小学生の幸のおばあちゃんは子どもたちから魔女と呼ばれている。
おばあちゃんは、「コウノトリが幸のことを運んできた」と言うけれど、幸はあまり信じていない。
ある日、幸はクラスメイトの秋間くんから揶揄われ、ケンカをしてしまう──
最終更新:2023-09-12 18:14:38
3997文字
会話率:22%
ぼく唐木慎吾は、大学3年生でまもなく4年生になる。安定した職に就くために、本格的に就職活動に取り組まなければならない時期なんだけど、最近、路上ライブを始めた。ぼくのファンもそれなりについている。ぼくの父は生まれてすぐに失踪し、母もぼくが小
学校に上がる頃に癌で死んだ。おばあちゃんが一人で苦労しながらぼくを育ててくれた。ぼくたちのおんぼろの家には不釣り合いなほど大きな沙羅の木があり、誰が呼び始めたか知らないけれど、ぼくの家の前の道は「沙羅の木坂」と呼ばれ、ぼくの家は密かに「幽霊屋敷」と呼ばれている。ぼくが大学一年生の時、おばあちゃんが脳梗塞で倒れ、しばらくして認知症になってしまった。まだらぼけになったおばあちゃんは、ベッドの中で自分の陰惨な過去を振り返っていた。ぼくはそんなおばあちゃんの世話を一人でしている。いわゆるヤングケアラーだ。それでも、なんとか奨学金とバイトで学業と大学生活を続けている。そんな時、ぼくは交通事故に遭い、入院してしまった。一人になったおばあちゃんを恋人の美由が面倒をみると言ったが、彼女も大学生なのでそれは無理だ。路上ライブに来ていたシャネルスーツを着た三枝未華子というキャリアウーマンが介護をしてくれることになった。三枝さんは我家に同居するようになった。三枝さんはぼくをプロのアーティストにしようと動き始めた。
ぼくは子供の頃から、父が母とおばあちゃんに殺されて、沙羅の木の下に埋められたという妄想を抱いている。最近、父と名乗る男が子供を連れて帰ってきて、同居するようになった。そして、優しいと思っていた母の過去が男によって暴かれていった。おばあちゃんのうんこの臭いのする我が家が、彼ら彼女たちの人生の最終避難所(アジール)であるかのように、訳ありの人間ばかりが集まって交差する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 00:00:00
118863文字
会話率:31%
大好きなおばあちゃんが急な病気で亡くなり、明くんへ残してくれたもの。
それは、山奥で代々守られてきたという不思議な鏡でした。
特別なおまじないをし、角度を付けて覗くと、鏡の中には「覗いた人」の、少しだけ違う姿が映し出されます。
人生の様々な
場面で、「覗いた人」が現実とは違う選択をし、違う生き方をした場合の姿を見ることが出来るのです。
おばあちゃんは、鏡の中にいる自分と話したり、会ったりしてはいけない、と言い残していました。
でも、ある日、その言いつけを破ってしまった事から、明くんは取り返しのつかないトラブルへ巻き込まれてしまうのです……
アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-21 06:08:42
10127文字
会話率:31%
ゆうちゃんのおばあちゃんはオバケが見える人でした。
この世の人でなくなってからもずっとゆうちゃんのことを見守っていたおばあちゃんは……
最終更新:2023-07-13 21:44:53
2026文字
会話率:20%
口を聞かなくなったおばあちゃん。
その理由とは?
ひと夏の思い出です。
最終更新:2023-06-22 23:10:36
4954文字
会話率:18%
「あんた、今日でクビ。もう二度と私達に関わらないで」
アオイ・ニーアは女勇者・ビッチーノ・オトコスキーに突然のクビ宣言を受けた。
「ちょっと待てよ!! 俺は今までパーティに貢献していただろ!? それをなんで急に……?」
アオイは勇
者パーティ『テーニス・サークル』で俺で鉱石の発掘や魔物の討伐、素材の剥ぎ取り、その他、食事係や掃除までに至るまであらゆる雑用をパーティメンバー全員が俺に押し付けてきたのだ。
それなのに何故……?
「ブサイクだから」
「は?」
「ブサイクだから」
え? そんな理由で……?
