三十歳の誕生日、恋人にフラれてやけ酒をした翌朝、知らない男と一緒に寝ていた。
彼は私より年上でバツイチ子持ち、ひょうひょうとして感情が読めない上に「俺と結婚してほしい」とまで言いだす始末。子どもは実家に預けて仕事ばかりしている彼にはいい印象
もなかったのだけど、一緒に過ごすうちに彼の事情を知ってしまい……。
――結婚がしたかった私と、諸事情から愛のない結婚を望む彼。未熟な私たちがお互いの「傷」に触れながら、一歩、前に踏み出すお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 20:49:35
96823文字
会話率:53%
小学五年生のともむ。彼には好きな子がいた。名前はりかちゃん。クラス替えにより実質一年ぶりに会う彼女は、以前のどんよりとした雰囲気とは違いひょうひょうとした楽し気な雰囲気を持っていた。ともむは彼女の変わりようを不思議に思いながらも、密かに恋心
を募らせる。そんなある日、ともむはりかちゃんから意外な相談を持ち掛けられることに――。
連載小説習作その④――完結させるつもり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 00:45:51
55491文字
会話率:48%
セブンスター 略称〈SS〉
〈SS〉
No.1 紗音邑 灯 《さねむら とも》
呼び名 驚きの灯
No.2 鷹宮 優芽 《たかみや ゆめ》
呼び名 恐れの優芽
No.3 氷川 美結 《ひかわ みゆ》
呼び名 嫌悪の美結
No.4
嶋村 氷華 《しまむら ひょうか》
呼び名 怒りの氷華
No.5 野崎 佳奈 《のざき かな》
呼び名 喜びの佳奈
No.6 戸川 沙耶 《とがわ さや》
呼び名 悲しみの沙耶
No.7 神崎 真耶 《かんざき まや》
呼び名 神速の真耶
彼女たちの使命は、悪を懲らしめ日本を守ること!
時には犯罪者相手に、時には人を助け、選ばし7人の少女たちの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 02:45:23
4352文字
会話率:74%
物語は2004年7月、東京都の日本武道館で開催された全国道場少年剣道大会の決勝戦。
AさんとBさんが大会の注目選手について語り合い、復権を果たそうとする名門梅松館と
奈良から勢いで優勝し前年を制した...川剣道クラブ。
予測不可能な勝負の世
界で、二つの道場の力を巡る熱い戦いが繰り広げられます。
物語はその後、時が経ち大阪。ここで12歳の溝川飛鳥が剣道一家に生まれ稽古に明け暮れています。飛鳥は大会に出場したことがなく、しかし強い素振りを見せる中で突然訪れた建太で物語が始まります。
建太は口数こそ多いが、試合での勝利経験は1回だけ。そのひょうきんで個性的なキャラクターとともに動き出す折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 04:13:52
2514文字
会話率:88%
古代中国に似た異世界。
真冬の池に突き落とされ、『海琴(みこと)』という高校生として生きた前世の記憶を取り戻す。
腐れ縁のあいつといっしょに召喚された『海琴』は、わけもわからず殺されたのだった。
そんな残酷な世界に転生した僕──『
雨(ユイ)』は、水を浴びると黒髪の人魚へと変化する特殊な体質のもち主に。
この世界で、黒髪は神の使いだという。
育ての親からは、こき使われ。
同年代のこどもからは、いじめられ。
村のどこにも居場所を見つけられずにいた僕の孤独な日々は、なんの前ぶれもなく終わりを告げる。
血のにおいをまとった、黒ずくめの男の手によって。
「──人間風情が、舐めた真似を」
僕は、一夜にして血の海となった村から逃げ出した。
「あんた、うちに来ないか?」
行くあてのない僕を気にかけてくれたのは、いわゆる用心棒を稼業にしている鏢局(ひょうきょく)のみんなだった。
「おれは、ミコトといっしょにいきたい」
──そうだね。行こう。生きよう。
ちゃんと息ができるように。
だれかに利用されたり、怯えたりしないですむように。
これは独りぼっちになった臆病者が、情けなくわめいて、足掻いて、たいせつな仲間を見つける、愛と冒険の物語。
※本作は『男の子同士のキスやハグ』など、一部ボーイズラブ表現がございます。
※過度な性的描写はありません。
※使用しているイラストはすべて自作のものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 00:47:46
49646文字
会話率:36%
