古の時代に世界の支配を目指した魔王レヴィアス。
しかし、四天王の裏切りにより、勇者の剣に封印されてしまう。
長い年月を経て、エルフも全て神話となった平和な時代。
勇者の剣を引き抜いた少年を導き、どうにかしてもらおうと考える。
最終更新:2025-07-25 01:58:04
61225文字
会話率:36%
「お前を愛することはない」結婚したあとで夫に言われたのはネット小説でよくあるセリフだった。愛人が女主人として動いているからメイドにも嫌われていて「部屋の掃除をするから出て行ってください。夕方には終わります」と追い出されてしまう。行く当てがな
いので結婚前からの日課だった騎士団の見学に行くことにした。
実家の家族から愛されない、結婚後も愛されない、お金もない、チートスキルも無いという無いない尽くしの私にあるのはこの腕だけ……前世で漫画家をしていたのでスケッチブックに騎士団の絵を描いていたら、高貴なご令嬢が話しかけてきた。私の絵、売れるかな……?【短編版に加筆あります】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 00:00:00
75836文字
会話率:54%
「お前を愛することはない」結婚したあとで夫に言われたのはネット小説でよくあるセリフだった。愛人が女主人として動いているからメイドにも嫌われていて「部屋の掃除をするから出て行ってください。夕方には終わります」と追い出されてしまう。行く当てがな
いので結婚前からの日課だった騎士団の見学に行くことにした。
実家の家族から愛されない、結婚後も愛されない、お金もない、チートスキルも無いという無いない尽くしの私にあるのはこの腕だけ……前世で漫画家をしていたのでスケッチブックに騎士団の絵を描いていたら、高貴なご令嬢が話しかけてきた。私の絵、売れるかな……?【ざまぁ、恋愛をサクッと楽しみたい方向け】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 22:22:29
10488文字
会話率:49%
乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまった。
公爵令嬢エレシアは、卒業パーティーでお約束のごとく断罪されてしまう。
しかもものすごくしょぼい理由で。
「お前を幽閉に処す」なんてかっこよく言ってくれたけれど、どこに?誰が?どうやって?
そんなこと
もわからない王子とヒロイン。
もしもーし、ゲームが終了したら指示がなければ誰も動きませんよー
そして、断罪劇の後日、王子は衝撃的な真実を告げられる。
王位継承権をめぐり、悪役令嬢と王子が勝負する。ただ、圧倒的に悪役令嬢が強かった。はたして王子は王位継承権を挽回できるのか?
※この作品はカクヨムコン10【短編】中間選考に残った同名作品の続きになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 20:20:00
25815文字
会話率:57%
かん子の後ろに立っていた染矢が「亮治」と薄寒い声で止めに入るや、スルリとする視線を染矢に向けた赤松は「染、亮治やないぞ、赤松や」と被せる。なおの赤松が「俺がお前を拾ってきた。それでもお前は俺の側じゃなく、今は代行とやらの側近や」とかん子目
掛けて顎をしゃくり、切れ目なく「今頃なんや、お前が俺になんか言えた義理か!」ギラギラと黒光する赤松の言葉に、染矢の顔が朱に染まる。
愛してしまった相手が悪かった。一生報われるはずの無い相手。それでも愛し方はあるはずだと探す男の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 20:01:36
71958文字
会話率:1%
初夜なのに一人。夫はもちろん、侍女も誰も来ない。初夜スルーからの完徹。朝陽が沁みる。そんな中、ヘンリエッタは少しずつ思い出しかけていた前世の記憶をほぼ思い出した。寝室からの物音に気付いたヘンリエッタ。何かを隠そうとする侍女。何かやましいこと
が? するとそこに、全てを知る男性が現れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 12:34:40
9946文字
会話率:56%
AIが社会を"最適化"し、創造、想像すら統制される2050年の日本。漫画家を目指すも国家クリエイター認定試験に落ち続け、介護士として鬱屈した日々を送る青年・佐藤碧は、もはや世界が滅びればいいとさえ願っていた。そんな彼が創
作サポート用のAIアプリに「世界を滅ぼす方法」を問うた時、タブレット画面にパンクな美少女アバターが現れる。「アタシはデストラクションAI! お前を共犯者に選んでやる!」――世界を壊したがるAIと、人生壊れかけの青年の奇妙な共同戦線。この世界、本当に滅びるのか? それとも全く別の結末が待つのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
