帝国の大陸統一戦争の最終版。
続々と大国が滅ぼされていく中、最後まで帝国に抵抗しそして滅んで行った国があったそうな。
巧みな外交戦略によって生き抜き、大陸の中で最後まで独立を維持し続けた国があったそうな。
その国は、たった数百の軍しか持たず
、王は若く、騎士は女で、城は貧弱だったそうな。
そして、歴史として語られている。
数万の帝国軍を九十九度退けたこと
のべ、15万もの兵を退け続けたこと
最期――帝国は20万もの兵を動員してその国を滅ぼしたこと
そして伝説らしく――最後、こんな締めで終わるのだ。
その小国の王と騎士は、いまもどこかで生きていて
いずれ、どこかで、ある時いつの日か
再起を図ろうとしている――と折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-13 19:17:13
1865文字
会話率:32%
大陸統一を果たした巨大帝国の後期はじめ──辺境の男爵家にひとりの少女が産まれた。
儚くおっとりとした美少女だったが、五歳の洗礼の儀式で、とんでもない記憶が蘇った。
それは前世の魂の記憶。
前世、彼女は男子であり、類まれな剣士であり、大帝国の
統一に最後まで抵抗した、英雄とさえ呼ばれた人物だったのだ。
さらには、英雄のさらに前世は、地球に住む普通の一般人だった。
「……敵国に転生とか、ヤバすぎるだろ……っ」
今世では、目立たず、何もせず、大人しくしてよう──。
かたく、決意するのだが……。
帝都からやってくる怪しい商人。
大陸じゅうを渡り歩く踊り子一座。
かつての英雄に憧れていたSクラス冒険者。
大人気のお菓子の店のオーナー。
辺境に赴任する帝国騎士達。
かつての敵達がどんどん、目の前に現れる。
英雄として、たくさん殺したし、身内を殺された。
確かに帝国に統一され、平和になったかも知れないが。
平気で笑ってなどいられない。
しかも、彼女は魔法も、剣もつかえた。友である精霊も見えた。力を持っていた。
淡い金髪は月光のよう、淡い紫の瞳は宝石のよう。真っ白な肌は滑らかでミルクのようで、おとぎ話の精霊のよう……つまり、美しすぎた。
瞳のなかではじける金の光は、伝説の精霊眼の証。彼女の周りだけ常に清冽な気配に満ちて、そこに居るだけで聖域を作る。
大陸統一の戦禍の穢れた土地を癒すには、彼女の存在は必須だった。
勝手に聖女に崇められ、帝王に目をつけられ──さらに。
アリアーツェ・センテ男爵令嬢を、第二皇子カイル・アーデリシアの妻に。
さらに聖女を護る騎士として、聖騎士団を擁立、隊長は帝国の英雄、ジークリス・ティオームとする──。
第二皇子カイルも、騎士ジークリスも、戦争中幾度も戦った相手だ。殺しあった仲だ。
「……むり、逃げよ」
アリアーツェは精霊の森に身を隠す。
長い髪を切り暗く染めて、少年のフリをして、森に暮らすことにした。
生活は全く問題なかった。
精霊が助けてくれるし守ってくれるし、近場の村で買い物も可能。
聖女が消えたと大騒ぎする周りは無視して、のんびりと──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 23:44:16
65768文字
会話率:31%
暴君帝のもとで、帝国は大陸統一のための侵略に乗り出した。一進一退の中、皇帝は帝国中の優秀な人員を収集し、シンカーという秘密組織を立ち上げる。
それから数年。
終戦とともに不要となったシンカーは、大量虐殺の戦犯組織として帝国から追われ
ていた。戦争で傷ついた仲間は、逃走の中で少しずつその数を減らし、そして最後の一人になった。
一人残ったドグマは、不条理な世界でもがき始める。
旅の道連れを得て、襲撃者から逃走を続けながら、ドグマがたどり着いた真実とは————
それは、苦難と絶望の道。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 21:00:00
74380文字
会話率:35%
古より魔力が降り注ぐフレスベア大陸。
その魔力は神々が与えし神秘の力として人間たちは能力を開花させていった。
剣と魔法の強力な力
モンスターを召喚させ使役する力
人類はこの力を発展させ、強くそして幸せに満ちた生活をしていた。
アルリス歴
743年 ムーン帝国による大陸統一
アルリス歴812年 大司教ガルムにより神聖都市ナジャが制圧される。通称「ガルムの乱」