メインアリーナ入り口に、『陸上競技場に来い』と書いた立て看板がある、と原田から連絡があり、2台のオスプレイは、陸上競技場の上空に飛来、エマージェンシーガールズは次々と降りた。
最終更新:2024-02-20 08:28:40
3774文字
会話率:6%
テレビ局3局の社長が列席する、記念式典には、総理と、何故か防衛省の近江大臣がゲストとして呼ばれていた。
最終更新:2024-02-19 11:26:05
5490文字
会話率:12%
父親を亡くし、お金もなく貧乏な高校一年生が招待される。学校の地下にあるひょうたん賭博場へ。この物語では、ジョニーの一人称視点でこの世界を見ます。この物語は、2008 年の住宅危機後のアメシアで起こります。ゲームに入った後、ジョニーは自分の力
に目覚めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 06:45:18
5248文字
会話率:34%
酔い覚ましにと夜道を歩いていたはずの小柄兵衛(こづかひょうえ)、朔月幻一郎(さくつきげんいちろう)、服部蔵人(ふくべくろうど)の3人組、ふと気付けばそこは見知らぬ森の中。妖(あやかし)と呼ばれるモンスターが跳梁跋扈する江戸時代風の世界に迷い
込んだ3人は妖と戦いながら日々の糧を得て暮らしてゆく。
※この作品は以前投稿していた妖斬り、参る!の再スタート版となります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 21:00:00
5795文字
会話率:64%
時代劇のような、けれどどうにも江戸とは違う世界に迷い込んだ小柄 兵衛(こづか ひょうえ)、ハットリ・クロード、朔月 幻一郎(さくづき げんいちろう)の三人。
本来なら居るはずのない妖(あやかし)の存在、あるはずのない魔法、そしてされている
はずのない開国。いくつもの違いに時に戸惑い、時に喜びながらも、この世界で日常を送るために妖退治の仕事へと飛び込んでいく江戸風時代劇ファンタジー。
作品の性質上、史実上の江戸時代とは矛盾する描写が存在します事をご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-14 20:25:10
28850文字
会話率:60%
俺の名前は、上杉 稀羅(うえすぎ きら)。
杓璃大学(ひょうりだいがく)教養学科に通う、二年生だ。
ある日、誰もが認める美少女・輝夜 聡寧(かぐや さとね)に告白される。
しかし俺には好きな人がいたため、当然その告白は断り、そこでこの関係は
終了。
…と思いきや、彼女はなぜか俺の恋に協力するといいだす。
それからというもの、俺の人生はがらりと変わった。
ひょうひょうとしており、表情や考えていることが読めない九十九 灯織(つくも ともり)
極度の人見知りで、うさぎのぬいぐるみを介してでしか話せない野神 千彩(のがみ ちさ)
鬼の風紀委員長と恐れられ、強気かつ傲慢な湯浅 ありす(ゆあさ ありす)……
気づけば、俺の隣にはあいつらがいた。
最初は顔だけでなく、名前すら知らなかったはずなのに。
そして、自分の好きが「憧れの好き」であったと気づいた秋の初め。
俺はついにその時を迎えることとなる。
時は、文化祭当日。
彼女たちは同じ時刻、それぞれの場所に来いと約束する。
その思いにこたえるため、俺はあいつら四人のうち、誰と過ごしたいかを選択する。
これは、その彼女たち一人一人と迎える、俺と彼女の物語だ……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 17:48:52
69730文字
会話率:37%
星読み占師の飊鏜翠李(ひょうとうすいり)。方位、風水を使って悩める人たちを指南するのが運命。時々お節介、吉方位はわかるのに現実では方向音痴、ちょっと難ありな彼女に出会った人々の人生の物語。
最終更新:2024-01-22 14:50:52
3959文字
会話率:37%
星読み占師の飊鏜翠李(ひょうとうすいり)。方位、風水を使って悩める人たちを指南するのが運命。時々お節介、吉方位はわかるのに現実では方向音痴、ちょっと難ありな彼女に出会った人々の人生の物語。
最終更新:2024-01-15 10:38:17
4501文字
会話率:55%
「黒きエルク」元版 25,900PV、ありがとうございます。
病死した、わたし。輪廻の途上で、白猫のルキフェと出会います。で、魔族の不幸を救うため、無敵(?)の魔王に転生することになりました。
でも、この魔王、ちょっと変? ちょっと妙
? やっぱりおかしい?
