追放された〈ガンナー〉レオは、弾代ゼロで魔弾を量産する錬弾少女ミリアと出会い、撃つほど黒字になる最強コンビを結成。――雷鎖弾でオーガの軍勢を感電させ、歪曲弾で要塞の内側だけをくり抜き、虚数弾で鋼鉄竜の体内を崩壊させる。『浪費職』と嘲笑した旧
ギルドが土下座で呼び戻す頃には、討伐ランキングは二人の独壇場だった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 07:18:13
10962文字
会話率:30%
孤児が夢見た世界を創り出す物語。
剣に魔法に王に貴族にギルド、
亜人、魔人、魔女、巨人、吸血鬼、妖怪、竜、悪魔、天使、魔王、勇者
etc
なんでもありの、なんでもいるこの世界で、真の幸福を探す。
最終更新:2025-04-29 11:00:00
1752848文字
会話率:49%
完全無欠の究極社畜・マサトは、「仕事してる限り死なない体」という狂気の加護(呪い)を女神から授かり、異世界に投げ込まれた。
「俺が仕事だッ!! 仕事が俺だ!」
社畜の言動が冒険者ギルドに恐怖と混乱が走らせる。
なにせ彼は不眠不休
・365連勤・残業無制限の最狂社畜。
当然、周囲はドン引き、ついには”死なない男”のレッテルが。
担当受付・マリーベルは、彼に振り回されながらも、次第に彼の働きぶりに奇妙な感情を抱き始める。
なんてこった依頼が枯渇した!
「もっと仕事をぉぉぉぉっ! 仕事がないと死んじゃうぅぅぅぅっ!」
「貴方がやったこと! 自業自得よ! 駄々こねないの!」
先輩冒険者の計らいで、B級依頼に“補佐”として潜り込み無謀な活躍。
きたるA級昇格試験――は、異次元級の合格。
単独で黒竜をも打ち倒すレベルに至った社畜なのだ。
ズッタズタのボッロボロ。それでもそれが、通常営業です。
そんなマサトの無茶な働き方に、マリーベルは密かに涙をこぼす。
そして現る強大な魔王軍――だが、社畜が止まる、ことはない。
ギャグ・コメディとラブコメをグツグツ煮詰めた異世界冒険――
ただの社畜がマッハで加速する物語、開幕です。
基本情報:
社畜無双しますが、外見も中身は社畜は社畜
中世異世界ファンタジーですが描写は少な目
細かいことは考えないで筆を執った作品です
投稿情報:
・24話にて第一部完結予定
・書き溜め24話
・初日3話以外は土日1日2話掲載10時・15時、平日1話10時
予約投稿が不慣れなので、取り急ぎ明日の15時、5話まで予約済
・なろうカクヨムで連載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 20:10:00
116037文字
会話率:40%
冒険者・・・それはギルドから依頼を受けて魔物を討伐し、報酬を貰いながら活動する者達である。
与えられた役職(ジョブ)、生まれながらにして持ち得た能力を生かしてパーティを組み、時には他の冒険者と共闘し、時には己の名声のために戦う・・・世はま
さに冒険者の冒険者による冒険者の為の時代となっていた。
そんな冒険者達が大暴れする時代の最中、嘗て存在したとされる最強の生物・・・”竜”の血筋と能力を持つ貴重な役職。『竜戦士』なる者たちが台頭し始め、ここにもまた竜戦士の役職を持ちながらもどのパーティにも所属しない冒険者の少年が居た。
これはそんな一匹狼で無愛想な竜戦士の少年と『聖剣』に選ばれた明るくてドジな剣聖の少女の出会いの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 08:00:00
14022文字
会話率:56%
話題沸騰のVRMMO《アストラル・ライン》。多彩なスキルに自由なビルドで、誰もが自分だけの冒険を楽しむこの世界で――
ひとりだけ、火力に全ステータスを全振りする変態がいた。
敵の攻撃?知らん。
防御?意味ない。
魔法?効かぬ。
動くことす
ら拒否して、ただ座ったまま殴るだけ。
だが、その拳は世界最強――モンスターも運営も震えてログアウト!
「火力こそ、すべて。」
ソロにこだわり、美少女ギルドを蹴り、炎竜をガン飛ばしで服従させ、ラスボスをワンパンで蒸発させる謎の男、ユウカイ。
掲示板は今日も荒れる。「奴は来た」「俺のHPが消えた」「草ウサギが土下座してた」
変人?変態?神話?
