キミは二六歳のしがない小説書きだ。
いつか自分の書いた小説が日の目を浴びる事を夢見て、日々をアルバイトで食い繋ぎ、休日や空き時間は頭の中に広がる混沌とした世界を文字に起こし、紡いでいく事に没頭していた。
キミには淡く苦い失恋の思い出
がある。
十年前、キミがまだ高校一年生だった頃。一目惚れした相手は、通い詰めていた図書室で出会った、三年の“高橋先輩”だ。
しかし、当時のキミは大したアプローチを掛けることも出来ず、関係の進展も無く、それは片思いの苦い記憶として残っている。
そして、キミはその片思いを十年経った今でも引きずっていた。
ある日の事だ。
いつもと同じ様にバイトを上がり、アパートの自室へと帰ると、部屋の灯りが点いたままだった。
家を出る際に消灯し忘れたのだろうと思いつつも扉を開けると、そこには居るはずの無い、学生服に身を包む女の姿。
キミは、その女を知っている。
「ホームズ君、久しぶりね」
その声音は、記憶の中の高橋先輩と同じ物だった。
顔も、声も、その姿は十年前の高橋先輩と相違ない。しかし、その女の浮かべる表情だけは、どれもキミの知らない物だった。
――キミは夢を捨てて、名声を捨てて、富を捨てて、その輝かしい未来を捨てて、それでも、わたしを選んでくれるかしら?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 15:20:42
31742文字
会話率:20%
転生魔法で転生したが、失敗して記憶を失う
転生前は偉大な魔法使いだったみたいだったが記憶がないのは仕方ないと思い
折角子供に転生したのだから楽しもうと思っている本人である
そして、冒険者生活が始まる
☆6章に挿絵を入れました☆
(雪だるま
様作)
2019/11/1に小説書き始めました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 07:00:00
3585648文字
会話率:77%
ハイファンタジーというレッドオーシャンの中、刃折れ矢尽きるまで戦うへっぽこ小説書きの率直なライブストーリーです。
現在進行中の「フライブルクの魔法少女」と言う小説に関する試行錯誤の記録も兼ねたいと考えています。
ちなみにこの小説は、連
載開始から約2週間。一部分でも読んでくれた方は恐らく二桁中盤、継続読者一桁と言う状態でじたばたしています。
同じように最近書き始められた方、自分と同じ罠にはまらないようお祈りします。
あ、もしこちらを先に見て「フライブルクの魔法少女」に興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ足をお運び頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 23:53:59
33064文字
会話率:1%
作ってみたものの、この設定で本編かける気はあまりしない。難しそう。小説書きやすい設定と、かきにくい設定の法則を見つけたら、今後の創作にいきる……だろうか。(※重複投稿しています)
最終更新:2023-06-03 12:00:00
435文字
会話率:0%
偶然観たアニメ(非常にテンプレ展開強め)に、途中下車してしまった稲村某。つまらなかった、と切り捨てるのは誰でも出来る。小説書きとしてどうしてそうなったか考える事に、きっと何か見出だせるかもしれないのです。そんなエッセイ。
最終更新:2023-04-28 16:36:14
2674文字
会話率:0%
とある小説書きの苦悩を描きました。
共感できる人もいるかもです。
僕もその一人なので。
カクヨムの方にも投稿しています。
最終更新:2023-04-27 07:56:55
989文字
会話率:2%
何か小説書きたいけど書きたいものがねえ!
なら、その思いを書けばいいのでは!?
過去の栄光に縋り続けるクソダセェ男による承認欲求の発露!
笑いたければ笑うがいい!
……やっぱ傷付くからほどほどにして(小声)
最終更新:2023-04-21 16:35:10
1449文字
会話率:0%
●第一章(1~100話)
転生記~始まりの伝説編~
誰しもが一度は耳にした事のある物語
しかし何かが違う?
謎の高僧三蔵と、かつて地上のみならず天上界にまで攻め込んだ恐怖の大魔王孫悟空との出会いが世界の命運をかけた戦いへの序章となる。
●第二章(101~300話)
神を導きし救世主編
舞台は現代に?
少年三蔵の成長と出会いと別れ。
敵は異形の化け物から神や魔物、そして謎のカミシニと呼ばれる集団。
戦いが心を鋼に変えていく。
救世主誕生の物語。
●第三章(300~330話)
唯我蓮華~破壊神と呼ばれた少年~
それは転生の運命の渦に出会うべく出会った宿命の物語
それは未来に繋がる物語
それは変える事の出来なかった過去の物語
●第四章(330~500話)
天上天下・美猴王伝説!
世界は神々により支配されていた。そして魔王と呼ばれる妖怪が地上界を支配していた。だが、魔王もまた神の支配下にあったのだ。
かつて世界を戦乱の世に変えた者がいた。
その者、自由にして奔放!欲深く我が儘?
しかし彼を知る者達はその者の持つ魅力に惹き付けられていく。
やがてその者は世界を相手に喧嘩を売る。
その者は言った。
世界を支配し、自由を手に入れると!
地上界・天上界を舞台に美猴王と仲間達が暴れまわる通快活劇!
