かつて戦乱の世を駆け抜け、大陸統一を成し遂げた最強の女帝アリエッタ
彼女は嫌われ令嬢としていないものとして扱われていた公爵令嬢アエリアとして生まれ変わっていた
かつて統一した大陸国家は既に崩壊しており、前世の記憶を思い出したアエリアは、
アリエッタとして成し遂げた事は無駄だっのかと思ってしまう
だから、今度の人生は楽しく生きようと決めたのだった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 00:00:00
109635文字
会話率:49%
大陸に覇を唱えた超大国バルドホルス王国。
西にカイゼル帝国を、東にプレジデン共和国を抱えながら、その国土を広げていった。
王国が国土を広げられたの理由はただ一つ、人に恵まれた、と言う事だった。
世界最強の軍団長を、最高叡智の宰相を、常勝不
敗の軍師を、市場を支配する金融大臣を、無から有を作り出す技術長官を、永久を生きる魔女を、擁していた。
人の力の前に、二国は領土を奪われ、王国は繁栄を続けていった。
しかし、大陸統一を目前に国王が病に倒れ、崩御した。
王国は王位を巡って内乱が起こり、国力を著しく損なった。
そして、新たな王となった者は、自身の子飼いの者を要職に就け、
先代国王の配下を疎んじた。
結果として、かつての栄華を誇った王国から、黄金の人材が流出した。
一人、また一人と国を離れていき、遂には世界最強の軍団長も王国を離れることになった。
だが、世界最強の軍団長に行き場はなかった。
帝国も共和国も軍団長に殺された者が多すぎた。
そのままでは、国を出ることは出来ない。
魔女はそんな軍団長に魔法をかけた。
軍団長になる前の青年になる前、15歳の頃まで若返らせた。
若返った軍団長がなったもの、それは冒険者。
国を追われ、過去すらなくした男がもう一度自身の手で歴史を作る。
新たな冒険の始まりだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 20:28:24
20466文字
会話率:39%
異世界に転生してしまった高野耕平ことクローノ・アリストクラート!!どうやらこの世界は一つの大陸に大きな王国があるようだが,かなり不安定で大戦国時代が始まる予感!!彼は王国でもそこそこの貴族の三男に生まれた。特権階級に生まれたからにはと,彼は
大陸の王になることと決めた!!でも王国では三男は貴族を継げないことが分かり予定変更。そうとなればと日本知識で世界一の都市を作ることを目標にするが...
これはクローノ・アリストクラートが時代に翻弄されながら,いつしか大陸を統一することとなる物語(のはず)。
一話一話が短く、サクサク読めるようにしています。
評価、ブックマーク、感想等いただけると大変有り難いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-01 12:00:00
69487文字
会話率:29%
『ガルディシア帝国興亡記』
ある異世界にある帝国の興亡です。
数百年もの間、バラディア大陸は三か国の戦乱の世が続いていた。
北のダルヴォート王国、中央のエステリア王国、南方のガルディシア帝国である。
しかし南方に位置する鉱山と工業の国ガル
ディシア帝国は遂に大陸統一を果たしたのだ。
勢いに乗るガルディシア帝国は満を持して隣の大陸モートリア制覇に乗り出した。
そして世界を我が手に!帝国皇帝ガルディシアIII世の野望は続く!
そんな帝国の前に異世界から大魔導士によって転移させられた国家、日本が…
【第一章】ガルディシアと日本の接触編01~74 の始まりです。
【第二章】ガルディシア発展編01~87
【第三章】ガルディシア回天編01~(現在進行中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-02 20:12:27
813407文字
会話率:65%
戦場に血と破壊の嵐を巻き起こし”大陸統一”を成し遂げた伝説の〈羅閃騎士〉バルバロッサは────乙女の心を持っていた。
戦いに憂い、隠居生活を決め込もうと大海を渡ったバルバロッサが辿り着いたのは〈冒険者〉たちが活躍する暗黒大陸イシェルヴィア
。
そこで渋々請け負った仕事から、バルバロッサは上位魔族〈サキュバス〉のミミュレットに惚れられてしまう。
付きまとってくるバカ淫魔のせいでバルバロッサの穏やかな隠居生活は台無しに……!
