今をときめく中宮定子の女房として出仕した山吹内侍の恋物語。
波乱万丈な人生に翻弄された定子に仕えることを選択した彼女だが...
知識を磨き合うことに夢見て宮仕えを決めたはずだったのだか恋に主人に同僚に
事件に巻き込まれていく彼女の人生を綴っ
た物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-12 22:28:02
1754文字
会話率:67%
平安時代後期の宮中でめったに起きないことが出来しました。北面の武士佐藤義清と、彼とは身分違いにあたる、さる上臈の女房との間に立った噂話です。上臈の女房が誰であったかは史書に記されていませんが、一説ではそれが中宮璋子であったことが根強く論じ
られています。もし事実であったならまさにそれはあり得べからざる事態となるわけで、それを称して阿漕の浦の事態という代名詞までもが付けられているようです。本来阿漕の浦とは伊勢の国の漁師で阿漕という名の男が、御所ご用達の漁場で禁漁を犯したことを云うのです。空前絶後とも云うべきそれは大それた事、罪でしたので、以後めったに起きないことの例えとして阿漕の浦が使われるようになりました。さてでは話を戻して冒頭の、こちらの阿漕の浦の方ですが仮にこれが事実であったとしたら、そこから推考し論ずべき点が多々あるようにも私の目には写りました。もの書き、小説家としての目からということですが、ではそれはなぜかと云うに、中宮璋子の置かれた数奇な運命と方やの佐藤義清、のちの西行法師の人格と生き様からして、単に御法度の恋と云うだけでは済まされない、万人にとって大事で普遍的な課題があると、そう着目したからです。さらにはこの身分違いの恋を神仏と人間との間のそれにさえ類推してみました。ですから、もちろんこの物語は史実ではなく想像の、架空のものであることを始めに言明しておかねばなりません。具体的な展開、あらすじについてはどうぞ本編へとそのままお入りください。筋を云うにはあまりにも推論的な要素が多いからですが、その正誤についてはどうぞ各々でなさってみてください。ただ異世界における、あたかも歌舞伎の舞台に見るような大仕掛けがあることは申し添えておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-11 21:27:26
20108文字
会話率:28%
主人公 中宮 紅葉 は、【心の世界】に行くために必要な【魔法石】を母にいつもねだっている。同年代で【魔法石】を自分で持っていないのは紅葉だけなのだ。
ある日、母にいつも通りねだるために
母の部屋に行くと、何故か扉が開けっ放しになっており、引
き出しまで開けっ放しだった。その引き出しにはいつもは鍵がかかっている。
そこで紅葉は気付いた。
紅色の魔法石があり、点滅していることに。
それに魅了されつつ手に取ってみるとそこは【心の世界】だった。
心の世界での常識や数々の人達に会い、
混乱する紅葉達を巻き込むドタバタ戦記開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-13 05:07:29
376文字
会話率:0%
天雲真赭は、安倍晴明の孫だ。祖父譲りの式神、十二月将を従えて後宮の物の怪を祓っている。いつのころからか真赭は、花畑の中で姿の見えない誰かに攻撃される夢を見る。真赭の庇護者は藤壺中宮で、中宮もまた花畑の夢を見るという。
不吉な流れ星が、都の空
を流れた。中宮は祓いのための御法を行う。現れた死霊を真赭は祓うけれど、阿闍梨の面目を失わせたと非難の的になる。そんな中、春宮の清彰に求婚される。心弱っていた真赭は、それを受け入れてしまった。
春宮妃としての、窮屈な生活。真赭が後悔する中、中宮に異変が起こる。花畑の物の怪は殺された中宮の姉だった。真赭は十二月将とともに姉を封じ、内裏は火事になってしまう。
火事での死者は、春宮妃だとされた。自由の身になった真赭は、民間陰陽師として都で働いている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-16 17:35:27
141295文字
会話率:44%
ーー愛など知らぬ。余に・・・私に愛をくれたものなどいなかった。平安時代のある帝は、その生い立ちゆえに他人への愛に不器用。そんな彼を想う後宮の女たちは、ときに嫉妬し、ときに支え合う。中宮は、理想の后たろうと凜とあった。女御は、帝への想いゆえに
彼を裏切った。更衣は、帝の癒しとなった。ーーーねぇ、誰が帝の一番なの?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-11 22:33:10
25384文字
会話率:43%
国風文化の華開いた平安時代。
その世界に飛び込んでいった清少納言の物語。
中宮定子に仕える日から枕草子を執筆するまでのストーリーの予定です。
文字や言葉を重んじた時代の繊細なやりとりを書けたらいいなぁ。
最終更新:2018-01-09 15:30:39
8577文字
会話率:36%
平安時代中期に登場し現代になっても愛読される古典小説「源氏物語」の作者、紫式部の宮中での暮らしと、同じように中宮藤原彰子に仕えた三十六歌仙の伊勢大輔、和泉式部日記の作者の和泉式部との交流をもとにした、歴史小説です。
歴史小説ですが、平安時代
の宮中の生活や三人の性格、交流、歴史的事象(紫式部日記の執筆年など)多少あやふやな部分がございます。フィクションですので温かい目で見守ってくださるとうれしいです。
読んでくださった方はぜひ感想、評価お願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-30 01:18:18
1656文字
会話率:27%
“目を開けた俺の視界に最初に飛び込んできたのは、斧を構えて俺を見下ろす、身長30メートルはあろうかという超巨人の爺だった。”
▽ 試験勉強をしていたはずの俺が目覚めたのは、平安時代の平安京で、俺は光り輝く超絶美少女になっていた。しかも男
装すると超絶美少年で、しかも無敵の身体能力に加えて魔法まで使える。俺が転生したのは、竹取物語の主人公、かぐや姫だった。
▽ 帝、中宮、公卿、女房たちの他、使い魔、式神に加えて創世神話の神様まで登場して、大騒ぎに。主人公は数々の試練を乗り越えて、無事現代に戻れるのか?
