山の中腹の森の中、十二軒の店が並ぶ商店街。古書店で働くわたしは、時々、古道具屋を訪ねます。
最終更新:2022-08-13 14:00:00
2131文字
会話率:45%
京大農学部の男女3人ずつの仲良しグループが、3月下旬、南紀勝浦にお花見旅行に出かけた。その結果、吉野は行方不明、支倉は退学、残った4人は警察に呼ばれ疑われた。主人公深山佐保(みやまさほ)は旅行をきっかけにグループ内の大島稔(おおしまみのる)
と付き合い始め同棲するが、旅行の1年後、大島宛に不思議なものが送り付けられるようになった。宅急便や茶封筒の中身は桜の枝ばかり。黒いリボンで結びつけられた2本の枝は、呪いなのか。大島が吉野の失踪原因か。佐保は大島の手助けをしてしまったのか。桜は不幸を呼ぶのか幸せをもたらすのか。
専門分野の話が多いです。読者に推理してもらうのではなく、謎が解けていく過程を楽しんでもらうほうのミステリーです。
*この物語はフィクションであり、名前の似通った実在の大学、研究機関とは関係ありません。
**2018年に発見された桜の新品種クマノザクラの事例を参考にしていますが、こちらは全く架空のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 21:00:00
45792文字
会話率:44%
人の想いの宿った奇妙な古道具に纏わるショートストーリーです。
最終更新:2022-04-29 21:38:33
21084文字
会話率:46%
亡くなった娘の画を頼まれた多恵さん、その家に行くと土気色した娘輝美さんの幽霊に遭遇。聞けば夫が親友に浮気をされ、子供まで出来、残された自分の子供たちのためハードに働いたあげく肝臓を悪くして亡くなったらしい。その冷気が子供や両親に悪いと教え、
仏壇に篭るように説得。輝美さんは多恵さんに話しをする事で心が晴れると言う。多恵さんは明るくなった彼女をモデルに画を書き上げ、友人の二人の幽霊共々熊野詣を計画。只初日は海を得意とする友人と行動を共にする。二日目、心中した夫婦の飛び入りで6人で熊野参り。三日目、念願の瀞八丁に向かう。ギター引きの男性とその亡くなった妻とのトラブル煮を回避し足りしながら旅を終わらせる。
白浜空港まで送ってくれた宿の息子に女性を紹介する事を約束する。一方旅で輝美さんはすっかり明るくなり、友人の二人の幽霊にも好影響。花嫁候補は田舎が好きで若くて丈夫な画家の理恵ちゃんを紹介。このコロナ禍、蕎麦屋や旅館の行く先を多恵さんは心配するが、それでも何とかしようと頑張
る夫々の店にエールを送るしかないのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 15:16:46
48255文字
会話率:53%
古道具屋「せぴあ館桜子町」 店主 架暁(かきょう)
年齢性別不明の正体は大人になった座敷童。
そんな架暁が営業する店には助けを求める家具たちが集まる。
それらは長年生きた付喪神たち。
店のマスコット京人形の桜子とお茶を楽しみながら、ゆっくり
流れる日常をどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 14:33:28
7231文字
会話率:45%
江戸の町で昨今流行りの裏稼業。
モノでもヒトでも依頼されれば何でも贋物を用意するというハッタリカタりの騙しの商売〈贋物屋〉。
その贋物屋の正体は同じく昨今流行りの芝居の一座、深山一座の看板女形の雪之丞と立役者の助三。彼らは卓越した演技
と幅広い人脈で困り事を抱えた依頼人を助けていく。
古道具屋の信濃屋徳兵衛は蔵の中で絶望の声を上げた。客の御家人から預かっていた茶碗が蔵の中で割れていたのである。御家人は日頃から素行のよくない男で、信濃屋の一人娘を狙っていた。この事が知られれば、どんな難癖をつけてくるのか知れたものではない。
徳兵衛は意を決し贋物屋を訪ねるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 08:27:56
55230文字
