これは、新米解呪師と呪物コレクターを自称するやばい幼女が手を組むまでの出来事を描いた物語。
最終更新:2024-01-18 12:01:47
6688文字
会話率:48%
……今回、我々番組制作陣が足を踏み入れたのは、都内に佇む古びた一軒家。とある呪物コレクターの部屋である。
六畳一間の和室の棚に所狭しと並べられた『呪物』の数々。圧巻。相対した我々はその重苦しさに息を呑んだ。そして、驚くべきことにこの品々の
主はなんと、この部屋で寝起きをしているらしい。
我々を前に不敵な笑みを浮かべる彼は一体、どのような人物なのか。
そして、この部屋の数々の呪物は本物なのか。
そしてさらに、先生は一体どのような判断を下すのか。その一挙一動から目を離すことができ――
「はいはーい、どいてどいて、ま! 黴臭いわねぇ! ほら窓開けて、あらやだお布団踏んじゃったわぁ、でもこれも臭うわねぇ、干したことあるのこれぇ?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 11:00:00
1987文字
会話率:55%
『あんっ♡あんっ♡気持ちいいよぉ♡』
なんだ、これは。
とある土曜日。画面の向こうで行われてる行為に目を奪われながら、俺こと初小岩実は驚愕していた。
俺宛の名前で送られてきたとある映画のDVD。
せっかくなので大画面で観ようとリビングの
テレビで再生することにしたのだが、そこには俺の幼馴染にして彼女である瀬谷路夏と、路夏を寝取る親友の姿があったのだ。
その光景に脳が破壊された俺は、思わずソファーから立ち上がるのだったが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 06:00:00
10280文字
会話率:54%
高校受験に受かった長谷川穂那実は死んだことにされている祖父に会わせてもらえることになり、信州の山間の病院に訪ねていく。
そこで祖父に巣食う怪物に捕まってしまい、無意識に異界に渡ってしまうのだが、そこは自分が良く知る異界の竹林で、そこで異
界に魂を飛ばされたままになっていた祖父の魂を取り戻す。
無事に入学し中学時代からの友達と一緒に高校生活を始めた穂那実は、霊に憑かれ易い友人の弥生が暗い顔をしているが、始まったばかりの高校生活と家の事情もあって本人も「大丈夫」というし放っておいた。
母の妹の秋葉は美貌の怪奇小説作家で、売れる前からサポートしてた呪物蒐集家の代わりにゴールデンウィークも近いある日、栃木の温泉街にある旧家に呪物を引き取りに行くのだが、そこでその家の開かない箪笥に仕舞われていた埴輪に憑かれてしまう。
それに逸早く気付いた穂那実の弟の悠斗は、穂那実と父と金髪灰色の瞳の日本育ちの陰陽師佐藤大地と共に秋葉を迎えに行く。しかし憑かれた秋葉は隙をみて車で寝ていた父だけを載せ、穂那実達を置き去りにして、土蜘蛛退治の執念を抱えて逃げてしまった。
大人に任せるように穂那実は諫めるが悠斗は聞かずに、身内の大人達(母の従姉妹蔡怡君、祖父の良平と佐藤大地)、と共に秋葉を追って行ってしまった。
ゴールデンウィークに入った登校日には高校の遠足があって、それは「奥多摩むかし道」を歩くものだったが、怨霊に憑りつかれかけた弥生はコースにある耳神様という石に触れて、怨霊の声を聞き何度も自殺を図ろうとする。
何とか止めて手下の雑霊を祓った穂那実と友人達はその夜弥生に話を聞こうと集まるが、穂那実の介入に怒った怨霊に攫われてしまう。
秋葉に憑りついた古墳時代の巫女の霊は土蜘蛛を求めてさ迷い、後を追う悠斗達を翻弄する。秋葉と父の修吾の努力により、何とか巫女を成仏させた。
その頃、怨霊に付けられた怪我をおして穂那実は、陰陽道を教えてもらう先生だから姉弟が師匠と呼ぶ、母の従弟の恒平と共に相模湖を訪れる。