アオイが呆気に取られていると、アオイの知らないところで新規メンバーも加わっている。
「あれ? あんたまだいたの?? まぁ、これからは一人で頑張ってよ。童貞くん(笑)」
そんな感じでアオイは勇者パーティから追放された。
絶望しながら歩いていると見知らぬおばあちゃんがモンスターに襲われていた。アオイはおばあちゃんを助けるが……なんとおばあちゃんはサキュバスであった。
「この力――サキュバスの力をお前さんにあげるさね……いつかお主が死ぬ前に……誰かに託してくれたなら、幸せさね……ではこれがアタシの人生最後の仕事じゃ!」
なにか大事なものが犠牲になるらしいが、モテモテになり童貞(笑)を脱却できるかもしれない。
アオイはおばあちゃん――もとい『サキュバス』の力を受け取った。
しかしその代償は……
「の、ノーン!!! 俺の息子が!!」
と俺のアレはいなくなってしまった。そう……童貞脱却は絶望的。
しかし受け取った『サキュバス』の力はとんでもなかった。
サキュバスになった恩恵で魔力はSSSになり、得意だった土魔法は化け物クラスに早変わり。
そして、あらゆる美少女をスキルの力で魅了し、理想の領地経営を始める。
一方、アオイを追放した女勇者のパーティ『テーニス・サークル』ではアオイがいなくなった事でギルドからの評判は地に落ちていく。
そしてアオイに再会した女勇者ビッチーノ・オトコスキーはサキュバスになったアオイに魅了されるのだが……え? 今更戻れと言われても冗談キツすぎ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-10 19:21:11
8676文字
会話率:48%
強運の持ち主である「おばあちゃんが憑(つ)いてる人」について書きました♪
もしかしたら、あなたも…………??
最終更新:2023-06-04 08:12:40
4322文字
会話率:0%
私のおばあちゃんはいつも黒い服を着ていて、室内なのにローブかベールを頭から被ってるような人だった。
「ひっひっひ」と笑い、「これは飛ぶねぇ…!」が口癖で、家の中で大きな竹箒を使ってる。
これはそんなおばあちゃんと私の日常の一コマ。
最終更新:2023-04-17 00:00:00
967文字
会話率:7%
私、弓上奈々とたまたま居合わせた川田遊希とで学校からの帰り道、とあるおばあちゃんのお手伝いをした。そしたら実はそのおばあちゃんは魔法使いで、お礼として一つ願い事をかなえてくれるという。
折角なので私は大好きなゲームの世界に入って遊んでみ
たい、粗いうことで物語の世界へ入れるようにしてもらった。私の大好きなゲーム、七色の橋に行くことにしたのだ。そしたら川田遊希もついてくると言い出して。仕方ないから二人で行くことにした。
ゲームの世界に入ってレッツエンジョイってしたかったのに、思いのほか入ったゲームの世界はなかなか大変で……。しかも誰かさんのせいで帰れなくなっちゃうし……。
無事ストーリークリアをして元の世界に帰るのを目指す、そんな私たちのお話。
<二度目のリメイクです>
<三度目の正直とも言う>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 21:00:00
38478文字
会話率:47%
下校中に困っていたおばあちゃんを助けた弓上奈々。そしたら、そのおばあちゃんは実は魔法使いだった!?
たまたま遭遇した川田遊希と一緒に物語の世界に入るペンダントを貰って、ゲームの世界へレッツゴー。
向こうで楽しく遊ぶ予定だったのに実は大変な
ことになっちゃった?
どうなっちゃうの?ってお話にしたいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-07 21:00:00
14248文字
会話率:47%
学校でいじめに遭い、メンタルの病気になってしまった雲井理世。そんな理世はしばらく高校を休学し、祖母の家で暮らす事になった。久しぶりに再会した祖母の石子は、強烈でエネルギッシュな性格ゆえ、理世も躓きそうになる。
ご近所は、騒音トラブルやカルト
問題、ホームレスがいる噂もあり、理世の田舎暮らしは癒し系スローライフになってくれない。長閑な田舎の風景と美味しい料理だけが救いな状況だった。
そんな折、村のカルト信者が何者かに殴られる事件が発生した。事件に巻き込まれた石子達は、ご近所の噂話を調べる事に。単なるご近所トラブルかと思ったらカルトの闇にも飲み込まれていく。理世のいじめ問題もカルトが関係してたってどういう事……?