会話率:37%
宮部夫婦は二人で古道具屋を営んでいる。職人気質の夫と世渡り上手な妻。二人で店を切り盛りしていたが、ある日、常連客たちは妻がいないことに気づく。
最終更新:2021-10-05 15:17:00
2372文字
会話率:43%
クリトは孤児であったが、冒険者としての才能はあった。そしてその才能は転生者であるチエの目にとまる。そんな二人はそれなりに冒険しながら、それなりにスローライフを楽しんでいた。そんなある日、趣味で集めていた古道具が実は魔導具であったため異世界
に迷い込んでしまう。そこで神話級の怪物と対決することに。絶望的な戦いのなか、チエは自分の存在を対価にクリトの命は何とか助ける。しかしクリトの精神は食われてしまっていた。チエはクリトをあきらめきれず、神様に啖呵を切る。
「そんなことはどうでもいい。クリトはどうすれば助かるんだい?」
クリトの精神を治すためには多くの魔力を集める必要があるため、存在が安定しないまま旅立つクリト。お供につくのは全く斬れないナマクラ魔剣(一応伝説の神剣)とすべてを知ると自称するポンコツ知恵袋。
世界の片隅で、冒険が始まった。
<序章-旅立ち 投稿済み
<1章-炎の英雄 投稿予約済み
<2章-鏡の魔女 プロット済み
<3章-英雄の条件 プロット中
※3章で完結予定。
目標は10万〜12万字で収めるつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 09:30:18
139276文字
会話率:33%
古道具屋で売られていたのは、意識を持っているイスでした。
そのイスが買われた家にいたのは、イヌが欲しいと考えている男の子でした。
願いが叶うという流れ星の夜に、イスは自分がイヌになりたいとお願いをします。
その願いは無事に叶えられたのですが
……
普通の人は、イスに話しかけたり、イスをかわいがったりすることは無いでしょう。
イスに対して人間の機嫌を取れとか、人間に服従しろなんて言うことも無いでしょう。
ですが、イヌに対してだと……果たしてどうなるでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 22:44:50
8313文字
会話率:19%
一九九二年初夏、三十一歳の私は室生古道をカメラを片手に歩いていた。私はそこでハルさんというおばあさんと出会い、彼女が丹精込めて育てた躑躅と出会うことになる。この出会いは私にとって忘れることとができないものであったのかもしれない。
最終更新:2021-06-23 11:23:10
8025文字
会話率:33%
あなたのベストワンの本を教えてください!
最終更新:2021-06-09 17:00:00
3542文字
会話率:0%
皆でザリガニ釣りにでかけた。。
この作品はショートショートガーデンに投稿済みです。
https://short-short.garden/S-uCTpir
最終更新:2021-05-05 21:24:24
382文字
会話率:30%
ーーオレたちは鎌倉最強のバディだな!(実篤)
ーーそう思ってんのあんただけ(慧)
歳の差10才。鎌倉の最強バディ(?)爆誕!?
平和をこよなく愛するはずの男子高校生・慧と女好き古道具屋兼便利屋・野狐の2人が鎌倉を走り回る、ヒューマンドラマ
系ライトミステリー。
鎌倉は長谷にある権五郎神社の福猫ごんごろが誘拐された?
ごんごろは、権五郎神社の名物福猫。
いつからか住み着いて、自然とそう言われるようになった。
占ってほしいことを聞くと、しっぽのぱたぱた回数で答えてくれるらしい。
でもそのごんごろがいなくなった。
誰かが、ごんごろをさらったのか。
さらったとしたら、なんのために?
でもそんなの、一介の平凡な男子高校生、慧には関係ないこと。
のはずだったのに。
史乃さん(ばあちゃん)の家で出会ってしまった古道具屋兼便利屋だという男(スキンヘッドのピアスじゃらーのひげ面巨漢)、支倉実篤のせいでまさかの猫探し。
気づいたら、地面を這ってごんごろを探してるなんて、すっごいダサいんだけど!
