地味で無表情なフェリシテは、あと半年で結婚という所で、美しい妹エルヴィラに婚約者を奪われてしまう。
ところが妹にも婚約者がおり、フェリシテは妹の婚約者と取り替え婚をすることになってしまった。
もちろん歓迎されるはずはなく、白い結婚
を提示され、別居のあげく孤独に暮らす事に。
しかし嫁いだラザフォード領には問題が山積みで、フェリシテはそれに巻き込まれてゆく。静かな生活は一体どこに……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 06:31:13
225591文字
会話率:31%
セシリアはハート伯爵家の長女だった。
婚約者は幼馴染のシモン・ベルトラン。
平穏に暮らしていたはずが、去年引き取られた、異母妹のアリアとシモンが惹かれ合っているのに気付き、人知れず悩み、苦しむのだった……
最終更新:2025-07-16 04:02:38
190080文字
会話率:27%
母と妹の浪費で破産寸前のヨハンネス伯爵家で、長女のアイリスが身売り同然で40歳年上の59歳のオイゲン侯爵の後妻に嫁がせられようとしていた。
すっかり諦めていたアイリスだったが、9年前に婚約解消した神聖騎士団の副団長、リヒターが何故かアイ
リスを買い取る事に。
「金を払ってでも好きと言われたい!」
片思いをこじらせていたリヒターの、斜め上の暑苦しい溺愛が始まった。
*完全なラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 19:33:51
9098文字
会話率:29%
今、断罪劇が行われようとしている――。
アレグリア侯爵家に生まれたロズリーヌ・ジョゼット・ミオット。優秀で、家柄も良い彼女だったが、ここ数年は、自身の婚約者である第一王子エミール・イェルド・クリスティアン・オベールとの不仲が囁かれて
いた。
妃教育も大詰めに差し掛かっていたが、エミールが貴族学院を卒業するその日、事件は起きた。
ここ最近の「お気に入り」らしい男爵令嬢を伴って、エミールが突然ロズリーヌを糾弾し始めたのだ。
ロズリーヌは複雑な心境で、けれども強くあらんと、そんな二人に対峙する――。
n番煎じから始まる、やっぱりn番煎じかもしれないし、そうでないかもしれない物語。
※ざまぁ要素あり。
※一部ド・シリアスなので苦手な人は要注意。
※一部、人の死に関する表現が含まれています。
※なんかいろいろ可哀想。
※週に一回~更新予定(不定期)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 06:30:00
178987文字
会話率:39%
裏切った婚約者を捨て、自身を貶めた子爵令嬢を追いやり、現実を突きつけてきた公爵令息に愛を囁き――そして、拒絶した。
自らの手で家族に引導を渡した彼女は、いまやただのアリシア・ウォーグレンである。
もう何もない。
彼女の手には、何も。
※シリアス注意。
※前作「窓明かりの向こう側」の続編ですが、「これ(前作)で終わりでいい!」という方はスルーしてくださいませ。
※更新遅めになる予定。
※ヒロインは相変わらず情緒不安定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 08:00:00
1761文字
会話率:24%
「お前のような不美人を嫁にもらってやるだけ、ありがたく思うんだな!」
顔合わせの席で、突然ぶつけられた暴言。齢四の幼いミレーゼ・エドワルドはやや面食らいながらも、五つ年上の婚約者ダドリー・マルクスを見上げた。
――きょとん。
以降、ダドリ
ーが叱責するたびに、ミレーゼは不思議そうに目を瞬かせる。
「学がない」と言われても、「常識がない」と言われても――義理の妹が、夫の愛人になろうとも。
――義理の妹(夫の愛人)に子どもが出来たようなので、離縁します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 22:26:18
28489文字
会話率:50%
神社の御神木である桜の古木に吸い込まれ、異世界に迷い込んだ神木桜。
彼女は、その国の姫・リナリアと瓜二つだったため、身代わりを演じることになってしまう。
だが、婚約者である情熱的な王子ギルフォードは、すぐに身代わりであることに気付き、温かく
桜を受け入れるのだった。
本作は、同じく公開中の【桜咲く国の姫君~神様の気まぐれで異世界に召された少女は王子と騎士見習いに溺愛される~】をギュッと凝縮した改訂版です。