第二の人生、使命はあっても、楽しく、ひょうひょうと生きると決めました。武術も魔法も、まだまだ練習が必要。物見遊山じゃないけれど、美味しいものも探さなきゃ。
さあ、出発、出発ー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 08:12:07
434771文字
会話率:54%
野球の試合が終わっても、それを取り巻くさまざまな人々、彼らの物語は終わっていなかった。
野球はスリーアウトから。
野球場の内側でも外側でも、おかしな事件が起こりまくる。
もちろん、試合の最中にも・・・。
野球のショートショート、はじめまし
た。年末年始バージョン。
その一部をご紹介(内容は変わることもあります)。
『報復だ』
デッドボールを食らった。二打席連続だ。さすがに頭にきたので、これより報復(ほうふく)を開始する。(※よい子はマネをしないでください)
『新しい監督は』
ドラフト会議の前日までに新しい監督(かんとく)を発表する。そう宣言(せんげん)していたのに、監督候補との交渉(こうしょう)に失敗。そこで球団社長は奇策(きさく)に出る。「それでは、新監督を発表します」
『登山中の標識』
登山(とざん)の途中(とちゅう)に謎(なぞ)の標識(ひょうしき)を見つけた。ここって、かなりの危険地帯?!
『写真つきの年賀状』
家族ぐるみの付き合いをしているチームメイトから、「写真つきの年賀状(ねんがじょう)」が届(とど)いたのだが・・・えっ? 二枚?
『ぽち袋』
息子(むすこ)が持ってきた「ぽち袋(ぶくろ)」。その裏側には謎(なぞ)の文章が。新年いきなりの、お年玉バトル開幕(かいまく)!
『驚異の記録』
プロ野球のオープン戦で驚異(きょうい)の記録(きろく)が誕生(たんじょう)する。それは新たな時代の始まりだった。
『すごい選手がやってきた』
球界に衝撃(しょうげき)が走る。ある球団が独自(どくじ)の経路(ルート)で、ものすごい選手を獲得(かくとく)したのだ。その選手が規格外(きかくがい)すぎて・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 17:00:00
21761文字
会話率:14%
科学技術が発達した現代においても実は魔法は廃れていなかった。魔法は魔導とも呼ばれ、魔導を操る者――魔導師たちは、その他大勢の一般人に紛れ、ひっそりと暮らしていた。笠倉彰もその一人。彼が生まれた笠倉家は、代々人外の生物――怪異(かいい)を討
伐する魔導師の一家だった。
しかし、幼いときのある出来事をきっかけに、彰は自分の魔導が恐ろしいものであることを知る。それからというもの、彼は怪異との戦いを放棄した。ただ、それは怪異の討伐を使命とする家族との確執を生む。彰は妹の七海を除き、家族から無視されるようになった。
彰は家に居場所がないと感じながら、無気力に日々を過ごしていく。
そんなとき、一人の少女が星華学園高等部二年三組に転校してくる。
彼女の名前は、――――紅芽衣。
時を同じくして、彰たちの住む地域では奇怪な事件が連続して起こっていた。それはおびただしい血痕とともに心臓だけが現場に残されているというもの。彰はひょうな偶然から芽衣とともにこの事件を追及することになる。
――――これは、彼と彼女の戦いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 23:14:41
119016文字
会話率:37%
これは怖くないホラーである。
最終更新:2023-12-26 15:19:21
2000文字
会話率:41%
オチョチョとは何物なのか?
最終更新:2022-12-03 18:19:51
915文字
会話率:20%
とある犯罪組織に誘拐され、奴隷生活を続けていた少女。怪物、憑魔(ひょうま)に襲われ、殺されそうになったところを紅花(くれは)に救われる。そして個性豊かな魔法師の仲間達が通う、中高一貫白鷺魔法学園。魔法学園教師、井川海斗(いかわかいと)に魔法
師の可能性を明かされ…?!
