僕の家には、他のものに比べて、ひときわ古い本棚がある。
母親曰く、おばさんがまだこの家にいたときに、読んでいた本たちが入っているらしい。
気になるものがあったら、読んでいいという許可をもらった僕は、お目当ての本を見つけ出す。
でもそのペー
ジには、ところどころにおかしいところが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-05 23:14:46
2965文字
会話率:0%
懐かしい記憶の中の大叔父と大叔母との交流を、後年大人になった私が思い出します。
中学生になった夏、大叔父の家にある古い本を読みたいと一人で泊まった私は、大叔父夫婦の戦死した一人息子の消息を知ることになります。
最終更新:2019-12-08 21:18:37
20071文字
会話率:42%
その日、ある物語を見た。
その物語はあまりにも無難で、ありきたりな物語だったけど、僕にとってはとても貴重で特別な物語だ。
学校が夏休みに突入したその日、ライトノベル作家を目指す本田語《ほんだかたる》はたまたま通った道に古い本屋を発見
する。 ただ何となく入ったその本屋でカタルは明らかに本ではなく一冊のノートが商品と一緒に置かれていたのを発見する。
ノートに書かれていた題名は【MY STORY】。 カタルはそれを興味本位で購入した。
その物語にはまるでこれからカタルが経験する出来事が物語のように描かれており、それらがすべて本当に現実で再現されていった。
そんな中カタルは一人の少女と出会う。
MY STORYを購入した店で最初はお婆さんだったが、続きを購入しに来た際にはその孫だという少女にカタルは一目ぼれしていた。
そして二冊目からは少女とカタルの物語が描かれていたのだが、最後のページに今までなかったメッセージのようなものが書かれてあった。
『 彼女を救え 』
しかしそのメッセージだけで彼女自身に何が起きるのかはその後描かれおらずノートも続きが存在していなかった。
一体だれが、何のためにそんなメッセージを書いたかはわからない。 しかしカタルは決意する。
カタルは自分が惚れた一人の少女を必ず救うことを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-24 23:26:56
7684文字
会話率:38%
高校二年生の16歳の少女、岡茉莉愛はありふれた日常を楽しんでいた。
いつも通りの平穏な日常。その日常にある小さな幸せが、彼女にとっては一番の温もりだった。
茉莉愛がいつものように文芸部の部室に行くと、一冊の古い本がぽつんと机の上に置
かれていた。その本を読んでから、彼女はその内容とほぼ同様の夢を見るようになった。
そんなある日、彼女の前に現れたのは動くうさぎのぬいぐるみだった。それを追って辿り着いたのは異世界でした。
異世界から、元いた世界に帰るため、その手掛かりを探す旅の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-04 16:56:49
6137文字
会話率:28%
彼は、決して善性的な人間ではなかった。
周囲から浮き、情熱は冷めて、夜の月にすら目を背ける。
どこにでもいるような、人の間に生きる事が下手な、ありふれた人間。
そんな彼が拾った、青い蝶の羽根を散りばめた一冊の古い本。
一夜明けて、彼が目に
したものは。
空白だったはずのページに刻まれた、異なる世界、遠き隣人からのメッセージだった。
『見つけてくれてありがとう。
手にとってくれてありがとう。
いつの間にか余りに遠くなってしまったアナタ方へ』
エルフの女王 ____ シオンより
これは創作を愛する全ての方々に捧げるもの。
私から皆様方へ向けた __ 遠想/演奏です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-06 21:10:01
13523文字
会話率:34%
主に図書館で借りてみたら面白かった、という本(小説に限らず)をお薦めしてゆこうかと思っております。
古い本も出てくる可能性はあり。
一話(一冊?)400字前後。
最終更新:2018-07-11 15:47:38
1572文字
会話率:0%
ひとりの男が古い本を開く。綴られた物語に込められたものは何なのだろうか。
架空の世界、後世に伝えられた本からの視点と、現在進行の両方の視点から進めるファンタジーです。
最終更新:2018-02-26 06:55:23
6390文字
会話率:24%
2008年、インドの独立戦争は8人の超人的な少年少女の手によって終わった。圧倒的に不利な状況をひっくり返した。しかし、その少年少女たちのリーダーである少年を7つの大罪の悪魔に取り憑かれ、体が成長しなくなった。だが、その少年はそれらと直接戦い
、滅ぼした。この噂は神々の耳にすぐに入り、恐れられ、死神と呼ばれた。その理由はその強さともう1つある。その少年は悪魔を倒した後死神も倒したからだ。だが、死神は倒される直前に一冊の古い本を渡した。そこには何も書かれていなかったが、あったのは倒した悪魔がカードとして入っていた。その本はカードケースみたいな構造をしている。そして、死神もカードとなり、入っていた。少年はそのカードの使い道がすぐに分かった。そして7つの大罪の悪魔のカードをそれに値する仲間に渡した。
そして、2018年、神たちが攻めてきた。敵対していたものも関係なく。彼らは立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-06 14:25:46
1642文字
会話率:34%
異世界に転生してしまった主人公。
しかも、悪魔として転生してしまった。
手元にあるのは、古い本と槍二本。
主人公は、生き残るため最悪の悪魔となる。
これは、災害と呼ばれる悪魔の物語である。
最終更新:2017-08-07 00:00:00
2373文字
会話率:35%
自他共に認める本の虫である高校二年生の「僕」。特に理由らしい理由もなく、最近は不登校気味。とはいえ暇を持て余す彼が行くところなど、幼い頃より通う、タケじいの営む古書店くらいなもの。偏屈な店主の嫌みをスルーしながら図書館代わりに古い本をむさ
ぼり読む毎日だ。
そんなある日、タケじいに強制的に店番をさせられることになり、その時、偶然に開いた一冊の古い和綴じの本。その物語の中で描かれる男たちの不器用な生き様が「僕」のなにかを刺激する。
明治、昭和、そして現代…たった一冊の本が繋いだ成長記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-02 20:57:56
54294文字
会話率:10%
書評です。自分の読んだ本で、書評すべきと思った本や物語を紹介したいと思います。多くは古い本や理屈っぽい本です。基本的にネタバレを含んでいますので、自分の読みたいと思っている本と重なっていたりする場合は、避けたほうがいいかもしれません。これら
の書評はかやまの皮肉やユーモアもありますので、言い過ぎだと思われることもあるかもしれません。その場合はぜひ広い心をもってお許しください。よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-31 20:00:00
44814文字
会話率:8%
至福の時を書いてみました。
他にも出します。
最終更新:2017-02-13 17:44:35
515文字
会話率:11%
誠也はフリーターとして、自由に毎日を生きていた。
しかし、ある日、公園で謎の古い本を拾った。
自宅に戻り、次の朝、目覚めたらセントラル王国の王に!!