ただし、前半の内容はほとんど変わらないものの、後半から〝ギルフォードルート〟に突入するため、彼寄りに修正しています。(たとえば、〝二人の間で揺れ動く〟雰囲気は一切ありません。気持ちはギルまっしぐらです)R15部分も多少弱めています。
要するに【桜咲く国の姫君】をギル寄りに修正し、続編のギルルートまで描きつつ、表現や行動もマイルドに修正した作品が【桜咲く国の姫君~神様の気まぐれで異世界に召された少女は隣国王子に溺愛される~】というわけです。
その点をご理解の上、お読みくださいますようお願いいたします。
※カクヨムでも同時連載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 06:30:00
77425文字
会話率:41%
貴族の家に生まれ育ったフローレッタは、誕生パーティーの当日、料理人のフランベで激しく立ち上った炎にショックを受け、倒れる。
次に目覚めた時、彼女から現世の記憶は消えていた。
残っていたのは、前世の〝フリーターの小鳥遊華〟だった頃の記憶だけ
だ。
華として目覚めたフローレッタは、前世でやっていた乙女ゲームの最推しが父に、悪役令嬢が母になっていることに呆然とする。
人生詰んだと覚った彼女は、魔法で自分好みの〝モフモフ使い魔〟を召喚し、癒してもらおうと考えた。
しかし、召喚してもいないのに、外見モフモフ、内面俺様の、ギャップありすぎ使い魔が出現し、彼女はガッカリするが……?
注1)プロローグのみ三人称です。
注2)タイトル変更してプロローグを追加しましたが、以前、十数話だけノベルアップ+で連載していた作品です。(ノベルアップ+は6月上旬に退会済み)
こちらでも予約投稿を誤り、昨年の秋頃に公開されてしまったことがあります。
※『アルファポリス』にも掲載している作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 17:01:44
155913文字
会話率:22%
高校一年生の神木桜は、ある日突然、神社の桜の古木に吸い込まれ、異世界へと飛ばされてしまう。
その上、その国の姫(リナリア)と瓜二つだったことにより、本人だと勘違いされてしまうのだった。
誤解はすぐ解けるのだが、何故かその後も、成り行きで代
役を引き受けることに。
身代わりであることは、隣国の王子で婚約者でもあるギルフォードにも、即バレてしまうが、彼は優しく受け入れてくれ、最初のうちは距離を感じていた騎士見習いのカイルとも、次第に打ち解けて行く。
やがて、二人から熱烈なアプローチを受けるようになると、桜(リナリア)の心は揺れに揺れて……。
注1)このお話は、以前使用していたPN(髙谷末流)の作品です。【桜咲く国の姫君】というタイトルで、個人出版(AmazonのKDP利用)していたものの加筆修正版となります。現在は、こちらとアルファポリスで公開しております。
注2)シリーズの序章的作品です。三角関係の行方は、続編の『ギルフォードルート』と『カイルルート』で描かれることになりますので(ギルフォードルートのみ完結済み)、その点をご理解の上、お読みいただけますようお願い申し上げます。
注3)既に完結している作品ですが、修正&加筆しながらの公開となりますので、修正し終わっている数十話分は、1日に1時間置きくらいのペースで、1話ずつ公開して行きます。
それ以降は、修正し終わった話数分を、毎日1~数話ずつ公開して行く予定です。
※新しいタイトルは、ソーグラス様に相談させていただいた上で決定いたしました。数々のご助言、心より感謝いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 13:01:03
332671文字
会話率:38%
アマリエッタは学園が始まる前に第2王子殿下の婚約者候補となった。候補は伯爵令嬢ばかりの3人でアマリエッタもその一人だった。
彼女は13歳の時に弟が生まれその後母が亡くなったがアマリエッタは可愛い弟のロニオがいるだけで幸せだった。
父と
兄は領地経営で忙しく王都にはアマリエッタとロニオが一緒に住んでいて毎日楽しく暮らしていた。
そして学園最後の3年生。ついに王子殿下の婚約者が決まった。相手は隣国の王女ゾラ様だった。
それからすぐにアマリエッタと他2人の婚約者はそれぞれの婚約者が決められた。
他の婚約者候補だったローザンヌとリスティはもともと好きだった相手だった。でもアマリエッタの婚約者は彼女があまり良い印象を持っていないヴィント公爵令息で‥
アマリエッタは取りあえず様子を見てみる事にする。
妄想ゆるゆる異世界です。軽く楽しんでいただけると幸せです。
誤字脱字ご勘弁下さい。