▽ 主人公最強系異世界転生モノの【残念系】歴史ファンタジーコメディです。美男美女なのに残念だったり最強なのに残念だったりする神さまや人々が登場します。恋愛要素については、まともな恋愛が成立する気がしませんが、求婚されたり手ひどく振ったりはします。
▽ 一応、全年齢対象です。想定読者としては、12歳以上のつもりで書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-25 07:00:00
423109文字
会話率:45%
かつて中宮の侍女として名を馳せていた昭子は、九条家に嫁いだのち、好きな創作に励みながら人付き合いを避けて暮らしていた。
その怠慢のせいで、子供ができた側室の小春を呪い殺そうとしているとの噂が広まる。
かくして、身の破滅を避けるため、巻
き込まれた兄と一緒に、夫および側室と仲良くなろう作戦が実行される。
見えなかったことを知った時に、彼女が思うこととは。
和モノ×テンプレ企画参加作品です。
悪役令嬢をネタとしているはずなのですが、なんか違うかもしれない。違ったらごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-30 23:05:54
12706文字
会話率:38%
『悪役令嬢に生まれたようですが、わたくしの目標は快適に長生きすることです(http://ncode.syosetu.com/n6708do/)』の登場人物、雪式部視点の一幕です。//わたくしは雪式部。中宮・智子様にお仕えしております。帝と中
宮様の恋物語を作り、皆に広めるために、日々お二人のことを書き留めております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-14 16:18:21
6020文字
会話率:42%
中宮・阿莉(あり)はとある出来事により日陰者の君と呼ばれ、その立場を軽んじられていた。その出来事とは同じ女御である流澄というものの暗殺計画。未遂であり、尚且つ濡れ衣でもあったが、後宮での居場所を失ってしまった。
そんな時、久々に帝のお渡りが
あった。そして動き出す阿莉暗殺計画。阿莉の命を救ったのは……阿莉が一方的に嫌ったあの流澄だった。
───そして阿莉は聞かされる。帝と流澄の関係の謎。それは世界の中でただ二人しか知らない秘密ごと。
和モノ×テンプレ企画、参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-07 20:00:00
15809文字
会話率:40%
中宮敦は勉強ノイローゼを患い、治療の一環としてとあるメンタルヘルスを訪れた。奇しくも不登校中の同級生の家庭が経営しているそこは、敦の心に新たな指針を作っていく。
親との軋轢、人生の迷い。それらを消化しようと、敦はメンタルヘルスに通う事に
なる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-19 13:04:58
14872文字
会話率:51%
主人公高2 守屋アツシ 特徴ゲームしか頭の中にないただのゲーマー性格もややひねくれている。
主人公の友達? 中宮天気 特徴ゲームも好きだが、スポーツもうまい。稀にいる。頭だけ悪い高校生
あとあと他の人も出てきたら書いていきます。
※注意※
・設定が甘くなっている可能性がある!
簡単な説明!
ゲームで5億稼ごうという話!
