伯爵家の令嬢イヴには同じく伯爵家令息のバトラーという婚約者がいる。しかしバトラーにはユミアという子爵令嬢がいつもべったりくっついており、イヴよりもユミアを優先している。そんなイヴを公爵家次期当主のコーディが優しく包み込むのだった。
この作
品はアルファポリスでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 19:26:54
11204文字
会話率:61%
ーーーーとある街を大きな光が包み込む
その日から、異能の力に目覚める者が現れるーーーー
この世界には異能力者だけを集めた学校があり、そこに通う生徒「天野太陽」
彼には過去の記憶が無い。
ーーーー今までなかった力を持った世界と
その日まであった記憶の物語ーーーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 16:25:28
128148文字
会話率:40%
『彼女』が創り上げた物語の世界 (イノセント・ワールド) を通り抜けること、そして浮かび上がる僕たちの罪と、そして赦し。
主人公の楠木 奏 (くすのき かなで) は、16歳の男子高校(2年)生だ。6歳の頃から劇団で子役として活動してい
たが、中学2年生の夏に密かに初恋を慕らせていた歳上の後輩女優の自殺により心を閉ざしてしまい、役者の活動を休止してしまっている。そんな彼の心を拠り所は、いまや物語の世界だけだった。現在は剣と魔法を題材にしたファンタジー小説『レオ』に執心なのだが、その小説が思いもよらぬ急転直下のバッドエンドを迎えてしまい、またひどく落ち込んでしまう。彼なりにその事実を受け入れようと心を整理する中、不思議な現象が彼を包み込む。どこからともなく聞こえた「私たちを、助けて」という女の子の声と共に気を失い、気がつくと別の空間にいた。そして目の前には、2度目の恋の相手である『レオ』のヒロイン、聖女のサラ・ベニーニがいて……。
「表現は誰に刃を向けて、誰を背中にして立つかの選択なんだよ」
※この物語は、以前投稿した『異世界はラブソングでできている~ロックンロールは鳴り止まない~』(未公開設定済)を外部の公募に提出するために加筆修正・設定変更をしたものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 17:06:20
183569文字
会話率:34%
エピローグ
ボーカルがいないライブなんて経験がない。
もちろんそんなライブは聞いた事すらないが、開催する事になったのだ。
10月3日12時
ついに開場時間を迎える。
開演までは1時間。
13時の開演までに次々とお客さんがライブハウスに流
れ込んだ。
開演時間になる頃には来場者数は1000人を超えている。
急遽開催されたこのライブのために多くの人が集まってくれたのだ。
準備する時間などもなく、前売りチケットなどもない。
会場側の計らいでお客さんは無料で入場出来るライブとなったが集客する暇なんてなかったのだ。
集客用のフライヤーが配られるだけの集客のわりに、かなりの人数が集まってくれている。
このライブをする事を決めたのは8月16日
わずかな時間で準備して10月3日に開催することになった。
口コミの広まりが非常に激しく、瞬く間に広まり多くの来場者へと繋がった。
開演時間と同時に僕が挨拶をする。
『今日はお忙しい中、突然の呼びかけに応じてお集まり頂き本当にありがとうございます。
告知を満足に出来なかったにも関わらず、こんなにも多くの人にお集まり頂けた事を光栄に思い感謝でいっぱいです。』
『ボーカルのいないライブなんて聞いた事もなく、僕自身も開催して良いものなのかどうか悩みましたが、今はお集まり頂いた皆様の顔を見て開催して良かったと思っています。』
『突然の出来事により、最後までまともな精神状態を保てるかどうかわかりませんが本日は最後までお付き合いください。』
『僕達のバンドが築いてきた全てをここに置いて、解散とさせて頂きます。』
涙が溢れてきたが我慢はしない。
『今まで皆さんに応援してきて頂いた事は死んでも忘れません。
今日は皆さんがボーカルとなり、皆さんの合唱でこのバンドの築いてきた全てを彼女に届けたいと思っていますのでどうかご協力ください。』
メンバーの全員が涙を流しながら演奏を始める。
会場に来ている多くの来場者もまた、涙を流しながら合唱で歌い始める。
このライブハウスにいる全ての人が心を込めて、ワンフレーズごとに精一杯の気持ちを込めながら会場全体を包み込む演奏をみんなで奏でた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 23:00:00