他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 06:28:43
9896文字
会話率:26%
リンローズは聖女の力を持っている。シュナウト王子の婚約者として彼の魔力制御も行っている。
だがある時父のくれたワインをシュナウト殿下に飲ませると殿下は死んだ。リンローズは王子殺しの罪びととして毒を飲んで処刑された。
だがなぜか半年前に死
に戻った。今度こそ無実での断罪を避けようと決心する。
そもそもシュナウト王子は平民との間に出来た子供で孤児院育ちだが他に王の次期国王になれるものがいないので王子になったのだった。そのシュナウトの婚約者がリンローズだ。
リンローズの母は現在の国王代理のロンドスキーの娘で父は前国王の弟。リンローズの父は無理やり王命で母と結婚した。それなのでリンローズは生れた時から父は冷たかった。それに愛人と子供もいた。
ロンドスキーは国王が亡くなった後王子の後継人となりそのまま王子の病弱を理由に国王代理になった。せっかく国王になれると喜んでいるとシュナウトの存在がわかったのだ。そのため何としてもリンローズと結婚させてその子供を王にしたいと思っている。
そして死に戻ったリンローズには前世の記憶がありここが前世で読んだ持ち込まれた小説の世界だと知る。なので知らなかった新たな事実が次々と分かる。
そして毒を飲んで死んだシュナウトも死に戻っていた。ふたりの運命は前世とは少しずつ変わって行くことになる。
すべて妄想の世界です。異世界風。誤字脱字はするりと流していただけると助かります。拙い話ですがどうかよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 06:16:34
172846文字
会話率:36%
リザベルはアニマール国の王子ラビン殿下と婚約者だったが卒業パーティで婚約破棄を言い渡される。婚約はリザベル有責と言われ父と国王に苦言を呈す。そしてラビン殿下の側近のキースが真実を言ってくれてラビンが悪いことがはっきりする。そんな時リザベルは
やけになってアンソニーの誘われたと思って後悔するが怪我をしてまたキースに助けられる。そして二人の距離は近づきキースを意識するようになって行く。ふたりの付き合いを母から勧められキースの優しさにずぶず溺れて行くリザベルだったが、ある日を境にキースがばったり姿を見せなくなる。
どうしてなの?あなたもやっぱり私を裏切るつもり?もう私は待つのは疲れたの。言い訳なんか聞くつもりはないわ。あなたなんかこっちから願い下げよ。そんな気持ちになって行くリザベルだったが真実は思わぬ方に…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 17:07:04
14990文字
会話率:41%
婚約破棄から始まる異世界ミステリー。
第二王子の婚約者であった公爵令嬢カメリアは突如婚約破棄を告げられる。
その理由はカメリアが自身の父親を殺害した容疑者になったためであった。
父親はカメリアの外出中に、屋敷内の書斎で頭部を殴られ死亡し
た。
書斎には外側から鍵がかけられていたが、遺体の上着に鍵が入っていた。
そのためもう一本の鍵を持つカメリアに疑いの目が向けられた。
事件は思わぬ展開を見せ、カメリアはさらに追い詰められて行く。
カメリアは冤罪をはらすため事件の真相にせまる。
全十二話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 06:27:08
2573文字
会話率:33%
王太子殿下の誕生日パーティーで私は元婚約者に会ってしまいました。
今は公爵令嬢の侍女ですので、もう関わりたくないし、新たな婚約者もいるのに……なんてことを言い出すのですか!
「その口を閉じなさい!」
拳を振るい強制的に騙させれば、
思っていた以上に飛んでいってしまいましたわ。
どうしましょう?
元婚約者に鉄槌を下したところから始まる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 06:10:00
135485文字
会話率:43%
「婚約破棄されて、お可哀想なオリヴィア様」
春の暖かい日のお茶会で公爵令嬢である『祝福の聖女』エリザベートは、堂々と私の元婚約者に腕をからめながら言ってきたのです。
そのように仕向けたのは貴女でしょう。そう言いたいですが、伯爵令嬢であり『浄
華の聖女』である私がいうことは問題になるので我慢します。
そして、次に会うときに聖女にふさわしい魔獣を連れてくるように言われたのです。聖女にふさわしい魔獣とはなんですの?