アルリス歴813年 ガルムの乱に呼応し、王都「メシア」が独立を宣言
アルリス歴814年 水の国「ヴリドラ」が独立を宣言
アルリス歴815年 ガルムの乱終結
物語は、平和なフレスベア大陸の混乱を予感させるアルリス歴816年から始まる。
※アルファポリスにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-06 10:40:14
18169文字
会話率:49%
かつては覇王フェンリルのもと、オスタリア大陸最強を誇っていたシャルナーク王国。
いつしか衰退し、現在は小国と呼ばれるまでに落ちぶれてしまった。
経理部でごく普通のサラリーマンをしていた石田勇作は、なぜかチート能力持ちの勇者に転生する。
「我
がシャルナークを強国にしてほしいのだ」
国王に乞われ内務長官に就任するも・・・隣国は約3倍の国力を持つサミュエル連邦。
仲間たちと共に、ある時は政治家として政策を立案し、またある時は智将として戦場を駆け巡る。
愛する妻ナルディアと共に権謀術数が渦巻く戦乱の世をどう生き抜くのか。目指せ大陸統一!!
後に「紅鉄宰相」と呼ばれるジーク(石田勇作)の異世界英雄譚がここに始まる。
※カクヨム、アルファポリス、ツギクルにおいても掲載中です。
ぜひ、お気軽に評価・ご感想をお寄せください。
※タイトル変更しました(旧:勇者は政治家になりました)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 07:25:21
296509文字
会話率:56%
小国の王が掲げる理想。愚か者が見た理想。
交わらぬ思想と種族の壁。
大陸統一を目指すティメリアの聖王が男に言う。
「君はエルカンだ」
愚か者と呼ばれた男が何かを抱えたまま戦場に囚われる。
最終更新:2021-08-27 01:13:22
832文字
会話率:53%
かつて戦乱の世を駆け抜け、大陸統一を成し遂げた最強の女帝アリエッタ
彼女は嫌われ令嬢としていないものとして扱われていた公爵令嬢アエリアとして生まれ変わっていた
かつて統一した大陸国家は既に崩壊しており、前世の記憶を思い出したアエリアは、
アリエッタとして成し遂げた事は無駄だっのかと思ってしまう
だから、今度の人生は楽しく生きようと決めたのだった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 00:00:00
109635文字
会話率:49%
大陸に覇を唱えた超大国バルドホルス王国。
西にカイゼル帝国を、東にプレジデン共和国を抱えながら、その国土を広げていった。
王国が国土を広げられたの理由はただ一つ、人に恵まれた、と言う事だった。
世界最強の軍団長を、最高叡智の宰相を、常勝不
敗の軍師を、市場を支配する金融大臣を、無から有を作り出す技術長官を、永久を生きる魔女を、擁していた。
人の力の前に、二国は領土を奪われ、王国は繁栄を続けていった。
しかし、大陸統一を目前に国王が病に倒れ、崩御した。
王国は王位を巡って内乱が起こり、国力を著しく損なった。
そして、新たな王となった者は、自身の子飼いの者を要職に就け、
先代国王の配下を疎んじた。
結果として、かつての栄華を誇った王国から、黄金の人材が流出した。
一人、また一人と国を離れていき、遂には世界最強の軍団長も王国を離れることになった。
だが、世界最強の軍団長に行き場はなかった。
帝国も共和国も軍団長に殺された者が多すぎた。
そのままでは、国を出ることは出来ない。
魔女はそんな軍団長に魔法をかけた。
軍団長になる前の青年になる前、15歳の頃まで若返らせた。
若返った軍団長がなったもの、それは冒険者。
国を追われ、過去すらなくした男がもう一度自身の手で歴史を作る。
新たな冒険の始まりだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 20:28:24
20466文字
会話率:39%
異世界に転生してしまった高野耕平ことクローノ・アリストクラート!!どうやらこの世界は一つの大陸に大きな王国があるようだが,かなり不安定で大戦国時代が始まる予感!!彼は王国でもそこそこの貴族の三男に生まれた。特権階級に生まれたからにはと,彼は
大陸の王になることと決めた!!でも王国では三男は貴族を継げないことが分かり予定変更。そうとなればと日本知識で世界一の都市を作ることを目標にするが...