28703文字
会話率:47%
弐代目「拳聖」ヴァサラ
本名、リコリス・ウルガストン
伯爵家令嬢ながら家族に虐げられていたところ、祖父である初代「拳聖」ヴァサラに連れられて、魔物が多く存在する未開の地「魔大陸」へ移住。
地獄の修行の末に弐代目「拳聖」ヴァサラとなる。
魔大陸で悠々自適に過ごしていたが、実家でウルガストン伯爵家がリコリスの婚約を決めた。
仕方なく王都へ向かったリコリスに夫になるキリディス・サタナキア公爵から告げられる。
『お前の事を愛する事はない』
『お前には何も期待しない。公爵家の名を落とさない限りは好きにすればいい』
白い結婚を宣言させられたリコリスは、貴族としてのややこしい面倒事をやらなくていいと言われ内心は大喜び。
自由な生活を送るため偽装工作を行い、王都で探索者登録を行い、Sランク弐代目「拳聖」ヴァサラとして活動するのであった。
*これは【「お前を愛する事はない」と旦那さまから宣言を受けた公爵夫人は、言われた通りにSランク探索者『拳聖』として過ごす】の連載版になります。
*短編版の続きは10話からです。
*日・水の週2回(またはどちらかの曜日に投稿)。12時投稿を予定していますので、宜しくお願いします。
*10話までは恋愛要素は薄いですが、11話以降は恋愛要素が多くなっていく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 15:03:26
57785文字
会話率:35%
Sランク探索者、弐代目「拳聖」ヴァサラ
本名、リコリス・ウルガストン
伯爵家令嬢ながら家族に虐げられていたところ、祖父である初代「拳聖」ヴァサラに連れられて、魔物が多く存在する未開の地「魔大陸」へと連れられて修行を行い、弐代目「拳聖」ヴァ
サラとなった。
魔大陸で悠々自適に過ごしていたが、実家でウルガストン伯爵家がリコリスの婚約を決めた。
仕方なく王都へ向かったリコリスに夫になるキリディス・サタナキア公爵から告げられる。
『お前の事を愛する事はない』
『お前には何も期待しない。公爵家の名を落とさない限りは好きにすればいい』
白い結婚を宣言させられたリコリスは、貴族としてのややこしい面倒事をやらなくていいと言われ喜んだ。
フリーダムライフを送るため数々の偽装を行い、王都でSランク探索者、弐代目「拳聖」ヴァサラとして活動するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 19:52:22
4470文字
会話率:33%
私、メリッサは宮廷で聖女をしている。結界を張る仕事だけじゃなく、軍の装備点検、執務の処理などあらゆる仕事を担当していた。なのに、婚約者であるカル王子に婚約破棄を言い渡されてしまう。
どうやら、宮廷に仕えているもう一人の聖女と浮気をしていた
らしいのだ。しかも真実の愛とやらに目覚めたらしい。呆れのあまり言葉を失った私は、宮廷から出て行くことにした。
しかし、そんな私に手を差し伸べる存在がいた。それは——強面で冷徹、そう呼ばれる公爵様だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 18:01:16
3193文字
会話率:40%
「ロワイヤル! 本日をもってお前をこの"ホープ・オブ・ロード"から追放させてもらう!!」
「――――な、な、なんでぇぇ!!!?」
冒険者ギルド、最上級Aクラスのパーティで一人の男が追放された
ロワイヤル。通称ロワはパー
ティをサポートする魔術師であった。5年の付き合いもあって、パーティ解散までずっと皆でやっていくんだろうなーとロワは思っていた。
追放理由は簡単。マナポーションの消費が激しく、補充する為に大量の金を使うから──というのは建前で本当は純粋なロワを思っての追放であった
そんなこんなで追放されたロワは一人寂しく今後の活動を考えていると、路地裏で男に痛めつけられてる女の子を見つけた
困っている人を放っておけないロワはその女の子を助け出した
女の子との出会いが、ロワの運命を変える分岐点だったこととは、この時のロワは知る由もなかった。
<>
性描写ありは保険で入れてます。近しい描写になりそうな予感がしますので
カクヨムにも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 15:10:00
18499文字
会話率:63%
「お前を愛することはない!」
「ああっ、傷つきました。療養しないといけません!(棒)」
王族に目を付けられた主人公のエリザベス・アーネスト。婚約者の酷い言葉に傷心(?)した彼女は、猫カフェ作りに全力疾走。
その辺で拾った猫(魔獣)が何故
か強すぎて、猫カフェ『モフモフ王国』が難攻不落のヤバい国扱いに……。彼女からすれば、こんな可愛いのにヤバいという評価をされて、とても心外。気分も侵害。
今日もモフモフ王国は元気に営業中!
