夢を追っていた元地下アイドル・咲。
燃え尽きた日々を過ごしていた彼女は、ある夜、公園で壊れたキーホルダーと不思議な少年・悠人に出会う。
彼はゴミではなく「夢のカケラ」を拾い集めていた。
その言葉に、忘れていた情熱と過去の自分が、少しずつ蘇
っていく。
拾ったのは、想い出の抜け殻。
だけどそこには、まだ“誰かの物語”が残っていた──
夢を失った大人たちと、夢を拾う少年が織りなす、再生と希望の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 10:26:16
1099文字
会話率:26%
過酷な任務の中でミント、樹里亜、瑠美緯との絆が深まっていく。一方、夜桜を見捨て、新しい力と決別して『赤い狐』との連携を模索する公安の上層部一部の勢力。その勢力は米子の家族を惨殺した『赤い連隊』への復讐をエサに米子を取り込もうとする。
秋田か
ら東京まで戦いながら外務省の工作員を護送するミッション。ニセSATとの戦い等、戦闘ミッションも充実。北の工作員『如月カンナ』と米子が組んで実施する『赤い連隊』への復讐。米子の赤い狐への協力とニコニコ企画との対立。決断を迫られる米子。
ますますパワーアップする『JKアサシン』第4弾。ミントの過去が明らかになる外伝もあり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 20:04:19
164950文字
会話率:63%
組織と距離を取って自分と向き合うために無期限の休暇を取得した米子。今まで経験した事の無い平和な日常がそこにあった。浜崎里香達との交流で女子高生らしい生き方を知る。戦う事しか知らない米子は自分の存在に疑問を抱きながらも平和な世界に馴染めずにい
た。揺らぐアイデンティーと、葛藤する戦闘マシンとしての超自我。米子は何処に向かい、どう変わり、何を求めるのか。普通の生き方とは? 本当の仲間とは? そんな米子に忍び寄る巨大な影。米子の壮絶な過去が明らかに。さらなる成長を遂げる米子をお楽しみください。ミント、樹里亜、瑠美緯達と闇バイトの戦いも必読!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 19:32:28
80021文字
会話率:63%
姿を消していた米子が戻ってきた。新しい仲間達と共に数々のミッションに挑む米子。『夜桜』を始め、強大な敵との命を賭けた新たな戦いが始まる。日常パートも増やし、米子とミントの魅力もアップ。第1部よりスケールアップしたアクション。最強で最カワの女
子高生『米子』は拳銃を片手に今日も制服姿で戦う。SIG、ベレッタ、グロック、ガバメント、357マグナムが火を噴く銃撃戦、米子のバイクアクションに胸が高鳴る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 19:46:28
126281文字
会話率:70%
無事に高校への進学を果たし、この春から新天地での生活を送る青年。
彼の名は青戸志門(あおとしもん)15歳。
空き家となった祖父母の家で一人暮らしを始める訳だが、新たな出会いは数奇なものばかりだった。
幼馴染の心優しい娘、実は向かいに住んでい
た気の強い娘、
気高く美しい学園長の娘、人との縁を重んじる娘。
それぞれ性格は違えど、彼女たちには『かんざし』という一つの共通点があった。
ただ平穏にシンプルに、高校生活を送りたいと願う志門と、
運命に導かれるように彼との繋がりを持つ四人の乙女たち。
その無駄を省こうとする姿勢が、知らず知らずのうちに乙女たちの純潔な貞操をも崩し始める。
しかしそれは、目には見えない第三者の大いなる働きかけが関与していた。
今ここに、一人の青年を巡って乙女の猛アピールラッシュが始まろうとしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 19:37:42
123214文字
会話率:41%
世界の命運を握るのはパスタの称号をもつ暗殺者たち!!
