたらもう戻らないんだなあという寂しさ、こんなに惜しいのに、どうしてわがままをあのとき通してしまったのか、という後悔。
でも、それは自分のことを好きだって言ってほしかったから――。
全然綺麗じゃない、ただ好きだった、青春恋愛短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:10:00
12854文字
会話率:42%
仕事、家族、友人、学校、過去。
生きていれば、色々なものに縛られる。ぶつかり、汚れ、強かになる。
純白のままではいられない。
好きという想いだけでは生きていけない、でも恋心を無視しては息ができない。
だから、大人でも、子どもでも、恋の前では
人は純にも不純になる。
春、夏、秋、冬、諦めきれない想いがくすぶる。
不器用で、あざとく、ずるい、どうしよもない人たちの短・中六篇。
一、六畳間の公差
二、緑の部屋の鍵
三、絢爛たる花束を錦秋の良き日、君
四、いとこい
五、ハレムの雌雄
六、桜が咲く頃、梅こぼる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:36:01
10625文字
会話率:19%
古ぼけたギャラクシーサービスエリアに古い唄が響く。
彼女はただ一人ひたすら待っていた。
銀河を縦走して繰り広げられ、幕が下りる、ありふれた男と女の愁嘆場。
#匿名短編バトル恋愛編、(テーマ/不道徳な恋愛)参加作。2500字
https:/
/kakuyomu.jp/works/1177354054885140312
※別サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-31 23:21:56
2500文字
会話率:16%
「好き嫌いに大人も子どももありません」
「レーズンって乳首っぽいよね」
レーズン嫌いの女と、レーズンを野菜代わりに摂取する男。
夜更けのオフィスで交わされる意味の無い会話は、徐々にイレギュラーを引き起こす。
素直じゃない大人の、子どもっぽ
い恋愛夜話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-05 13:02:22
5997文字
会話率:47%
【ヒロインな兄様は私にだけ愛が重すぎる。】の番外編まとめです。
主に短編まとめになると思います。
最終更新:2025-07-23 21:30:51
6779文字
会話率:39%
とあることをきっかけに、乙女ゲーム“霖雨蒼生の姫君”の世界に迷いこんでしまった雫音は、生まれ持った特異な体質がある。
それは“雨女”であること。嬉しい時、楽しい時、心躍る時には特に、いつも決まって雨が降った。
そんな体質のせいで周囲から疎ま
れ、自らも壁を作って生きてきた雫音だったが、雨が降らず日照りが続いていた乙女ゲームの世界で、雫音は雨女神様として讃えられ、感謝されることになる。そして、そんな雫音を巡って、四つの国で様々な陰謀が渦巻くことになり……。
これは、死にたがりの少女が、四つの国を旅しながら恵みの雨をもたらし、自分自身の存在意義を求め、人の心に触れ――愛を知っていく物語。
※こちらは「ノベマ!」の【第52回キャラクター短編小説コンテスト「和風恋愛ファンタジー × 〇〇」】にて最終選考作品に残していただいた作品になります。
長編化に伴い、内容が変わっている箇所がございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:10:00
87363文字
会話率:47%
みなさま、こんにちは!
こちらはマルチジャンルの一話読み切り。
流行に乗れない菜乃ひめ可の自由な発想と縛りなしでゆるふわ真面目に書いて、描いております(*´▽`*)あは
いつも頭に浮かぶ物語やいろんな構想がたくさん生まれても、なかなか
時間もなく結局書けずに心の引き出しの中。ぐっすり〜、すやすや……それでも、描きたい物語案は増えてゆく一方です。 うん、どうしようか。本当は文字に、言葉に、文章にして! 物語として書き残したい。
そんな切実な思いを叶えるべく、新たな試みを盛り込み、未完結という形で仕上げてみました(どゆこと?笑
「こんなお話でいつか短編や長編を書き描きしてみたいなぁ~」という思いつきから生まれた小さな物語ばかりですので、物語のジャンルはさまざまですが、お読みいただければ幸いです♪
それで、せっかくなので……
公開する機会のない(;O;) AIイラストを今回使っています。なのなの『何より読んで見て楽しんでいただければいいなぁ♫』と思っています。
◇◆◇◆◇
※著作者(菜乃ひめ可)より
小説・イラストともに無断転載は固く禁じます。
※物語で使用しているAIイラストについて
作中で使用したAIイラストは、作者:菜乃ひめ可自身が考えたプロンプトを元に生成しています。出来上がったAIイラストの仕上がり具合では独自に変更・手直ししていることがあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 16:16:13
3333文字
会話率:40%
弐代目「拳聖」ヴァサラ