オカマと淫魔という不毛な組み合わせの冒険譚が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-10 18:29:35
7347文字
会話率:44%
中世末期のヨーロッパをモデルにした架空世界。大国の小貴族の4男、リーシン少年が、成長し帝国宰相として大陸統一に尽力するという、話になる予定でした。
そういう王道系の話を中編程度で書こうとしていました。
最終更新:2020-10-11 11:04:26
42925文字
会話率:38%
その当時の大統領は和平趣向の路線で政治を進めていたが、その大統領射殺事件が発生した。
当時は銃殺された大統領と同じ種族平等路線を継続する様にみえたが、アメリア共和国は、国内は白人以外の人種を政治の要職から次々と外し、閑職にすら付かせない事
態がおきた。
その動きは政治の世界だけでなく、軍上層部、経済界、更には俳優や歌手までも排除することまで発生した。
これが後に”アメリア白人至上主義戦争”の序章といわれるブラックアウト事件である。
ブラックアウト事件から二年足らずで、ロンブスター北部大陸から白人以外の種族が追放され各世界の非難も無視し続けあまつさえ、{この星はアメリアに滞在する白人以外は我々アメリアの白人に管理されて生きながらえる権利を与える。拒否する場合はその国を反逆国家とし、殲滅する。}などと、和平どころか武力殲滅を図ろうとする独裁国家と成り下がった。
一部の白人至上主義の団体は是とし従っていたが、事実上の植民地国家は近隣諸国と提携を結び拒否をし、ほとんどの世界各国はこの考えを非として全面戦争となってしまった。
開戦から20年以上経過したとき、アメリアはさらに全世界に核ミサイルを発射体制にしたが、何者かにミサイル発射プログラムが掌握され全世界に核の冬が訪れる危機は去ったが、変わりにアメリアが核の炎に包まれアメリアのみ核の冬が到来した。これにより戦争は開戦国家の消滅で終戦となった。
世界はすぐに平和にはならなかったが、終戦を迎えてから5年以上たって各世界の復興も一段落し、先の戦争のような悲劇を繰り返さないために、A・W(アフター・ウォー)010年統一会議にて、ロンブスター北部大陸の永久封鎖、核兵器廃絶、種族差別の禁止、ユージスタ大陸統一連盟設立、などが可決された。
終戦から百年たって各世界は繁栄を謳歌し、種族差別は激減したが、それでも犯罪その物が消滅してないむしろ増えたため、警察だけでは対処できなくなっていた。
統一連盟政府は、増加する犯罪者に対して退役軍人、警察の精鋭、民間人からは、腕の立つ武道家、武具使いを集め犯罪者に懸賞金をかけて確保するようにした。
これがハンターの始まりでである折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-02 02:13:19
43059文字
会話率:46%
傭兵団長の息子がだんだん成り上がり、最後には大陸統一を成し遂げるところまでを書きました。いわゆる架空戦記です。前作「オークの賢者」の世界と同じ世界でのお話です。「猪人」もしくは「Torc」とはオークが自分達のことを呼ぶときに使う呼称です。
現実の世界の農耕民は盾と槍を装備し、弓で援護するのが一般的ですので(西洋、中東、インド、戦国以降の中国、古代の日本、南部アフリカのズールーランド等)、この世界でも盾と槍が一般的です。現実世界では銃器が活躍するまでそれに騎兵を足して戦争してますね。それの頂点がマケドニア式のめちゃくちゃ長い槍で長槍は日本の戦国期でも西洋中世でも流行りました。が、それをも打ち破ったのがローマ軍団の頭のおかしいやり方です。なのでそれをします。
そしてその後に付属してどういう政府を作るかのお話があります。こっちは基本的には問答形式で書いています。
この物語も基本的にご都合主義で主人公にとってハッピーエンド方向に進ませたいと思っています。今回は三人称で書いてみました。あと戦争ものなので残酷描写もあり、R15にしました。
原稿は完成していますのでエタることはありません。全部で5章39話あります。あと後日談が三話あります。
もしこの世界の細かい設定等に興味がありましたら前作をご覧ください。
https://ncode.syosetu.com/n8309gg/
この作品はカクヨムでも掲載しています。
ブックマーク・評価・感想の方もよろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-28 19:00:00
123735文字
会話率:75%
長い歴史を持つ大陸統一王国アーサーにて産まれながらの奴隷として産まれたミコト。
その理不尽な状況に対する強い怒りで王国中でも少ないスキルに目覚める。
そのスキルは奴隷であったことの影響なのか『生殺与奪』と名付けられ、そのスキルの力で出奔した
ミコトは自由と人間らしい暮らしを満喫するために旅に出る。
ただ、彼女の心の奥底には幼少期に味わった理不尽に対する怒りの火種がくすぶり続けているのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-13 07:00:00
238253文字
会話率:35%
①月が見える時
作品紹介
紋章を身に宿したノアとレオ。
竜の紋章を追うノアと、運命を見る死者夢に導かれて死者に安息を与えるレオ。
2人は東キース大陸の南西に位置するヘルターガ国を訪れる。そこは大陸統一を狙う武装国家だった。
「
お前が、俺を殺してくれ」
神話系アクションファンタジー、ここに登場!