パスタをこよなく愛する半島のイタロ国民は、異民族にない能力(ファロ)をもっていた。政治、外交の最終手段としての武力解決をすべて戦闘的能力をもつ暗殺者(アサシーノ)に委ね、イタロは戦争を
起こさずに世界支配を展開する。
国民食であるパスタにちなんだ階級を与えられた特異の才能をもつ暗殺者たち。しかし、その暗殺者たちをつぎつぎと闇に葬る存在がいた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 21:30:00
19220文字
会話率:51%
小っちゃな小っちゃなねずみたちの世界へと迷い込んでしまった、21歳の男子大学生、マサシ。
別世界で出会った9匹のねずみの家族との、のんびりほのぼのした生活を描いたおはなしです。
嫌な事を忘れて、ゆったり流れる時間と自然の中でのスロー
ライフの情景を、楽しんでいただければ幸いです♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 15:09:23
124644文字
会話率:45%
李氏は高句麗に誕生した女性であった。しかし、高句麗は百済との戦争を始める。彼女は平民だがのし上がるためにはどうすればいいのだろうか?朝鮮初の女性武将が戦乱の世でのし上がる歴史小説です。
当時の朝鮮の歴史をモデルにした朝鮮史です。
※この
小説はフィクションです。朝鮮の街、人物、戦争は実際にあったとは限りません。
※サブタイトルを変えました。
※結局、タイトルを見直しました。
※この作品はハーメルンでも投稿しています。
URL(https://syosetu.org/novel/369376/)
※基本はハーメルンで投稿して後追いで小説家になろうに投稿することになると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 19:00:06
4232文字
会話率:67%
日本人であったタケルは北海道道民に殺害された。しかし異世界に転生され、ファンダル王国の王子と王女に助けを求められ.............
最終更新:2025-03-19 19:11:00
11612文字
会話率:56%
カイト・ツカサは、弱くて「お荷物」と見なされていたEランクのアサシンだった。
ダンジョンで仲間に裏切られ、命を落とした彼は、謎のシステムによって蘇る。
それは彼に再生能力と不死の可能性を与えた。
今や、彼はもはや犠牲者ではない。
かつて
彼を見捨てた世界にとって──最大の脅威となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 07:59:57
1676文字
会話率:29%
【あらすじ】
異世界と現代を行き来しながら、冒険者としての道を歩み始めた永井ミサオ。
愛する家族──妻のクミコ、愛犬ジョロ(コジ丸)と共に、異世界テリオスの町で新たな生活を築いていた。
そんな彼らのもとへ、かつて共に過ごした愛犬たち
、ムサシ、コジロー、サンシローが、異世界の地で転生し、獣人の姿となって再び巡り会う。
再会の喜びも束の間、異世界には新たな脅威「闇憑き」の影が広がっていた。
家族を守るため、町を護るため、ミサオは決意する。仲間を集め、新たな拠点を築き、闇と対峙する覚悟を。
──家族の絆が、闇をも超える光となる。
Sランク冒険者となったミサオと、永井家の新たな戦いが、今、始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 07:33:20
61479文字
会話率:30%
俺は、高梨 治は引き籠りだ。
念願のフルダイブ型MMORPGであるFFO(ファースト・ファンタジー・オンライン)を購入し自分のキャラを暗殺者にし毎日プレイ。
暗殺者は5歳で親に捨てられ悲惨な人生を歩んで行く。
その重厚なストーリーに
ハマりにハマり半年間ほとんどダイブしっぱなしでプレイしていたのだが、気付くと俺はその暗殺者になっていた。
アップデートでエンディングまで物語が進み、その後の世界らしい。
面白そうだけど、異世界転移とかマジで勘弁してくれ。
これは『アーク・ザ・ストーリー ~異世界転移で暗殺者になってたんだけど?~』の改正版です。
基本的には同じストーリーですが、もっと確り練ったものにする予定です。
いろいろ適当過ぎましたから(笑)。
ただ更新は不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 19:00:00
1949433文字
会話率:54%
俺がアルスに出会う三年前の話だ。
当時は今とは違い君主を持たず金さえ貰えれば、誰彼構わず傭兵をやっていた。
それまで俺は自分で言うのもなんだが、負け無しで、はっきり言ってサシで。俺とやれる奴はいないと思っていた。
だがあの日……。
・・・・・・・
俺の過去なんてたかが知れている。
いつしか俺は死神と呼ばれるようになり、俺が逃した獲物は居ない。
たかがその程度の話だ。
だが奴に再会する五年前のあの日……。
・・・・・・・
≪俺達は出会った。紅き月の下で……≫
これはホリンとゼフィロスの出逢いの物語。
本編である戦慄のイクタベーレを読んでいなくてもわかるように話を構成しているつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-13 19:00:00
13964文字
会話率:29%
トウマには死者が見える。
難儀な《能力》ゆえに森の中に隠れて暮らすトウマの前に、可憐な美少女が現れた。もちろん、死者だ。名はローサシアといい、彼女の焼死にうちひしがれ、酒場で荒れ狂っている恋人を助けて欲しいとトウマに懇願する。
恋人の名はデ
ラールフ。その「火」の《能力》で世界を救ったとされる、最強の英雄戦士だった。
溺愛なのにすれ違いで「年の差」「体格差」「兄と妹っぽい幼なじみ」「嫉妬」「ヒーロー側のツンデレ」などがお好きでしたら。(※カクヨムにも同時掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 09:01:30
72920文字
会話率:30%
時は昔に遡り、桃太郎が鬼ヶ島の戦いで鬼を倒したとき、鬼である主人公の幸親の父は戦死してしまう。鬼ヶ島から逃れ何とか都にたどり着いた矢先、母が飢饉で死んでしまう。自分も飢えとの闘いに負けそうになった時、手を誰かに引っ張られ、寺に連れていかれる
。引っ張ったものはその寺の和尚であるらしく、衣住食を提供してくれた。和尚の辞書には常に「ヤサシサ」と「アヤシサ」という文字が眩しいほどに輝いており、つかみどころのない奴だ。お前はいったい何を望んでいるんだ?