本名、リコリス・ウルガストン
伯爵家令嬢ながら家族に虐げられていたところ、祖父である初代「拳聖」ヴァサラに連れられて、魔物が多く存在する未開の地「魔大陸」へ移住。
地獄の修行の末に弐代目「拳聖」ヴァサラとなる。
魔大陸で悠々自適に過ごしていたが、実家でウルガストン伯爵家がリコリスの婚約を決めた。
仕方なく王都へ向かったリコリスに夫になるキリディス・サタナキア公爵から告げられる。
『お前の事を愛する事はない』
『お前には何も期待しない。公爵家の名を落とさない限りは好きにすればいい』
白い結婚を宣言させられたリコリスは、貴族としてのややこしい面倒事をやらなくていいと言われ内心は大喜び。
自由な生活を送るため偽装工作を行い、王都で探索者登録を行い、Sランク弐代目「拳聖」ヴァサラとして活動するのであった。
*これは【「お前を愛する事はない」と旦那さまから宣言を受けた公爵夫人は、言われた通りにSランク探索者『拳聖』として過ごす】の連載版になります。
*短編版の続きは10話からです。
*日・水の週2回(またはどちらかの曜日に投稿)。12時投稿を予定していますので、宜しくお願いします。
*10話までは恋愛要素は薄いですが、11話以降は恋愛要素が多くなっていく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 15:03:26
57785文字
会話率:35%
「偽の聖女であるお前とは婚約破棄だ! ボクは真の聖女である彼女と婚約する」 私の耳にこれでもかってくらいのテンプレセリフが聞こえてきた。 「ええっと、わたくしが偽物で義妹が本物って根拠はございますか? 法的な」 この国では聖女の認定も解
除も、法律でぎっちり決まっているんだけどなー 短編版に多少加筆+後日談の聖女の休日をアップします。 ジャンルはヒューマンドラマに変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 15:00:00
18579文字
会話率:36%
特殊な体質持ち男子5組の日常を書く連作短編
人のためにしか動けない〈スタッフ〉と満たされないと小さくなってしまう〈チャイル〉が、居心地のいい相方の隣を守るため、あれやこれやと頑張る話。
恋愛と友愛の区別がよく分からないまま書いたので、と
ころどころBLかもしれない。彼らにそんな気はない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 08:25:38
31936文字
会話率:35%
無能なシオンは、常に劣等感に苛まれていた。
捻くれ者として、早十五年の月日を経て、ようやく彼女にも婚約者が。
だがその相手は国の人気者。自分なんかが相応しいはずもなく。
気軽に読める恋愛短編小説です。
最終更新:2025-07-22 07:34:58
7814文字
会話率:42%
あなたは、物を大切にしていますか。
これは、100年大切にされ神格を得た風鈴のお話。
しかし憎しみに囚われ、妖怪に堕ち、やがて神々に捕まり裁かれ呪いを受け再び祓い神として戻ってくる。
強く・優しく・不器用で、異質と言われようが行動で己の
価値を示す。
神でありながら人のように生きる風鈴
やがて、風鈴の存在は神話の表には残されず、誰もが忘れていってしまう…それでもあの神は今日も祓う。
神は万物に宿る、八百万の神々の中でも語られるのはごくわずか。
あなたの傍にもいるかもしれません。
これは風鈴の軌跡である
※古事記・日本書紀を背景にしておりますが個人的解釈などが混じるので解釈不一致を起こす方はお気をつけください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 22:07:05
23328文字
会話率:53%
「お上手なんだから」と本気にしてもらえない道楽公子は今日も華麗に空回る──
赤髪赤目の麗しき公爵家の末息子。
真実を見通す「天眼」と「怪力」のダブルスキル持ちの天才。
気に入らない者は全て拳でねじ伏せ、彼の暴れた後には血だまりが残る。
「
血紅(けっこう)の公子」とは、暴れん坊デルロイ・スカイラーを表すに相応しい二つ名だ。
しかし彼にはもう一つの顔がある。
一風変わった骨董品店の店主であり黒髪黒目の美丈夫、鑑定士のロイはデルロイのもう一つの顔だ。
「ああ、レディー・メラニアは今日もなんて美しいんだ。毎日のように貴女と会えて、僕は本当に幸せ者だよ」
「ふふ、今日もお上手ね。そんなことより、ロイさん! 私、昨晩は血紅の公子に会ったんです! とっても素敵でした……!」
ロイはずっと、客の一人である平民の女性メラニアに恋をしているのだが、彼女は「デルロイ・スカイラー」に憧れていた。
愛しい彼女から別の男(自分)の話をされ、心中複雑なロイ。
しかも、彼の本気の求愛はいつもメラニアに「お上手なんだから」と言われ、どういうわけか伝わらない。
「最大のライバルは自分、か。僕ほど完璧な紳士はいないからね。この世の誰よりも強敵だ」
はたしてロイはデルロイ(自分)に勝てるのか。
本気の求愛にはいつ気づいてもらえるのか。