そんな彼がまったりと暴れまわる、火力バカ一代ファンタジー、ここに爆誕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 23:39:45
1638文字
会話率:30%
おれのじいちゃんがすごすぎる件。……昔からすごかったんじゃが?
じいちゃんの作った時空転移装置で、じいちゃんはばあちゃんを捜しに行く。
おれはじいちゃんについていき、動画のネタを集めつつヨメ探し。
一石二鳥だぜ!
【登場人物紹介】
桐
生貴虎《キリュウ キトラ》
主人公。じいちゃん大好きな孫。じいちゃんからはキー坊と呼ばれている。
社会人だったが、現在は動画編集者兼配信者タイガーとして祖父宅を拠点に活動中。
取材感覚でじいちゃんの異世界転移に付き合う。
学生時代は野球部に所属していた。
専用装備:トラキチ
桐生悟朗《キリュウ ゴロウ》
貴虎の祖父(じいちゃん)。天才発明家。
二年前に実験に失敗して妻が行方不明となり、時空転移装置を作り直す。
腰を痛めており歩行に支障がある。
桐生早苗《キリュウ サナエ》
貴虎の祖母(ばあちゃん)。村一番の美女。名家育ち(村長の姪っ子)。
悟朗の妻であり、失敗に巻き込まれて二年前にクライデ大陸へ到着している。
テレスギルド本部に捜索願を提出した。
桐生竜也《キリュウ タツヤ》
貴虎の親父。貴虎は『オヤジ』と呼ぶ。
悟朗と早苗の間に生まれた長男(ほか、長女と次男がいる)。
貴虎が幼い頃から頻繁に旅行しており、貴虎はじいちゃんの家に預けられていた。
and more……?
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 14:11:32
123117文字
会話率:43%
元魔王のアレンは、役立たずという理由から、勇者パーティーを追放されてしまう。仕方なく、辺境の街でギルドを立ち上げるアレン。そこへ、魔物の襲撃が。討伐に向かうアレンは、そこで一人の少女と出会う。何の力も持たない少女に、勇者としての資質を見い
だすアレン。アレンの力によって、少女は勇者として覚醒し、魔物を倒す。「わたし、勇者として、アレン様について行きます!」「くくく、良かろう。ならば元魔王として、勇者とは何たるかを汝に叩き込んでやろう!」かくして、元魔王は勇者を育て、自分を捨てた勇者パーティーへ復讐するための冒険に出るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 20:02:28
71333文字
会話率:62%
龍凪美咲(りゅうなぎ みさき)は学校の帰り告白するために好きな人が通る道で待ち伏せしていた。
だが待ってもくる様子はない。そのため帰ろうと歩きだした。すると幼馴染の久遠司(くおん つかさ)が現れる。
司は美咲のことが好きだが何度もふられてい
た。だが諦めずに告白を続けている。
美咲は嫌っている訳ではないが眼中にないだけである。
二人は話しながら帰るが、その途中で強烈な雷と強風に襲われた。
すると竜巻が起き二人を攫う……。
その後二人は、みたこともないような城の前で目覚めるが兵士たちにみつかり牢に入れられる。
そう二人はスルトバイスと云う世界に迷い込んだのだ。
だが、その後王に呼び出され話をしたあと部屋を用意してもらった。
でもこれは策略だったのだ。
数日後二人は大臣に呼ばれ部屋で話をするが眠らされてしまった。
そして美咲は龍神祭が行われる山の麓へ連れて行かれ……。
※一部、暴力要素あり。
♧★♧★♧
【Over In Dragon〜悲しみから生まれた絆…〜】の完全リメイク版
そのため内容やキャラ名の一部が前作と変わります。
♧★♧★♧
【作者が考える作品のセールスポイント】
1.巻き込まれ系。半ざまぁ? 後悔させる系かな。←それが主軸ではない。
2.一部恋愛的要素あり。コメディ要素あり。シリアス要素あり。ほのぼの要素あり。
3.この作品は竜化してしまった主人公の物語である。だが、ほぼ活躍するのはヒーローだ。そして、これは『聖女召喚に巻き込まれて異世界に召喚されたけど、ギルドの受付嬢の仕事をみつけたので頑張りたいと思います!!』の外伝である。
♧★♧★♧
《小説家になろう・カクヨム・ノベルアッププラスにて掲載中》
更新は不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 01:34:09
12101文字
会話率:41%
Q 明らかにメインクエストがバッドエンドへ誘導してくるのですがバグでしょうか?