これはクローノ・アリストクラートが時代に翻弄されながら,いつしか大陸を統一することとなる物語(のはず)。
一話一話が短く、サクサク読めるようにしています。
評価、ブックマーク、感想等いただけると大変有り難いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-01 12:00:00
69487文字
会話率:29%
『ガルディシア帝国興亡記』
ある異世界にある帝国の興亡です。
数百年もの間、バラディア大陸は三か国の戦乱の世が続いていた。
北のダルヴォート王国、中央のエステリア王国、南方のガルディシア帝国である。
しかし南方に位置する鉱山と工業の国ガル
ディシア帝国は遂に大陸統一を果たしたのだ。
勢いに乗るガルディシア帝国は満を持して隣の大陸モートリア制覇に乗り出した。
そして世界を我が手に!帝国皇帝ガルディシアIII世の野望は続く!
そんな帝国の前に異世界から大魔導士によって転移させられた国家、日本が…
【第一章】ガルディシアと日本の接触編01~74 の始まりです。
【第二章】ガルディシア発展編01~87
【第三章】ガルディシア回天編01~(現在進行中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-02 20:12:27
813407文字
会話率:65%
戦場に血と破壊の嵐を巻き起こし”大陸統一”を成し遂げた伝説の〈羅閃騎士〉バルバロッサは────乙女の心を持っていた。
戦いに憂い、隠居生活を決め込もうと大海を渡ったバルバロッサが辿り着いたのは〈冒険者〉たちが活躍する暗黒大陸イシェルヴィア
。
そこで渋々請け負った仕事から、バルバロッサは上位魔族〈サキュバス〉のミミュレットに惚れられてしまう。
付きまとってくるバカ淫魔のせいでバルバロッサの穏やかな隠居生活は台無しに……!
オカマと淫魔という不毛な組み合わせの冒険譚が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-10 18:29:35
7347文字
会話率:44%
中世末期のヨーロッパをモデルにした架空世界。大国の小貴族の4男、リーシン少年が、成長し帝国宰相として大陸統一に尽力するという、話になる予定でした。
そういう王道系の話を中編程度で書こうとしていました。
最終更新:2020-10-11 11:04:26
42925文字
会話率:38%
その当時の大統領は和平趣向の路線で政治を進めていたが、その大統領射殺事件が発生した。
当時は銃殺された大統領と同じ種族平等路線を継続する様にみえたが、アメリア共和国は、国内は白人以外の人種を政治の要職から次々と外し、閑職にすら付かせない事
態がおきた。
その動きは政治の世界だけでなく、軍上層部、経済界、更には俳優や歌手までも排除することまで発生した。
これが後に”アメリア白人至上主義戦争”の序章といわれるブラックアウト事件である。
ブラックアウト事件から二年足らずで、ロンブスター北部大陸から白人以外の種族が追放され各世界の非難も無視し続けあまつさえ、{この星はアメリアに滞在する白人以外は我々アメリアの白人に管理されて生きながらえる権利を与える。拒否する場合はその国を反逆国家とし、殲滅する。}などと、和平どころか武力殲滅を図ろうとする独裁国家と成り下がった。
一部の白人至上主義の団体は是とし従っていたが、事実上の植民地国家は近隣諸国と提携を結び拒否をし、ほとんどの世界各国はこの考えを非として全面戦争となってしまった。
開戦から20年以上経過したとき、アメリアはさらに全世界に核ミサイルを発射体制にしたが、何者かにミサイル発射プログラムが掌握され全世界に核の冬が訪れる危機は去ったが、変わりにアメリアが核の炎に包まれアメリアのみ核の冬が到来した。これにより戦争は開戦国家の消滅で終戦となった。