人から悪意を向けられる血紅の公子へのゴタゴタ事件を、権力(力)と金(力)と拳(力)でゴリ押す男の、器用そうで不器用な一方通行の恋模様。
※2024年12月の文フリ東京に出展した「妄想リアリスト」さんの「一人称変化アンソロジー 僕→俺」に寄稿した作品の長編版です。
なお、ヒロインとの出会いも描かれている寄稿した短編は今の所アンソロ本でしか読めません。あしからず……。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 21:00:00
75757文字
会話率:41%
全5話。19世紀ヨーロッパ的な異世界での体当たり恋愛話集。
剣と魔法のファンタジー世界が産業革命を終え、蒸気鉄道や蒸気ロボットなどの蒸気機関を使った機械が発達したスチームパンク世界。
その社会は問題があるもの人々の生活があり、男女が居る以上
恋も青春も失恋も生まれるもの。
けれどそこに計画性はあるだろうかと言われれば、無い物も多いのかも知れない。
短編という事で、端折る部分も多いかもしれないがダイジェストっぽくはならない筈。ぶっちゃけ作者も行き当たりばったりで書いているのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 17:19:04
14683文字
会話率:23%
二十五歳になった春子は、海辺の町の古びた美容室で働きながら、変わらない日々に息苦しさを抱えていた。
SNSに映る"ちゃんとした大人たち、自分の未完成さ、それでも動けない現実。
ある日、釣具屋を継いだ幼なじみの宮田さんと、ふと交わし
た言葉が、心に小さな波を立てる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 17:16:14
3767文字
会話率:17%
2022年6月20日。東京都新宿区、夜のワンルームで、僕は君と出会った。
――『平田』、本名『高篠ミヤビ』。
ネットで知り合っただけの彼女と、徹夜でゲームをして、くだらない話で笑い合って――、気付けば、画面越しに〝恋〟をしていた。
だけど、あの夏の日。
君はすべての連絡を断ち、ネット上から姿を消した。
残されたのは、君が僕にくれたハンドルネームと、700通を超えるチャットログと、忘れられない恋の記憶。
だから、僕は一人、長野県白馬村へ逃避行の旅に出た。
そして、――君が消えた夏から、2年後。
2024年9月28日。僕は再び白馬村を訪れ、自分自身に問う。
――彼女が僕の人生の中に存在した意味は何だったのか――
これは、バーチャルの空の下で出会った彼女との〝失恋〟が紡ぐ、『喪失』と『再生』の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 14:46:55
20970文字
会話率:46%
誰にも好かれず、自分の存在価値さえ信じられなかった美琴(みこと)、22歳。
駅前で飛び出した子どもをかばい命を落とした彼女は、目覚めると異世界にいた。
現れた“女神”は言う――
「君の人生、つらかったね。でも、ちゃんと見ていたよ」
報
酬として与えられたのは、誰をも虜にする《魅了スキル》と絶世の美貌。
異世界で美琴は、まさかの“モテ無双”ライフを送ることに。
街を歩けば告白され、贈り物は山のように届き、果ては魔物まで転がる始末。
けれど、心はどこか空しいまま。
「私自身」を見てくれる人なんて、どこにもいない――そう思っていた。
そんなある日、彼女は本屋の片隅で静かに本を読む青年・セイと出会う。
魅了スキルが効かない彼に、美琴は生まれて初めて“追う恋”を知る。
――だけど、恋はチートじゃ進まない。
ぶつかり合い、すれ違い、それでも想いを伝えたとき、
彼女は気づく。
一度報われなかった人生は、きっとこの恋のためにあったのだと。
これは、「誰かに愛される」物語じゃない。
「自分の意思で、誰かを好きになる」
――そんな“今度こそ”の恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 22:32:18
14168文字
会話率:40%
養父に生贄として売られた少女。
自我に希薄な少女は目覚めた先で氷のように冷たい目をしたあやかし”月冴”と出会う。
生きる力を失くした少女に月冴は興味を持ち、強引に手を引いて少女を連れ回した。
少しずつ世界の鮮やかさに心を開く少女だった
が、生贄として売られた事実に月冴を直視出来なかった。
【名前がない】
そのことが少女の足元を不安定にさせていた。
ゆっくりと月冴との距離を縮めていくが、自分の気持ちを押し殺してきた少女に”選択”することは難しかった。
そんな葛藤のなか。新たに贄として女がやってきたことで少女は本音と向き合うことになる。
「私はどうなりたい?」
「あの時の私はどう傷ついていたの?」
「わからない。でもこれは乗り越えないとあなたといられないから」
これは少女が「空っぽと思っていた自分を見つけていき、月冴と向き合う」物語。
《和風恋愛ファンタジー×自分探し》
※短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 21:10:00
29232文字
会話率:29%