そこから憑魔と魔法師の戦いが大きく動き出す!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 23:24:51
12230文字
会話率:58%
上場企業で働く北村良平は東京出張の帰り、神戸三ノ宮駅で同僚の先輩山田と出くわす。山田は年齢社歴とも北村より先輩だったが、成績が悪く窓際の候補生だった。北村は妻が実家へ帰り二ヶ月がたっていた。その妻からは押印された離婚届が届いていた。仕事に奔
走し家庭をかえりみない北村は、恥を覚悟の上で山田に事情を話した。離婚届を見た山田は大したことじゃないといい、ひょうひょうとしていた。北村は怒り心頭し、山田に対し、会社に対する忠誠心のない情けない人だと罵倒し自らを正当化した。それでも山田は表情をを変えることなく、家庭で正義を振りかざす愚行はやめたほうがいいと北村を諭す。冷静に戻った北村は、山田の誘いに応じ、深夜に自宅を訪れる。山田のつらく悲しい過去。北村に襲い掛かる悲劇。振り上げた正義の剣はどこに収まるのか。バブル期「二十四時間働けますか!」と豪語していた企業戦士の末路を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 15:18:15
18480文字
会話率:48%
斎宮女御が重明親王の娘だとつい最近まで知りませんでした。びっくりです。斎宮女御は三十六歌仙のおひとりで、伊勢の斎宮から戻られて女御として村上天皇に寵愛された方。父親の重明親王は、源博雅の叔父さんです。勝手にひょうきんな極楽とんぼ認定してまし
た。ごめんなさい!ということで、重明親王に主人公になっていただき、娘大好きパパな姿をさらけ出していただきました。もちろん、博雅も晴明も出演してもらってます。
公式企画テーマ「食事」は食材として日本古来のチーズに登場してもらっています。ただ、形状がどのようなものであったか、文献資料がない様子。ということで、カッテージチーズが蘇として、それを熟成させたのが醍醐なのだから、カマンベールやブリーみたいだろうと、勝手に決めました。どうかご了承ください。日本酒と結構合うんですよ~
舞台設定は938年9月の京都。重明32歳、博雅20歳、晴明17歳。
この3人が出てくる作品を過去に書いているのですが、本作とは切り離してください。こちらのほうが史実に添っています。
* 斎宮女御のように才能に溢れていなくても、親不孝でも孫を産めなくても、オバチャンになっても変わらず愛してくれている実父に感謝の気持ちを込めて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-12 22:00:00
8634文字
会話率:34%
ある庭師ふたりのシーン
雹が降ったのはほんとで、車内避難したのもほんと、雹は白いタピオカみたいだったんですが、こんなことは起こりませんでした。
逆に手が嫌がって書くのをためらいました。
タピオカまつりしたかっただけです。
最終更新:2019-10-31 10:59:47
341文字
会話率:0%
「この国に住む限り厄災と向き合う必要がある」誰かがそう言った通りこの国トチノキではここ数十年厄災に見舞われていた。
そんな国の教会で暮らしている孤児であるエンとスミは山の奥の祠に奉ってあるひょうたんを持ち出してしまった。
それをきっかけに誰
もが経験したことのない厄災の渦が巻き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 20:28:16
1664文字
会話率:0%
会社で、奥さんと死別して、父子家庭のために、早退や突発で休むおっさんがいた。
皆は、可哀想にと思って仕事を手伝ったり。責任のある仕事につけないように便宜を図っていたが、
ある日、ひょうんなことから、嘘言っているな。と思ったので、仕事は助
けないようにしたら、
やがて、児童虐待とも思える事案が発覚した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 21:25:14
3355文字
会話率:35%
寝言は寝ていえ? ならば寝てからいってやる。
最終更新:2023-09-16 18:00:00
2723文字
会話率:6%
ことわざは、なぜ古くより伝わってきたのでしょう。
そこに含まれる様々な教えと諭し。
私たちが知るもの、知る意味はほんの一面だけかもしれません。
最終更新:2020-07-26 23:15:40
3086文字
会話率:15%