僕「涼しくなったから、酒飲むかい?
彼女「何飲む?」
僕「まず、ジョッキ中だな」
彼女「賛成」
僕「店はどこにする?」
彼女「近所のステーキハウス」
僕「ステーキいいな。」
彼女「おなかが鱈腹食べられるよ。元気出そうぜ、ダーリン」
僕「じゃ
あ、、ジョッキ飲もうか?」
彼女「中ジョッキ、生よ」
僕、「カンパーイ」
彼女「前にワイン飲んだじゃないか?(笑)」
僕「ビールをぎゅっと飲むのが先だよ」
彼女「腹出るで」
僕「腹出るのなんて当たり前だよ」
彼女「腹が出るのなんて当たり前よ」
僕「けっ、同じこと繰り返してやんの?」
彼女「ところで、どうして中ジョッキの方が、普通の瓶ビールより爽やかなの?」
僕「それは僕が爽やかっていう曲作っただろう?あれにあやかったんだよ」
彼女「まさかー。あれはアイスクリームの『爽』にあやかってるじゃないの?」
僕「なんでか知らないが醸造の仕方が違うんだよ。
彼女「よーし、じゃあ今日は、中ジョッキ3杯飲もうか?」
僕「ステーキは何にする?」
彼女「鶏肉」
僕「牛は?」
彼女「牛は堅そうやん」
僕「 そういえば、牛のステーキ食べないね」
彼女「あんたかてハンバーグ食べへんやん」
僕「うーん、マクドでハンバーグかて食べへんで。鶏肉は焼き鳥屋で皮とか食べるやん。それが好きやな」
彼女「魚はどうなん?」
僕「焼き魚?」
彼女「刺身はどう?」
僕「こないだ刺身3皿食って、その上に天津飯食べたわ。食べすぎや」
彼女「刺身って何食べるのん?」
僕「マグロ、カツオのたたき、しゃけ、どれも美味しいわ」
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最終更新:2024-10-16 16:56:39
628文字
会話率:95%
「得意な料理とかあったりする?」
「うーん、春巻きかな」
この時の僕はまだ、『春巻き』が何かをよく分かっていなかったんだ。
最終更新:2024-10-08 15:25:13
5270文字
会話率:24%
半端なら一回休憩でも挟もうか
キーワード:
最終更新:2024-10-03 23:34:36
213文字
会話率:0%
うーんと背伸びしてたら
二つの羽が生えてきた
キーワード:
最終更新:2023-08-09 18:56:32
201文字
会話率:0%
うーん、涼しくなって良かったわ。エアコンと違って節々いたまないし。
最終更新:2024-09-24 20:03:17
538文字
会話率:0%
やっと布団が敷けて手足伸ばして寝られる!!
うーん、気持ちいいなー。
最終更新:2022-12-27 21:52:42
351文字
会話率:0%
うーん、読んでいただければ・・・。
最終更新:2022-10-26 22:14:59
1929文字
会話率:0%
「エリザベス=ルトフェルト=ビバリースカイ!!お前との婚約を破棄する!」
学園の卒業パーティで高らかに宣言したのはアウリス=ヴィ=バールキャピタル
この国の第一王子であり、私エリザベス公爵令嬢の婚約者である。
「ここにいるジョージィ
男爵令嬢に対する暴言や嫌がらせ!もはや看過できん!」
と言いながら横にいるピンクブロンドの髪にピンクアイのかわいらしい女性を抱き寄せた。
うーん、何度考えても身に覚えがない罪ばかりだわねぇ。
王子の命令で北の辺境伯に嫁ぐことになるも、
北の大地でもエリザベスの悪役令嬢っぷりはすっかり噂になっており‥‥折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 06:00:00
70593文字
会話率:22%
「あれを買って、これも今月だな。うーん、こっちは来月......って、再販するの!?絶対買わないと! あーでも、金が足りないかな......」
一人の女がスマホを見ながら叫んでいた。
世の中の人の多くが思うであろう、『お金が無い』『お金があ
ったら』という思いを。
そんな女に初老の男が近づき、話しかけてきた。
「お嬢さん、お金が欲しいのですか?」
女は当然のことのように無視をした。話しかけられたのが自分ではないだろうと思って。
「お嬢さん?」
今度は目の前に回り込んできた。1mは開けて。律儀である。
そこでやっと女は自分が話しかけられたと気づいた。左右後ろを確認し、誰もいなかったので。
「なんでしょうか?」
「お嬢さん、お金が欲しいのですか? 条件がありますが、差し上げましょうか?」
「大変魅力的な提案ですが、お断りさせていただきます」
女は断りの定型文おを述べ、去ろうとする。
「お話だけでもどうでしょうか?」
「間に合っていますので」
商品の押し売りのような応酬が続き、ついに女が折れた。
「あなたの寿命1年分を1億で売って欲しいのです」
「ふむ、いくつか質問をよろしいですか?」
「え、ええ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あなたなら残りの寿命、どう使いますか?折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-16 21:00:00