セントラル王国では、アルト大王と名前が変わっていた。
しかもセントラル王国が滅亡寸前で、個
性豊かな誠也がこの試練を乗り越え
国を統一していく物語です。笑いあり、涙ありの世界。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-02 18:20:42
17424文字
会話率:50%
大学3年の僕は、大学の最寄駅前の商店街にある古い本屋を気に入り、よく訪れるようになった。友達を作るのが苦手だった僕は、そこで出会った明るい店員たちに憧れ、頻繁に通うことで仲良くなった。しかし、外面は元気な店員も実は深い闇を抱えていることを
打ち明けられてから、僕らは互いの秘密を共有する奇妙な仲へと発展する。
これは単なる憧れか、同情なのか、もしくは恋なのか。その真相は、未だによくわかっていない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-30 16:12:24
953文字
会話率:0%
ある日、高梨優の本棚を整理する為、優の家に手伝いに来ていた結が古い本棚の中から「こうかんにっき」と表紙に書かれた一冊のノートを見つけた。なんだ……。 この変な感じ……。 整理が終わって結を家に送る。「ひまわりが咲いてるね」「もう夏だな……
」 これから始まる夏の話をしていた時、突然目の前が暗闇に包まれ、闇の中から黒髪の女の子が現れた。女の子は優に詰め寄りキスをして消える。だが、驚いたことに優はその女の子になってしまうのであった。奇妙な現実。そして日記帳に隠された秘密とは。(性的な描写はほとんどありません。初心な恋愛ミステリーです)個性豊かななキャラクターが色々出てきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-14 12:53:49
182224文字
会話率:30%
天宮和姫(あまみやかぐや)は、読書と、星座と、神話が好きな普通の女子中学生。
ある日、お母さんの天文台の資料室で彼女の興味を引く一冊の古い本を見つける。
「黄道十二戦士の書{蠍座の姫(スコーピオン)編}」
彼女がその本を開く時、新たな「かぐ
や姫」の物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-31 18:43:46
6545文字
会話率:54%
正式名称、『魔法練習修練部』。昔から代々伝わる歴史の長いこの部活。そして、その部活の組織性故にここには強者ばかりが集まるという部活。
そんな部活に所属する、4人の日常。
強いが故に、呆けて何もしない日々を明け暮れる。
しかし、そん
な毎日に、変化を告げる、鐘がなる。
魔法部に属するトバリが、祖父から古い本を譲り受ける。
その本に書かれていたのは…伝説の呪文!?
3つの属性しかない「魔法」という概念に、新しい旋風を巻き起こすのか。
そんな呪文を中心に巻き起こる、彼ら4人の物語。
※全面改稿中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-31 00:00:00
53571文字
会話率:43%
※すでに刊行されている小説と類似したタイトルのため、タイトルを変更しました。
中学校で初めてのシルバーウィーク、のんびりした朝を楽しんでた僕・結城一彦は、クラスメイト・織原綾瀬の突然の訪問を受ける。
なんでも彼女は、廃品回収できれいな装丁
の古い古い本を見つけたというのだ。
それは古めかしい英語で書かれたきれいな本で、白く乾いたサイコロと精妙な人形がついていた。
「何書いているのか教えて!」
子供っぽい真っ直ぐな瞳で訴える彼女に頼み込まれて、しぶしぶ翻訳を引き受ける僕。
ひとつ、文章の指示には公平に従うこと。
ひとつ、日付が変わるまで遊びを続けないこと。
そしてもうひとつ、キャラクターには自分の名前を付けないこと。
それは古いゲームブックだった。
僕は辞書を片手に読み進め、コロコロとサイコロを振った。
それがボクとあの子の秘密の冒険の始まりとも知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-02 22:24:57
19600文字
会話率:45%
怪しい古本屋で手に入れた、一冊の古い本。それは初心者用の魔法入門書だった。現代のプログラミングにも似た形式の魔法構文。主人公日奈森ヨミは、バグを潰して魔法を完成出来るのか!?
時を同じくして、人類に牙を剥いた少女たち。彼女らは何者で、何
が目的なのか。生き残るため、大切な人を守るためのサバイバルが今始まる。
pixivでも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-10 21:56:45
84091文字
会話率:44%
ある日の夕暮れ。
小さい本屋に本を買いに行ったハルカとタクミはあるものを見つける。
それは古い本。
二人はふと目に入ったその本を開けるーー
やっと本題が出た謎ラブコメディ!
(作者が多忙、スランプ等によりしばらく更新ができま
せん。ご了承ください。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-15 04:42:44
6267文字
会話率:53%