ある日、自分のもとにある1人の鬼が訪ねる。「遙」以前鬼ヶ島の戦いの参謀を務めていた男だ。なぜお前がここにいる?桃太郎軍が一番危険視していた人物だぞ。亡霊か、亡霊なのか貴様は?その亡霊に反乱の兵を集めていることを聞かされ、反乱を決意したはいいものの。勝手に総大将に持ち上げられた。和尚といい遙といいなんでこんなにおかしな奴が周りに集まる?
いくら消そうが消せまい恨みここで晴らすぞ桃太郎。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 22:55:08
2755文字
会話率:41%
港町の酒場で、一杯のホットミルクを頼む黒い影――
それは、大剣を背負った“喋る黒猫”だった。
彼の名はムサシ。
かつては人間だったが、魔女に呪われ、“獣”の姿に変えられた騎士。
静かに生きるはずだった彼は、ある夜、一人の少女を
助けたことで運命を狂わせていく。
正義感の強い少女・エルマ。
闇に生きる野盗たち。
そして、この世界に潜む“人ならざる者たち”。
これは、呪われた黒猫と少女が紡ぐ、
優しくて切ない、“抗いの物語”。
――静かな月の下、黒猫は今日も、剣を抜く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 20:09:00
2274文字
会話率:25%
裏社会に名を轟かせる暗殺者 黒崎玲奈 彼女は独自の美学を貫くアサシンである
今回のお話は彼女のライバルである警備員中山彩花と玲奈の初対決 死を招く虹のリボンが彩花の首筋を狙う!彼女はこの窮地をどう逃れるのだろうか⁈
最終更新:2025-05-25 06:08:44
1037文字
会話率:33%
虹色のレオタードに身を包む暗殺者 黒崎玲奈 彼女は独自の美学を貫くアサシン 裏社会で名を轟かせる彼女に対して刺客が迫ってくる
最終更新:2025-05-25 05:53:34
1022文字
会話率:23%
これは神の力を持つ少年と、神殺しの力を持つ少年の成長の物語である。
魔法により様々な技術が発達した時代。
呪いにより“死なず”の力を得た少年リュウは、とある研究所に潜入していた。幼い頃、母親を死に追いやった男ムサシに復讐するため、力を追い
求めるリュウ。未だ敵うことのない力の差に絶望していたが、潜入した研究所内にて不思議な子どもと出会うことになる。それはかつて神殺しを成し遂げたドラゴン種族の最後の生き残り、レイジだった。
彼こそが自らの最強の鉾となると確信したリュウは、研究所からレイジを誘拐。しかし、幼いレイジの力は未発達だった。どうにかして彼の本来の力を引き出そうとするリュウであったが、そんな中とあるお告げを受けることになる。
『しなきものの魂を集めよ』
かつて神と呼ばれた不死“しなきもの”の魂を集め、彼に与える。さすれば力は覚醒し、望みは叶うであろう。
そのお告げに従い、リュウはドラゴンの子レイジを連れて旅を始めるのだった。
※カクヨムでも同作品を投稿中。
1章まで完成済み。金・土・日にかけてに分割で投稿予定です。後の更新は未定ですが早めに出せるよう努力します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 17:21:51
123790文字
会話率:46%
かつて「ナンバテン」という人気お笑いコンビの一人として活躍していたタカタ・ヒサシは、週刊誌の報道によって「高級ホテルでの性的ゲーム強要疑惑」を報じられ、芸能界から姿を消した。その後、沈黙の中で命を削るように生きたヒサシと、その余波で心を病ん
だ妻を見続けてきた娘・ユナは、YouTuberとして名を上げ、報道によって父を“壊した”記者たちとその家族を標的に、ネット上での復讐を開始する。
