竜は認識(ミーム)に住んでいる。
竜は認識を通して人と結びつく。認識次第でどんなことでも叶えられる。
それが竜。それでこそ竜。
竜も人も、他を認識するからこそ、他からそのように認識されるからこそ存在する。
『人の認識から竜の遺産を集めること
』——それが彼ら【South Dog】の目的。人と竜から成る秘密団体の最高理念。
認識が紡ぎ、本心が交差する心情人間譚。それぞれが真に欲する目的とは何なのか——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 03:14:37
3037文字
会話率:37%
母親の魔力を吸い取って産まれた魔蛭。そう呼ばれて生きていたルアルは、誰にも必要とされることはないと諦めていた。そんな彼女をはじめて必要としてくれた存在────それが、三歳年下で王家に伝わる伝説の聖剣が抜けないリュナ王国の王子、セイアッドだっ
た。彼と一緒なら、どんなことでも乗り越えられる。そう思っていたある日、ルアルはセイアッドに告白されてしまい、戸惑った彼女は告白そのものを誤魔化して受け流すことを選んでしまった。
けれど魔物との戦闘の末、何者かに不意をつかれ大地の裂け目に突き落とされたルアルは、死を目前にしてセイアッドに向ける己の本当の気持ちに気付く。
激しく後悔するルアルの前に、災厄の象徴である邪竜が現れ、取引を持ちかけてきてきたのだが………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 21:18:09
27721文字
会話率:38%
「あれほど断ったのに寄こすとはな。レディ、きみも災難だったな。こんな怪物公爵に嫁がされて。だが、安心しろ。おれは妻を迎えるつもりはない。迷惑なだけだ。それは、きみも同じだろう? というわけだ。帰ってくれていい」
「怪物公爵」ことローマン・ガ
イスラーは、薄幸の公爵令嬢ミサ・ブラントミュラーに言い放った。
ミサが姉の身代わりでローマンに嫁ぎにやって来た初対面の場で。
幼い頃から家族に蔑まれ虐げられ虐待され続けてきたミサに行く所はない。なんでもする。どんなことでもするからということでお情けで使用人として雇ってもらう。
一生懸命働くミサ。ローマンはそんなミサにしだいに惹かれていく。
ドアマットヒロインがしあわせになる王道の物語。
※ハッピーエンド確約。微ざまぁあり。ゆるゆる設定ご容赦願います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 19:25:08
39732文字
会話率:35%
自業自得で余命が短い少女と過ごす、最後の夏。
日笠は周りに誰も住んでいない山奥の一軒家で、水海という少女と二人で暮らしている。一緒に住んでいる理由は監視のため。水海は超能力を使った犯罪者であり、危険人物である。だが、彼女は仲間を裏切った
ことが原因で呪われており、八月の終わりに死ぬことが決定している。そんな彼女が何かしでかさないよう、死ぬまで監視するのが日笠の役目だった。
二人で暮らしていくうち水海のことが好きになっていく日笠だったが、素直にそれを認められない理由があった。それは、水海が起こしたある重大な事件のこと。
好きな人のしたことなら、どんなことでも許せるって本当なのか?
忘れられない夏休みが、始まって終わる。
公募二次落選作です。同じ作品を「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 17:46:44
110945文字
会話率:38%
※悲しい音楽
古びた本棚。かつてのきらびやかな内装を思わせる部屋。
今は見る影もない。
部屋の真ん中に、女の後ろ姿があった。
ブロンドの髪を後ろに束ねた女。ピンクのジャージ。
ジーンズを穿いた尻は突き出ている。
女の背に近づく。
女は嫌そ
うな顔をしながらタバコを吸っていた。
ちょっかいを掛ける。
女はしばらくして、別の部屋に移った。
それを嫌がらせのように追いかける。
見回すと燭台をおいた机の上に写真がいくつか立ててあった。
その中の一つに目を奪われる。
処刑台の写真。
首を縄でくくなれ、ぶらぶらと風に揺られる女。
白い装束がはためく。ブロンドの髪は泥で薄汚れている。
あの時、すぐ横でそれを眺めていた。
女は男たちに慰み物にされていた。
女は死ななかった。
だからどんなことでもできた。
女が横を向いた。
目が合う。
救いを求めるような目。
怒りと憎しみと、苦しみと絶望が入り混じった目。
様々な感情の入り混じった目。
首をくくられ喋れない女の感情が、言葉よりなお雄弁に伝わった。
だが、自分は何もしなかった。
ただ、見ていた。
女の首が剣で落とされる。さらに油をかけられ燃やされる。
男たちはそれを笑いながら見ている。
地面に落ちた女の首は、しかし死なない。感情を無くした顔で、燃える自らの肢体を眺めていた。
女がこちらを見ていた。
あの時と同じ顔で。
あのときのすべての憎しみを感じさせる表情で…。
※悲しい音楽折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-28 06:26:10
578文字
会話率:0%
どんなことでも"寝たらできる"洋平には秘密があった。
夢の世界にダイブする能力は、現実世界にも影響を及ぼすものだった。
夢の世界でのダイバー同士の異能力バトルと現実世界での青春。
洋平にとって、どちらが夢なのか、、、
最終更新:2023-05-08 21:00:47
575文字
会話率:20%
魔法が全ての世界。その中心にある王国、マライスカで最高地位である大賢者、アンリ=ロイ。
ある日彼が目覚めると、その魔力の一切が失われていた──!