112755文字
会話率:14%
ある冬の真夜中、岩砂漠で焚き火を囲む二つの影があった…。星の瞬きが包み込む「久年ヶ原」の静かな夜が光る。超短編です。
キーワード:
最終更新:2024-01-15 07:00:00
995文字
会話率:31%
身を投げて死んだと思っていた情夫ボルドと再会を果たし、幸せを噛みしめるダニア本家の女王ブリジット。
一方、ダニア分家の女王クローディアはボルドに淡い思いを寄せながら、その気持ちを隠して彼のいない日々の寂しさを感じていた。
そしてブリジットの
捕獲とクローディアの殺害という2つの任務に失敗した黒き魔女アメーリアは、次の作戦で大陸に大きな混乱をもたらそうとしていた。
ダニア本家と分家の統合による統一ダニアの誕生に向けた同盟関係。
そして砂漠島の軍勢。
いくつもの勢力が各自の思惑を持って動きを進める中、緊張状態にあった王国と公国の戦がついに始まろうとしていた。
大陸を包み込む重苦しい暗雲の中、黒髪術者《ダークネス》としての力を深めるボルドは、愛する女王ブリジットを守るため奔走することとなる。
奴隷少年と女王の出会いから始まった物語はどのような結末を迎えるのだろうか。
完結編の幕が開く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 20:47:11
501574文字
会話率:21%
久々の両親の帰宅のため急いで帰路についていた翁誡、家を前にした坂道で誡は突然開いた穴にまっさかさまに落ちていく。
真っ暗な空間で落ち続ける誡を包み込む強い光。
ゆっくりと目を開けた先にいたのは黄金色の髪をなびかせ特徴的な黒い角を生やした十二
歳くらいの少女――――。
そんな少女に一目惚れしてしまった誡は彼女のためにぬいぐるみに囚われながらも奔走する。
誡の恋は実ることができるのか――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 00:05:17
1789文字
会話率:25%
黄道を刻む二十四の時の詩
寒露の詩
鮮やかに輝く穂
澄み渡る空にはばたく 旅人の雁
風は撫で
鈴は鳴り
葉は花びらのように舞う
柔らかく
包み込むように
最終更新:2023-10-08 10:31:09
361文字
会話率:0%
夜の闇が街を包み込む中、孤独な男が一人、古びたカフェの片隅に座っていた。彼の名前は岡田悠介。彼は長い間、自分の過去と向き合ってきたが、その過去には未解決の謎がまだ残っていた。
窓の外では雨が静かに降り続け、街灯の明かりが街路を照らしていた
。岡田はコーヒーカップを手にし、その中の温かさを感じながら、思いを巡らせた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 20:28:26
1514文字
会話率:20%
孤独な人ほど愛情が苦手。
自分を守ろうとしないで、包み込むような愛情に身をまかせてみては。
- 美輪明宏 -
孤独な青年《つきや みなと》月谷湊人が通う学園には有名な三姉妹がいた。
学園三大美女とも呼ばれるその三姉妹を、偶然にも助
けてしまった湊人はその後、三姉妹によってドロドロに愛され尽くされてしまう……そんな単純でそして複雑な話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 00:08:41
15076文字
会話率:39%
大切な人の門出には、素敵な花束を贈ろう。
楽しいことも哀しいことも全部ひっくるめた、今までの人生を包み込むような、胸いっぱいの花束を贈ろう。
優羽花は大切な人へ、2度花束を贈った。
1度目は華やかに。2度目は厳かに。
そして彼女は、3度目
となる花束を贈るため、道なき道を行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 00:00:00
3114文字
会話率:44%
<異世界召喚に巻き込まれて得た俺の特殊能力が恋人消失【ヒロインズロスト】だったことで、恋人たちが次々と不幸な死に見舞われてしまう>
重杉愛訝【アイガ】は恋愛体質で、常に誰かを愛さずにはいられない。幼馴染や前恋人とも連絡を取り合う関係が
続いている。現恋人、和田紗愛【サナ】との遊園地デートの帰り、信号待ちに居合わせた四人の高校生たちが突然騒ぎ出し、辺りを謎の白い光が包み込む。次の瞬間、愛訝【アイガ】たち六人は見知らぬ場所に立っていた。そこはまるで、剣と魔法で魔物と戦う……異世界ファンタジーのようだった。