②迎え人
作品紹介
話はさかのぼり、ノアとレオが出会った頃。彼らが初めて目の当たりにする苦難。
「旅を化け物1人でするのも2人でするのも変わらない、そう思わないか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-22 13:20:02
2706文字
会話率:7%
最新のconquest the fantasy nations で主人公、アナスタシア(本名佐々木雪)が開始するとなんか難民だったんだけど、建国して大陸統一を目指します。主人公は大の男嫌いの百合っ娘です。
最終更新:2020-05-03 20:00:00
15846文字
会話率:49%
大陸統一を掲げるグンジ帝国で『最強の貴族令嬢』と呼ばれたシーニアは、帝国が力を入れる非道な魔術実験を止めよとして、逆に実験の主犯にされ処刑されてしまう。
目の前で母を殺されたロマは帝国への復讐を誓うが、相手は大陸最強の軍事国家。力を欲し
たロマは今や伝説上の生物である吸血鬼、その真祖へと頭を下げる。
「僕を貴方の眷属にしてください」
そしてこの日から、最強真祖の眷属となった少年の復讐が始まった。
アルファポリスでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-10 14:01:14
63176文字
会話率:55%
古来より守護者と呼ばれる人の力を凌駕する超人的な力を持つ者がいた。
守護者は大陸に存在するルゼロア帝国、デルゲイユ王国、シュファール皇国の三つの大国に各一人存在し、代々力を受け継いだ者がそれぞれの国を守護してきた。彼らは兵力や軍事力を
ものともしない圧倒的な力を持っており、守護者同士の能力が拮抗している以上、戦争が起きることはなかった。故に誰もが戦乱の世など起こりえないものだと思っていた。しかし、平和な時代が続いたことで守護者の影響力は落ち、存在が軽視されていく。
平和な世が続く中、ルゼロア帝国の帝都アインドルクにて各国の王族達が集い、平和を祝う祭りが催された。しかし、その祭りの最中で王族達を狙った大規模な爆発が起きる。この爆発により、シュファール皇国の皇王などの要人を含め、多くの死者を出すという大惨事を招くこととなり、平和な世に暗雲が立ち込めるのだった。
爆発事件から六年の歳月が経ち、人々の記憶から事件が忘れられつつあった頃、ルゼロア帝国の同盟国であるアラビル王国の首都シルアールでルゼロア帝国の皇帝が毒殺される。六年前の事件を含め、アラビル王国の犯行だと判断したルゼロア帝国の新皇帝は報復を決める。圧倒的な軍事力と守護者を抱えるルゼロア帝国を前に小国であるアラビル王国は瞬く間に滅ぶ。しかし、戦いの火種はそれだけには留まらず、ルゼロア帝国は大陸統一を目指し、他国へ宣戦布告を開始する。
宣戦布告を受けたルゼロア帝国の西方の島国である倭陵国は早々に降伏。大陸の中央に位置するインペール聖王国は精強で知られる自国の騎士団を率い、ルゼロア帝国と徹底抗争に及び五年に渡って侵攻を防ぐも友好国だったマラドレン商業国の裏切りに遭い、滅亡する。
インペール聖王国の滅亡から一年後、ルゼロア帝国は次の矛先として守護者を抱える三大国の一つ、デルゲイユ王国に目を向ける。そんな中、帝都アインドルクのスラム街で多数の黒煙が立ち昇る。十二年前の爆発事件で母を亡くしていた守護者の息子アーゼスはその黒煙を目の当たりにし、事件のことを思い起こす。帝都での爆発事件はアラビル王国が原因として処理されてきたものの、多くの謎は未だ解明されていなかった。アーゼスは十二年前の事件との関連を探るために現場へと急行する。そこでの出会いがアーゼスの運命を大きく変えることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-27 00:00:35
58478文字
会話率:57%
ディエアド伝記シリーズ・白竜編
神発暦2220年。世界で最も危険な暗黒大陸を支配した白竜がいた。どのようにして支配者となったのかその歴史の物語。
最終更新:2019-09-18 19:00:00
98015文字
会話率:54%
最強の魔術師カイ=レキウスは、同時に大陸統一を果たした覇王であった。
戦乱の世を終わらせた彼は、弟に後事を託し、表舞台から退場する。そしておよそ三百年後、周到に用意していた魔術儀式によって、不老不死不滅の《吸血鬼の真祖》として生まれ変わ
った!
「これで俺は未来永劫、愛する魔術の研鑽に打ち込めるというわけだな」
専制君主のしがらみから解放されるカイ。
ところが三百年の歳月を経て、彼が目の当たりにしたものは、民を虐げる貴族、賄賂を貪る役人、弱者をいたぶる騎士……かつての自分や弟の理想など欠片も残っていない、腐り果てた国の姿であった。
「こんなもの、許しておけぬ。俺がこの手で再び破壊し、造り直してくれよう」
悪を殺し尽くし、有能なるを臣下に次々と従え、カイは覇道を歩んでいく。再び世界を征服するその時まで!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-13 19:00:00
102834文字
会話率:35%
軍事国家ヘルトムーア大帝国の美しき最強の魔術士【暴虐のへカテリーナ】は、戦争を終結させて大陸統一を成し遂げた。
が、その瞬間、様々な記憶が溢れ出す。
それは過去…20000年も前からの願いが起こした奇跡?