お隣さんは謎だらけ? 賑やかでスローなコージーミステリ開幕。
※春の推理2023参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 13:00:00
105010文字
会話率:48%
橋崎聡は実家暮らしの会社員。彼の家の隣には、古い洋館がある。最近、その洋館に1人のおばあちゃんが住み始めた。面倒くさがる母親に代わり、聡は隣の家に回覧板を届けに行く。おばあちゃんは口は悪いが、なぜか聡を気に入ってくれているようだ。聡をいつも
中に呼び込んでは、おいしいお茶をごちそうしてくれる。そして聡自身にも、回覧板やお茶の他に、この家を訪れる目的があった。それは、おばあちゃんの顔に重なる、1人の若い女性の顔だった。
※基本的に、家の中から出ません。2人の関係性をお楽しみください。
※前・中・後編の3話です。毎日投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 00:00:00
11894文字
会話率:52%
『恭子ちゃん。おばあちゃんは生まれ変わったのよ。聖女になったんだから。見える?この服。聖女っぽいでしょう〜。」
「うそ。ほんとに?おばあちゃん?おばあちゃん!おばあちゃん!」
聖女になったおばあちゃんと孫の話。孫の話がメインです。
最終更新:2023-02-08 21:22:54
5988文字
会話率:41%
206号室のおばあちゃん。
たまに妄想と現実がごっちゃになるけど、毎週来る面会人を楽しみにしている。
でもおばあちゃんは年齢を重ねて、残された時間は少なくなっていった。
そんなおばあちゃんを見守っていた私の話。
最終更新:2022-12-22 12:19:52
1176文字
会話率:41%
1980年から現在にいたるまで、「ゆきちゃん」が「おばあちゃん」からもらった手紙・葉書きの全て。庭に咲く季節の花々、飼っている犬や猫のこと、周りの人々、幼少期の想い出・・・目に映る風景、心の景色をユニークな挿絵とともに手紙・葉書きに認めるこ
とで、おばあちゃんはゆきちゃんに何を伝えたかったのか・・・。挿絵は全て、おばあちゃんの手描きです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-30 17:24:56
100212文字
会話率:3%
子供のころ、よくおばあちゃんの家に遊びに行った。
ずっと、夢を語った。その度におばあちゃんはいつもニコニコしていた。
それを思い出した男の話。
最終更新:2022-08-21 20:40:36
3074文字
会話率:35%
流行疾患に罹った花音は、夢の中で去年亡くなったおばあちゃんに出会った。
天国でプログラミングをマスターしたおばあちゃんは、花音に悪役令嬢ワールドを体験させてくれるという。
昭和生まれのおばあちゃんが、みんなのお悩みを解決に導きます。多分。
最終更新:2022-08-20 00:00:00
17227文字
会話率:22%
僕はおばあちゃんを見て確信する!
僕のおばあちゃんは絶対に魔法使いなんだと…
短編の心温まるほのぼのストーリー
最終更新:2022-03-28 17:58:31
1442文字
会話率:24%
初孫の「僕」が産まれた時から毎年、おじいちゃんとおばあちゃんの誕生会が行われていました。「僕」が大学生になった頃、八十三歳を迎えたおばあちゃんは認知症と診断され、話をしなくなりました。おばあちゃんの鈴を転がしたような声が大好きだったおじいち
ゃんは、なんとかおばあちゃんの声を聴こうと声をかけ続けていましたが叶いません。諦めきれないおじいちゃんは、誕生会に集まったみんなに、おばあちゃんと出会った頃の話をしはじめました。そして、その頃、おじいちゃんは、心を込めて、おばあちゃんを「幸子さん」と呼んでいたことを思い出したのです。昔と同じように「幸子さん」と呼ばれたおばあちゃんは、夢から覚めたように顔を上げ、おじいちゃんに微笑みかけました。、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 15:33:14
1983文字
会話率:29%
おばあちゃん。
異世界転生しちゃいました。
そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど
チート無いみたいだけど?
おばあちゃんよく分かんないわぁ。
頭は老人 体は子供
乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。
訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。
周りの思惑に降り廻されても、おばあちゃんはどこ吹く風!
おばあちゃん奮闘記です。
アルファポリス様では第二部学園編がスタートしております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 20:30:12
318623文字
会話率:23%
「あら、鏡が曇ってきたわねぇ。」
おばあちゃんは毎朝そう言っている。
※本作品は第3回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞応募のために書いた1,000字小説です。
参考まで
江戸時代までの銅鏡は時間が経つと曇って映らなくな
るんだそうで、たまに研いで使います。
現代の鏡はガラスの裏面に銀めっきを施しているものですので、映りの劣化がないみたいです。
なので鏡磨きと言いながら実際はガラス磨きになるようです。
晃助君と違って、私は大掃除で苦戦中です笑折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 14:00:00
1000文字
会話率:23%