A いいえ、仕様です。鬱バッドエンドがトゥルーendになっております。
Q 嫌なので、この"仲間を殺せ"というクエストマーカー、お
前にぶん投げておきますね。
異世界! 奴隷! 冒険者! ギルド! 竜! 吸血鬼! エルフ! ドワーフ! 金策! パン屋! サウナ! 紅茶! 孤児! 貴族! 財宝! 教会! 魔術! 悪魔! 一戸建て! 温泉! 鍛冶屋!
Q 生活基盤がないのですがどうしたらいいですか?
A 冒険者で日銭を稼ぎつつ、トカゲと一緒にパン屋でもしたらどうでしょうか?
Q あのままてめえの言う通りにしてたらトカゲは死んでいたんですが、何か言うことはありませんか?
A あなた話を聞かずにクエストマーカーぶん投げてメインクエスト無視したから、トカゲ生きてるでしょ。良いじゃないですか、それで
Q お前いつかぶちのめしに行くからな
A あなたメインクエストぶん投げてサイドクエストしかせずに冒険者生活満喫してるでしょ、好き勝手しすぎて草
現代ダンジョンで死んだ強欲な探索者が異世界オープンワールドで奴隷スタートから少しづつ成り上がるお話です。
パン屋になり、国中にホットドック流行らせたり、貴族にダイエットの概念やサウナの喜びを布教し、孤児どもを悪辣な方法でもてなし、格安(現代倫理基準)の労働力としてパン屋で過酷な労働に従事させたり(月残業15時間完全週休2日、福利厚生、年次有休有り)貴族のやんごとない血筋メスガキの家庭教師になったり、脳内クエストマーカー女とマウント合戦したり、竜のヒモになったり、吸血鬼のオヤツにされたりします。
やたらメインクエストが鬱end推しなので、全力でメインクエストを無視してたのしい冒険者ライフを送ります。
強欲冒険者は欲望のまま、鬱endをぶち壊してハッピーエンドへ向かいます。
主人公はそれなりに戦えますが最強枠ではありません。しかしどんな敵にもワンチャン狙える感じの切り札あったりします(リスク有り)
※ゲーム風表現ありますが、夢オチ、仮想空間、VRゲームオチでなないのでご安心ください。作者はそのオチに親を殺されたので憎悪しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 22:51:26
1479873文字
会話率:45%
馬車の事故で両親を亡くしたハルトヴィン(ハルト)。
物心ついた頃には、もう両親の家に居候をしていた冒険者で、年月を経て〝竜を堕す者〟とまで呼ばれるようになった、異世界から来た英雄・リュートと二人暮らしをするようになったハルトは、その後リュ
ートが冒険者ギルドの資料室の片隅で開いた「探偵事務所」で、弟子兼助手として働くようになった。
周囲は皆「何でも屋」だと認識をしている中で、異世界で暮らしていた頃から探偵と言う職業に憧れがあったと言うリュートは、頑なに「探偵事務所」を主張している。
ハルトが成人して独り立ちをするまではと、リュートは魔物退治や素材集めは冒険者たちに任せて、主に彼らの間で起きるトラブルや、周囲に住まう貴族間の争いごとの仲裁なども行うようになったのだ。
さて本日「何でも屋リュート」もとい「リュート探偵事務所」に舞い込んだ依頼は――。
【Case1:狙われた竜の卵】
【Case2:姫と雇われの騎士(ナイト)】
【Case3:冒険者ギルドロマンス詐欺事件】
……他、中編複数本予定。
ファンタジー×ハードボイルド⁉
第2回 一二三書房WEB小説大賞応募の為、アルファポリス連載中のものを転載。
宜しくお願いしますm(_ _)m
【宣伝】2022.6.29 聖女の姉ですが、宰相閣下は無能な妹より私がお好みのようですよ?
