『元日の朝、儂の下へ挨拶に来るように。十二番目までに来たものを順に一年ずつ動物の大将にしてやろう』
神様のお触れを聞き、牛は誰よりも早く出発しました。寒い風に吹かれながら夜通し歩いたのです。しかし、牛は二番でした。一番目をずる賢い鼠に奪わ
れたのです。
それから数千年後、十二支を再編するお触れが出されました。これを聞き、ある動物が歓喜に打ち震えていました。牛の子孫です。
牛は胸に誓っていました。次回こそは一番になること。そして、全ての動物を十二支の座から蹴落とすことを。
さぁ、牛の逆襲の始まりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-19 19:22:37
5377文字
会話率:46%
夜通しパワーポイントで闘っていた話。
キーワード:
最終更新:2020-12-20 11:22:53
839文字
会話率:5%
深夜、酒場や宿ですらも店を閉め、静かになった場所でも、ただ一軒明かりがついている。夜を通して店を開けるこだわりが店主にはあった。「飯と酒、生きていくには必要なものさ」店主のこだわりはそれにつきる。
「墓守は今日もアンデッドと共にある」の
世界観を作っている時に書いていた短編です。執筆中に眠らせておくのもなぁ、と思いながら投稿することにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-05 07:54:26
3468文字
会話率:51%
同じ演劇部に所属する まい の男装姿を見たことがきっかけで好意を持ち始めてしまったと思っている主人公だが、演劇の中の役のせいではなく本当にまいが「好き」になったのか悩んでいる。
性別というものがあるせいで夜も眠れず夜通し悩む主人公の、一夜の
お話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 00:23:08
1649文字
会話率:34%
人が死んだとき残るのは名だけではない。生涯で培った英知、力、天より与えられた恩恵――そのすべての結晶がうつくしい石となってその体内に生成される。それは野心を持つものにとって金貨の山よりも魅力的であり、王たちにとっては財産で、驚異でもあった
。
ゆえに、王たちは国で一番の猛者を亡骸と、その生涯の結晶を守る者とした。
すなわち、墓守である。
小さなヴィーヒェルの町で墓守として働くウォルターは、日を浴びることができない奇病によって、町民に疎まれていた。夜通し働いて得られるものは、数日に一度の粗末な食糧のみ。しかし、墓を襲う強力な魔獣を倒し続けた彼はいつの間にかレベル999となっていた。
私腹をこやす貴族たちを標的にしている盗賊団の少女サムと出会った彼は、自分のいた小さな世界の異常さに気づき――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 02:00:00
21141文字
会話率:41%
台風のせいで、外はおとなしくない。夜通し、歌って騒ぐらしい。そう言えば、夜通し、勉強したことがあった。でも、あまり頭に入らなかった。歌っていた方がよかったのかもしれない。同じやるのなら、夜通しでも、夢中になるものでなきゃ。
最終更新:2019-08-15 22:31:20
253文字
会話率:0%
むかしむかし。夏場にもかかわらず、一夜のうちに木々の葉が消えて、寂しい幹ばかりが残されるという奇妙な事件が起こった。
夜通し、見張っていたものによると、葉がひとりでに宙へ浮き、空高く消えて行ってしまうとか。
その原因究明に、有識者たちが動
き出した結果……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-26 20:24:24
3292文字
会話率:3%
むかしむかし。人々が災害を、神様の争いと考えていた頃。
夜通し続いた風雨が止み、晴れた空の下へ子供達は遊びに出ようとする。
けれど今日は、とっくに仕事に出ているはずの両親が家にいた。何かあった時のお守りとして、各々が巾着袋を受け取ったのだ
けど……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-18 20:33:01
3435文字
会話率:8%
その日は研究授業があるとの話だった。外面を取り繕うためか、朝から服装検査が行われる。
昨夜、漫画を夜通しで読んでいた私は、検査の最中に大あくびをして怒られてしまう。「しゃんとしなさい」と。
そして先生方が集まり、一同がきちっと姿勢を整える
ものの、私には耐えがたい睡魔が襲いかかり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-01 21:41:53
3987文字
会話率:5%
高校二年生である坂川奈月は友人がほぼいない学生生活を送っているという自負があった。彼にとって胸を張って友人と言えるのは高校一年生の時に仲良くなった、ちょっとした事情を抱えているハーフの女の子、鹿宮エリスただ一人だけ。
お互いに大事に思いあう
も気持ちを伝えるまでには至らないそんな煮え切らない関係であった。
ある日、いつもと変わらないように奈月とエリスは二人して夜通し遊ぼうとするもその時のエリスの様子は少し変わっていて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-28 00:00:00
257349文字
会話率:38%
去年のクリスマスに、私の最愛の人は死んだ。
国からの理不尽な依頼で、あっけなく命を落とした。
身内が亡くなった翌年のクリスマスイヴには、夜通しパーティーを開いて騒ぎ明かすのが、しきたり。
今年は、あなたと共にグラスを傾ける。皆で、あなたのこ
