人間の世界はそのダンジョン島を中心に成り立っていた。
人間界は資源に乏しく、木材、鉱石、宝石、その他魔物由来の素材などなど……あらゆるものを「ダンジョンから採掘」することで成り立っていた。
そのため一攫千金を求めてダンジョン島に渡る冒険
者は後を絶たない。
冒険者は危険を承知で皆大きな野望を胸にダンジョンに潜る……しかし腕に覚えがあっても無くても、遭難したり怪我で動けなくなる者も後を絶たない。
迷宮救助隊は、そんな冒険者を救助するために創設された私設団体。
不思議な武器を持ち、一人でふらっとダンジョンに入っても魔物に襲われることもなく飄々と帰って来る救助隊隊長のカイルの元に、ある日「ダンジョンの向こう側」からやって来た美しいエルフの少女、リコが訪ねて来る。
「ダンジョンの向こう側」とはダンジョンの奥底で扉一枚で隔たれた「真層界」と呼ばれる場所。
魔力濃度が高く人間が住むことができない上に、「いつか人間を取り戻しに来る」と言われる魔王が支配していると言う。
そんな伝説のせいか、人間の間には根強い「勇者信仰」がある。
もし本当に魔王が人間を取り戻しに来たとしても、対抗できる勇者が現れてくれると。
そんな魔王の支配する真層界からやって来たエルフのリコは、どうやら人間のカイルとは旧知の仲の様子。
一体彼女はなぜ人間界にやって来たのか。
非常に珍しいエルフと知り合いのカイルの知らざれる過去とは。
そして人々が最早「資源の宝庫」としか考えていない、ダンジョンに隠された本当の秘密――役割とは。
リコとカイルは、魔王と勇者が人々の伝説とは全く異なる存在であることを知っている。
そしてそんな魔王と勇者と切っても切れない関係のダンジョン。
二人は朧気な記憶を頼りに、繰り返し変貌するダンジョンの秘密と、自分たちの存在理由に辿り着く。
※こちらの作品はエブリスタにて投稿した約17万字完結済作品です。
※【なろう版】はストーリーはそのままに、少し読みやすく(当社比)なるよう改稿して投稿しております。
※キーワードに「ダンジョン」とありますが、一般的なダンジョン攻略物とは少し異なるかもしれません。期待外れだったら……ごめんネ!
※誤字脱字報告歓迎。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 12:17:10
177400文字
会話率:45%
理想世界バディ。その地底から、駄人族という人類の敵が出現した。世界は混沌に沈むかと思われたが、辺境の村のワルドは、女神ロースから未知の属性である「空」を授けられる。しかし、同時に彼の最愛の弟であるディミウスは全属性を与えられていた。
世界の
混乱の裏では、ディミウスを主と崇める者たちによる「計画」が進められる。
勇者パーティの荷物持ちとして堕人王ダニエルと闘ったワルドは、裏切られて共に亜空間に追放されてしまう。しかし、そのことはすべてディミウスが裏で糸を引く「計画」によるものだった……。
果たしてディミウスの計画とは?壮大な世界創生ファンタジー開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 19:11:22
62751文字
会話率:50%
異世界『がルド』を創生した神は気まぐれ。
別の世界の住人に特殊なスキルを付与し、次々と『がルド』へ召喚を続けている。
召喚者がスキルを悪用して、様々な被害を出す事件が頻発していた。
『がルド』の国々は協定を結び、召喚者対策組織『サモン・バ
スターズ』を結成。
召喚者の保護、スキル登録を使用制限に乗り出した。
勝気で無謀な原住民の魔法使い・アンナ。
冷静だが性格にやや難ありの召喚者・アビー。
これは検挙率は高いが周囲の被害率も高い
2人の『サモン・バスターズ』が織りなす物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 12:10:00
67003文字
会話率:44%
(2021.1.3~)
魔法を使うには、魔力を持った小動物と契約を必要とする国、サヴィス王国。
契約した魔力を持った小動物――伴魂(はんこん)。
魂の伴侶。
その国の生活では、伴魂は必要不可欠な存在で、伴魂との関係も国の試験の一つと
なるほどだった。