発売中です”折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 11:19:23
100210文字
会話率:38%
S級ハンターのゼレットは、どんな魔物も一撃で倒せる超優秀な狙撃手。
特にSランクの魔物を倒す事に並々ならぬ執念を持っていたが、ある時Sランクの魔物から村を救ったにもかかわらず、魔物の保護を訴える貴族から「殺す必要はなかった」「眠らせばよか
ったのだ」「魔物がかわいそう」という理不尽なクレームを受ける。
ついにはSランクの魔物を倒す事を禁じられたゼレットは、ハンターギルドを離職することを決意する。
無職になったゼレットは、幼馴染みのパメラに相談すると、思いがけない提案がなされる。
「だったら、料理ギルドに入らない?」
魔物を獲れる食材提供者を探しているという。
最初は疑いを持っていたゼレットだったが、料理ギルドはハンターギルドより遥かに快適だった。
「あの~、竜を倒してほしいのですが、報酬はこれぐらいで」
「げ? 桁一桁違うぞ」
「深海の奥底に潜るから、危険手当が付きますよ」
「手当ってなんだ? 回復薬か?」
「クラーケンの刺身ができました。無料です」
「タダで飯が食べられるだと!?」
最初はSランクの魔獣を倒せれば満足だったゼレットも、料理ギルドの好待遇に感動する。
一方その頃、ゼレットがハンターギルドをやめて、Sランクの魔物を狩るハンターがいなくなったギルドは、徐々に増えていくSランクの魔物に戦々恐々としていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 12:00:00
643043文字
会話率:38%
とある学生による、探求と冒険のファンタジー。
学生ギルドに所属するグステルは、世に広がる神力の根源を探るべく、竜の島へと旅立つ。一方、学生ギルドは街との対立を深めて、街から追い出されかねない状況に陥っていた。探求心がしがらみにとらわれる中、
グステルは神力の核心を目指して邁進する。
拙い物語ですが、お読みいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 23:53:08
47873文字
会話率:52%
ジュキエーレは生まれてすぐに聖女の加護を受けた。しかし魔力量が多い竜人族に生まれながら、彼は成長しても魔力無しのままだった。
15歳になったジュキエーレは幼なじみたちとパーティ「グレイトドラゴンズ」を組み、村を旅立った。冒険者ギルドに
登録し、自らの<ギフト>を知る。そのギフトはレベル99にも関わらず、戦闘に不向きなものだった(と彼自身も、パーティメンバーも思っていた)。
「グレイトドラゴンズ」はすぐにSランクまでのぼりつめた。しかし魔力無しのジュキエーレは無能とみなされ、不要だと言い渡される。それでもパーティに残りたいと申し出たジュキエーレは翌日、ダンジョン最下層に置き去りにされた。そこには半身を氷漬けにされた古代竜がおり、罠にはまって動けないジュキエーレめがけて衝撃波を放った。ついに死ぬのかと覚悟したとき、聖女にかけられた封印が解け、彼本来の膨大な魔力が解放された。
ジュキエーレを追放したSランクパーティは、突然弱体化してしまい最低のFランクに落ちていた。
一方ジュキエーレは、聖女について調査するため訪れた隣国で、聖女になりたくない公爵令嬢と出会い恋に落ちた。最強の力を得たジュキエーレと、聖女の力を持つ公爵令嬢の幸せな旅が幕を開ける。
※「★」がついているのは他者視点のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 21:01:48
942934文字
会話率:50%
世界を滅ぼすという魔竜を討伐したが、戦いの中で命を落としてしまった盗賊のマイト。
彼の前に現れた女神は、魔竜討伐の報酬としてマイトを蘇生させ、願いを一つ叶えると言う。
生まれながらに「魔力なし」で盗賊の技のみで生き抜いてきたマイトだが、
彼
には夢があった。それは――『賢者』になりたいということ。
しかし転職すれば、レベル99からレベル1に戻ってしまう。
それでもマイトは賢者に転職し、レベル1の人間が居られる場所、自分の生まれ故郷である
歓楽都市に戻る。まだ自分の使える魔法も分からないまま、マイトはギルドで新人登録し、
そこで三人組の女性冒険者パーティと出会う。
だがそのパーティは、職業こそ恵まれているが問題児だらけで……。
一度世界を救った英雄が、レベル1に戻って思いもよらぬ方向で無双しながら、
仲間たちを導いたり問題を解決したりして、かつてのレベル99の仲間たちと
再会するまでに一人前の賢者となることを目指す、ハートフル冒険者ストーリーです。
※カクヨム様でも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 19:00:00
267722文字
会話率:60%