幾度と転生を繰り返しても、叶えたい
夢を思い出す。
『愛する人と結婚して、子供を産み、平穏で幸せな日々をおくりたい。』
だが世間や常識に興味を持ったこともない【暴虐のへカテリーナ】にその夢は叶えられるのか。
魔族に獣人、エルフに魔王⁉︎
戦争は終わっても、戦いはまだ終わらない。
『そんなこと、私が知ったことか。』
…いざ、婚活へ旅立たん‼︎
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-17 08:00:00
109817文字
会話率:48%
握りこぶしで1つで相手を叩き潰す不良界で伝説の男、立花翔は、サツに追われている途中、身を投げ出して尊き命を救ったが為に絶命してしまったはずであった。
しかし気付けば、そこはゲームのような不思議な世界。
どうやら帝国と王国が争っているらしく、
帝国による大陸統一も目前の模様。
だが、常識破りの立花はそんな動乱の世界でもやる事は大して変わらなかったのだ……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-23 07:00:00
11301文字
会話率:64%
大陸有数の経済大国である『ミストリア王国』。
隣国『メフィス帝国』が大陸統一を目論見、戦争の準備を開始するのと同時期に、王国公爵家の一人娘が謎の男からの襲撃を受けた。
事態を重く見た公爵家は旧知の間柄であるルーク=サザーランドに娘の護
衛を依頼する。
親友からの頼みを快く承諾したルークだったが、護衛対象の少女は先の襲撃の影響で男性恐怖症になってしまっていて……手渡されたのは職人技で仕立てられたメイド服だった!
ルノワールという偽名を名乗り、彼(彼女?)の新たな生活が始まる。
※魔術乱れる『異世界ファンタジー×男の娘』ものです。苦手な方は御注意下さい。
※作中に拙い設定や未熟な文章が目立つ事もあるかと思います。読者様からの指摘があれば真摯に受け止め、自分の成長に繋げたいと思っていますので遠慮なく叩いてくれると嬉しいです。
※第7章の投稿開始しました! 毎週金曜日の17時に投稿致します。詳細については活動報告を御一読頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-22 17:00:00
1294640文字
会話率:33%
リダーニュ盟約連合は竜の国である。四方を強国に囲まれながら、空を駆け、地を揺らす竜騎士の奮闘により先祖伝来の土地を守り続けていた。
しかし、不敗の国と謳われる、かの地を狙う者があった。大陸統一の覇業を夢見る西方、ゲラシアル・レーヒ帝国で
ある。かの大帝国の侵攻に、竜の国は存亡の危機に瀕していた。
そんな混迷極まる乱世において、ラダーザ家の次男坊アランは、兄や父と共に竜を駆って戦い、手段を選ばず、御家を残すために奮闘する。
※この作品はライトな群像劇です。魔法の類は出て来ません。随時改稿修正中。不定期更新。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-09 22:49:02
194899文字
会話率:38%
三百年前、メリディアニ王国は強大な武力で大陸全土を支配し太平の世をもたらした。
だが現代、王国の王子で史学科の学生カールスは歴史書を紐解き、その支配が完全でないことに気付いた。
「まだ降伏してない国がある」
それは、ヤポニカ魔導王国。
当時のメリディアニ王国はヤポニカ領を極限まで削り取ってヤポニカ王の
私邸のみ残すという嫌がらせをして降伏勧告をしたが、他国との戦争が
忙しくなってその後の処理が忘れさられたのだ。
それ以降のヤポニカ魔導王国の行く末は、誰も知らない。
そこでカールスはあることを思いつき、後輩の学生ルビィに話した。
「ルビィくん! この国を探して大陸統一を俺の手で完遂させるんだ!」
「……先輩、探し出してどうするんです? まさか戦争でも?」
「いや、和平交渉だ。俺は魔導王国の子孫に結婚を申し込む」
「えっ、いやですけど」
「えっ」
実はルビィこそヤポニカの正統後継者、ルビィ=サクラバ=アソヌ=ヤポニカだった。
ルビィは亡き両親から「国を守るように」と遺言を託された上、
平穏な生活を手放して大国の王家に嫁ぐ気などない。
「幸せにするから!」
「ですからいやです!」
これは平和な時代の名ばかり王子と一人だけの国の王女の、恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-29 21:00:00
24934文字
会話率:53%