ある日の学校帰り、高倉捺音(なつね)は、知らない男性に声をかけられる。ただ、その声の主はおらず、自分の頭の中に響くように感じる。その夜、高熱を出し倒れ、数日後目覚めたとき、捺音はかつて地球とは別の、異世界の人間でフィーネと呼ばれていた頃の、
前世の記憶を思い出していた。
前世であるフィーネは、その世界の国のプロジェクトに参加し、同じ年齢くらいの男女数名の者たちと地球の日本に転移してきた。フィーネの真の目的は、その世界から出ること。本来は帰還の際に姿を消すつもりだったが、元の世界で問題が発生し、プロジェクト参加者全員帰還できなくなってしまう。その後、日本の地で命を落とした異世界の者たちは、地球で生まれ変わることになる。
捺音は謎の声が聞こえて以降、度々前世の記憶を夢で見ることになった。それから約1年後、高校生になったある時、同じように前世の記憶を思い出していた、共にプロジェクトに参加した、かつての仲間たちの存在を知る。そして、元の世界の者?たちによる様々な思惑に、捺音たちは巻き込まれていくことになる。
前世での出会い、仲間たちと出会えたこと、そして現在、再び巡り合っていく。
これは、捺音とフィーネを中心に、出会いと様々な想いが交錯していく、そんな物語――――――
*前世の話は、不穏で重めの話になると思います。序章は、日常や恋愛模様的な予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 23:00:00
353749文字
会話率:43%
平和な日本で学生をしていた兎束雪一は学校の休み時間、唐突に異世界の戦士としてクラス召喚に巻き込まれてしまった。その際に謎の声を聞く。雪一達を召喚した異世界の国に世界の危機の為に戦士として力を付けてほしいと頼まれ、生活の保障をするという高待遇
を約束される。が、クラスメイトの言葉によりどう行動するかを考える機会に恵まれ、城から出て世界を少しばかり確認する。結果……優遇されるよりも自分で実績を積んで冒険者になろうと兵士に志願したのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 10:00:00
1258672文字
会話率:39%
二〇二四年、突如として現れた謎の生命体。世界の国を次々に攻撃し、人口は一か月で八二%まで減少。
この正体は何なのか。
そんな奴らに挑む主人公は印刷会社で働きパワハラで転職を検討している坂木博人。
果たしてこの「世界の夜」と言われるこの世は
引明けることはあるのだろうか。
絶望と恐怖の極致に立たされた人類が
協力して立ち上がっていく、そんな姿を描いた小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 17:08:13
9739文字
会話率:45%
歴代最強の魔術師と呼ばれてきたユリウス・アルヴィン
皇帝陛下の命令を今まで忠実に従ってきたユリウスだったが、後々ユリウスが国を裏切る事を恐れ皇帝がユリウスに毒を持った。
死の間際、禁術を使い転生することに。
もう一度、人生をやり直すこ
とが出来るのならば誰かの言いなりにはならず、自分の意思で行動する。
目が覚めるとかつていた国ではなく別世界の国の貴族ゼニス・メルデニークに転生した。
剣術の才がなく落ちこぼれとして育てられていたゼニス。
けど、魔術の方が得意なので魔術を極めさせてください。
前世では散々な人生を送っていたが、今世では幸せになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 07:11:09
6332文字
会話率:39%
エロいことなら何でもござれの“向田テツ”は、30年間守り続けた童貞を捨てようと、謎の癒しの音楽が流れるラブホテルの一室でドキドキしながら大人のお店の女性スタッフを待っていた。
女性スタッフが到着し、人生初となる生の女性の裸をその目にし、興奮
が最高潮に達した時、向田テツの鼓動もまた最高潮に達し、限界突破したことで、テツは意識を失った。
テツが意識を取り戻すとそこは、女性が権力を持った異世界の国“パンゲア”の玉座の間だった。玉座の間には大勢の甲冑を纏った美女たちと、容姿端麗の金髪美女が玉座に座っていた。
「とりあえず処刑」という金髪美女の一言で、テツはいきなり危機的状況に陥ったが、SSSスキル【イマジン(妄想現実)】で事なきを得る。
そこから向田テツの異世界での成り上がり物語が始まるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 16:42:08