穂那実は祖母に約束させられたから除霊は出来ない。代わりに師匠が弥生を取り戻す為に産土神の力を借りて除霊を行うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 17:00:00
116470文字
会話率:56%
裕福な魔導の名家に生まれ、けれども才に恵まれなかった少女ヒルベリュカ。
自分の出来が悪いことを自覚している彼女は学園になんて行きたくはなかったけれど、それが許される家柄ではなくて。
しぶしぶながら彼女は世界最高の魔導学園、ロウグエナ魔導学園
へと入学する。
これはそんなポンコツお嬢様が、少しずつタガを外して天才たちの領域へと辿り着くお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 14:30:02
77907文字
会話率:52%
キャストリン・グリンフェルは10歳の時に両親を馬車の事故で失い、グリンフェル公爵家にやってきた父の双子の弟とその妻と娘に公爵家を支配されてて居場所を失った。
叔父と叔母と従姉妹に虐げられて屋根裏部屋で過ごすが、15歳で王太子ルディクの婚約
者に選ばれる。
それから三年後、キャストリンは婚礼の儀式の場で断罪されていた。
従姉妹マチルダを虐げた上に、王家の秘宝を盗んだのだという。
そしてキャストリンは、罰を受ける。
ルディクの兄、呪われた王子がいる呪いの塔で、呪われた王子の花嫁になるという罰を。
キャストリンは内心の喜びを隠し、呪いの塔に向かう。
そこは、屋根裏部屋で呪術に目覚め、こっそり家から抜け出しては呪いの研究と呪物集め没頭し、集めに集めた魔力を帯びた呪物を使い、魔道具師として活動していたキャストリンにとって──まさしく、聖地のような場所だったからだ。
生まれた時に呪いにかかった王子と、魔道具師であり呪物収集家の三度の飯よりオカルトが好きな令嬢の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 14:51:57
62086文字
会話率:37%
【あらすじ】
神社に住む巫女の少女、いろは。実家である神社には全国各地、古今東西、多種多様な呪物が持ち込まれる。その中にあった着物を着た自称「呪いの人形」こと柊。柊はいろはを呪うべく日々奮闘しているが、どうにも上手く呪えない。柊の呪い攻撃を
あしらいつつも毎日のんびりと過ごすいろはは、ある日、強力な呪物の気配を感じて――。
【以下、当作品の説明です】
前後編からなる約15000字の短編です。お手軽にお気軽にさくっとお読みください。
巫女とか神社とか言っていますが、詳細な知識はないのでノリと勢いで書いています。色々違うところがあると思いますが、ファンタジーなのでお気になさらず。
(注意)残酷な描写ありのキーワードは登録していませんが、後編にて少し痛そうな描写があるので苦手な方はお気をつけくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 23:00:00
15671文字
会話率:60%
呪いの武器ってなんなんだよ!?
超呪われ体質だった千呪 契はある日どことも知らない異世界に転移してしまう。
「ってなんでまだ呪われてるんだよォォ!!」
異世界にまで付いてきた呪物の数々。それらを使ってなんとか異世界から現実に帰ろうとするが…
?
「主様を帰らせる訳にはいかんなぁ」
「武器が喋ったァァァ!?」
「そりゃ呪いの武器は喋るじゃろ」
呪いの武器と行く武器ハーレム異世界ハイファンタジー。いざ開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 11:03:47
8771文字
会話率:19%
子供のころ、好きなアニメキャラクターの名前を持ち物に書いたことがありますか?