主人公、フィーナ・エルドが困難の末、取得したのは、珍獣であり魔力も高いネコ、そして異世界転生者だった――。
庶民でありながら非凡な能力、珍しい伴魂がかわれ、貴族籍の子女が通う学び舎に通うこととなったフィーナ。
意図せず知名度が高い人々に囲まれて「ひっそりこっそり過ごしたい」フィーナの願いは思うようにいかない。しかし周囲の人間は思う。「フィーナ単独でも十分目立っている」――と。
一人の王女と二人の王子。それぞれに個人的に関わっていくことから、王政に巻き込まれていくフィーナ。それは同時に、世界創生の根幹にも係わるものとなっていた――。
伴魂とはなにか。
自身の伴魂の真実。
この世の理、伴魂の存在、異世界転生者――。
やがてフィーナは特異な存在となっていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 18:42:38
1145562文字
会話率:20%
「宇宙を支配するのは愛か恐怖か」
「知的存在が存在することに意味があるのか」
私は壮大な幻視を見た。
宇宙を進む精神体のめくるめくような旅。
さまざまな形態の知的生命とその運命。
また宇宙そのものの行く末さえ視野に入れた。
だが、あの壮大な
精神の旅の行き着く果てで待っていたのは超越者スターメイカーの冷たい拒絶だった。
私は打ちのめされるが、ある悟りを得た。
それは慰めと勇気を与えてくれるものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 19:00:00
2529文字
会話率:0%
未来を安んじて・・・
これからどうなるか?
どうして行くべきなのか?
詩に書くべくして
焚べた希望は絶やしてはならない
例え先が見えなくとも
抗い立ち向かう姿が私達を変えてくれるはず
゛だから、私達は選ばなければならない゛
最終更新:2024-05-01 14:23:10
418文字
会話率:0%
地球人女性が、異世界や異星人との個人コンタクトを、ふとしたきっかけで開始。封印された、本来全ての人類が備えている数々の潜在的能力があるが、その一部が、異世界存在とのコミュニケーションによって解放され、その能力によって人生に変化が起きて行く。
その過程において同時に、主人公は人類や、多様な生命の創生について、宇宙の神秘に触れて行くことになる。神秘と意識探究のフィクション。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 23:47:01
7645文字
会話率:15%
「誓っただろう、永久とわの愛を。もう忘れてしまった?」
「そんなことはないわ。でも、来世のことまで私にはわからないもの。私はきっと、……あなたの事を覚えていない」
創生の神リュピテルと魂の契約を結んだ聖女は、深く愛し合い来世の約束を交
わして転生を繰り替えす。リュピテルだけが転生後も記憶と能力を持って転生した。少年レイジェルとして生まれ変わった彼は、同じく遅れて転生した聖女に足しげく会いに行き、こよなく慈しむ。今生もまた結ばれて生涯愛し合うだろうと確信を持っていた。
一方では父である国王から虐待を受ける日々だった。ある時国王の逆鱗に触れたレイジェルは殺されかける。その際に神の記憶と能力を失う。虐待はエスカレートしついには奴隷にされ、商人に身売りされてしまう。穢れた身で聖女に会うことを諦め、陰から見守るようになる。
隠していた聖女親子の所在が国王の知るところとなり、激高した国王に聖女の母親を殺害され、幼い聖女まで手にかけようとしていた。レイジェルは聖女を救うべく国王を殺す。振り返れば聖女の姿は消えていた。
数年後王都で再会した聖女は記憶を失い男装の騎士となっていた。任務に励む彼女を、レイジェルは陰ながら見守り、彼女が危機に直面する度に助ける。
狂おしいほどの切ないラブファンタジー。
※なお、この作品は数年前に投稿した『月の雫は永遠に……』のリメイク版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 07:10:04
183033文字
会話率:33%
誰も知らない世界創生記
最終更新:2024-01-16 01:26:43
767文字
会話率:66%
不死身になった錬金術師が未来で目覚めるファンタジー。