54047文字
会話率:51%
ある日、急な自転車の事故で気を失った高校生真住順は、突如夢の中に出てきた青い瞳の謎の青年と会話をする。目を覚めてから自分の体の異変に気付き始め、とある世界の国の王と名乗る人物と出会う。その国王の名前は『グレス・レヴァイス』。彼は戦争犯罪国家
と呼ばれ忌み嫌われている大国で革命を起こし、新たな王として成り上がった。だが、どういう理由か前国王が世界の条例を無視し、日本に対して『勇者特選群』と言う派遣隊を送っていた。グレス・レヴァイスはそれを知り、自ら1人で自国へ連れ戻そうとしたが上手く行かない。真住順と出会ってから、彼の体の謎が自分の世界に大きな何かを及ぼすと考え、共に行動することとなる。青い瞳の青年は何者なのか、真住順の体の異変は一体何なのか、前国王はなぜ条例を破ってまで日本に派遣隊を送ったのか、見捨てられた勇者達はこの世界で何を思うのか、
これは皆が思うよりずっと壮大な話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 03:00:00
175394文字
会話率:62%
航空自衛隊のエースパイロット 相沢隼人 は、最新鋭の試験機を操り極秘フライトに挑む最中、突如として発生した異常現象に巻き込まれ異世界 へと転移してしまう。
目を覚ますと、そこは騎士や魔法使いが覇を競う世界。だが、彼の乗る F-15J はす
でに動かず、燃料も尽きかけていた。見知らぬ世界で孤立した隼人は、疑念と不信に苛まれながらも、自らの技術と戦闘経験を駆使して生き延びようとする。
やがて、彼はこの世界に存在する 「飛翔の魔法」 に気づく。魔法を応用すれば、空を制することも不可能ではない。そこで隼人は、異世界の人々と協力しながら、騎士や魔法使いからなる 「飛行部隊」 を結成。戦術理論や航空戦の概念を根付かせ、次第に「空の王」として名を馳せていく。
しかし、そこには多くの困難が待ち受けていた。
魔法と剣が支配する世界で、飛行戦力の概念は異端とされ、異世界の国家や宗教勢力から敵視されることに。さらに、人間同士の裏切りや戦争の陰謀に巻き込まれ、隼人自身も「この世界で何を成すべきか」に苦悩する。
「戦うだけでは、平和は訪れない」
自衛官としての信念と、異世界の現実との狭間で揺れながら、隼人は仲間と共に戦場を駆け抜ける。そして、異世界の人々に 「空の可能性」 を示し、新たな未来を築こうとする――。
これは、 ひとりのパイロットが、異世界に空の時代をもたらす物語 である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 07:11:28
25904文字
会話率:48%
ここは平行世界の国、アーシェルト。
そこの軍に所属しているローシェルトは血が滲む努力の末、圧倒的な知力と体力と戦闘スキルを手に入れる。
青春時代を捨て、ひたすらに国のため、強くなっていったローシェルト。
彼の転機は急に訪れる。
それは戦争中
のこと、死んだはずが…体は動く。
また死ぬ。だが、とてつもない体の再生スピードにより死なない。
ローシェルトは不老不死に鳴ってしまったのだ。
死がない喜び、寂しさ、虚無感…色々感じるローシェルトが死ぬまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 23:26:57
39953文字
会話率:30%
身に覚えのない罪で処刑されて命を落とした公爵令嬢のアリサは気付けば10歳の時に戻っていた。異世界の国日本で女子高生をしていた前世も思い出して、自分が乙女ゲームの悪役令嬢だということに気づく。共通ルートで死亡が確定していることを思い出したアリ
サは新たなルートを切り開くために奔走しようとするが、身の回りの人間は一癖も二癖もある性格最悪な奴らばかりで…、というか、あれ?なんか、ちらほら前回の記憶を持ってそうな奴らがいるぞ…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 00:49:49
47035文字
会話率:38%
2xxx年
世界の国々は第三次世界大戦により疲弊していた。だが日本だけは違った、日本政府はプライドを捨て裏社会で天才と言われて世界中の組織を傘下に入れている conqueror「コンカラー」トップ坂下正幸に頼み込んで協力要請をした。その結果
