秋も終わりに近いある日の午後、森に囲まれた小さな村に、 不思議な旅人が現れた。道化姿で『狩人』を自称する謎の男は、美しい笛の音と巧みな話術で村の子供たちを禁断の森へと誘う──。
『ハーメルンの笛吹き』伝説を下敷きに、自分に自信を持てずに大人
への入口で立ちすくむ一人の少女の子供時代の終わりを描く、童話調のノスタルジック・ファンタジー。
『イルファーラン物語』『森の花嫁』と世界観を共有していますが、ストーリー的には完全に独立しています。ただ、この二作を既読の方には、本作が初読の方とはまた別の楽しみがあることと思います。
※『ワオ・コーポレーション(旧・教育総研)創作ファンタジー・創作童話大賞』第四回ファンタジー部門大賞受賞作。
※個人サイト『カノープス通信』からの転載です。サイトのほうでは完結済みですので、早く続きが読みたい方はそちらにどうぞ。→ http://www.geocities.jp/canopustusin/kinmokuji.htm
※壁紙はStudio Blue Moonさん(http://www.blue-moon.jp/)のフリー素材です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-19 08:39:17
65661文字
会話率:15%
【夏のホラー企画】および【小説家になろう】に、必要とされる設定とキーワードの全てを網羅した本作は、大賞(予定)にふさわしいでしょう。 (評 数々)
最終更新:2017-06-01 20:04:58
1049文字
会話率:0%
『父の遺した茶道具は、付喪神になっていました』
茶道が原因で家族を亡くした茶道嫌いの大学生、若月千尋。
彼に遺された尾道の茶房・夜咄堂(よばなしどう)には、茶室と古い茶道具が備わっていた。
売却するつもりの夜咄堂で、茶道具の付喪神を名乗る
少女らと出会った千尋は、
予定を変更し、夜咄堂を経営する事を決める……
千尋と付喪神、そして一服を所望する客達のおりなす、風流な茶道具擬人化物語。
※旧題「お抹茶セット五百円(お薄茶・和菓子・付喪神)」です。
※第四回ネット小説大賞受賞。宝島社より発売中。
※書籍版とは内容に違いが生じています。
※ハーメルン様でも投稿させて頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-08 00:00:00
309971文字
会話率:37%
自由のために、異世界へ舵を切れーー
怪物との熱い闘い。
激アツ報酬。
手に入れたその全てで、
異世界ガチャに課金せよ。
第4回ネット小説大賞受賞作。
2017.2.10 一巻 発売!
※アルファポリス様、ツギクル様にも作品を登録していま
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-01 15:00:00
295643文字
会話率:30%
僕は根暗でデブで引きこもりなアラサー無職……だったはずなのに、ある日突然ひょんなことから、ススキノで活躍する凄腕不良探偵と体が入れ替わってしまった!
戸惑いながらも依頼をこなしていくうちに、いつの間にか凶悪な事件に巻き込まれてしまう。
見た
目はハードボイルド、頭脳はニート。美人過ぎる男の娘キックボクサーの助手を引き連れて、今日も札幌の街中を駆け巡る!
アルファポリス第8回ミステリー小説大賞受賞作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-10 21:47:59
148247文字
会話率:54%
可哀想な生き物を放っておけない兄が拾ってきたのは、舌にピアスがあいている男の子、稲倉くん。
女の子が苦手な稲倉くんと明るくお馬鹿な雛子、ちぐはぐな二人が不器用に距離を縮めていくお話です。
※第五回ネット小説大賞受賞作です。宝島社さんより刊
行予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-04 20:08:20
102921文字
会話率:43%
墜落事故で死に瀕した戸森鴇は、しかし何者ともしれない影の囁きを受けその命を拾う。けれど以後、彼女の体は異常をきたした。まるで時間が固定されたかのような異常恒常性と、それすらも凌駕して身を蝕む高熱。そして夢に混ざり込む誰かの記憶。いくつもの
不可解から死が間近に迫るのを予感し、許容しつつあった鴇。けれどある夜ひとりの女性がベランダ窓からやって来て、彼女との関係が、その心を少しずつ変えていく。
※本作は「アルファポリス」にても同文を公開しております。
第8回アルファポリスホラー小説大賞、大賞受賞作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-09 10:00:00
48996文字
会話率:26%
極限の、ギャンブル。
鉄火場大賞受賞作!
と書いてもイミフでしょうねえ。この作品はかつて存在したtexpoという、この「小説家になろう」のようなサイト内で企画された「鉄火場大賞」という賞で大賞を頂いた物です。初めて他人から賞賛らしい賞賛
を受けて嬉しかった物ですが、サイト自体が消滅してもう結構な時間が経っているのですねえ。どうも私という人間は間が悪い生き方をしている気がします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-31 02:43:18
11322文字
会話率:44%
断酒会の男たちの物語。平成10年に数万の舞台芸術や交響楽、絵画などなどを抑えて1位になった作品。商業誌に掲載済みだが、まあ、時効でしょう。子供がよんでも残念な結果になるから、子供はエンターテイメントよんでね。意味不明だから。子どもは読まない
でね。修辞的にケイタイ小説向けに編集しなおした点と会話文の前後で意図的に主語と述語を曖昧にしている点などご理解ください。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2011-02-05 18:47:14
11684文字
会話率:30%
第三回アルファポリス ファンタジー大賞 大賞受賞作品
和風・ダーク・ハイ・ファンタジー。
世界に神々がみちて、ひととの距離が近かった頃、相互理解の欠如から、祟(たた)りは身近な禍だった。この難を避けるために、神とひととの間を取り持
つ者が必要とされ、神の声を聴く者を聴(き)き神女(しんめ)といった。
世界観設定は細やかですが、そういうのも嫌いじゃない、という方はぜひともお越しくださいませ。
* 小説&まんが投稿屋様より転載 安芸で掲載
* ライトノベル作法研究所・高得点小説掲載 安芸 改稿前折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-30 23:53:26
99520文字
会話率:50%
第1回アルファポリスファンタジー小説大賞・大賞受賞作。施設で暮らす動物好きの少年リュウはある日、第一世界というパラレルワールドから来た不思議な男に「絶滅の危機に瀕している動物を救ってくれ」と頼まれ、世界中から集まった四人仲間と異世界へ向かう
。そこでは動物の精霊「悪霊主」と「霊主」が戦いを繰り広げており、霊主が敗れるとリュウの世界でもその種が絶滅してしまうという。リュウたちは魔法のカードで様々な動物に姿を変え、アニマルゲッターとして悪霊主に戦いを挑む。一方、第一世界では野生動物を救う国家プロジェクトの裏で巨大な黒い影が動き始めていた…。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2009-03-12 16:46:53
8217文字
会話率:39%