ユナの復讐は、単なる怒りの発露ではなく、「報道が人を壊す力」を可視化する実験でもあった。彼女は、報道記者・キタ・タロウの娘を晒し、コメンテーターやテレビ局、さらには“笑って消費した視聴者”にまで「報道加害の責任」を問う。協力者の親友レイナや情報提供者アユミとともに、次々と新たな「正義」を突きつけていく。
一方、報道側にいた人間たちも葛藤し始める。記者のキタは家庭の崩壊を前に苦悩し、ヒサシの元相方ミナトは沈黙を悔い、弁護士ウメダはユナの行動に法と倫理の境界を見出す。やがてユナの手法は過激化し、“復讐の連鎖”が社会全体に波紋を広げていく。
「報道とは何か」「正義とは誰のものか」「沈黙は罪か」――ユナの闘いは、加害と被害、告発と暴力、その境界を問い続ける物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 12:00:00
41992文字
会話率:40%
「な、にを…何をしてっ…!」
――ああ…。
そんな顔をしないでください。
これは…――。
これは、貴方に対する謝罪なのです。
「何をしていると、聞いているんだ!」
今にも泣き出しそうな顔をしないでください。
でも…痛い
…。痛い…。
私は、夫である彼の目の前で…切腹をした。お腹が痛い…自分のお腹を刺したから当たり前だけど…。
「聞いているのかっ?!いや、それよりもっ…早く治療を――。」
その言葉を聞いた私は、差し伸ばされた彼の手を払った。
触られたくなかったからだ。
汚されてしまった私を…貴方は、私に何時ものように優しく…愛しく…触れようとしていたから…。
私の行動に驚いたのか、彼の差し伸ばされた手は硬直したまま…綺麗な紅い眼が見開き「何が、起こった?」と、言わんばかりの目で、私に訴えかける。
「…申し訳ご、ざいま…せん…旦那様…私の…身勝手を…お許しを…。」
私は、腹部の痛みに耐えながら…なんとか言い切ることができた。
しかし、その後の会話が覚えていない。憶えているのは、手の温もりと夫の「分かったっ…待っているっ…!」と、悲願の籠もった言葉だった。
その言葉を聞き終えると…私は、静かに目を閉じた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 00:00:00
542597文字
会話率:9%
――何時からだろうか?
一体、何時から…わたしは『あなた』様に――…いや。
違う…。
言葉の誤りをお許しください。
わたしは『あなた』様の“本来”に戻ったのですね。
しかし、ほんの“一部”にしか戻られていない…寂しく、哀し
いことです。
どうすれば、いいのでしょうか?
一体、どうすれば…わたしは『あなた』様を“元”に戻せるのでしょうか?
難題です。
無心…。
無情…。
『あなた』様は、わたしにそう教え込んでいただいたが…難しいです。
――当時のわたしを思い出してみました。
お恥ずかしい話しで…今もなのですが…今の世の中は、わたしには“棲みにくい”です。
まるで、酸素を奪われた魚のように…必死に酸素を求めて、もがき苦しみ続ける感覚に日夜、襲われています。
そんな右往左往をしているわたしに『あなた』様は、気づいてくださった。
お声を掛けていただいた。
――嬉しかった。
わたしは「誰でもいいから気づいてほしかった」のだと…遅れながら自覚いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 00:00:00
110797文字
会話率:3%
世の中は、昔から“善”か“悪”の世の中であるが“合う”か“合わない”でもある。
甘い。
苦い。
しょっぱい。
酸っぱい。
辛い。
――…まるで、食事の味覚のような世の中。
好き嫌いが、当たり前に満ち溢れている、世の中。
そんな忙しい毎日を送り続ける貴方のストレス発散は、何ですか?
ゲーム? 食事? マンガ? 小説? スポーツ観戦? 映画? 買い物? 国内・海外旅行? 温泉巡り? 甘いもの巡り? ジム? アーティストさんのライブ?