世界はすぐに平和にはならなかったが、終戦を迎えてから5年以上たって各世界の復興も一段落し、先の戦争のような悲劇を繰り返さないために、A・W(アフター・ウォー)010年統一会議にて、ロンブスター北部大陸の永久封鎖、核兵器廃絶、種族差別の禁止、ユージスタ大陸統一連盟設立、などが可決された。
終戦から百年たって各世界は繁栄を謳歌し、種族差別は激減したが、それでも犯罪その物が消滅してないむしろ増えたため、警察だけでは対処できなくなっていた。
統一連盟政府は、増加する犯罪者に対して退役軍人、警察の精鋭、民間人からは、腕の立つ武道家、武具使いを集め犯罪者に懸賞金をかけて確保するようにした。
これがハンターの始まりでである折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-02 02:13:19
43059文字
会話率:46%
傭兵団長の息子がだんだん成り上がり、最後には大陸統一を成し遂げるところまでを書きました。いわゆる架空戦記です。前作「オークの賢者」の世界と同じ世界でのお話です。「猪人」もしくは「Torc」とはオークが自分達のことを呼ぶときに使う呼称です。
現実の世界の農耕民は盾と槍を装備し、弓で援護するのが一般的ですので(西洋、中東、インド、戦国以降の中国、古代の日本、南部アフリカのズールーランド等)、この世界でも盾と槍が一般的です。現実世界では銃器が活躍するまでそれに騎兵を足して戦争してますね。それの頂点がマケドニア式のめちゃくちゃ長い槍で長槍は日本の戦国期でも西洋中世でも流行りました。が、それをも打ち破ったのがローマ軍団の頭のおかしいやり方です。なのでそれをします。
そしてその後に付属してどういう政府を作るかのお話があります。こっちは基本的には問答形式で書いています。
この物語も基本的にご都合主義で主人公にとってハッピーエンド方向に進ませたいと思っています。今回は三人称で書いてみました。あと戦争ものなので残酷描写もあり、R15にしました。
原稿は完成していますのでエタることはありません。全部で5章39話あります。あと後日談が三話あります。
もしこの世界の細かい設定等に興味がありましたら前作をご覧ください。
https://ncode.syosetu.com/n8309gg/
この作品はカクヨムでも掲載しています。
ブックマーク・評価・感想の方もよろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-28 19:00:00
123735文字
会話率:75%
長い歴史を持つ大陸統一王国アーサーにて産まれながらの奴隷として産まれたミコト。
その理不尽な状況に対する強い怒りで王国中でも少ないスキルに目覚める。
そのスキルは奴隷であったことの影響なのか『生殺与奪』と名付けられ、そのスキルの力で出奔した
ミコトは自由と人間らしい暮らしを満喫するために旅に出る。
ただ、彼女の心の奥底には幼少期に味わった理不尽に対する怒りの火種がくすぶり続けているのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-13 07:00:00
238253文字
会話率:35%
①月が見える時
作品紹介
紋章を身に宿したノアとレオ。
竜の紋章を追うノアと、運命を見る死者夢に導かれて死者に安息を与えるレオ。
2人は東キース大陸の南西に位置するヘルターガ国を訪れる。そこは大陸統一を狙う武装国家だった。
「
お前が、俺を殺してくれ」
神話系アクションファンタジー、ここに登場!