最終更新:2024-01-08 22:24:14
7447文字
会話率:48%
この世界は破滅と創生を繰り返していた。
破滅をもたらし新たなる創生を目指すものは「混沌の輩」と呼称され門を通じこちらの世界へ渡ろうとする。
一つの門を破壊するための物語になります。
プロローグ、エピローグ、本編6話ほど
4日ほどで形にした拙
いものでわかりにくいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 17:00:00
10239文字
会話率:13%
魔法の存在する世界
神がこの世界を創生してから1万年、その間、絶えることなく人間と魔族は争い続けてきた。
あるとき、世界中がある話題で持ちきりとなった。
人間や魔族はもちろん、この世界に住む数多の種族の間で、老若男女、性の区別
のない者全てがその話題を口にした。
――魔族の国、オルレウス魔王国の魔王が、弟に魔王の地位を奪われ国を追放された。
先代の魔王からその地位を継いで、わずか7日後のことであった。
追放されし魔王は、果たしていずこに向かうのか。
ある者は恐れ、ある者は歓喜し、ある者は期待しながら、追放された魔王の行く末に注目していた。
ところが、世界中で暴れ回るのではないかという予想を裏切り、元・魔王は、その正体を隠して人間の国で人間に混じって穏やかな生活を始めた。
しかし、そんな生活を送りながらも、元・魔王にはある目的があった。
1つは、自分を追放した者たちの野望を阻止すること。そして、もう1つは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 00:10:37
208192文字
会話率:39%
人類創生の物語。
今から45万5000年前、太陽系9番目の惑星ニビルから地球に資源を求めてやって来たアヌンナキ。人類からしたら気が遠くなるような長い年月、争いや滅亡を繰り返しながらも繰り広げられた物語。
最終更新:2023-12-27 02:32:24
68027文字
会話率:16%
異世界に転移したいやつを止めるのは僕の仕事?
最終更新:2023-12-24 05:51:15
9486文字
会話率:54%
俺の名前は『フォート・アレイス』現在40歳の元日本人だ。
日本でトラックに轢かれ、赤子に生まれ変わった俺は、世界で数十人しか存在しない『タレント持ち』として注目され、勇者となり、18歳のころ魔王を討ち果たした。
俺のタレントは『魔物創生
』という魔物を生み出す力だ。このタレントで多くの強い魔物を生み出し、魔王と戦った。
だが、力の代償として俺にはある呪いがかけられていた。それは『人と性行為ができない』というものだった。
この呪いのせいで童貞を捨てることができなかった俺は、どうにかして捨てようと、人ならざるものである『サキュバス』をタレントで生み出そうとした。
だが、20年経っても、俺は失敗作の魔物ばかり生み出し続けていた。
そんなとき、俺の住んでいた城に唐突に勇者がやってきて、俺のことを『魔王』とか呼び始めたのだ。
「……いや、俺ただ童貞を捨てようとしてただけなのに……、なんで魔王になってるんだよおおおおおおッ!?」
脳内真っピンクなリッチーや巨乳ガチムチインキュバス、本物のおっπそっくりなスライムにロリコン触手。そんなぶっ飛んだ仲間たちとの2度目の冒険が始まる。
※大体1週間に1話上げます。
※投稿が遅れることがよくあります。ご了承ください。
※カクヨムにも投稿はじめました。なろうのほうが更新が早いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 09:00:00
304974文字
会話率:42%
あるところに3つの世界を支配する「神」がいた。その「神」は宗教で信じられているような手を差し伸べる神でも、天災を呼ぶ神でもなかった。「神」は世界を作り、その世界を眺めているだけの存在だった。「神」はある日、ただただ眺めているだけのことに退屈
した。そうして、「神」は初めて世界に干渉し、新たな舞台(世界)を用意した。そこに集められた3つの世界の知的生命体達。科学を突き詰めた人間。魔法により滅んだエルフ。破壊と創生のない獣人。それらは初めて、別種族の知的生命体と出会う。
