「呪文一言で江戸異世界へ。アニメ知識が命綱だ!」
佐藤悠斗は、21歳の冴えないアニメオタクだった。
ある夜、長ったらしい詠唱呪文を叫んでいたら、なぜか江戸時代そっくりの異世界に転移してしまった。
そこは徳川家光が偉そうに君臨する時代。
だ
が、この世界には魔法が存在し、陰陽術使いや妖術使いがウロウロしている。
転移早々、悠斗は家光の日光参詣を襲う豊臣残党の戦場に放り込まれた。
焦った彼は得意の南蛮妖術を繰り出し、「股間が痒くなる呪文」で敵も味方も無力化。
死人ゼロで戦いを終わらせ、呆れられつつも家光に褒められた。
「家臣になれ」と誘われたが、「お役所仕事は面倒臭い」と断り、代わりに金と小太刀をゲット。
「困ったら江戸城に来い」と言われ、悠斗の異世界ライフが始まった。
これから彼は、長くてくだらない詠唱呪文を武器に、壮大でバカバカしい事件を次々解決していく。
家光の偉そうな命令、護衛の困惑、敵の泣き言を巻き込みながら、自由気ままに生きる悠斗。
これは、江戸時代風異世界で繰り広げられる、ドタバタで笑える冒険譚だ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 20:00:00
152669文字
会話率:35%
時代劇のような、けれどどうにも江戸とは違う世界に迷い込んだ小柄 兵衛(こづか ひょうえ)、ハットリ・クロード、朔月 幻一郎(さくづき げんいちろう)の三人。
本来なら居るはずのない妖(あやかし)の存在、あるはずのない魔法、そしてされている
はずのない開国。いくつもの違いに時に戸惑い、時に喜びながらも、この世界で日常を送るために妖退治の仕事へと飛び込んでいく江戸風時代劇ファンタジー。
作品の性質上、史実上の江戸時代とは矛盾する描写が存在します事をご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-14 20:25:10
28850文字
会話率:60%