かつて『名誉王』と呼ばれた人物が遺した宝の存在。
奔放な王子ローランドと共に、女騎士レイラはその宝を探し求める。
微妙な距離感の二人が、『真の宝』を見出すまでの物語。
コバルト短編新人賞『もう一歩の作品』。
自サイト『七月の樹懶』、カクヨ
ムにも同作品を載せております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-01 21:47:59
8868文字
会話率:40%
女子高等師範学校へ進学する学費を工面するため、家宝である藤原行成の歌集の買い取りを依頼しようと華族の冷清水家に出向いた君子であったが、自分のために家宝を売ってしまうことに葛藤を感じていた。
そんな君子に、冷清水家の当主の長子、君実は意外な提
案をしてくるのだった。
第178回コバルト短編小説新人賞、もう一歩の作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-01 20:29:48
9178文字
会話率:40%
侍女シャルロッテは、仕えている王女アマーリエが隣国グリューネバルトへ輿入れすることが決まったことにより、思い悩んでいた。
本来であれば輿入れに付き従ってこの国を離れなければならないからだ。
それは、恋人マティアスとの別れを意味していた。
し
かし、実はアマーリエも恋心を伝えあっている相手がいた。当然アマーリエの恋も破れることになる。
そのアマーリエが、輿入れする前にその相手と密かに会う機会を作って欲しいとシャルロッテに依頼してくる。
コバルト短編小説新人賞、もう一歩の作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-01 17:00:00
9241文字
会話率:38%
王の落胤であるテレーゼは、その事実を隠したまま占い師として暮らしていた。
ある日、そうとは知らぬ王から占いのために呼び出されたテレーゼは、王の前で占い師でありながら占いを否定してみせる。
その場に居合わせた王と同じように自らの欲に正直な王子
、そして王子の寵愛を受ける謎の少女との必然的な出会い。
血筋を回る相関関係に、テレーゼは意外な決着をつける。
コバルト短編小説新人賞、もう一歩の作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-29 20:07:52
8189文字
会話率:43%
犬の散歩中に聞こえてくるピアノの音が気になっている私は、ある日そのピアノを弾いていた女の子に出会う。
その曲は自分が作ったものだと言う女の子だけど、そのメロディには恐ろしい秘密が隠されていた。
コバルト短編小説新人賞もう一歩の作品です。
最終更新:2015-08-01 21:20:02
7480文字
会話率:31%
女子高生・青葉が偶然見つけた紅図書館は、本を愛する魔法使いのいる場所だった。本に興味のなかった青葉にかけられた魔法とは――。
コバルト短編小説新人賞もう一歩の作品です。
最終更新:2014-09-30 20:02:27
7852文字
会話率:32%
俺は決めた。今日からヤンキーになる!
といっても、グレたいわけじゃない。憧れの元ヤン・三ツ谷さんみたいな、痛くてひりひりする青春が欲しいだけなんだ。
手始めに、クラスメイトのギャル系女子・本田さんの舎弟に(勝手に)なったんだけど……。
おバ
カな男子の空回りする日々。
第172回コバルト短編小説新人賞・もう一歩の作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-27 10:42:53
11149文字
会話率:40%
雪乃はふられた彼のことが忘れられない。
同じ吹奏楽部の悦子も、長谷部くんもやさしいけれど……。
音楽と友情? のお話。
第168回コバルト短編小説新人賞・もう一歩の作品
最終更新:2014-11-07 14:42:33
8942文字
会話率:48%
弱小ソフト部のピッチャー・夏海と、野球部エースの照井。
小学校時代は仲の良かったふたりだが、いつの間にか疎遠になっていた。
中学の卒業式を控えたある日、ふたりの距離が少しだけ近づいて……?
