これは、明治、大正、昭和、平成と、四つの時代を駆け抜けた一人の女の物語である。戦争と時代に翻弄されながらも、只管に己の人生を生き抜いた女の物語である。戦争で夫を奪われ、実の娘とも離れざるを得ず、鬼として生きる事を決めた。彼女は、再び愛され
る事を覚えても尚、拭い切れない心の葛藤を抱えながら生きる。誰にも心の内を語らない、そんな彼女が、死の直前まで抱き続けた想いとは一体何だったのか。その想いは次女へ、そして孫娘へと受け継がれ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 00:00:00
32111文字
会話率:42%
期間限定の岡山B級グルメフェアが開催される学食で昼食を取る事に決めた、日本人女子大生の蒲生希望と台湾人留学生の王美竜。
エントリーしている学内漫才コンテストが間近に迫っているため、縁起担ぎのためにトンカツ料理を注文する事に。
女子大学生の片
割れである台湾人の王美竜は、岡山市の名物であるトンカツラーメンの佇まいに故郷の排骨麺を思い出すのだった…
(※こちらの一品は、しいなここみ様御主催の「とんかつ短編料理企画」の出品料理で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 07:00:00
1998文字
会話率:35%
大学生の間の、ほんのわずかな時間の恋と幼さを噛み締めて、男は大人になっていく。
最終更新:2023-10-13 02:38:30
4118文字
会話率:15%
岡山の田舎町に住む浪人生ユウトは、予備校に行っては机で眠り、家ではゲームや漫画に興じるだけの堕落した日々を送っていた。さりとてバイトも就職もしようとしない、完全にやる気のない青年だ。
そんな彼が、ある日姉に渡されたのは謎の大きな巻貝。
「枕元に置いて寝たら、不思議な世界に行けるんだって」
幼稚な姉の言葉を笑いつつも、彼はその巻貝を受け取った。
どうせ大学に行こうが、会社に入ろうが、俺の人生は何も起きない。そんな無気力な思いを抱き、彼はベッドで目を閉じた。
一方、まったく別の世界。白い猫に似た生物が暮らす世界で、世紀の大泥棒と称するアウララが地下施設から何かを盗もうとしていた。
それは滅びをもたらす、呪われた手鏡と呼ばれる品。しかし大胆不敵、呪いなど信じるはずもない彼は、むしろだからこそこの危険な宝に、我がものとするだけの価値を感じた。
警察の罠を難なく突破して盗みに成功した彼は、アジトでいつも通り祝杯を挙げようとしていた。
だが、彼が床に無造作に放り投げた『手鏡』は突如光り出し、いなかったはずのふたりの人間をいずこかより呼び出すのだった――
そして、またさらに別の世界。
頭に植物やキノコの生えた、菜人なる種族の暮らす、町にも家々にも花咲き乱れる美しき世界。
そこに、音楽家を目指しつつも、道の険しさを前に心の迷いの中にある、気弱な少女レーバンスがいた。
ある昼下がり、彼女が働く喫茶店に怪しい男が訪れる。
彼は言った、「世界はまもなく滅ぶ」と。そしてヴァーラ、ユギディウス、キュレノイド――聞いたこともない奇妙な単語の数々を、難解な語彙と回りくどい言い回しを多用し、くどくど並べ立てる。さらには、世界の崩壊を食い止めるため、異世界へともに行こうと誘ったのだ。
まともな者は耳を貸すまい。だが、レーバンスは迷いの中にあった。
『本当にこの世界が滅ぶというなら、全部壊れてなくなってしまうのかも知れない』――
決してとらわれてはならぬ不安が、揺れ動くうら若い心を捕まえて放さなかった。
幾多の世界、幾多の者達が時空の垣根を越え、あり得ないはずの出逢いを果たす。数え切れぬほどの出逢いを経て、彼らは戦い、手を取り合い、信じ、憎む。異世界の土を踏む者はひたすらに数を増していく。
その先に何が待つのかは、誰にもわからない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 18:00:00
634737文字
会話率:56%
男でもあり女でもある自由人の昌がその学園に転校してきたのは、【魔天使】と呼ばれる存在の正体を追うためだった。
最終更新:2023-10-01 22:29:03
15696文字
会話率:65%
岡山の酒造会社を定年退職した今井基弘は町外れの格安一軒家を購入、一人で暮らしている。
趣味は庭いじり。特に花壇中央に聳え立つ皇帝ダリアは端正の賜物だ。
元々、無趣味だった彼が園芸にはまったのは、高齢になってから結ばれた妻の影響であ
る。
既に彼女は癌で他界。
ショックで精神錯乱した時期もあるが、過去の記憶を反芻し、妻の残した花壇に触れていれば辛くない。
とは言え、時には孤独を持て余す。
そんな折、飛び込んできたSNSの『友達申請』……相手は、基弘が三十代の頃につきあった女と似ている。
悪戯の可能性が最初に頭に浮かんだ。
元同僚・三枝は基弘にとって唯一の友人と言える存在だが、人騒がせな男で、何度も手酷くからかわれている。
それに、近頃は独身高齢者を狙い、見知らぬ美女が『友達申請』をしてきた後、金をだまし取られるケースが相次いでいるそうだ。
怪しい。
そう言えば先日、庭いじり中にお隣からと思われる妙な気配を感じ、猫の仕業と思ったけれど、あれも陰謀の一部では?