1290文字
会話率:60%
魔界の女主人───〈黒穹〉のカーラは、異世界を崩壊に導いた魔王で、邪神仕込みの転生者である。
死を待望した絶対悪は、勇者との死闘の末……
二つの世界が隣接した“地球”の並行世界に、望まぬ転生を再びしてしまうのであった。
それも、非行
万歳な異能持ちの女子高生となって。
「───もう、どうにでもなーれ!」
ヤケクソに匙を投げた魔王は、今日も元気いっぱい適当に、手を抜きながら生きていく。
そして、“ぬくもり”に絆され壊されていく物語。
「魔お……真宵ちゃん、一緒に寝よ!」
「うーん、前世的な意味でちょっと無理かな」
「なんで!? 我勇者ぞ!?」
「おっ、答えを即当てとは素晴らしい。死んでくれ」
「辛辣すぎない???」
尚、敵対していた勇者は魔王に百合っている模様。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 18:00:00
724227文字
会話率:41%
いつか、こんな日が来るとおれにはわかっていた。……などと言ったら、「じゃあ、わかっていながら今まで何してたんだ?」と、ぐっと喉元に言葉のナイフを突きつけられるだろうから、口には出さない。中には路上で青筋立てて唾を飛ばし、叫んでいる者もいる
が、恥も恥だ。周囲の冷ややかな視線に気づかないその神経の図太さには感心するが。
「えーっと、あなたの経歴ですと、うーん……」
どこに何度行っても、どの職員にあたっても、みんな同じような反応だ。書き込んだ用紙とおれに交互に視線をやり、苦笑いする。何が職業安定所だ。名ばかりの給料泥棒め。おれを安定させてみろ、この野郎。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-11 11:00:00
4091文字
会話率:60%
とある夜。駅前で待ち合わせをし、繁華街に向かって歩く二人の男女がいた。人々は彼らの横を通り過ぎる際、ちらりと目を向ける。それも当然だろう、彼らは理想的な美男美女のカップルだ。女も周囲からそう見られていることがわかっているので、足取りは軽く
、どこか浮かれた表情に弾むような笑い声を振りまいていた。
「ねえ、今日は何が食べたい?」男が訊ねた。
「うーん、今日はねぇ……フレンチかな」
「そう言うと思って、予約しておいたよ。ほら、この店」
男はそう言って、スマートフォンの画面を女に見せた。女は「わぁ!」と声を弾ませて喜んでみせる。そして、できる彼氏の存在によって自己肯定感を高めると同時に、彼女の中には悪戯心が湧いてきた。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-26 16:00:00
1549文字
会話率:77%
『自分にとって家族とは何か……ですか。そうですねぇ、うーん……絆……ですかね。自分と、この社会を繋げてくれる存在、え? もっと普通の感じでいい? いや、インタビューってこんな感じじゃないですか? ほら、黒い背景で椅子に座ってさぁ』
『もー
う、お父さんったら、試合前の格闘家じゃないのよ!』
『あはははは!』
『ははははっ!』
『ふふふっ』
小さな平屋に、にぎやかな笑い声が響く。男四人、女四人の八人家族。初のテレビ番組の密着取材に皆、少々浮かれ気味であった。しかし、無理もない。食卓を囲みながら、大家族に密着したドキュメントバラエティ番組を見るたびに、「うちもいつかは……」「でも八人じゃちょっと数が足りないかな……」「出たいなぁ……」とぼやくだけだった。それが、ついに自分たちが出演する日が来たのだから、笑い声のトーンが一段高くなるのも当然。狭い居間の窓がビリビリと震えるようだった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-29 11:00:00
4706文字
会話率:50%
テレビで詐欺の報道がなされている。
なんでも人の孤独を利用して、出会い系サイトに釣られた人をターゲットにしたようだった。
でもこの詐欺に掛かった人で、一体どれだけの人が幼少期に異性に優しくしたのだろう。
注意事項1
起承転結はありません
。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
なんでも許せる方向けです。
うーん、やっぱり性格が悪い。そして執念深い。
女性の嫌な部分出ていなぁと。
そんな事を書きながら思うんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 08:57:14
890文字
会話率:34%
以前お世話になった神様。
旅の神様から派生して、足の神様とも。
私が足先を悪くした際に、知り合って暫く経った頃。
また、お会いしたいと思った。そして登場させたいと思った。
うーん……。でもご不在のご様子……。
注意事項1
起承転結はありま
せん。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
旅好き故に、風来坊。