異世界召喚に巻き込まれた愛訝【アイガ】と紗愛【サナ】。戸惑う彼らの前に現れた王家に仕えるという神父から説明を受けることになる。召喚された高校生、雪野勇【イサム】、霧賀武忠【タケタダ】、涼文堂舞【マイ】、兼植美菜【ミーナ】の四人は、召喚時に得た特殊能力を使ってダンジョンを攻略し、魔物を生み出す魔王の討伐を目指すことになった。
一方、神父の申し出を断った愛訝【アイガ】たちは城下町での生活を始める。慣れない環境での暮らしは大変なものだったが、愛訝【アイガ】はひとりではない。最愛の恋人、紗愛【サナ】との異世界生活だ。ようやく見つかった仕事。町の人たちとの交流。聞こえてくる高校生たちの活躍。いつか二人で元の世界へと帰ることを夢見ながら、異世界でのイチャラブ生活が幕を開けた……はずだった。
――紗愛【サナ】が死んだ。自殺だった。彼女は自ら命を絶つような女性ではなかったと悲しみに暮れる愛訝【アイガ】は、その死の原因が自分にあったのかもしれないと塞ぎ込むようになる。しかし、その無為な日々を自身の恋愛体質が蝕むように新たに恋が芽生え始める。異世界を一人で生き抜いてはいけないのだという言い訳だけを残し、次の恋が成就していく。
そして、愛訝【アイガ】に再び不幸が訪れる。その恋人も強盗によって命を奪われてしまう。成す術もなく失われていく恋人たちの命。そして愛訝【アイガ】は思い出す。この世界へ招かれた際に得た特殊能力があったことに。恋人消失【ヒロインズロスト】。その呪われた力と恋愛体質に翻弄されていく愛訝【アイガ】。これは剣と魔法で魔物と戦う冒険の物語ではない。異世界召喚の特典で得た自らの特殊能力に抗い、戦う男の物語だ。
※この作品は「カクヨム」さんにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 00:00:00
1132123文字
会話率:80%
私は恋に落ちた。
それは、温かい日差しが心を包み込む春でも、心が燃えるような暑い夏でも、街が色づき始める鮮やかな秋でもなく、心の奥底まで冷やしてしまう冬のことだった。
雪退けることなく、冷たく冷えた心の隙間に貴方はやってきて、悪魔の様
な鋭い手先で私を掴んだ。
それは、それはまるで――――。
一念の出来事だった。
……………………………………………………………………………………
シンシンと、雪降る寒い寒い冬。
一条伊叶(いちじょう いと)は、一人の青年と出会う。
青年の正体は鬼だが、彼は伊叶に危害を加える事なく、ただ身の回りの事を手伝わせていた。
無口で、言葉を片言にしか話せない孤独な青年に、どこか自分を重ねた伊叶は彼と少しづつ距離を縮めていく。
時は無情で、儚いほどに歩み過ぎ去っていく。
止まらない時代の中で、伊叶は何を想うのか。
そして、青年が伊叶に近いた理由とはなんなのか。
彼らは最後に何を、望むのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 08:00:00
1881文字
会話率:17%
とある大陸の辺境に、高い山と海とに囲まれた王国がある。
その地で生まれ育った人々は、幼少期から成人へと変化する中で、幼虫が蝶になるかのごとき変化を迎える。体表から繭糸を紡ぎ、身体を包み込む。そしてその中で肉体の全てを作り変え――羽化する
のだ。
蝶のごときまばゆい容色を備え、人々はその後の人生を生きてゆく。
そんな彼らを人々は「蝶の民」と呼んだ。
その――生まれ変わるような様を目の当たりにした少年レンは、その不思議に心を奪われる。自身は只人であるが故に一層、憧れを募らせてゆく。
だが十六歳になったレンが国の教育機関であるアカデミーに通うようになると、そこには蝶の民でありながら、その羽化の過程を憎む少年ファルがいた……。
相容れない考えを持った少年達は、やがて無二の友となり――、しかし「蝶の民」の性質に翻弄されてゆく。
再び出会った彼らが選ぶのは友情か、それとも新たな関係か。
これは、不思議な国を舞台に、それでも懸命に未来を模索する少年たちの物語。
ブログ(https://miyuki-sakura.hatenablog.com/)にて、先行連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 18:00:00
37194文字
会話率:41%
頑張ったけどついに折れてしまった小枝くん。
もうお先真っ暗かと思いきや…
絶望感のなか、まさかの…まさかの?