怖い。
だが、孤独の余り、見知らぬ女の『友達申請』に、つい手が伸び……
アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 08:09:36
15323文字
会話率:15%
時は西暦2024年の、令和6年。
元官僚だった水紀は、自分の人生に思い悩んでいた。
水紀が選ぶ道は、どんな道か。
その道のたどり着くところは、どんなところか。
誰もが一度は迷いこむ、「人生」の迷い道。
独特な感性で生きているアラサーの
水紀は、新たに出会う人達から、これまでとは違う「モノの見方」を見つけ、人生の目的地を見つけることができるのだろうか。
東京都内で暮らす藤咲水紀と、人生について一緒に見つめ直してみませんか?
笑いあり、アクションあり、説法あり、紀行ありな、まるで「幕の内弁当」のようなエッセイ的作品をお楽しみ下さいませ☆彡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 16:58:28
79783文字
会話率:42%
黒田官兵衛と蜂須賀小六が毛利氏と領土交渉の最中に愉しみにしていたであろう、地元の名物料理を味わうお話。創作です。twitter,instagramにも投稿しています。
最終更新:2023-02-11 23:00:00
907文字
会話率:49%
21世紀初頭、岡山県暗部のS市。「喧嘩屋」として知られる少年・上杉景虎は謎の男Eibonと出会い、邪神復活を目論む者達との戦いに身を投じる事になる。
が。
生来の「ふざけた性格」からEibonを困らせる事になるのだった……。
最終更新:2023-01-20 13:28:33
20883文字
会話率:65%
【点滴穿石】という四文字熟語ユニークギフト持ちの龍泉麟瞳は、Aランクダンジョンの攻略を失敗した後にパーティを追放されてしまう。地元の岡山に戻った麟瞳は新たに【幸運】のスキルを得て、家族や周りの人達に支えられながら少しずつ成長していく。夢は
Sランク探索者になること。これは、夢を叶えるために日々努力を続ける龍泉麟瞳のお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 04:29:26
355400文字
会話率:58%
「おめでとうございます。
今回あなたが選ばれました〜〜」
ある日、謎の変なちっこい奴が現れひょんな事から実験台として活動する事になった
バツイチの50前の男の話。
ちょっとした異能力を貰い、真面目なだけの冴えない生き方を変えようと奮闘するが
・・・
非日常と日常生活を両立出きるだろうか。
実際に行った所等を舞台にしてますんで固有の名称出して書いてます。
福岡を拠点として
九州・沖縄、広島、岡山、大阪、京都、愛知、埼玉、
東京、千葉、栃木、福島、北海道
以上が行ったことある場所です。
連載終了しました。
そのうち、空白期間のストーリーを書くつもりです。
ありがとうございました。
連載再開です。
空白期間の部分を短編で追加します。
週一を目処に書いていこうかと。
剣真・楓編の2部スタートしました。
主に20歳までの出来事を書くつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 09:06:11
561447文字
会話率:35%
西方の鎮守の要たる吉備の国こと岡山で、代々の吉備津彦は朝廷から依頼される荒ぶる神たちを鎮めるお役目についていた。
現代の吉備津彦こと渡辺達也は史上稀有な能力を有しておりながら、この閉塞感ある現代社会でしぶしぶお役目をこなしていた。
そ
んなとき、吉備津彦と因縁のある鬼の王が復活しようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 05:14:29
4417文字
会話率:31%
幼なじみと、登山中に突然転移した先で…
最終更新:2022-07-20 17:21:03
1597文字
会話率:46%
さっちゃんは、8ヶ月の赤ちゃんです。
つかまり立ちができるようになったんじゃ。
岡山弁のおはなしです。
アルファポリスさんにも掲載しています。
最終更新:2022-06-21 19:33:14
223文字
会話率:0%
岡山ぁ晴れの国ゆうほど、晴れ間がおいんじゃ。
岡山のことを書きました。
岡山弁のおはなしです。
アルファポリスさんにも掲載しています。
最終更新:2022-04-22 19:59:56
236文字
会話率:0%
わたしのすきなものを書きました。
岡山弁のおはなしです。
アルファポリスさんにも掲載しています。
最終更新:2022-04-21 19:36:58
229文字
会話率:0%
日本から岡山が消えた
最終更新:2022-06-05 13:08:51
998文字
会話率:0%
この度、当学生食堂の新メニュー『生オムライス』について「卵かけご飯にケチャップをかけただけ」や「素直に卵かけご飯をメニューに追加して下さい」との意見が多数寄せられました。
最終更新:2022-05-12 18:16:57
1103文字
会話率:0%
異世界に送られた男は、時を止める力を望んだ。
最終更新:2022-03-24 22:50:40