②迎え人
作品紹介
話はさかのぼり、ノアとレオが出会った頃。彼らが初めて目の当たりにする苦難。
「旅を化け物1人でするのも2人でするのも変わらない、そう思わないか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-22 13:20:02
2706文字
会話率:7%
最新のconquest the fantasy nations で主人公、アナスタシア(本名佐々木雪)が開始するとなんか難民だったんだけど、建国して大陸統一を目指します。主人公は大の男嫌いの百合っ娘です。
最終更新:2020-05-03 20:00:00
15846文字
会話率:49%
大陸統一を掲げるグンジ帝国で『最強の貴族令嬢』と呼ばれたシーニアは、帝国が力を入れる非道な魔術実験を止めよとして、逆に実験の主犯にされ処刑されてしまう。
目の前で母を殺されたロマは帝国への復讐を誓うが、相手は大陸最強の軍事国家。力を欲し
たロマは今や伝説上の生物である吸血鬼、その真祖へと頭を下げる。
「僕を貴方の眷属にしてください」
そしてこの日から、最強真祖の眷属となった少年の復讐が始まった。
アルファポリスでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-10 14:01:14
63176文字
会話率:55%
古来より守護者と呼ばれる人の力を凌駕する超人的な力を持つ者がいた。
守護者は大陸に存在するルゼロア帝国、デルゲイユ王国、シュファール皇国の三つの大国に各一人存在し、代々力を受け継いだ者がそれぞれの国を守護してきた。彼らは兵力や軍事力を
ものともしない圧倒的な力を持っており、守護者同士の能力が拮抗している以上、戦争が起きることはなかった。故に誰もが戦乱の世など起こりえないものだと思っていた。しかし、平和な時代が続いたことで守護者の影響力は落ち、存在が軽視されていく。
平和な世が続く中、ルゼロア帝国の帝都アインドルクにて各国の王族達が集い、平和を祝う祭りが催された。しかし、その祭りの最中で王族達を狙った大規模な爆発が起きる。この爆発により、シュファール皇国の皇王などの要人を含め、多くの死者を出すという大惨事を招くこととなり、平和な世に暗雲が立ち込めるのだった。
爆発事件から六年の歳月が経ち、人々の記憶から事件が忘れられつつあった頃、ルゼロア帝国の同盟国であるアラビル王国の首都シルアールでルゼロア帝国の皇帝が毒殺される。六年前の事件を含め、アラビル王国の犯行だと判断したルゼロア帝国の新皇帝は報復を決める。圧倒的な軍事力と守護者を抱えるルゼロア帝国を前に小国であるアラビル王国は瞬く間に滅ぶ。しかし、戦いの火種はそれだけには留まらず、ルゼロア帝国は大陸統一を目指し、他国へ宣戦布告を開始する。
宣戦布告を受けたルゼロア帝国の西方の島国である倭陵国は早々に降伏。大陸の中央に位置するインペール聖王国は精強で知られる自国の騎士団を率い、ルゼロア帝国と徹底抗争に及び五年に渡って侵攻を防ぐも友好国だったマラドレン商業国の裏切りに遭い、滅亡する。
インペール聖王国の滅亡から一年後、ルゼロア帝国は次の矛先として守護者を抱える三大国の一つ、デルゲイユ王国に目を向ける。そんな中、帝都アインドルクのスラム街で多数の黒煙が立ち昇る。十二年前の爆発事件で母を亡くしていた守護者の息子アーゼスはその黒煙を目の当たりにし、事件のことを思い起こす。帝都での爆発事件はアラビル王国が原因として処理されてきたものの、多くの謎は未だ解明されていなかった。アーゼスは十二年前の事件との関連を探るために現場へと急行する。そこでの出会いがアーゼスの運命を大きく変えることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-27 00:00:35
58478文字
会話率:57%
ディエアド伝記シリーズ・白竜編
神発暦2220年。世界で最も危険な暗黒大陸を支配した白竜がいた。どのようにして支配者となったのかその歴史の物語。
最終更新:2019-09-18 19:00:00
98015文字
会話率:54%