しかし、もふもふ好きの私には癒しのペットを手に入れるいい機会です。
婚約破棄された私に。エリザベートに毎回絡まれる私に。毎日汚水の浄化をしている私に。
癒しがあってもいいではないですか。
なぜ癒しのもふもふが、隣国の皇子っぽい人になっているのですか!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 11:00:00
97783文字
会話率:44%
伯爵令嬢であるクレアはファヴァール伯爵家の唯一の生き残り、その伯爵令嬢には公爵子息のアルバートが婚約者として充てがわれた。
クレアはそれが気に入らず、アルバートから婚約破棄をしてもらおうと、悪女を演じることを決める。
そして国王陛下
主催の夜会をボイコットすること三回目。
その翌日に婚約者であるアルバートが訪ねてきた。「仮病を使うとは如何なものなのですかね?」三度目のボイコットとなると流石にバレていた。
そこから始まる。クレアとアルバートの攻防の話。
「これはとても危険な状況だと、今気が付きました。婚約関係を続けていると私は……」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 20:00:00
22309文字
会話率:35%
公爵令嬢のジュリーは、怖い見た目のせいで誤解されやすく『悪役令嬢』だと陰で言われていた。ある日、彼女の婚約者のダドリーが婚約破棄を突きつける。しかもダドリーには浮気相手がおり、その相手が光の賢者・フィーネなのだと勘違いしていた。光の賢者とは
、国中に出没する『悪魔憑き』と呼ばれる害獣から世界を守る、いわゆるヒーローらしい。だがダドリーは知らなかった。婚約者のジュリーこそが、光の賢者・フィーネだということを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 06:00:00
136356文字
会話率:37%
どうやら婚約者は、私を悪女に仕立てて婚約破棄するつもりのようだ。
女の私の方が優秀なのが気に食わないらしい。
私が紅蓮の勇者と不貞行為をしている、ということにしたいのだろう。
だけど愚かな婚約者は、紅蓮の勇者の正体を知らないようだ。
──
知っていれば、そんな愚行をせずに済んだものを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 20:01:10
3356文字
会話率:40%
「助けてくれ!俺はBLになりたくない!」婚約者にそう懇願されたのは、伯爵令嬢のリリー・エイムズだった。彼女は転生者で、この世界が生前大好きだったBLゲームの世界であること知った。そして婚約者のアルヴィン・オーリックは、BLゲームの主人公だっ
た。彼も転生者で、自分がBLゲームの主人公だと知っていたが、生前は一切BLゲームをプレイしていない。攻略対象に攻略されたくないアルヴィンは、ゲーム知識のあるリリーに協力してもらって、BL展開を回避しようと奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 23:04:52
5294文字
会話率:59%
目が覚めたら、乙女ゲームの“悪役令嬢”ポジションに転生してました。
しかも婚約者は、誰もがドン引きする“ブサイクで嫌われ者の王子様”。
だけど――あれ?
この王子、見た目はともかく中身は、想像以上に優しすぎる……!?