そんな呪物が流出したらどうしよう。
最終更新:2023-05-26 19:29:32
1119文字
会話率:17%
これは――愛しい愛しい呪い児の物語
呪い、詛い、咒い――。
俺達が生かされているこの世界のすべては、呪いが構築している。
生きているモノから、死んだモノ、死んだことにすら気づかないモノ。
そんなありとあらゆる魑魅魍魎が跋扈している
この世界は、腐っている。
だがそんな世界でも、ヒトの営みの中で生まれ、呪いのもとに生まれ落ちたモノがいた。数多のヒトと数多の呪い。世界の仕組みにに翻弄された者たちのもとに訪れる〝銀の使い〟と呼ばれる一人の青年と出会うことで、その運命が回り出す。
これは階層都市――紅玉を舞台にした、呪いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 18:00:00
19965文字
会話率:41%
「もうあの人を殺すしかない」
家族にまで見放された主人公ミーナは婚約破棄された恨みつらみを呪物に込め、悲しみにくれていた。するとどこからともなく現れた一匹の大きな犬。泣いてたらなぐさめてくれるしお腹が空いたらパンをくれるし、雨が降ってきたら
どこかへ連れていこうとしているし……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-25 13:22:06
5890文字
会話率:43%
木こりを営む青年ハルト。ある日の作業中に手が滑り大事な斧を池に落としてしまう。
池を覗き込むと、池から女神が現れ正直者にはこれを授けると、禍々しい斧をハルトは受け取ってしまう。
渋々家へ持ち帰ったハルトだったが、その晩から謎の熱に
うなされ生死を彷徨う。数日後、なんとか回復したハルトが目覚めると、不思議な感覚に目覚めていた。
「あれ? 木ってこんな簡単に斬れたっけ。てか、疲れないし体も頑丈になった気がする……」
能力と引き換えに、己を襲う恐ろしい衝動。
ハルトはその衝動と斧の謎を解き明かす旅に出るのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 13:27:51
46148文字
会話率:44%
人ならざる異形が視える松原 開(かい)は、それさえ除けばどこにでも居る少し優秀な大学生だ。
松原が怪異に関わらないようにしようとも、鈴原 遥斗(はると)を筆頭に悪友達のせいで様々な事件に巻き込まれてしまう。
廃れた神社、恐るべき呪物、桃
色パーカーの通り魔……。
——関わってしまったもんはしゃあない。その代わり手段は選ばず速やかに……。
幽霊、妖怪、人間を相手に怖いもの知らずの大学生があの手この手の強引な手段で事件を解決していく。
※この物語はフィクションです。実在する企業、団体、地域とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 01:24:28
4650文字
会話率:35%
闇をさすらう祓い屋稼業。初めは誰もがただの人。
自分が他の人達とは違う現実を見ていたことに気づいた楓。
祓い屋が「祓う」モノとは何なのか。
答えを社会通念に求めても詐欺師を警戒する必要性以外、人々は何も語ってはくれない。
答えを知ら
ないのだから…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 19:00:00
103319文字
会話率:23%
決してふれてはいけない呪物の話
最終更新:2023-03-02 12:19:17
1383文字
会話率:0%
美人数学教師の小山先生がオカルトマニアの”ぼく”に彼女自身の過去にまつわる謎解きを依頼してきた。打ち捨てられた”廃村”、出入り口の無い”小屋”、木々に首をつられた”人形”、そしてその奥にある”呪物”……語られる身の毛もよだつ恐怖体験の数々を
聞いて、はたして”ぼく”と天才陰キャオタクの”先輩”は小山先生の”呪い”の謎を解けるのだろうか……?
※ちょっとしたどんでん返し要素があります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 19:24:43
28440文字
会話率:40%
金髪縦ロール令嬢の右腕がパイルバンカーに換装されているお話。
――これは特級呪物、コンヤクトリバコですの。
最終更新:2022-04-16 20:13:46
3540文字
会話率:53%
「どんな悩みも解決します。」それが売り文句の特殊探偵事務所。
近隣の小さな悩みから警察からの依頼という表の依頼から、呪物の回収または破壊といった裏の依頼まで幅広い依頼を解決してる。
そんな特殊探偵事務所に若くして務めている少女、紫苑。
そ
して、探偵事務所には鬼の所長に、人間の副所長、気分屋の同僚である猫又など多くの人数が務めている。
これは、彼女が日常を過ごす中で、彼女のもとめる真相を探すための物語であり、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-20 08:00:00
20139文字
会話率:40%
ここは大都市セレメント
新暦25年、呪物と呼ばれる怪物が現れ人間達を恐怖に陥れた
そんな中人間達は無知な頭脳を駆使し呪物に対抗できる武器を作り出した
その事件「赤の地面」から34年
主人公 西条蓮也(さいじょうれんや)が記憶喪失の美少女ヒナ
と出会い
彼が最強と言われるまでの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 16:51:43
75985文字
会話率:72%
リンフォン。洒落怖に出てくるオカルトアイテム。
形の変えられるパズルのような二十面体で、とある形に変えていくことで地獄に近しい呪物になる。
……一部の派生語りでは雑貨屋で売られており、更に複数のリンフォンがあるという。
最終更新:2021-08-18 10:37:58
971文字
会話率:28%