秘術を除くあらゆる魔法を使う才能を持ち、研鑽を積むことで勇者となったガイウス。
妹、アリスが平和に暮らせる世界にするため魔王を討伐することを誓い、五人の仲間と魔王を討つことに成功する。
しかし仲間と喜びを分かち合う束の間、彼の体は眩い光と共
に消滅してしまう。
そこは別の世界、異世界だった。
魔王を倒すことによって世界を渡ることが出来る。
そのことに気付いたガイウスはアリスが待つ世界に戻るために数多の世界を彷徨する。
そんな彼の彷徨録、物語は四つ目の世界から始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-29 23:07:33
141182文字
会話率:64%
古代ローマ帝政初期。第一九五回オリュンピア競技祭が近づく地中海世界。『ティベリウス・ネロの虜囚』に続く、歴史フィクション。
ポントス女王、カッパドキア王妃、ピュートドリスには、長年あこがれ続けている男がいた。ローマ将軍ティベリウス・
クラウディウス・ネロ。十三歳の春、あの運命の出会いから、一日も忘れはしなかった。
月日が流れ、二十年後、思いがけない機会を得たピュートドリスは、ついにかの愛しい人に会いに行く。引退中のティベリウスは、なんとオリュンピア競技祭へ向かう道の途上だという。折しも次期ローマの「第一人者」確実とされる若きガイウス・カエサルが、東方世界を訪れているところだった。
因縁深い隣国の女王デュナミス、優しく気さくな叔母クレオパトラ・セレネ、夫アルケラオスと可愛い子どもたち。すべてを巻き込んで陰謀が渦を巻く。
ピュートドリスはティベリウスとの再会を叶えられるのか。その愛の成就は――。
甦りしアマゾンが、今、歴史に名を刻む戦いに立つ。
「ポントス女王、アントニウスの孫、世界であなただけなんだ!」
**********
『ティベリウス・ネロの虜囚』の続編です。とはいえ、時間が三十年経過しております。(紀元後一年)
全四章、およそ四十四万字です。
こちらのブログにも「A.Banana.S」(http://anridd-abananas.hateblo.jp/)、第一章一節と二節を掲載しています。
連載中に、参考文献一覧を挿入します。前作との重複も多いので、一部そちらのリストへのリンクでご容赦願います。人物紹介等の資料も用意する予定です。
地名等は、必ずしもラテン語・ギリシア語を片仮名にしたものではなく、現在の一般的な呼称(と筆者が思っているもの)、あるいは作中で違和感がないと思われるもの、を使っております。不統一な点は誠に恐縮です。
一部、殺傷描写等があるため、R15をつけさせていただきました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-14 01:36:53
444575文字
会話率:39%
ケストの将軍ガイウスは、悪辣非道な行いによって敵味方両方から恐れられていた。そんな彼は、ある日奴隷の少女を買う事になり……。
最終更新:2018-06-10 19:10:40
21986文字
会話率:27%
首都創建より840年。『帝国』第二王朝の第二代皇帝ガイウス・フラウィウス・ウェスティウスの命により、前例のない奇妙な学術事業が始動した。遍く事物を記述する史上最大の百科全書、『世界誌(ヒストリア・オルビス・テルラールム)』の編纂である。
『
世界誌編纂十人委員』の一人として『帝国』北西部属州を担当することになった盲目の皇女フラウィア・ウェスティアと、彼女に仕える東方出身の女奴隷ゼノビアは、行く先々で奇妙な事件、如何わしい物体、そして時には「世界の驚異」に遭遇する。
花を愛でたり美味しいご飯食べたり人を殴ったりだまくらかしたりする、ほのぼの日常系ファンタジーです。
終わっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-29 23:08:15
120373文字
会話率:38%
古き時代のギリシャに転生してしまった元高校生男子が、とあるローマ人の奴隷となって古代ローマの激動の時代を生きる話。
……の導入短編。
たぶん続きません。笑
ローマの風俗についてが大半です。
当時の生活についてもっと書きたかったのですが、
文字数一万を越えたので断念。
※ガリア戦記やキケロの残した資料、プルタコス、ローマ人の物語(塩野七生著)等が参考資料です。
※作者のローマ“感”で書いた、史実を下敷きにしたフィクションです。時代考証なんかもまだまだなので、変なところがあったら優しく優しく教えてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-26 21:49:55
11363文字
会話率:32%
北の海に浮かぶ『白き島』。この島への入植を望む帝国と元から島に住む人々は、長い争いを経た後に約定を交わした。帝国は南に、島の氏族は北に、土地を分け合い別れて暮らそうと。
あるとき帝国の民の少年ガイウスは、境界を示す柵のそばで、氏族の少女を見
かける。少女は狐の耳と尾を持つ獣人だった。ガイウスは彼女と交流を持ちたいと思うようになるのだが……。
獣人のいる異世界を舞台に、異なる文化背景を持つ人の少年と獣人の少女が、領土の境界で向かい合い、意思の疎通を図ろうとする物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-29 18:00:00
33267文字
会話率:21%
ガイウスは西果ての森で採取した帰りに異世界人の女を拾った。奇妙な様子の女はショーコと名乗る。異世界人を発見したら、探索者協会に連れて行かなくてはならない──この200年間一度も見つからなかった異世界人を、自分が発見することになるとは……。
◆◆◆ しょう子は、気がついたら森にいた。さっきまで自分の部屋でゲームをしていたはずなのに。そこで異世界の男に拾われる。ガイウスと名乗った男はしょう子を、王都にあるという探索者協会まで連れて行ってくれるらしい。 ◆◆◆ 二人は旅をする。時に傷つき、時に支えあいながら、西果ての森を抜け、中央森林を越えて王都へ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-28 16:00:00
74948文字
会話率:26%
異なる世界、異なる地域にて数多の戦場に参戦し勇名を欲しいままとしてきた傭兵ギルド、クアトロケルベロスが衰退を続ける小国イスニアへと向かう。
イスニア再興を目指す国王アルフレートとロジアータ地方でも有数の強力な傭兵ギルドのリーダー、ガイウスが
出会うことでイスニアの未来が変わろうとしている………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-21 21:15:46
7716文字
会話率:41%
人々は抗術と呼ばれる力を使う事で日々を便利に生きている。
その抗術を習うために人々は学校へ行き、学ぶ。
抗術専門の学科が多く存在するガイウス大学。
サクと仲間達はそこで抗術を学び、様々な出来事を体験する。
バトル有り、恋愛有り、学園ファ
ンタジー作品です。
【ピクシブにて、同小説を投稿しております】折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2014-03-05 20:28:36
5770文字
会話率:30%
平民の英雄、ガイウス・アルトリウスは左遷先の南方大陸で大勝利を上げるが、その功績を妬み、恐れた上層部によって帝都へ召還され、再び左遷されることとなった。
今度の左遷先は遙か北西辺境の地。
未だ西方帝国の支配を受け入れない蛮族が盤踞し、海賊が
押し寄せる最果ての国境守備に就く事となったアルトリウス。
彼の地でのささやかな英雄伝説の始まりであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-12 23:55:43
209591文字
会話率:37%
名も無き異世界、そこに住んでいる人の5割は異能力という人間にあるまじき力を使うことができた。
暗黒暦358年、ガイウス・ノーランド伯爵が流行病により亡くなった。
その遺産を受け継いだ息子のギルシュ・ノーランドであったが、双子の腹違い
の弟、アイザー・ノーランドの反抗に逢った。
これは、互いに憎みあう兄弟の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-21 01:27:51
6641文字
会話率:63%