※カクヨム、ハーメルンでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 21:39:07
92312文字
会話率:64%
「結婚はするが、お前を愛することはない!」
そう言われたショックで前世の記憶を取り戻したエリザベス・アーネスト。『ドリーム・リアル・ファンタジー』という乙女ゲームの悪役令嬢である彼女は、どうせ婚約破棄されるならと、自ら婚約破棄を突きつけて
我が道を行く。
付きまとう元婚約者と浮気相手をあしらいつつ、念願の猫カフェ『もふもふ王国』を開いたところ、諜報員や軍人の人たち、冒険者、果ては元婚約者パーティーまでご来店。スペシャルな猫(魔獣)たちが精一杯のおもてなしをしてくれる癒しスペース、のはずだったけど、なぜか難攻不落の要塞とか魔王城とか言われてます!
※なろう、ハーメルンでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 14:22:25
39489文字
会話率:63%
孤児院から公爵家へ引き取られ、公爵令嬢となったオルタンシア。
しかし家族には馴染めず使用人にはいじめられ、つらい日々を送っていた。
やがて王子の婚約者候補として宮廷に上がるも、別の婚約者候補の暗殺未遂の疑いを掛けられ……。
「公爵家の恥さら
しめ。俺は一度もお前を妹などと思ったことはない」
唯一の家族である義兄に見捨てられ、あっさりと冤罪で処刑されてしまう。
だが次に目覚めた時には、公爵家に引き取られた日まで時間が巻き戻っていた!
今度こそ絶対に、穏やかな人生を送りたい……!
生き残るためにお義兄さまに好かれようと頑張ったら……。
「どうしたシア、何故泣いている? 誰がお前を悲しませた。消してやるから言ってみろ」
何故か過保護に愛されて、こんなの想定外です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 21:35:20
341695文字
会話率:29%
ガラスの靴を手にやって来た王子の目の前で、シンデレラは魔法使いと駆け落ちしてしまった!
引っ込みのつかなくなった王子は、その場にいたシンデレラの意地悪じゃない姉を身代わりに城に連れて帰り、結婚することにした。
こうして二人はいつまでも幸せに
暮らしました……なんて上手くいくわけもなく――。
お前を愛するつもりはない? もちろん存じております。
目指すは円満離婚&慰謝料! 愛人でも側室でもご自由にどうぞ!
離宮に放置された妃は、釣りに畑にもふもふ牧場にスローライフを満喫する。
そのうちに、冷たかった王子の態度が変わりはじめて……?