最終更新:2023-07-06 10:57:10
220文字
会話率:0%
大国コロルは、人間を殲滅させるために天から舞い降りた有翼人たちによって脅かされていた。
コロル軍は日夜、有翼人の襲来と戦い続ける。
そんなコロル軍後方支援部隊、通称テネブラエに属するカヌスは、ある日、赤い髪の怪しい軍人と出会う。
万能と言
われる有翼人と人間の間に生まれた子どもたちの中で、灰色の有翼人とのハーフであるカヌスは唯一無二の無能。
ゆえにハーフであることを隠してカヌスは30年生きてきた。
平穏を望むカヌスと、それを脅かす赤髪の軍人の、ささやかで限りなくエゴに近い愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 13:43:10
83192文字
会話率:34%
≪声に出したくなる口調や台詞を心がけております≫
生を受けたのは異世界。
多種多様なイキモノの住まう場所。
今日も道具屋リークス(白猫)には
「役目」を持った彼らが列を成して…
~~~~~~
紅と蒼の光、それらを包み込むような銀の木の
葉の音色。
あまりにも相応しく、
あるべき姿に戻ったかのような錫杖を手に
僕は溜息と共に流されようとしていた。
この流れに。兼任の流れ。兼任…違う!
「だから本業と混ぜちゃダメなんですって!」
(抜粋)
~~~~~~~
短編として。
サラッとお楽しみ頂ければ幸いです。よろしければ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 13:14:35
2586文字
会話率:30%
よくも! よくも! 必ず復讐してやる! 滅ぼしてやる! みんなの仇だ!
祖国エルンを滅ぼしたスパルニア!
一人の少女、魔工師ルナの戦いはここから始まる。
強力な兵器を携え・・敵を叩きのめし・・世界を炎で包み込む
神々の黄昏・・ラグナロク、
これが終わりの始まり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 00:07:31
19251文字
会話率:14%
少年の住まう土地には代々大きな桜の木がそびえ立っていた。
人々の営みを見守るように、その暖かな花びらが村を包み込むように。
少年もまた、その木の村で生まれた一人である。
なんてことのないただの少年。遊ぶことが大好きな小学生の子。
桜の木
が植えられている境内で遊ぶことが好きだった少年はその麓でとある少女と出会う。
花の咲く頃だけ会えるミステリアスな少女。まるで桜の精のようである彼女は何かを抱えているようで――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-12 18:00:00
6314文字
会話率:35%
いろいろな出来事があったせいか、ひょっとしたら大惨事だったのか、とても見知らぬ隣人を与えられた高校生が神様に愚痴をこぼす話 「何言ってるんだ、早く振り向いてニカンの様子を見てくれ」 主人公の心を包み込む心地よさ、主人公へのインパクトが少し増
した しかし、この物語はまだ始まったばかりです。 「これ以上深入りしないほうがいいの?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 23:00:00
19117文字
会話率:62%