国一番の美少女に
転生した令嬢と、誰にも愛されなかった王子が、少しずつ成長していく物語。
【乙女ゲームの断罪エンドで、私は貴方と恋をする】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 06:00:00
23641文字
会話率:33%
心変わりをしたかのような婚約者たちは、しかし魅了魔法にかかっていただけだった。けれど、今までの言動を何もなかったかのように水に流す事もできそうにない。
やり直したい令息たちと、関係をきっぱりと終わらせたい令嬢たち。
これはそんな、タイ
トル通りのお話です。
※設定は綿毛レベルでふわふわ
※ハッピーエンド寄りのノーマルエンド
全11話毎日投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 06:00:00
55155文字
会話率:11%
異世界から聖女様がやってきた。
そんな聖女の事を王子の代わりによろしく頼むと言われた婚約者である令嬢は、その言葉通りに聖女の面倒をみました。
そんな、令嬢も聖女も特に不幸にはならない話。
最終更新:2025-07-09 06:00:00
7036文字
会話率:7%
油断を見せた跡取りと、虎視眈々と狙っていたスペアの話。
最終更新:2025-07-08 06:00:00
14255文字
会話率:15%
ミスティアはある時ここが乙女ゲームの世界に酷似した世界であること、自分が婚約者に近づいた女に嫉妬し投獄、死刑になる悪役キャラだと思い出す。彼女は破滅回避に尽力し、ゲーム関係者に近づかないよう努めた結果、攻略対象たちはゲームに無かった病みや狂
気を現し、投獄死罪を回避するための学園生活は一歩間違えれば監禁バッドエンドの学園生活に変化していていた。
周囲の狂気を知らないミスティアは、使用人や家族を自分のデッドエンドに巻き込まないよう尽力するが、ゲームでは死者であり、ミスティアが救った人々の善意によって彼女の退路は絶たれていく。
全てが異常だらけの中、ミスティアは無事、ゲームシナリオ終了の一年間を終えることが出来るのか。
「選びなよ。選択権は君にある。君の意思でどちらを捨てるか選んで。ミスティア」
「ふふ……仕方ないなあ。いいよ。だってミスティアが俺にとって一番大事だもの」
「それじゃあお前はあいつのことが好きだと思われるだろ」
「違うんだ、これでいい。これでいいんだ。君を守ることで……俺は……」
「ひひ、お前にも見せてやるよ。人間が本当の地獄を見る瞬間をなあ!」
「ミスティアさんは、ずっと笑っていられる世界にいてくださいね」
「……お前は変わらないな、ミスティア……。今もなお、俺を助けたときと変わらない」
--悪役令嬢に ハッピーエンドはありますか?
※異録は他者視点です。
※正規の結末の他、攻略対象の個別エンド予定(ハッピーエンド、ifバッドエンド)
書籍化+コミカライズ中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 06:00:00
1233577文字
会話率:28%
古くから女性が想い人のために刺繍布や装飾品を贈る風習がある国で、染織材料店を営む元男爵令嬢のリュシア。
両親が遺してくれた店を切り盛りしながら、怪我をして騎士としての夢を諦めた恋人ダリオの身の回りの世話や金銭的援助をするなか、リハビリのか
いもあって彼は騎士に復帰することに。
彼との結婚を目前に控えていたリュシアだったが、親友との浮気が発覚。亡き両親の遺産で買った家も受け継いだ店も言葉巧みに名義を変えられていたことで、リュシアは何もかも失ってしまう。
そんな打ちひしがれたリュシアの前に現れたのは、商会を運営するという一人の美しい青年ネル。お人好しな彼に住み込みで雇われ、小さな居場所を得たリュシアだったが、伝統と独自の技術を掛け合わせた祈りを込める刺繍には不思議な力があり……。
※他サイトでも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 05:10:00
34034文字
会話率:44%
これは「ずっとあなたが好きでした。卒業式の日にお別れですか。」に出てきた、ロージイの話です。
※燃えるような赤毛の美貌の女。ロージイ。
自分の魅力と能力を最大限に生かして生きてきた。
メリイという公爵令嬢から、婚約者のルートと言う青年を寝
取り結婚した。
だが、結婚生活は短く、未亡人となった。
その彼女を雇い入れてくれたのは、大商会「ダイシ商会」のダンと、サリー親子である。
(ずっとあなたが好きでした〜より。)
その後、グランディ王国のモルドール領にルビーの買い付けに行ったが、以前やらかしたせいで追い払われる。(続 グランディ王国物語より)
今回はその帰りから話は始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 05:05:59
25762文字
会話率:44%
貴族の娘メリイには、婚約者がいた。父がひきとった、親友の遺児で5つの時から一瞬に育ったのだ。
だけど、目の前で別の女に愛をささやいている。
ーー実はメリイには前世の記憶があった。
彼も私と同じ転生した、初恋の人だと思っていたのに。
グラン
ディ王国物語に出てくるキャラクターも出てきます。スピンオフですが、これだけでも読めます。
ご興味があればそちらもお読みくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 07:20:54
143162文字
会話率:36%
「花顔柳腰、窈窕淑女、傾城傾国……美を意味する言葉はルエナ・ヒエムのためにあるだろう。」
「ルエナ・ヒエムは結婚をするまで城を出ないらしい。」
メイフォンス侯爵令妹の噂は数知れず。反して、その姿を目にした者は極僅か。
人々は彼女を『籠城
の花嫁』と呼ぶ──
ルエナは、城に隠れて暮らしている。人々は姿を見せぬ彼女を噂し、拝顔を切望した。
全ては、より良い家の子息と結婚するため。ルエナは、自身が生まれた家に貢献するため、より上流との婚姻を画策している。
そんな彼女のもとに、一つの報せが舞い込む。
『王太子の婚約者を探す。』
ルエナは王太子妃を目指し、社交界に乗り出した。
≪投稿頻度≫
最初の1週間は毎日、以降は隔日投稿します。
※この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
※中世~近代ヨーロッパをイメージした世界観ではありますが、史実に反する点が多くございます。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 05:00:00
88696文字
会話率:33%
【異世界恋愛・婚約破棄・ざまぁ・勘違い系ドタバタ劇・ハッピーエンド】
≪完結まで予約投稿済み≫
メルディアーナ・コルウェル伯爵令嬢は変な言いがかりをつけられて婚約破棄された。なんでも元婚約者は浮気をしていたようで。でもメルディアーナは全
く問題なし! だって、推しの王子を存分に愛でられるじゃない!