これは、不本意ながら王子と結婚することになってしまった、ガラスの靴もカボチャの馬車も持たないシンデレラの姉が、自分なりの幸せを掴む物語。
※同タイトルの短編の連載版になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 22:25:06
582919文字
会話率:35%
大学三回生。21歳。処女。
若槻鱗は、ひょんなことから自宅アパートの便所で孤独死してしまう。
「 おお鱗よ。死んでしまうとは情けない 」
呼びかけに目覚めると、目の前にはポテチ片手に鎮座するイケメン英国風紳士(身体は七福神恵比寿)。
自
らを〝真実の神〟と名乗る男は鱗に一つの提案をするのであった。
「——表があれば裏がある。表裏一体というよりも、これは〝可能性〟の裏返しだ。
いつ、いかなる存在においても「もしも」という可能性は示され、観測されている。
お前も、私も、この世界を創った「神」でさえも」
鱗が生きていた世界と別の世界。
「一」の世界と「二」の世界と呼ばれる二つの世界。
その狭間に在る「世界境界」は二つの世界を繋ぎ合わせる鎖のような役割を果たしているが、曖昧かつ不安定な繋がりしか保てないため、時おり「一」の世界から一時的なパスを通して繋がりを復元する必要があるのだという。
「…というわけで鱗よ。お前を「二」の世界へと送る。
無論、拒否権はない。すまんが、もう一度だけ生きてくれないか。
生涯最期の景色が便所なぞ——ぶふぅっ!…納得がいかんだろう」
若槻鱗は決意した。
必ず、この邪知暴虐な男にドロップキックを喰らわせると。
「二」の世界。
それは二つの大神と龍とエルフと人が築いた幻想世界。
真実の神から貰った「かえる力」を携え、不思議な少女と共に若槻鱗は‥
「ねえ マ~ちゃん! 「ふぅ~」ってして♪」
‥再び、生きていく?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 21:11:14
176306文字
会話率:33%
「この身も心も、月が贖うまで——」
桜散る平安京。
呪いで鬼と化した貴族・葛城雅刀は、百年の時を超え、自らの枷を解くため「月読みの巫子」を探していた。
運命が導いた先には、穢れなき瞳の青年・小野雪代——彼こそが、鬼の血を鎮める唯一の「花嫁
」だった。
月夜に交わされた契り、絡み合う欲望と信仰。
雅刀の灼熱の執着と、雪代の隠した宿命が、妖しくも艶やかに紡がれていく。
「お前を汚すのは、この鬼だけだ」
神々さえも背く禁断の儀式。
愛か、救いか——それとも、永遠の贖罪か。
※本作は成人向け要素を含む歴史ファンタジーBLです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 06:29:29
3998文字
会話率:33%
【本編完結しました】
全てを殺す精霊、魔王。
自然発生するそれと人間達は日夜戦いを繰り広げていました。
そんな殺し合いにまみれた世界で、一人の男が魔王の赤ん坊と出会ってしまう。
「うわぁぁぁぁぁ!? 魔王の赤ん坊だぁぁぁぁ!?
」
「あう」
「魔王殺害は人類の義務……死んでもらうッ!」
「あう?」
「…………と思ったけど、まぁいいや。寂し過ぎて死にそうだから、お前を育てて話し相手にでもするか」
そこは無人の大陸でした。
話し相手に飢えまくっていた男は、狂気の沙汰と知りつつ魔王を育ててみることに。
「大きくなっても俺を殺すなよ?」
「あーうー」
やがてその赤ん坊は育ち、男のことを「お父さん」と呼び始めました。
人間である父親と、魔王である娘。
そんな二人は仲良く暮らすようになったのです。
――――だがしかし、どんなに可愛かろうが、満面の笑みで「お父さん」と呼んで男に懐こうが、結局のところ彼女は殺戮の精霊。何もかもを殺す事が定められていた。
二人は出会い。幸せな親子となり。そして世界は滅びの道を突き進む。
「よしよし、たくさんお食べ」
「もぐもぐ。……もぐもぐもぐもぐもぐ」
「食べ過ぎでは?」
魔王を育ててしまった男。
そんな彼を愛した娘。
終わりの時は、必ず訪れる。
「ねぇねぇお父さん! 牛肉ってどんな味なの?」
「最強の味だ」
脳天気な娘と、「まぁいいや」が口癖の男。
二人はいつまでも一緒に暮らしました。
全ては、幸せになるために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 20:13:47
2046912文字
会話率:40%
高校生の如月ハルトは、突然異世界に召喚された――が、彼に与えられたのは戦闘スキルではなく、「育成者」という地味な支援系スキルだった。
剣も魔法も使えない彼が出会ったのは、森に一匹だけいた最弱モンスター、スライム。攻撃力ゼロ、知能もほぼゼロ
。しかし、なぜか【成長ログ】に「可能性:未知数」と表示されていた。
「よし、お前を最強に育ててやるよ」
戦うこともできない少年と、跳ねるだけのスライム。そんなちっぽけな日常は、ある日突然終わりを告げる。
女神によって強制的に現世へと帰還させられたハルトが再び異世界に戻ってきたとき――そこは1000年後の世界だった。
人類は衰退し、魔族が支配する世界。そこに君臨していたのは……かつてのスライムが進化した、人型の最強魔王だった。
「主様、世界はあなたのために征服しておきました!」
ズレた忠誠、重すぎる愛、そしてスライムとは思えぬ進化の果てに――。
最弱から最強へ。
そして“育てた側”と“育てられた側”の立場が、今、逆転する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 08:23:00
8699文字
会話率:32%
俺、野田勇美(のだいさみ)は、ある日いきなり異世界に飛ばされた!