大賢者でありながら、無魔力者に落ちぶれたアンリを刺す冷たい視線。それはもはや彼が以前の
ような立場にないことを表していた。
……もう挫けそう。そんな中、数年会っていなかった彼の師匠が突然現れた。長い金髪に碧眼の美少女は、笑みを浮かべて言う。
「私とアンリがいれば、どんなことでもなんとかなる気がしてこない?」
彼は再び成り上がるため、魔力を取り戻すべく仲間たちと旅に出る!
そして彼を取り巻く世界の謎が次第に明かされていく──。
この物語は、失った魔力を求めて旅する王道冒険譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 00:16:23
61017文字
会話率:36%
俺はずっと傲慢だった。幼い頃から他人に劣ることなど一度もなかった。どんなことでもやってみせ、大人たちを驚かせてみせた。俺にはなぜこんなにも容易なことが他の連中にはできないのか全くわからなかった。俺にとっては些細なことでも周りの人間にとって
はそうでないことばかりだった。俺は初め、皆が俺をバカにするためにわざと難しいふりをしているのだとばかり思っていた。他の子供たちは皆白痴のふりをして言葉を話さないのだとばかり思っていた。だがそうだろう。考えてみてほしい。普通の、当たり前のことにさえ全身全霊で取り組んで、しかも達成できずにはあはあ言っているのだ。何かの冗談だと思うのが真っ当だろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 20:00:00
4253文字
会話率:0%
ノルンは、学校がすきな女の子。
学校のお友だちも、クラスの先生も、知らないことを学べることも。
ノルンは、すきでした。
ある日、スミス先生がクラスのみんなに聞きました。
「みなさんのかなえたいことは、なんですか?」
ノルンは答えます。
「お気に入りのクマさんのぬいぐるみとお話しすることです」
でも、それはかなえられないことだと、みんながわらいます。
かなえられることって、なんだろう?
ノルンには、分かりませんでした。
子どものころ、かなえたいことがいっぱいあったはず。
それが、ゆめのようなことだったとしても。
どんなことでも、ふしぎと口にできていたはず。
あなたがかなえたい、ゆめのようなふしぎを、ノルンと少しさがしに行きませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 22:38:43
7623文字
会話率:47%
この村の中心には塔が建っている。見上げても到底上が見えない、誰が、なんのために、どうやって建てたのか誰も知らない未知の塔。この塔の1番上までたどり着いたときどんなことでも叶うそう言う言い伝えがこの村にはある。金、権力、地位が欲しいのかまたは
、単なる好奇心なのかこの塔に入っていく人をたまに見かける。だがこの塔に入って戻ってきた人は一人もいない。俺はそんな入っていく人をみてバカじゃないかと思っていた。本当かも分からない村の言い伝えを信じ、頂上が見えない未知の塔に入っていくなんてそう思っていた。しかし、今主人公あいとは塔の入口に立っている。何が彼をそう行動させたのか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-27 04:33:36
3491文字
会話率:45%
『北山中学校の裏山には、魔法使いが住んでいる一軒家があるらしいよ。そこへ行って悩みを相談すると、どんなことでも魔法を使って解決してくれるんだって』
藍色街に伝わる噂話を知り、裏山へ向かった主人公。だが、魔法使いの家にたどり着く前に道に迷っ
てしまう。
そんな主人公の前に1人の青年が現れて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 23:31:12
3653文字
会話率:50%
彼は結婚するときこう言った。
「わしはお前を愛することはないだろう」
八十を越えた彼が最期を迎える。四番目の妻としてその死を見届けたエレオノーラは十六歳。
元々、二人は契約結婚だった。
左目のまぶたが蜂に刺されたように腫れあがった彼
女は左右対称的で、美しい右側と比較して「美醜令嬢」と侮蔑されていた。
聖女候補の優秀な双子の妹ジェシカと、常に比較されて虐げられてきた。
ある時、女神がその身に降臨したはイザベラは、さまざまな奇跡を起こせるようになる。
けれど、妹の成功を願い、誰にもそのことを知らせないできた。
彼女の秘めた実力に気づいた北の辺境伯ヤニスは、経営が破綻した神殿の借金を肩代わりする条件として、イザベラを求め嫁ぐことに。
結界を巡る魔族との戦いや幾つもの試練をくぐり抜け、その身に宿した女神の力に導かれて、やがてイザベラは本当の自分を解放する。
その陰には、どんなことでも無言のうちに認めてくれる、老いた辺境伯の優しさに満ちた環境があった。