それに、メルディアーナには王子との間にささやかな秘密があった。
ワンチャン王子に覚えてもらっているかも――?
ちょっとご挨拶してみようか――なんて思っていたメルディアーナだけど、復縁を狙っていると勘違いした元婚約者や友人たちがめっちゃ邪魔してくる! 会いたいだけなのに――……。
よくある『勘違い・すれ違い系』のコメディ目指しました!(#^^#)
設定ゆるゆるです! 4万文字超なので連成形式、一日一話投稿にしました。よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 04:10:00
28485文字
会話率:26%
【異世界恋愛・ツンデレ・すれ違いもの・ざまぁアリ・ハピエン】
ミラは、子どもの頃から人とは違う景色を見ていた。
ミラには神に使わされた天使の姿が見えるのだ。
ある日、ミラは婚約者ジャマル・レグトン伯爵令息が、見知らぬ女性と固く抱き合いキ
スしているところに出くわす。深く傷つき婚約破棄をするミラ。
そんな折、天使が『恋の弓矢』をミラに放とうとする。
新しい恋があるに違いない――。そう思ったミラだったが、父親が新しく選んだ婚約者は、ぶっきらぼうで嫌なことを言って来る人だった。
がっかりしたミラだったが、ふと周囲を見渡すと、ふわふわと漂っていた天使たちは、その新しい婚約者を指差してぷぷっと笑ったのだった――?
他サイト様にも投稿しています。
設定ゆるゆるです。お手柔らかによろしくお願います!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 11:10:00
8025文字
会話率:21%
【異世界恋愛・婚約破棄・ざまぁモノ】
私はアイリーン・ラブレー公爵令嬢。
突然、ひょんなことから私の婚約者の従弟ウィリアムの婚約の仲介をすることになった。というのも、ウィリアムの母がウィリアムの婚約に大反対しているから。
家にとって
は悪い話ではないのに反対だなんて妙だな~と思っていたら、その後出るわ出るわ、この婚約に関わる人たちへの強烈な違和感!
みんな平静を装っているのだけど、ウィリアムもどこか変、ウィリアムの恋人も何か変、ウィリアムの母はめちゃくちゃ変!
おまけに私自身の婚約者まで変で、さらには私の婚約者の弟にまで何か事情を抱えている様子。
最初は私だってこんな婚約の仲介をするなんて面倒だな~なんて思っていたけど、巻き込まれた以上がんばるかっと思っていた矢先、この件から手を引けとか言われちゃって。
もう、これは何か絶対裏に何かある!
私は意を決して立ち上がることにした。何か――悪いことを企んでいる奴がいると、確信したから!
私の結婚は国の重要案件。それを邪魔する者は、失脚してもらわないといけないもの――!