1087文字
会話率:17%
晴れた春の日の記憶。
最終更新:2022-03-24 22:21:54
232文字
会話率:0%
僕(伊藤山翔27歳)は、岡山県警の警察官。メンタルを弱らせて、2週間の休暇を取り、広島に帰郷。母になんと説明しようかと躊躇い、駅を降りると実家とは反対の方向に歩く。
自分が通っていた塾の建物が喫茶店になっていた。現れた美しい女店主(君島
三佐子)に一目惚れをしてしまう。
実家に戻って母と話すうち、三佐子さんは、3年前から行方不明になっている弟(武瑠)の彼女であることが分かる。
僕は休暇中、喫茶店を手伝うことになる。工場長、技能実習生、郷土史会長、占い叔母さん、気の良い常連さんたちとの交流がある。
僕の気持ちはすぐにバレバレになる。三佐子さんにも伝わるが、武瑠の失踪で前に進めない状態。
僕は、三佐子さんが苦しくならない位置で、彼女を守っていこうと、心に誓う。
母は彼女に会いに行き、「あなたのせいだとは最初からこれっぽっちも思っていないから、自由に生きて」と伝える。母と三佐子さんは、料理談義をしながら意気投合していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 23:53:45
171695文字
会話率:63%
「これから語られるのは、あるゲームに関わった者達の悲しくも愉快な、醜くも美しい物語」
銀の瞳を持つ存在は語る。
――――神生ゲーム。
人も、妖も、神も、そして天をも巻き込み惑わすゲーム――――
治外法権が認められた町――貴族街。
様々な
悪事が蔓延る街で、春野家当主の命の下、断罪を行う存在がいる。
その名は処刑人――。
これは武藤海里が史源町へ二度目の来訪をする約三年前の話。
当代処刑人の岡山健は春野家当主からの命を受けて連続する行方不明事件を調べることに……。
※神生ゲームの第2節になります。
ここから読んでも十分に分かるような内容になっているので、初めての方も読んでくれると嬉しいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-20 15:53:57
481205文字
会話率:37%
岡山県在住の高校一年生(2022・01・14現在)
新たな年に何か始めたいと開始しました
毎日書けたらいいなぁくらいに思ってのぞむ能天気なペルトの書く一貫性のない誰得エッセイ
日常で感じたこと、趣味の料理、いったお店、その日起きた出来事、ボ
ヤキ等
ゆるーくやっていきますので通勤、通学、ちょこっとできた暇な時間にでもクスッと読んでいただけたら幸いです
以後お見知りおきを
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 22:37:26
2286文字
会話率:0%
二〇一七年二月。藤崎涼太は妻と喧嘩して、家を追い出される。真冬の厳しさに凍え薄れていく意識の中で、涼太は誰かに何かをされていた。
目を覚ました涼太は、程なく自分が涼子と呼ばれ、女の子として生まれていることに気がつく。しかも自分の生まれた
一九七五年……昭和五十年に。
おかしな事態ではあるが、人生やり直せるならと考え直して、今度こそは幸福な人生にするために頑張る、と心に誓って生きていく。
この物語は、昭和50年生まれの主人公の子供時代、『昭和最後期の頃の岡山県』が舞台となっています。
今の感覚では変に感じたり、意味不明に思う場面もあるかもしれませんが、こういう時代だったと思ってください。
更新は基本的に毎週土曜日の昼頃にしています。ですので気長に待ってやってください。
登場人物のページにはイラストがあります。よかったら見てみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-15 14:00:00
760202文字
会話率:48%
ネットワーク総合管理システム「マザー」の暴走から二十数年。人類は未だ果てなきウイルスとの激しい抗争を繰り広げていた。この奇想天外な電子世界「ワールド」の中で。
時は二〇八七年、高校一年生の葛城大河は、両親の友人宅に居候することになり、岡山
県岡山市にやってきた。
大河は、ワールド探査やウイルス駆除を主な活動とする情報技術部と関わることになる。そこで密かに父が作り上げていたオリジナルABSを発見し、これまで大して興味のなかったワールドやABSと関わっていく。
全56話予定で、基本的に毎日、一ヶ月半くらいかけて投稿するつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-22 21:21:59
135945文字
会話率:45%
不思議な病気によって、十代の少女の身体になってしまった早川由衣。しかし、それにも負けず、必死に生きて数年の年月が過ぎていった。
ある犯罪組織の企みに巻き込まれ、大変な危険にさらされるが、白鳥早紀に助けられ困難を克服した。
由衣は、早紀との固
い絆を胸に、さらなる新しい生活が始まった。
*この物語は「由衣の冒険4」の続編となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-25 18:57:12
139562文字
会話率:58%