とを想う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-25 21:41:01
4600文字
会話率:4%
女お笑い芸人のとある1日。
夜通しのロケを終えて自宅に帰る途中夕立ちに合い、途中の公園で雨宿りをすることにしたのだが、雷まで鳴り出して……。
最終更新:2017-08-10 18:00:00
4123文字
会話率:38%
節分の夜、一匹の鬼がハルアキの家を訪れた。鬼とハルアキは打ち解け夜通し酒を酌み交わす。そして、鬼は帰る段になりハルアキに一振りの刀を授けたのだが……
最終更新:2016-12-20 19:05:03
9524文字
会話率:74%
近世ヨーロッパの小さなとある町。 この美しい田舎町は夜になると魔物が暗躍する場所へと変わる。 アヴリルは吸血鬼と人間のハーフであり名うてのヴァンパイアハンターだったが、いつしか自分の仕事に疑問を持つようになっていた。
ある日、アヴリルは
狩りに失敗し、吸血鬼の王とその従者センメルに捕われて血を与える契約をすることになった。吸血鬼のエサとしての生活は案外平穏であり、心優しい王に次第に魅かれて行くアヴリルだったが、「ハーフ」と契約すると力が強まるという噂を知り、その真相を追究するためにハンターの本拠地である大本院へ向かう。
そこで教主から、全ては教主の策略であると聞かされる。ハーフの血は実は王の力を弱めるため、この期に乗じて王を討伐することがアヴリルの本当の任務だった。アヴリルは王と二人きりとなり討伐の機会を伺っていたが、王の元婚約者についての話を聞き、決意が揺らぐ。その時王の叔父であるヘンリーが現れてアヴリルの銃を奪い、王を撃ってしまう。ヘンリーはアヴリルも殺そうとするが王が庇って代わりに深手を負う。
牢につながれたアヴリルだったが、センメルの計らいで放たれて大本院に向かい教主と対峙する。しかし、そこにヘンリーが現れて教主とアヴリルを倒しこの世界の王となろうとする。とっさの機転で辛くもヘンリーを倒したアヴリルはその足で城に向かう。自分を倒させて契約を解くために王に銃を向けるが、芝居を見抜かれる。そして王は、今までの償いがしたいなら一生仕えよ、とアヴリルを妃にすることを決めた。
結婚の儀の前日、王はアヴリルに全てを知った上で叔父をあぶり出すために撃たれたと話す。身を呈してアヴリルを庇ってしまったことだけが誤算だったと語る王には、陰謀渦巻く王宮で生きて来たものの風格があった。
そして婚礼の儀で王はアヴリルに愛の証として真の名前をつげ、アヴリルは王の想いを受けいれた。吸血鬼たちの宴は夜通し続いたのだった。
Pixiv自作品「武装少女と吸血鬼は相性が悪い」を改稿したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-21 14:50:36
19528文字
会話率:56%
ゴールデンウィークの初日に、夜通し店に並んだ中学二年生の北野 白夜は、発売されたばかりのVR人気ゲーム《Create Dungeon Online》を手に入れる。そんな彼は、少しずつ成長しながら、ダンジョンクリエイターを目指す。
最終更新:2015-09-14 04:11:52
25337文字
会話率:38%
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私立歩学園には『怪盗X』と名乗る泥棒が時折出現する。欠席中の生徒の私物を盗み、犯行声明としてバツ印を書いた紙切れを現場に残していく。そして盗んだ物は後日、持ち主の手元に返す。犯行目的と正体の一
切が不明。しかし『怪盗X』の出現は生徒の間でたちまち話題となり、いまや注目の的。彼の記事を学校新聞の一面に掲載している新聞部も鼻が高かった。
しかし、とある好敵手があらわれる――。
2年A組の女子生徒、菊池五巳(いつみ)。通称『落し物係り』と呼ばれている彼女は校内における生徒や教職員の紛失物を論理的思考で探しあて、落とし主に返していることで知られている。夜通しゲームに没頭するのが日課の変人。
担任の教師の依頼で『怪盗X』を捕まえることになった菊池五巳は、まず新聞部副部長の遠藤吉平に疑心の目を向けるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-09 18:11:56
29576文字
会話率:50%
図書館でタマタマ手に取った本には、本当の真夜中は0時ではないと書いてあった。それを確かめようと思い、夜通し起きていることを決意する。すると……。
最終更新:2014-10-03 00:05:38
1967文字
会話率:18%
幼馴染が行動的すぎて辛い話。
二人で夜通しの……。
最終更新:2014-04-02 23:33:06
2511文字
会話率:72%
高校生の陸(リク)は、将来のことで親とケンカして学校を飛び出した。
幼なじみの宙(ソラ)と家出さながら夜通し自転車をこいで、隣街の海を見にゆく甘酸っぱい青春BL短編小説。
「オレ、陸が好きだ。子供の頃からずっとずっと陸が好きだ!」
*自サイト/pixivでも公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-12 00:29:45
11967文字
会話率:58%
高校を卒業していく女子高生4人組。みんな、卒業後の進路も決まり、これからは離ればなれになっていく。そんな中、卒業式後、一緒に集まって、最初で最後のお泊まり会が開かれる。そこで夜通し語られる、お互いに今まで話せなかった、それぞれの恋バナを打ち
明ける。そこにはいろんな形で、自分の居場所を探そうとした、そしてこれからも探そうとしている4人の姿があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-06 16:13:13
51116文字
会話率:16%