今、新たな伝説が幕を上げる。
転生に導かれし仲間たち、凶悪な敵達とのバトル、その伏線は全て一つと繋がった時、新たな神話の伝説が幕を開けるのだ。
※台本小説書き直し中です
長編の500話まで続きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 15:26:48
1653527文字
会話率:36%
「私、ちょっと異世界に行ってくる!」
「どどどどうやって……?」
小説書きを夢見るニーナ。
彼女は剣と魔法の異世界で取材するため、トラックに轢かれたい。
そして、貴族令嬢のアニーと共にトラックを探すのだが──。
「トラックはどこーーー
ー!?」
果たして二人の運命は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 09:17:31
2160文字
会話率:33%
"ドッペルゲンガー"
それは、恐ろしい呪い。
出会えばある事をしなければ自分が死んでしまう。
24時間で、何が出来るのか。
少女達は考え、苦悶する。
呪いの全てを、解き明かせ。
(この小説を読む際はグロ表現にご注意
下さい)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 17:07:59
904文字
会話率:30%
【このエッセイはカクヨムにも掲載し、また名興文庫にも寄稿しています】
なろう系とは何か?
問うだけで炎上必至な、デカ過ぎる主語の論考に、読者としてもなろう系初心者であるウェブ小説書きが挑戦するという、大変無謀なエッセイです。
ライトノベルと
は何か? なろう系とは何か?
それぞれを定義することによって差異を明確にし、なろう系の正体に迫ろうという試論です。
なぜ、このエッセイを寄稿しようと思い立ったかにつきましては、【はじめに】の項目で簡単に触れていますので、ご参照頂けましたら幸いです。
この小品が少しでも、読者様の"なろう系"という一大ジャンルへの理解の助けとなれたなら、嬉しい限りです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 10:00:00
13319文字
会話率:4%
転生ものをちょっとかじっただけのファンタジー初心者だった作者が用語を解説。VRMMOについても記載。
読書や小説書きのお供にどうぞ。有名っぽそうな項目についてそれぞれ数行からそこそこコメント。
ページにより内容の濃さに差があります。
誤字
報告も歓迎しています。ありがとうございます。
(2020-01-22)種族、魔物、妖精、妖怪に暫定的な10段階の知名度を追記しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 05:20:55
233393文字
会話率:1%
ts転生した音咲優は、心が男のヘンテコ女子中学生。父と母はそんな優に、男らしい仕草すら許さず、常に淑女であれと教育をしてくる。従わないとお小遣いがもらえなくなるのでしばしば従う優であるが、「おしっこはもちろん立ちションが男だよなあ〜」と、日
々、陰では男としての自尊心を忘れず生きている。そんなある日のこと、【新たな世界で新たな自分を】をキャッチコピーにした初のVRMMORPGゲームの情報を掴む。優は、ゲームの中ならば誰の目も気にせず男として生きれるのでは! と思いゲーム内容すら調べず早速男を選択してプレイする。全ては男としての自尊心を取り戻し漢として生きるために。
……という感じの残念美少女の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-26 01:17:52
303文字
会話率:0%
単語に絞って、今度こそ物申す!!
最終更新:2023-01-23 12:02:28
1829文字
会話率:0%
自分っていつから小説書き始めたっけ? って思い出してみたら結構記憶が薄れ始めていたので、書き出して記すことにした。
とりとめもない、物書き変遷備忘録。
※この作品はカクヨムでも掲載しています。
最終更新:2022-12-10 22:27:40
10222文字
会話率:8%
小説を書く初心者さま向けの、ちょっとした書き方マニュアルです。
最終更新:2022-11-23 13:54:49
370文字
会話率:0%
『お前の妹、控えめに言ってド変態だぞ』
俺には誰にも言えない秘密がある。
それは親友の妹を官能小説のヒロインのモデルにしていることだ。
こんなことが本人にバレたら間違いなく軽蔑されるに違いない
けどちょっと待てよ。いつも俺の連載に感想を
書いてくれてるのって……。
純粋だけど、どすけべな彼女に餌付けされながら俺、最高の官能小説書きます!
※この作品はカクヨムでも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 00:31:54
94180文字
会話率:35%
小説書き始めるうえでの個人的投稿です!
キーワード:
最終更新:2022-07-10 01:26:08
1955文字
会話率:0%
小説書きを始めた頃、いろいろと考えた時に書き留め、自ブログに掲載した駄文です。
こういう考え方もありますよ、という紹介です。
キーワード:
最終更新:2022-06-06 08:38:47
1150文字
会話率:0%
坂本恭之介は書くことが嫌いな人間であった。
昔から勉学というものが苦手で、その中で唯一まともだったのが国語だった。物語を書くことに至上の喜びを見いだせないばかりか、アイデア1つもとんとでない。その上ズボラで推敲も煩わしく思っている。
彼が書
くのはそれしか能がないとも言える。
都会の街でドンと大きな飲食店を始めたいのだが、如何せん彼自身が陰気で小心者ばかりか厭世家かぶれの性分を持ち合わせているので全くもってことが上手く運ばないのである。
筆の運びも遅い彼は時たまくる助手の岡部恵子と共に作品の構想を練り、渋々筆を執り、また、サラサラと文字を書く。彼は上手く文学に表現のできない自分自身が嫌いであった。
自費出版とは言え、客足の遠ざかった古い書店に10冊ほどをひっそりと置く日々に陰鬱とした気持ちで過ごしていた梅雨の入り頃、岡部は1つの提案をした。
「先生、短編小説書きませんか」
それから坂本恭之介がやっとこさ一文字目を描いたのはそれから一週間立った頃だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 19:09:35
2137文字
会話率:55%