これは、1人の男子高校生が猫のごんごろ探しを通じて、よい縁も悪い縁も拾っていくお話。
※この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 10:48:51
7572文字
会話率:31%
古道具屋に客が来る。客が買い物をする。買われたものが取り返しに行く。
最終更新:2020-11-07 18:37:13
765文字
会話率:42%
炎天下の登り坂で死にかけていた「私」は、坂道の途中にある骨董店の店主に助けられる。店内で涼んでいると、展示されていた古道具のアクアリウムにどうしようもなく心惹かれた。呼び起こされる遠い青春時代の記憶。アクアリウムをきっかけに、「私」は実らな
かった初恋の少女の想いに触れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 21:03:02
9579文字
会話率:28%
ハルムザードの街にある一軒の宿、矢車亭。
ここを拠点に活躍する二人の冒険者、クリフとユベールは古道具屋で手に入れた
地図を頼りに、古代の魔術師が住んでいたといわれる洞窟の探索に挑む。
二人が洞窟の中で見つけたものとは……!?
最終更新:2020-07-10 15:17:00
10052文字
会話率:56%
子爵家の跡取り息子である相内柾樹は些細な理由で癇癪を起こし、駿河台の屋敷から家出した。たまたま向かった元門番老人の長屋で、湾凪雪輪という奇妙な娘の世話を頼まれる。やむなく娘を連れて転がり込んだ先は、悪友二人が下宿している両国の古道具屋『数鹿
流堂』。見えない何かに引き寄せられるように、この世ならぬもの達と、四人の不思議な同居暮らしが始まった。時は世事変遷と呑気悠長が折り重なっていた明治の中頃。帝都のとある片隅で宿命の針は動き出す。
※時代設定上、現代では不適切とされる言葉が出てくる事がありますが、差別や偏見を肯定、助長する意図のあるものではないとご理解、ご承知の上でご覧下さい。
※神・妖怪的なモノが登場するジャンル迷子作品です。ノベルアッププラスでも改稿投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-12 00:00:00
884414文字
会話率:44%
「じゃあ、あんたもう知っているんでしょ! 私が――」
「私が、『異世界に本気で行きたいと思っている痛い女』だって!!!」
月浜高校の図書局員である男子、古道 勇志(こどう ゆうし)は、ある日偶然クラスメイトの大槻 紅音(おおつき あか
ね)が隠したがっている彼女のある趣味を知ってしまう。
誰かに趣味をばらされることを恐れる紅音に、信じてほしいと思う勇志。信じてもらえるならば何でもすると言った勇志に、紅音が提案したのは――「勇志の学校内での振る舞いの監視」だった――
生真面目で堅物な男子は、自虐の激しい異世界転生希望少女に信じてもらえるのか。今、不器用な2人の手探り距離感の物語が始まる――
旧題 彼女は異世界に行ってみたい ~おとなしそうなクラスメイトの彼女は異世界転生したいらしい~
15話を持って一旦完結予定!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-17 20:00:00
62540文字
会話率:52%
森の中にたたずむ、白く美しい城。
黄金に輝く大鐘楼。
城門を抜けたアリシアとソリスの2人はなぜかそのままお妃選びのパーティへ強制参加することに。
美味しいディナー
華やかなドレスを翻す乙女たち
優しく微笑むプリンセス
火を噴く攻撃魔法
吹き飛ばされる衛兵…
「壁にブチ当たったわよ。痛そ。」
「んふふ。
あたしの行く手に立ってる方が、悪いのよ。」
2人が巻き込まれた時間と空間の秘密
そして、夜12時の鐘がなる…
Lazy-Saga《レイジー-サーガ》〜相当性格悪い美少女魔道士と、あたしの裏山探検記〜
番外編っ!
女の友情?
何それ古道具屋は高く買ってくれるんでしょうねぇ?
損得だけで生きてます。
★11部分「最後の夜」以降はほぼ、バトルとなります。
スピード感と、描写を楽しんでいただけたら嬉しいです。
毎日更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-25 21:16:09
25236文字
会話率:30%
佐藤栞は女子高生である。親を亡くした為、一つ下の弟賢介とともに祖父のもとを訪れたのだがーーそこは付喪神がたむろする古道具屋だった!?
日常に紛れて暮らす付喪神達との、少し不思議なお話。
最終更新:2018-12-01 13:15:36
10891文字
会話率:52%