デルファデルの悪魔。
かつて悪魔族に忌み嫌われた男がいた。
男の名は、バウル。
あまりにも強すぎて、世界から嫌われていた。
バウルはある日、ギルドを作る。
ギルドの名はジャム。
バウルは最低最悪の人間であるが、なぜか人を引き寄せ
る不思議な存在。
考え方や価値観、生き方の違う個々が集い、やがて一つになる様を描きたくて『Jam On The Rock』(石の上で混ざる)と、名付けました。
又、副題として『恋愛』を扱おうと思って、一章読み切りで、男女の主人公を描いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 12:19:35
27029文字
会話率:30%
近年になって、竜による被害が増大したと言われている。
二十年前にもある王国が、竜に滅ぼされた。
王国は三千年もの間、栄え続けるほどの大きなものであった。
栄華を極め、人々の技術と魔術の粋が集められていた。王国の軍事も強大で
あった。にも関わらず、その王国は一夜にして灰となった。
たった一頭の竜によってである。その竜の名はロキ。この世に一頭しか存在しない皇帝竜であった。
人々は竜を恐れて、竜を討伐するために竜撃ギルドを結成した。竜を討つために造られた船の名は【竜撃船】という。
ある噂を耳にしたロキは、娘を探すために竜撃に乗り込むのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-14 15:35:46
1816文字
会話率:16%
小人族ハーフなゼファーは孤児院の屋根裏に勝手に住み着く孤児である。
だが惨めな借り暮らし生活も今日まで。冒険者になれば、キレーなお姉さんとの夢物語が待っている。
そう信じて冒険者ギルドを訪れるも冒険者にはなれず、しかも絡まれた怖い大人に反撃
したせいでお尋ね者として追われ、捕まったところを親切な冒険者に助けられる。
とは言えそれは一時しのぎに過ぎず、遠くに逃げる必要があるがそんな金などあるわけもなく。
そこで彼らが気を利かせて荷物持ちとして雇い、氷の魔界で一稼ぎすることになるがそれは罠だった。
裏切りを受けたゼファーが大ピンチに陥ったその時、突如として現れた黄金のドラゴンによって、一人残らず冒険者たちに非業の死がもたらされる。
これで危機は去ったかに見えたが、敵が黄金のドラゴンに変わっただけで絶体絶命なのは変わらず、彼らと同じ非業の運命を辿ろうとした瞬間、颯爽と現れた女が氷の魔法で黄金のドラゴンを倒してしまう。
彼女は自らを魔女と自称する金髪碧眼のダークエルフであった。
安堵するのもつかの間、ドラゴンの死骸が黄金のドロドロとなってゼファーを襲う。
何とか防御を試みたものの盾にした両腕は黄金の痣が刻まれ、なおも浸食は止まらず。だが魔女が己の黄金の髪を食べさせ、ある契りを結んだことで浸食は治まる。
しかし、その代償は大きかった。なんと契りとは生涯魔女のものになるという奴隷契約だったのだ。
「魔女ユイドラ・ディジーヴルが言い渡す。少年よ、私と共に竜殺しを為せ」
こうして、少年と魔女の竜殺しの物語が始まるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 12:03:14
24043文字
会話率:40%
エレニア王国の伯爵令嬢ライカは、冒険者になることに憧れていた。
それで奴隷のアーネストを誘い、冒険者になる!と、決意する。
無茶な話だと渋るアーネストだったが、9年後、彼らはまんまと冒険者になっていた。
旅立ってから半年ほど。
翡翠竜ヤー
デレーゲという美しい蛇竜の話を耳にしたライカは、ヤーデレーゲが棲む地レーネースに下船する。
するとこの地の冒険者ギルドの参事官(お偉いさん)が、依頼をしたいと申し出てきた。
インベル山の山頂に棲むヤーゲレーデの様子を見てきて欲しいというのだ。竜を観測しているキャンプから連絡が途絶えたらしい。
依頼を受けたライカとアーネストは、剣と魔法を駆使しながら登山する。
暗殺蜂、落ちた吊り橋、大ナマズ。
幾つかの脅威を乗り越え山頂に着くと、ヤーデレーゲの様子がおかしい。
加えて、観測所の中は血の惨劇が広がっていた。
魔術で周囲を感知するアーネストだが、鏡属性の魔力の痕跡のに仰天する。
この属性は、人類の魔術体系に無い、未解明の原始呪術。
今は滅びたとされてきた、蜥蜴人たちの術なのだ。
未知の脅威を確認するため、上級の感知魔術を放ったアーネストは、蓄積した疲労もあって倒れてしまう。
しかし気絶する前に「周囲の危険はない」とライカに伝えるのも忘れなかった。
ライカが主人として、アーネストに休めと告げた、ほんの少し後。
風がうなり、雨が降り、正体不明の奇声が上がった。
ライカが観測所から跳び出すと、案の定、奇声をあげたのはヤーデレーゲであった。
ライカは迷う。
彼女の仕事は、決めることと、斬り開くこと。
考えることはアーネストの仕事なのだ。
だが、寝ている従者を寝入りばなに起こして良いものか??