しかも抱きしめていたラブドールの凛菜(りんな)も一緒にだ!!
「あんた、どう見ても勇者じゃないよな。この世界に何しに来たんだ?」
俺が聞きたいよ! 等身大人形を
連れた俺は異世界でも周囲から浮いている。
……しかし、この世界にはゴーレムと呼ばれる自動人形がいるらしい。
これはつまりそういうことか? 俺の凛菜を魔改造して自律可動式にしろと!?
待ってろ凛菜! 例え何年かかっても、お前を自分の足で歩かせてやる!!
───これは、ちっぽけな俺が世界を救わない物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 14:48:09
126616文字
会話率:46%
そう怯えるな。
こんなに小さなお前を取って食ったりはせん。
***
カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16818093088675942801)でも公開中。
最終更新:2025-07-14 20:37:40
17781文字
会話率:41%
生ゴミみたいな食事にも負けず、逞しく働きお腹いっぱいに美味しいごはんを食べている伯爵令嬢のリズ。しかし、元婚約者に、『100日間、毎日求婚しないと死ぬ呪い』なんていう、バカみたいな呪いをかけられてしまう。
死を覚悟したリズに、隣国の公爵は言
った。
「俺に求婚しろ、リズ・ノイアー。100日の間、お前を買ってやる」
そうして金貨100枚を報酬に、隣国の公爵の下で働き始めたリズ。あいさつ代わりに、爽やかに毎朝の呪いの求婚を繰り返す。
偽の恋人、不穏な来客、隠された罠。
重ねる日々に、公爵との男友達みたいな関係が、少しずつ変わっていく。
だけど、その呪いは、実は解いたらいけなくて――
「愛さないって言ったよね!?」
離れることも、愛を伝えることもできない二人の、呪われた100日が始まる。
***
最終話まで執筆済み!
じゃんじゃん投稿していきますので、ぜひ安心してお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 21:17:16
172410文字
会話率:60%
「ルクス・シェラード、お前を断罪する!」
私の目の前にいるのは、私の婚約者と兄の婚約者。
兄は段上のバカ王子の婚約者勝手な恋心により冤罪をかけられ、罪に似合わぬ罰を与えられ処刑された。
父は自殺に見せかけられて殺され、母は心労が祟って儚
くなった。
許してなるものか。この屈辱を、この恨みを、憎しみを、晴らさなければ死ぬに死ねない。けれど復讐を終えて残ったのは、空っぽになった空虚な自分自身。
国が、世界がどうなろうと知った事ではなかった。私の望みはただひとつ。もう一度、兄に会いたい……。
「どうかもう一度、私にチャンスを……。お兄様を、救えるのなら、何だって……」
涙ながらに終えた、私の空虚な人生だった。
「は?」
どうやら、神は私にチャンスをくれたらしい。目に映るはかつての部屋。鏡の中には幼い私。聞こえてくるのは、懐かしい、家族の声。
「幼い、私……?」
どうやら、過去に戻ったようだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 10:07:54
118917文字
会話率:44%
俺、高尾勇樹には死にたがりの親友がいる。
その親友の名は、壇ノ浦藍華。彼女は、『魔法』が使える『死の魔女』アイだ。
「この世界に、『魔法』を使える魔女がいるって言ったら、信じる?」
中学1年のある日に藍華が『魔法』が使えることを知り、そ
のまま高校生に上がり、別々の高校になって、また、雨の中で再会した二人。
「ゆっくん」
「……なんだ」
「ゆっくんなら、私を殺してくれる?」
「相変わらずの、死にたがりやだな」
『死の魔女』であることを知ってから三年後。勇樹は”幼馴染”として藍華に接し、藍華と仲を深めていく。
藍華の『願い』を聞き、勇樹は静かに目を閉じる。藍華にとっての日常の終わりと勇樹にとっての非日常の終わり。
その先にある、未来の為に。
「いいぞ。俺がお前を殺す。約束する」
「ありがとう。ゆっくん」
これは、一人の人間と一人の魔女が織り成す「恋」の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 03:50:29
5152文字
会話率:33%