、経済は大成長したが正幸が裏で政治を操るようになり。さらにconquerorの兵隊が勝手に都市などを占領し勢力を拡大していた。だがアメリカなどに危険視され超秘密兵器である土地を丸ごと異世界に飛ばすと言われてる兵器で、日本とその占領地を異世界転移させてしまった。
日本の運命はいかに・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 01:30:07
53117文字
会話率:53%
会社を辞めて無職になった中村咲希は、聖女として異世界に召喚された。
咲希は異世界の国王や側近らから、世界を救うために今すぐ誰とでもいいから結婚してくれと迫られた。
咲希の元には、騎士団長や辺境伯、勇者と大魔王、隣国の王太子らが、次々と押
しかけて……。
そんな暮らしに限界を迎えた咲希の前に、一頭のユニコーンが現れたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 12:04:00
15246文字
会話率:42%
「ルーシュがこれまでくれていた愛が接待だったことにようやく気づいたんだよなあ」
帰宅途中で通り魔に遭い意識を失ったごく普通の会社員、佐藤秋は目が覚めると異世界にいた。異世界の国の王族達が国の安寧のため秋を呼んだと詫びる中、秋は自分の生活の
保証と引き換えに、この世界で生きていくことを決める。
そして、王の息子でありこの世のものとは思えないほど美しい男・ルーシュは十も歳が上で平凡な秋に好意を寄せた。秋もそれを受け入れ婚約者として順風満帆に過ごしていたが、ある日その愛が国を救ってくれた秋に対する接待の意味合いしかない愛であることを聞いてしまう。
そこから始まる冷静になってしまった年上の平凡な男と、国の代表として仮面夫婦を続けるつもりであった美しい年下王子様が、めちゃくちゃになってまたくっつくまでのお話。
※ハピエンです。恐縮ですが誤字脱字報告不要です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 23:33:49
62510文字
会話率:49%
異世界の国に転移した雪女。
110年後、給金が安すぎて国王に、昇級の嘆願をしたら、まさかの追放。
良いんですね?
マジで。
私が国を離れたらどうなるか分かってますか?
冷風を扇で送る職業――寒波師――だった雪女。
果たして彼女のいない国
はどうなるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 14:58:49
2855文字
会話率:27%
前世ではいじめ、パワハラ、大切な人の死etc...を経験した男、小山恭平。そんな自分の境遇に耐え切れなくなってしまい、自ら命を絶ってしまう。天国で出会った神様、アマテラスにその境遇をめちゃめちゃ同情されてしまった結果、最強の能力を与えられ、
悪魔族が蔓延る異世界の国インゼルに転生する。もう二度と同じような人生は歩まない。悪魔族と戦う勇者になることを決心し、弱き人々を守ることを誓う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 18:00:00
11595文字
会話率:21%
ある時、地球全土を巻き込む大戦争が勃発した。
傍観することなど許されない。世界の国々は二つの勢力に分かれて争い、そして次々と滅んでいった。その最中に吸い尽くされていく資源。地球は荒れ果て、それでもまだ終わりは見えない。どちらかが負けを認
めるか、または手を取り合うまでは。
「……この戦争を終わらせる。いいな!」
「はい!」「はい!」「はい!」
ある日、おれたち特殊部隊隊員十数名は上官に呼び出された。
ついにこの日が来たとおれは思った。目隠しをして連れて来られたこの軍事秘密基地に、最終兵器が眠っているに違いない。その存在はにわかに噂になっていたのだ。おれたちはそのパイロット。さすがに高揚を抑えきれない。それは上官も同じようだ。鼻から息を吐き、上官は声を張り上げた。
「君たちは厳しい訓練を乗り越えたエリート部隊だ!」
「はい!」「はい!」「はい!」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-08 11:00:00
2844文字
会話率:78%
ついにこの日が来たと、誰もが思ったことだろう。すでにこの世にいない人々までもが。
「……ここに宣言させていただきます。本日をもって、この地上、この星から核兵器を完全になくすと!」
核兵器を所持する全世界の国々が新たに提唱された平和