何、目的を忘れた訳じゃない。道案内が専門さ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 21:22:35
1608文字
会話率:49%
貴方のようだ。全てにおいて優しくて……。やっぱり嗜好とか、思考とか浮き彫りになるんだな。
そう、褒め言葉を伝えたつもりだった。
でも彼女の反応は苦笑い。
『私ではなく、この子達を見てあげて下さい』
注意事項1
起承転結はありません。
短編
詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
うーん。この作家ちゃん、私のように浅ましくて、あんまり好きではありません。でも人間臭さが嫌いになれません。
愛憎籠った感情です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 08:59:42
957文字
会話率:48%
「運命が決まっていて、変えられないとしてさ?」
「勇者でも魔王でも、魔法使いでも変えられないのかい」
「うん。そして、その運命が見えるとしたら……父さんはどうするの?」
「それはどんなものかな」
「例えば世界が滅ぶとか、自分が死んでしま
う運命とか」
「うーん……」
父は確かにこう答えたというのを覚えている。月の光が飽和するような夜に、一緒に散歩した時、私が父にそう問うた。数刻考えて父は返した。
「……なら、自分じゃない別の誰かに変えてもらうかな」
「何その答え……へりくつだ。おれ、変えられないって言ったのに……」
「ひひひ。上手い答えでしょう?」
「はあ。あきれる」
「おっ、反抗期かな?」
「……じゃあ、誰にも変えられない運命ってあると思う?」
「あるかもね。ただその時……」
「ただ?」
「変えられる運命もまた存在するだろう」
***折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 16:30:00
46923文字
会話率:56%
うーん・・・「感想」っていってもピンからキリまであるんですねえ?
キーワード:
最終更新:2024-07-11 12:37:09
857文字
会話率:0%
うーん・・・まただあ。
新米さんの立場ですが、新米さんだから言いたいことがあります。
それ、やめませんか?
絨毯爆撃。
最終更新:2024-07-02 09:01:37
416文字
会話率:0%
和平の証として獣人の国に嫁がされた私は目を見張った。
「何この国……天国!?めっちゃBLじゃん!?」
あっちにもこっちにも推しCPばかりで目が離せない!
年下俺様国王×冷徹眼鏡宰相も、生真面目騎士団長×裏がありそうな穏やか文官も、猛犬侍従×
オジサマ侍従長も、……うーん、どれも萌える!これはもう、書くしかないッ!
転生してきた腐女子王女が獣耳王国でウハウハしながら書き綴るびーえる物語!いざ開幕!
※主人公の妄想と、実際のラブシーンと、両方が混在しています。
アルファポリス他にも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 22:30:00
24862文字
会話率:57%
今宵もまた華麗なる……ヒロイン断罪、劇……?
元庶民、癒しの聖女として貴族学園に入学を果たしたヒロインが断罪されかけたついにブチ切れカマス。
ヒステリーにみっともなく喚き嘆く彼女に救いの手、あるいは諫めの手が伸びるのか。そして届くのか。
…
…まぁ、ヒロインが悪くないこともあるじゃん?な話。
ちょっとかわいそう。
感想:
思ってたより長くなって色々疲れました。
恋愛要素は……ほぼなかったな。
うーん、でもほら、目につきにくいし分かりづらいし、そんな公的に示せないし……。いや恋愛ものにしなきゃいいのか。ということで異世界恋愛設定からコメディに鞍替え。
適当なあらすじすみません。ほんと。いつか更新するから(呪文)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 18:00:00
12205文字
会話率:35%
省略。
とにかく、とあるパーティ会場に一人の少女参加する。
彼女は想い人の姿を探すが見つからず、とんだ邪魔者(タイトルの通り)によって食事もまともにできない状態。ガン無視ガンスルーに決め込んでいたところ、遮蔽物の奥に見えた人影に彼女歓喜する
。
少女が駆け寄り、その名を呼んだ相手は……。
今回は誰が悪者に?真のヒーローは誰だ!
…………だいぶ中身と差のあるあらすじ失礼しました。
とにかくコメディな驚き笑いほっこりあふれる恋のお話。
他作品のネタや人物が隠れているかも?!まさかこれはあの人か!?
うーん、求む家系図!!
王子様に興味ないヒロインだよ!!
――――――――――――――――――――
短編これ系統多いなと思った貴方!違いますよ?
これ系統が勝手に短編で終わっちゃうんです!!
というか短編で終わるような内容じゃないと書きません!!続かなくなるからな!!
(作者の精神状態異常を確認。オート睡眠モード開始!)