※この小説はストーリーの展開の見通しが不完全なため、投稿頻度が低くなる可能性があります。
また、タイトルを決める時に某対話型AIに設定と原案のタイトルを入れて適当なタイトルを聞き、タイトルの意味にストーリーの展開が出たため、書くのに困った時はAIにストーリー案を求めるしれません。(求めた場合はあらすじに記入します。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 10:24:26
12268文字
会話率:85%
若き天才理論物理学者ユキオが、ダーク・マター、ダーク・エネルギーを理論化しようとしてアイデアに行き詰まっていた時、友人のカガリから異世界ファンタジーの魔法みたいだと指摘を受けそのラノベを手にしてみたところ、魔法のようなものがダーク・エネルギ
ーの理論に近いことに気が付き、妄想を拡げて異世界を観察したら、不確定性原理によって、物語の異世界が現実世界と繋がってしまった。
繋がった異世界には、高次元からこちらの現実世界を覗き見している存在があった。それは、精霊と呼ばれるスピリチュアルエッセンスが意識を持って物質化した存在で、この世のはじまりを創生した原初の精霊の断片であった。
ユキオはいろいろな異世界物語を現実化する中で、それぞれの異世界の精霊達と繋がりを持ち、異世界探索の旅に出るのであった。
さらに、異世界には魔法と呼ばれる、現実世界では超能力とも呼べるような技術があった。魔法の仕組みを理解するうちに、ユキオはこの世の理を記す方程式を段々と解き明かしていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 00:00:00
26527文字
会話率:45%
科学創生という天啓を与えられたレオス。その天啓は戦闘には向かないはずだった。
だが自分と同じ科学創生という天啓を持ちながら、最強の称号を欲しいがままに操る都市伝説の存在。グレーズという人物にありとあらゆる戦闘を教えてもらい、自分も最強の科学
創生に。
そしてグレーズとの別れの時、魔王討伐と学校登校の二つを命じられる。
レオスはこの温度差に耐えれるのかッ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 00:59:56
27301文字
会話率:28%
「マイス・ウィンザーよ。貴様を国家反逆罪で追放処分とする!」
主人公の錬金術師マイスは、国王から辺境への追放を言い渡されてしまう。
王国を守っている最強のドラゴン【守護竜ヴァリトラ】の元に密かに通っていたことが、王国への反逆に当たるという
のだ。
「以前から申し上げておりました通り、国王陛下が崇めている守護竜ヴァリトラは……僕が錬金術で生み出した人造魔獣なのです」
「ヒャハハハハハ! 兄貴、まさか公の場で、ここまで大ボラを吹くとは思わなかったぜ。てめぇは外れスキルを持って生まれた欠陥品。回復薬もまともに作れない無能だろうが!?」
真実を話したにも関わらず信じてもらえず、父親と弟から公衆の面前で罵倒されて、マイスは危険な辺境へと追放されてしまう。
しかし、実は守護竜ヴァリトラの正体は、4年前に死んだと思われていたマイスの妹ティニーだったのだ。マイスは死の淵より妹を救うために、ティニーを錬金術でドラゴンへと進化させていた。
マイスがヴァリトラの元に通っていたのは、妹を人の姿に戻すためだったのだ。
「マイス兄様こそ私の命の恩人にして、この世のすべてを統べるに相応しい【至高にして至大であられるお方】です。マイス兄様を傷つける者は、この私が地獄に叩き落します!」
守護竜ヴァリトラの怒りを買った王国は、破滅への道を歩むことになる。
一方で、マイスが領主となった辺境は、彼の錬金術によって空前の発展を遂げて、みんな幸せになっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 12:16:18
109737文字
会話率:50%
地球で普通に働いていた25歳の女性、聖月月(みづき るな)
ある日地球の神のミスで死んでしまう
お詫びとして別の世界を貰い、そこの創造神となった
さて、この世界をどのように作り上げていくのだろうか…
最終更新:2023-07-07 17:42:57
8788文字
会話率:20%