条約に同意し、核兵器を一つ残らず宇宙に向けて破棄することが決定されたのだ。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-05 15:00:00
893文字
会話率:10%
僕は神真斗、高校生二年生である。
いつも、ぼっちの生活をしていたが幼馴染である樫井梨奈だけは僕に目をかけてくれる。
僕は、密かに思いをよせていた。
いつの日か、二人の姉妹がやってきた。父が再婚して、新しい妹になったという。
最初
は、ぎこちなかったが徐々に姉妹は、真斗に思いを寄せていくが、父と姉妹の母は、行方不明になってしまう。
真斗は、父の書斎で赤い石を見つけ、この石に触ってしまうと真斗と姉妹は異次元世界へ飛ばされてしまったのだ。
何もわからない三人は、元の世界に戻れず試行錯誤しながら、生きていこうとするが、この世界で酷い目に遭ってしまう。
愕然とする真斗に、いつの日か女神の声が聞こえてきた。
触った石が真斗に同化して声をかけてきたのだ。
この石は、時と時空の女神と言われるメサイアの瞳だった。
いずれ、真斗は女神の力を受け継ぎ、時を操り、時空を超える力を持つことになる。
女神の力が制御できるまで、この世界で妹達を守りながら世を渡って生きていく。
異世界の神々や大賢者の協力を得て大出世する。
そして、国々の姫を娶り、異世界の国々を治めることになっていく。
時が流れるにつれ、幼馴染だった樫井梨奈とも運命的な再会を果たし、梨奈とも恋に落ちる。
さて、真斗の異世界征服と恋に奮闘するストーリーが始まるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 10:08:44
164407文字
会話率:48%
ここは異世界スフィア。科学と魔法が入り乱れる不思議な世界。
そんな異世界の国の一つザンツワーグ王国は、新興国家イストル帝国の手によって消滅したが王女は生き延びた。
この物語は、祖国再興を目指す亡国王女の物語
最終更新:2024-06-20 12:49:42
16785文字
会話率:36%
私は大量の婚約者候補の肖像画に囲まれて母と向かい合っていた。
もう成人も迎えてしまった今の年齢で結婚相手がいないのは貴族としてはすでに汚点。
しかしそれでも婚約者を決められないのは、私自身が転生者で、この世界の結婚観とまったく合
致していないからだ。
肖像画を見ただけで選べるわけもない。
でも、結婚は結局しなければならないし、仕方なくお見合肖像画を自分でも開いてみるとそこには昔婚約していた、アンリという青年が描かれていて、話を聞いていくと何やら聞き覚えがある。
召喚された聖女と王子の恋愛を邪魔しているらしいアンリは『異世界の国のアリス!』という小説のヤンデレ悪役令息だと言うことが判明した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-24 18:11:03
11419文字
会話率:30%
東の国ヒノボリは世界の国の中でも屈指の歴史を誇る国家。君臨する皇帝の下で約3000年もの歴史を積み上げてきた。その中で、歴史書にすら書かれていない1つの組織がある。『八咫烏』と言う陰の支配者。彼らは、現皇帝の愚行などから遂に、歴史の表舞台へ
立とうとする。それは、各国全てに影響と風を巻き起こしていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 21:15:43
3398文字
会話率:70%
いつも通りの退屈だが充実した毎日を送っていた普通の公立高校に通う高校生、武井 光。巷で言われる「転生」など、特に現実世界に不満を持っていない彼からすれば無縁のものであった筈だ。
しかし、運命というものは得てして本人の意志とは関係なく人の人生
を大きく振り回してしまう。
異世界で出会う多くの現地人と、同じく転生してきた地球の住人。
地球にはなかった魔法、精霊、呪い、加護。文明レベルもそれぞれ大きく違う異世界の国々。そして何より多種多様な種族。
何もかもが地球とは大きく異なる激動の異世界で、何不自由なく現代社会で生きてきた彼に待ち受けるのは果たして希望が絶望か、それとも、、、、
「人」ではなく「世界」にフォーカスした全く新しい(多分)異世界物語を始めよう。この物語の主人公は「異世界」そのものだ、、、!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 13:28:18
23123文字
会話率:49%