――…どれも素敵で、素晴らしい発散方法であり娯楽。
今の世の中様々です。
しかし、既に満ち溢れた娯楽が存在するにも関わらずに過激な“刺激”を欲する人達が後を絶たない。
本能?
本能の他に存在する言葉、それは“欲”と、言います。
欲しくて欲しくて堪らない――…誰もが、行き着く当たり前な“欲”です。
しかし、世の中には“決して”手にしてはいけない『代物』が存在している。
“薬物”であり“劇薬”だ。
この話は、自我を持った『人造薬物』の物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 00:00:00
51671文字
会話率:1%
――ザワザワ……
と、静かな騒めきとともに、会場にあったのは女の遺体だった。
活け花やフラワーアートとともに、まるで“結晶華”というべきか? 冷たい“結晶”でアレンジメントされた、芸術的な遺体――
ここ最近、世間を騒がし続け
ている“結晶華事件”の被害者であった。
囲う群衆ですら、その遺体の美しさに息を呑む中、
「何? これ?」
と、会場に居合わせたパク・ソユンとドン・ヨンファが目にした、遺体に添えられた『華と鋸』のシンボル。
そこから、『フロリスト』と呼ばれる、この連続的にして不可解な結晶華事件の犯人を追うことに――
■ 主な登場人物
●パク・ソユン
モデル体型の美女で、ソウの芸名でDJ兼モデル。あだ名は“ソウ”、“ジグソウ・プリンセス”。その日の設定(1から6まである)次第で、語尾に『ぽよ』が付く。
●ドン・ヨンファ
大きな点線チェック柄の入った黄色の、クレヨンしんちゃんに出てくる組長ーー否、園長先生に似たGUCCI風のスーツを着た実業家。
●神楽坂文(かぐらざか・ふみ)
黒のアサシンドレスの美女の姿をした妖狐。ポンコツダヌキ。どらえもんのようなナニカ。デフォルトでタヌキ呼ばわりされる。神そうなヤツらはだいたい友達。
●マー・ドンゴン
ガタイの良い刑事。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-09 21:50:00
65447文字
会話率:48%
勢いを増す魔王軍に対抗すべく、王都では卓越した技能保持者たちによるパーティが編成された。
むっつり王子こと聖剣の使い手、第三王子マーティ・ハンス
胸毛から沸き立つ男性ホルモン、ダンクのグレゴリー・マルセル
血走った目は変態の証、アサシンのパ
トリック・ベンハー
テカテカに光ったその体、どSモンクのザノバック・レスリー
得意技はパラライズとスリープ、黒魔導師のイアン・パーマー
そして最後に紅一点16歳のナイスバデイの白魔導師、ルクセラ・エルリックの6名
って絶対ヤバイじゃん。
裸に近いほど能力値を上げる白魔導師を狙う5人の男達
と魔王軍団長。
ガンバレお父様。
娘の貞操はあんたの腕にかかっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 16:36:50
10717文字
会話率:34%
スパイなのに王になったので、この世界守ります。
次元をまたぐ派遣型スパイ企業《DimCode》に転職した元アサシン・ミライ。
初任務の派遣先【Badland】は、特級危険指定の地獄のはずだった。だが着いてみればそこは温泉と癒しの平和国家【B
athland】!?
おまけにトラブル続きの中でまさかの王女就任!?
いやいやスパイが王女って職種として成立してるの!?
……と思いきや、王様は私をガチで溺愛。国民も全力感謝。
「ま、王女業務は情報収集にめっちゃ向いてるから、仕方なく…ね?」
やがて襲来する盗賊団。忍び寄る本社の監視。増えていく“世話の焼ける人たち”。
これは、一人の女スパイが、愛と使命とお風呂と甘味に挟まれながら、
「この国、ちょっと…悪くないかも」ってなっていく、次元と情の防衛譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 20:06:26
31101文字
会話率:33%
ノラは薬屋『陽だまり薬店』でエサをもらっている、ネコのあやかしだった。両親の死後『陽だまり薬店』の店主となったユキは、大店『ドン・キニーネ』のバカ息子に狙われていた。ノラはバカ息子が邪悪な人間であると見抜いていたので、快く思っていなかった。
そんな時、ユキが行き倒れの男を拾ってくる。ムサシと名乗るその男の正体は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 07:44:26
5777文字
会話率:46%