生死をかけたゲームの中の戦い!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-21 12:00:00
1599文字
会話率:53%
出家した光源氏の物語です。嵯峨野に庵を結んだ老いたる源氏のもとへ
息子たちが訪ねて来て昔語りをします。まず冷泉院、次に玉鬘、
明石の中宮、最後に夕霧。そののち体調が急変してついに源氏は
安らかに臨終を迎えます。が薫の声を聞くなりすさまじい形
相に変化し
老いたる源氏は怨霊となって孫の匂宮に取り付きます。怨霊は薫と匂宮
との恋の対決に最後まで付きまといます。
今回、小説「老いたる源氏」をシナリオにしてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-29 09:59:27
6754文字
会話率:7%
出家した光源氏の物語です。嵯峨野に庵を結んだ老いたる源氏のもとへ
息子たちが訪ねて来て昔語りをします。まず冷泉院、次に玉鬘、
明石の中宮、最後に夕霧。そののち体調が急変してついに源氏は
安らかに臨終を迎えます。が薫の声を聞くなりすさまじい形
相に変化し
老いたる源氏は怨霊となって孫の匂宮に取り付きます。怨霊は薫と匂宮
との恋の対決に最後まで付きまといます。
今回、小説「老いたる源氏」をラジオドラマにしてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-29 09:53:39
6756文字
会話率:7%
出家した光源氏の物語です。嵯峨野に庵を結んだ老いたる源氏のもとへ
息子たちが訪ねて来て昔語りをします。まず冷泉院、次に玉鬘、
明石の中宮、最後に夕霧。そののち体調が急変してついに源氏は
安らかに臨終を迎えます。が薫の声を聞くなりすさまじい形
相に変化し
老いたる源氏は怨霊となって孫の匂宮に取り付きます。怨霊は薫と匂宮
との恋の対決に最後まで付きまといます。
今回、小説「老いたる源氏」を歌舞伎の脚本にしてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-06 14:41:10
20425文字
会話率:1%
後宮をめぐる、三人の姫たちの物語。第一章 蒼宮―中務卿宮家に生まれた姫は、両親の愛情を一身に受け、美しく聡明な少女へと成長した。そんな中、突如ふってわいた入内の話によって……。第二章 葉桜女御―蝶よ花よと育てられた姫は、帝の愛も自分に向けら
れて当たり前だと思っていた。だが、帝の心にはすでに……。第三章 ○宮―幼き頃に母を亡くした姫は、後宮の片隅で、ひっそりと暮らしていた。そんな彼女がただひたすらに欲していたものは……。 ※ ○の部分はその章が始まったときに名前が入ります。 ※ 次話投稿まで、時間がかかっても必ず完結させますので、それまで更新停止。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-28 19:00:00
12509文字
会話率:23%
平安時代末期、地上のある出来事から天道に異変が起こり、それを正しい姿に戻すため在原業平があの世からよみがえった。しかし宮中には様々な欲望が渦巻いており、修法での戦いが繰り返され、ついに思いもかけない世界の闘いに発展する。業平は誰の命でよみが
えったのか。また業平の前に立ちはだかる敵とは誰なのか・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-05 09:47:32
163925文字
会話率:30%
忍者の祖とも言われる四鬼を使役する藤原千方(ふじわらのちかた)。その子孫である忍者の千里(ちさと)は、四鬼の生まれ変わりである四つ子の兄達を伴い、「甲賀(こうか)の君」として後宮へ入内した。表向きは帝の寵妃としてだが、実は先々帝である玄武帝
の北の方・椿の御方の御霊徘徊の原因を突き止める為に、人外の存在への感応能力が高い彼女に白羽の矢が立ったのだ。有名な陰陽師の家系だという、幼馴染の涼香(りょうか)を探すのも、彼女の密かな目的の一つである。陰陽寮から遣わされた美しい女房・竜胆(りんどう)の力を借り、後宮生活を何とか切り抜ける千里だが、ある夜忍び姿を東宮に見付かり、以来付け狙われる羽目に陥る。御霊徘徊は神鏡が原因だと突き止めた千里は、立ち塞がる東宮を吹き矢で眠らせて、帝を救うべく清涼殿へと駆け付けるが、椿の御方と中宮の怨念にとりこまれそうになり・・・?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-09 09:28:41
31582文字
会話率:28%
中宮中学校という平凡な中学校で
平凡な生活を送っていた中学2年生の
加藤 奈央と親友の希穂。
そして、彼の霧立 東馬。
でも、ある日そんな幸せは 崩れていった。
中宮中学校は、心理研究所になる。
でも、ちゃんと教育は、受けさせる。
…
ただ、1つの条件があった。
それは、誰にもバレない嘘を1つつくこと。
そして、千個の嘘をついたものには
罰を与える。
そんな条件を中心に、変わりゆく環境と
悪と闘いながら、正義を貫こうとする少女の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-30 18:57:09
1713文字
会話率:1%
ちょっと人と外見や力が格段に飛び抜けている鈴之原燐嘉(すずのはらりんか)
ある日学校の帰りに学校1イケメンと言われている中宮光熹(なかみやこうき)とその幼馴染である田宮拓兎(たぐうたくと)
ある日学校の帰りにその二人を見かけた。燐嘉はそ
のまま通り過ぎようとしたが2人がいる所から光が溢れてきて前が見えなくなった。
その後悲鳴が聞こえたので急いで駆け寄ると2人が光の中に吸い込まれるところだった。
そこから始まる燐嘉の新しいストーリー!
全体的に燐嘉視点です。2人の視点は時々出そうと考えています。
オリジナル作品ですが他の作品と似ている所が多々あります。そこはご了承ください。
なお、この作品はモバゲーでも連載させてもらってます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-26 05:18:42
22305文字
会話率:46%
中学卒業と共に、東京へ上京した、現在高校2年生、中宮夏海(なかみやなつみ)。
そんな彼女の元に、2枚の手紙が届く。
1枚は、中学時代の友達、凛から。
そしてもう1枚は・・・。
中学時代の恋が、彼女の人生を大きく変化させる。
「あの恋をも
う一度」
そう願うのは、おかしいですか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-19 21:41:58
691文字
会話率:6%
なんの目標も持たない女子高生、中宮美羽が出会ったのは、夢に向かって頑張るサックス奏者の、近藤裕也だった。
美羽の運命の演奏が今、始まる。
最終更新:2013-04-05 11:39:26
876文字
会話率:18%