そこでふと、道中話に出たマナ・ポーションの事を思い出す。
高価な品だが魔力が戻る。魔力が戻ればアーネストが起きる。
寝ているアーネストに飲ませるためにやむを得ず口移しという方法を取ったライカは、即座にアーネストを叩き起こす。
アーネストは外に出て、竜が嵐を喚んでいると喝破すると、ライカがアーネストに「加速」の魔術を掛けてくれと命令する。
魔術の力で2倍速になり、麓まで危機を知らせるというのだ。
アーネストは迷うが、主人の命だ。
魔術を掛けるとライカは跳ぶように駆け降りて行った。
大雨の中の滑落行。しかしそのおかげで村は守られた。
以上、第一話あらすじ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 00:00:00
128625文字
会話率:38%
魔王が討伐された後の世界。
魔物が消滅し、世界に平和が訪れた──。
長きに渡り魔物討伐に尽力してきた、世界中のギルドはその役目を終え、新しい在り方を模索した。そして、生まれたのがエンターテイメントとしての──ギルドバトル。通称、勇者
バトル。
ギルドVSギルドの闘いに民衆は熱狂した。
闘技場で行われる七人編成のパーティーバトル。その舞台に立つ人間を人々は──プロ勇者と呼んだ。
憧れの職業、プロ勇者。
その登竜門といわれる全国兵士育成学校勇者バトル選手権──闘志宴《とうしえん》。
主人公オリバーは闘志宴での活躍がスカウトの目に止まり、ドラフト下位指名でギルドへの入団が決まる。
器用貧乏と揶揄されるオリバーだったが、彼には特異な才能があった。それは魔術の同時多発動「三重詠唱」だった。プロ勇者の世界でオリバーは最強の付与魔術士を目指すことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 17:40:00
20124文字
会話率:17%
力を失った竜は一人の少年に出会った。
侯爵家の跡継ぎでありながら、実父に疎まれているという可愛そうな美少年だ。
しかしながらその子は、弱った竜の為にと、己が体罰を受ける事を覚悟してしまえる人物だったのである。
竜は彼を気に入り、そして思った
。
人の畏怖や信心によって竜が力を得るのであれば、この少年を己の信奉者にしてしまうのはどうであろうか、と。
竜は己の力の復活のために、フィーニスに加護を与える事に決めた。
まるで推しに課金する何者かのようにして。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 07:26:12
58659文字
会話率:37%
誰もが聞いて驚く魔女の名はリガティア・エレメンタイン。
それが私。
かって強大で恐ろしい魔王を倒したパーティにいたとか、凶悪な竜を倒したパーティにもいたとも言われているが、それは誇張でもなく事実だ。
しかし、殆ど奴隷奉公でしかない重
労働で、敵に勝たねば死ぬだけという極限に追いやられれば、どんな人間だって出ないはずの力が出るものである。
だから、もう二度とそんな辛い目に遭いたくない私は、仕事を持ってくるギルドと縁を切った。
現在の私はフリーのパートタイム魔女です。
一時間二千五百バイツ程度、うん、安めの夕食代、あるいは、自炊するとして独り暮らしにはちょっと贅沢かな、ぐらいの一日分の食材代金分だ。
さあ、私の気楽な生活の為に私を雇ってちょうだい。
四時間しか働かないけれど!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 12:20:12
222932文字
会話率:40%
ミスルトゥ──そう呼ばれる世界。見覚えはあるけど、どこか違和感のある薄緑色の空の下。名前以外、何も思い出せないままに身一つで放り出された少年少女たち。異世界からの『迷い子』と称されるリクたちが、生計を立てながら元の世界に戻る方法を探す手段と
して、エル・フォート探索者組合から提示されたのは、探索者(シーカー)になることだった。パーティを組み、ギルドに加入し、スキルを覚え、魔物を倒してお金を稼ぐ。一連としてはたったそれだけのことなのに、ミスルトゥで生き抜くのは難しい。
──戦い、失い。それでもなお、等身大で歩み続けるしかない冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 18:43:22
178264文字
会話率:23%