第165回コバルト短編小説新人賞・もう一歩の作品
最終更新:2014-11-07 14:05:28
8803文字
会話率:38%
第二次世界大戦、ドイツの占領下にあるフランス国内でレジスタンスとして戦った少女と、国外で祖国を取り戻すべく戦った青年の往復書簡を中心とした少女小説。
※飯野琴子名義によるコバルト短編小説新人賞投稿作品、同賞もう一歩の作品
※pixivとの
二重投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-11 20:23:53
11036文字
会話率:15%
とある神社の祭礼を舞台に、昭和のはじめと終わりに起こった少女たちの金魚すくいの話。
※pixivとの重複投稿
※飯野琴子名義によるコバルト短編新人賞投稿作品。同賞「もう一歩の作品」
最終更新:2013-08-09 18:35:35
9724文字
会話率:24%
見渡す限り白の建物ばかりの「白氷の国」は、ひとつの噴水を通じて別の国に通じていた。アクアマリンの色に輝く水底にあるその国は「蒼海の国」少年時代報われない恋をしていたクリスは、そこでオリエッタという少女に出逢う。
※pixivとの二重投稿
※飯野琴子名義によるコバルト短編新人賞投稿作品。同賞「もう一歩の作品」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-09 18:15:55
10074文字
会話率:22%
ひとめぼれから勢いに任せて告白――、あっさり撃沈――で意気消沈中の私は、ある日、祖母から譲られた古い鏡台の、隠された引き出しを見つけた。その封印を何気なく解いた瞬間、陽気で食い意地のはった性格の、千変万化に姿を変える、付喪神との奇妙な同居生
活が始まった――。コバルト短編小説新人賞、もう一歩の作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-02 17:46:07
9431文字
会話率:52%
ある夏の日、ひとりの少年が死んだ。葬儀から二か月後、学校周辺に彼の幽霊話が持ち上がる。葬儀を主催した寺が実家である俺は、面白くもない気持ちでいたところ、ひとりの少女と出会った――。コバルト短編小説新人賞、もう一歩の作品です。
最終更新:2013-02-03 10:53:41
9608文字
会話率:33%
日常の中で覚える不満や憤り、寂しさや苛立ち。形容しがたいモヤモヤとした感情。湿っぽく、けれど同時に乾ききった≪奴≫が、少女の胸の奥で暴れだす。突然現れた謎の少年が、彼女に≪奴≫を飼いならすための言葉をくれた--。「あのね、ハチ」161回コバ
ルト短編小説新人賞もう一歩の作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-27 22:40:48
10160文字
会話率:40%
ボルランナ王国の『平々凡々』な第二王子だったクラウスは、国王から定められた婚約のせいで、方々から命を狙われていた。
そんな時、死神付きの占い師と悪名高いユーリア・エヴァルトに「今日から三日後、あなたは何者かに狙われて命を落とします」と宣言さ
れて――
(・第161回 コバルト短編小説新人賞 もう一歩の作品/HPよがつのおさかな,パブーにも同一作品を掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-14 17:25:42
10589文字
会話率:40%
【少女小説】王子の臨時教師になった学者の娘マイヤは、王子に剣術指導をしている騎士ビゼーに出会う。ビゼーはマイヤの分析力を見込んで、音楽を使ったある変わったことを頼み込む。やがてビゼーは戦場に赴くことになるが――。第153回コバルト短編小説新
人賞「もう一歩の作品」。投稿時のまま、改稿なし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-28 16:14:54
9886文字
会話率:48%
僕は彼女の艶やかな黒髪が、漆黒の垂れた眼が、しなやかに伸びる手足が好きだ。彼氏がいてもかまわないと思うほどに。沼井凛の心を手に入れるため、彼女に近づいた彼らの結末とは……!?第131回コバルト短編小説新人賞もう一歩の作品
最終更新:2007-11-17 20:11:47
9053文字
会話率:55%
伝えられない『好き』という気持ち。それを胸に抱いてから百の日々を巡ったある日、奈緒は意中の俊希に誘われて、ある場所へと二人して行くこととなったのだが……。第129回コバルト短編小説新人賞『もう一歩の作品』通過。
最終更新:2007-07-18 18:41:56
10001文字
会話率:25%