異世界恋愛、『ざまぁ』モノです!(笑)
短め連載(3万文字超)です。設定ゆるいです。
お気軽に読みに来ていただけたらありがたいです。
ユミヨシ様の辺境騎士団に(クズ美男を)捧げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 04:10:00
33999文字
会話率:47%
クロエ・シェードウィンは若干二十歳でありながら、第二近衛隊、通称朱紅隊隊長である。
通常業務に加え、女性進出のために日々邁進し、また、シェードウィン公爵家存亡のために結婚して子も産まねばならない。人生が一回では足りないぐらいだ。
日々忙
しく過ごすクロエには、頭痛の種がある。
いとこであるミハエル王太子だ。
彼は女癖が悪く、いつもその尻拭いをさせられる。「女性を何だと思っているのだ」とそのたびに注進し、時には実力行使(殴る、蹴る)をしてきた。
そんなある日。
王太子ミハエルに呼ばれて執務室に行ったクロエは、そこで傷だらけの青年アイザックに出会う。
アイザックはミハエルのご学友であり、婚約者から婚約破棄されたことで有名な青年だった。
「彼は命を狙われている。しばらくかくまってやってほしい」
「なぜ私が」
断る気満々のクロエだったが。
アイザックをクロエ宅に住まわせると、もれなく彼の愛猫のシャリーがついてくるという。
クロエは動物好きだった。
犬、馬、鷹からは好かれるが、唯一嫌われるのは猫。
その猫と一緒に暮らせる!?
クロエは内心の狂喜乱舞を隠し、アイザックをかくまうことにするのだが……。
彼にはどうやら、秘密があるようで……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 04:00:00
85833文字
会話率:50%
ハーベイ伯爵令嬢のアリスは、王太子妃だった。
……一か月前までは。
『運命の女性に出会ってしまった。彼女を王太子妃にしようと思う』
王太子リシェルにそう言われ、その座をスー・ミラに奪われてしまう。
二度目の婚約式を抜け出し、王城
の庭で飲んだくれていたアリスに声をかけたのは、ニールド公爵領を治めるカレアム。彼はリシェルとは異母弟にあたる存在だ。
「君に提案がある」
彼はそう言い、結婚しようと言い出した。
理由を尋ねれば、「王太子に一発くらわせたい」という。
アリスは有能な魔石の浄化師でもある。
その有能な彼女が結婚と共に王都を離れたらリシェルはきっと困るだろう、と。
「君だって王太子にざまぁをくらわせたいだろう?」
カレアムに言われ、アリスは決意した。
元婚約者をぶちかますため、アリスはカレアムと結婚してやる。
これは。
アリスとカレアムがちゃんとした夫婦になるための長い長いみちのりのお話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 05:11:45
93993文字
会話率:50%
ティドロス王家の三男サリュは、母の護衛として隣国で行われている婚約式に参加していた。
だが、王太子アリオスがいきなり婚約者であるシトエン嬢を激しく叱責。あろうことか、婚約破棄を告げる。
「お前のような容姿の者が、わたしの婚約者など」
この発言に、サリュは見かねて助け舟を出した。
その後、ひょんなことからシトエン嬢を自身の婚約者に迎えることになるサリュだが、
「ところで、彼女はどんな姿かたちをしておられるのか」
婚約式では頭からつま先までヴェールで覆い隠されていたため、まったくわからない。
王太子アリオスは小ばかにしていたし、周囲からも「あんまり期待はするな」と言われていたのだが……。
※こちらは、カクヨムにも掲載している作品となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 04:50:55
315565文字
会話率:32%
――気づけば、また血まみれで倒れていた。
目を覚ました瞬間、僕は“人生12周目”に突入していた。
毎回同じように貴族学園に入学し、同じようにヒロインたちと出会い、
同じように、裏切られ、殺され、処刑され、時には世界そのものが崩壊して死ぬ
。
なぜこんなバッドエンドばかりになるのか?