夫は、寡黙な人だったから多くを語らなかったのだ。
彼の愛は、沈黙の中に確かに存在した――。
イザベラは夫の遺体の前で、女神にとある願いを捧げる。
他の投稿サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-19 15:33:54
24829文字
会話率:34%
お嬢様と共に処刑されたメイドが、過去に戻り、その死の運命を変える為に奔走する。
絶対にお嬢様は死なせない。
お嬢様には生きて、天寿を全うして幸せになってほしい。
その為ならばどんなことでもしてみせる。
それがメイドの望みだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 20:49:11
7626文字
会話率:24%
言葉一つ、どんなことでもいいから、ぬくもりを
最終更新:2022-10-29 14:23:45
286文字
会話率:0%
一言だけを待っていた、キミも僕でも
最終更新:2022-10-20 08:02:59
278文字
会話率:0%
取り柄があればいいね、何かひとつ、どんなことでもいいから
最終更新:2021-01-23 09:20:22
288文字
会話率:0%
本来の自分を隠し、普通の男子高校生として生活していた篠宮努は帰宅中いきなり神様に回収され、面倒な仕事を押し付けられることになった。その仕事とは、異世界に召喚された地球世界の人間‥‥‥勇者の魂を取り返してくること。そうしてダンジョンマスター
として異世界に派遣された彼は、目的に向けて動き始めた。自らのためなら手段は選ばない。どんなことでも躊躇わない、慈悲も容赦も持ち合わせていない本来の自分を解放して。
※不定期更新中
※累計PVが100万を突破いたしました。読者の皆様ありがとうございます!
※アルファポリス様にて掲載させていただいております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 19:15:42
310973文字
会話率:21%
__全てが見えなくなってしまう前に。
退屈で平凡なありふれた日々を望んでいるどこにでもいるような高校生、椿奏(かなで)は他人には言えない秘密があった。
それは「一部の人の姿が見えなくなる」という持病のようなものを抱えていることだった
。
そんなものを抱えているがゆえに、現実感を消失し、不安や恐怖、焦りが募る日々を送り、唯一の家族である妹の琴葉(ことは)に対して兄として威厳を示すこともできず、いつも罪悪感を感じて生きてきた。
高校生活最初の夏休みを終えた新学期のある日、「月並み部」と書かれた紙が貼ってある異質な教室を発見する。
その教室の真ん中で一人、机の上に座っている同級生の女子・朝霧月那(るな)と出会ってから彼は変わり始める。
彼女曰く、この教室は勝手に彼女が占拠して、在校生のお悩み相談を不定期におこなっている場所だそうだ。
「ここに来たということは君が次の相談者かな?」「え? いや別に俺は……」「さあ、どんなことでも話してごらん? 私たちが最高な平凡に至るために」
これは、何かを抱えることになってしまった高校生たちが月並みの日々に至るための物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 01:31:39
58235文字
会話率:50%
何かがおかしい、狂ってしまった街、ガーベム。
探偵を名乗る男のもとに、一通の手紙が届く。
その依頼は、一人の少女を見つけ保護すること。
依頼とあれば、どんなことでも彼はきっとやり遂げてみせる。
それが彼の誇りだから。
最終更新:2022-02-18 22:03:51
6171文字
会話率:34%
ざしきわらしが住み着いた家には幸運が舞い込み、家を離れれば不幸になる。この異世界で、彼女が幸せであるために俺はどんなことでもしてみせよう。
異世界で暮らすざしきわらしが、お供と一緒に色々な人に関わっていくお話です。第一章は、婚約破棄+ざしき
わらしちゃん。話の都合上、主人公が最初あまり出てきません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 22:00:00
42484文字
会話率:29%
史垣剛は幼馴染の嘉嶋美咲からラブレターをもらい、ようやく彼女がいじめられているのを見て見ぬふりをしていた自分の愚かさに気づく。
剛は美咲の復讐のために動き出すが……。
最終更新:2022-01-30 12:02:16
17542文字
会話率:30%
ある日、魔女だというおばあさんから小瓶をもらった。
「これを飲めばどんなことでも1つ願いがかなうのじゃよ。」
もし本当に願いがかなうなら、俺は……
ー-ーこれは偽りの流れ星の話
最終更新:2022-01-06 17:00:00
2334文字
会話率:2%