理由もわからぬまま死に続ける俺、レイ=フォルスはようやく決意する。
「――もう、ヒロイン全員を先に落としにいくか」
毒舌の聖女、凶暴な剣姫、腹黒メイド、正論で刺してくる幼なじみ姫、そして最後に俺を殺した“婚約者”。
全員を最初から攻略して、全員を味方につける。
ラブコメで世界を救う、死に戻り系逆ハーレム戦略、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 02:39:52
3322文字
会話率:26%
侯爵令嬢のセレナ=アルヴェリスは、王太子との婚約を突然破棄された。
理由は「平民の転生聖女ミリアンヌとの不仲」――冤罪である。
「お前のような悪女は、王都から出て行け!」
そう罵ったのは、かつて信じていた婚約者と、友人たちだった。
行き
場を失い追放されたセレナがたどり着いたのは、神々が眠ると言われる古代遺跡。
そこで彼女は、七柱の神から祝福を受ける。
──〈全属性魔法適性〉
──〈神聖創造〉
──〈天上の血統〉
セレナは、神々に選ばれし最強の魔導姫へと生まれ変わる。
そして一年後。
滅びかけた王国が、かつて追放した「悪役令嬢」に土下座してくるなんて――
「ふふっ……いまさら跪いても、許すとは言っていませんわよ?」
これは、すべてを奪われた令嬢が、世界すら手に入れる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 23:03:14
72824文字
会話率:34%
「可愛い婚約者は、どこか変」の面々によるちょっと別の切り口の話
王族貴族に謀略は付きもの
彼らもそれに無関係ではいられない
王太子へ毒を盛った嫌疑を掛けられた第3王子レリクス
一体誰がやったのか?
そしてレリクスは1つの可能性に辿り着き……
最終更新:2025-07-18 02:00:00
21569文字
会話率:8%
王族に生まれたものとして婚姻は義務。
幼い僕にも婚約者たちがいる。
みんな家柄良し、容姿良し、性格悪くない
なのに、何故かどっか変
最終更新:2025-07-11 01:20:00
154928文字
会話率:20%
クリスティア・ロレニアムは、魔法薬を売る店を営んでいる。
彼女は結婚しても店を続けていきたいと考えていたのだが、婚約者であるライトアップは否定的な意見を抱いていて――それゆえ二人は見事なまでにすれ違っていた。
そして、やがて、ついに告げ
られる婚約破棄。
店を続けて人々を救いたいクリスティアの未来はどうなってしまうのだろう?
著作者:四季 無断転載は固く禁じます。
※2025.4.25~2025.5.20執筆
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 00:28:33
15556文字
会話率:50%
ダリア・フィーオンはある日のパーティー中に王子であり婚約者でもあるエーリオ・ディッセンヴォフから婚約破棄を告げられた。
しかもその決定の裏には、ダリアの妹であるローズの嘘があり。
婚約者と実妹の両方から傷つけられることとなってしまうダリア
だった。
ただ、そんな時、一人の青年が現れて……。
※2025.1.9~2025.1.23執筆
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 03:24:04
35894文字
会話率:51%
オリヴィエ・ヘンザリッテは、そこそこ良い家柄の娘。
恵まれた環境で育った。
だが幸せかというとそうではない。
というのも、身勝手な婚約者ルーイン・デーツに振り回され続けているのだ。
※2024.10.12~2024.11.27執筆
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 03:25:20
35364文字
会話率:43%
婚約者の裏切りで社交界から姿を消した令嬢エルフィーナは、
名前を変え、雨の多い森で“魔女”として暮らしている。
魔法を込めた刺繍やコサージュを作る日々の中で、
恋愛も結婚も、自分にはもう関係のないものだと割り切っていた。
そんな彼女のも
とに届いたのは、親友からの新たな依頼と、
宝石のようにきらめく、未知なる未来の予感。
――雨が降るのは、精霊のせいじゃない。
「恋はもうこりごり」と決めたふたりが、
静かな森で出会い、もう一度信じる愛を見つけていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 00:20:00
50080文字
会話率:29%
白瀧瑛哉(しらたきてるや)には幼馴染がいる。
その美貌や品のある姿から、付けられたあだ名は『白雪姫』。
いつも自分の席で本を読んでいる無愛想な瑛哉と、誰隔てなく優しく愛想も良い人気者の神白宮優樹菜(かしみやゆきな)。
“幼馴染”ということ以
外に接点が無いように思えるこの2人には、他の人には知られていない秘密があった。
「これからもよろしくね、旦那様」
共に名家出身の2人。
長年断ってきたお見合いの場に現れたのは、まさかの幼馴染だった。
利害の一致と、互いに知らない恋心から、婚約者になることを決めた瑛哉と優樹菜。
「ここ分からないんだけど、教えてくれる?」
時には一緒に勉強したり。
「瑛くん可愛い♪」
時にはからかわれたり。
「そういう事してくるんだったら、俺もやり返すからな?」
「…え?」
そして、仕返しをしたり。
これは、婚約者となった2人の、甘々な日々の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 00:00:22
2687文字
会話率:33%