最近寝不足かもしれない。ひゃっほー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 18:00:00
6381文字
会話率:44%
私は親に金貨数枚で売られた子供だった。
つまりは、奴隷。
人生はもはや絶望しかなく、雇い主が見つかったとしても、生きるための最低限の食事だけを与えられて、馬車馬のようにいえ、それ以上に働くか。薄汚い性の欲望を解消されるための道具にされる存在
のはずでした。
だけど、あの日、あの人に出会った。
私を奴隷としてではなく人として買ってくれたあの人に。
そして、今日あの人と結ばれます。
一緒になれて幸せです!
……。
なーんて、全部嘘!
優しくされたぐらいで、恋に落ちるなんてばっかじゃないの?
この奴隷紋さえ消えてしまえばこっちのもの。
自由にできた時間とお金で、私は計画を練りになった。
この私の美貌と才覚があれば、商売だってお手の物。
一人でこの世界を生き抜いて見せるんだから!
うーん。でも商売うまく回すにはもう人手が欲しいかしら?
でも、人をちゃんと雇うほどはお金がなくて、
私も奴隷でも雇ってみようかしら?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 19:45:08
9839文字
会話率:35%
侯爵令嬢クラウディアは、過去の出来事から『壊し屋』と呼ばれていた。
自らにその不名誉な異名が付けられているのを知ったのは、結婚相手を探し始めた後。しかも周囲の異性はほとんどが結婚している。
「エディ、誰かいい人いない?」
「うーん……」
幼馴染である王太子エディに相談し、クラウディアは婚活することにした。
全6話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 06:10:00
19279文字
会話率:41%
うーん、とにかく、薬、飲む?
最終更新:2024-05-29 05:49:41
407文字
会話率:0%
戦闘魔術師にとっては、奇妙な任務をこなすことは珍しいことではありません。特に、拒否した場合、記憶喪失と母校からの追放を約束される場合。グールを助ける?いいさ。危険なアーティファクトを取り戻す?いいよ。未知の魔法を操る者と戦う?…うーん、まあ
いいだろう。この騒動から生きて抜け出す?当然だ!しかし、もしすべてが見た目通りではないとしたら、どうすればいいのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 19:55:47
15619文字
会話率:32%
最近、急に体に蕁麻疹ができた! まだ治っていない!
うーん? 治るのか?(笑)
キーワード:
最終更新:2024-05-03 19:19:44
999文字
会話率:6%
この春ちょうど高校二年生になった高峰成哉には、容姿端麗な幼馴染である夕凪灯璃がいた。
ラブコメ世界的に言えば仲がよくて~なんてことが起こりがちだが、二人はそうでもない。
喧嘩しているわけではないが、親密とは言い難い距離感。
そんな距離
感に、成哉は単純に人間的に合わないのだろうと、そう割り切っていた。
だがある日、朝家を出ると、玄関前に灯璃の姿が――
「私たち、たぶんお母さんたちが仲良くなかったら、口なんて一切聞かなくなってたよね」
「……ああ、そうだな。そうだと思う」
「成哉だって私のこと嫌いでしょ?」
「ん……あ……う、うーん……ま、まあ……な……」
「だよね。じゃあこれ、お弁当作ったから食べて」
「……え……?」
突然それまで不仲だったはずの幼馴染が手作り弁当を作ってきた。
けれど、その中には実は……ほっ、惚れ薬ぃ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 01:36:49
60216文字
会話率:53%
「うーん、美味い! このローストビーフ絶品だよ! 君も食べてごらんよ」
「もう、ウィル、あまりがっつかないでよ。恥ずかしいわね」
今日は婚約者のウィルと二人で、名門ボールドウィン侯爵家が主催の夜会に来ていた。
周りの人たちは、皆貴族ら
しく厳かに時を過ごしているというのに、ウィルは今日も体面なんて気にもせず、食べたいだけ食べて飲みたいだけ飲むという、子どもみたいな振る舞いをしている。
本当に、ウィルは食いしん坊なんだから。
その割には大した運動もしてないのにスマートな体型を維持しているので、いったいそのカロリーはどこに消えているのか、甚だ疑問だ。
「でもさ、せっかく料理人たちが腕を奮って作ってくれた料理だよ? それを食べないで眺めてるだけなんて、そっちのほうが失礼だとは思わないかい?」
ウィルはいつものようにニッコリと、屈託なく微笑む。
「……まあ、それは確かに」
普段の言動は子どもっぽいのに、たまにこういう核心を突いてくるから侮れない。
どっちが本当のウィルなのかしら……。
「エスメラルダ、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「「「――!!!」」」
その時だった。
ボールドウィン家の嫡男であるヒューバート様が、婚約者であるエスメラルダさんに対して、右手に持った短い鞭を向けながら、そう宣言した。
だが、この婚約破棄は、巷に溢れている婚約破棄と違って、どこか違和感があった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 21:03:08
3635文字
会話率:54%
「ねえ筧(かけい)君、量子力学って知ってる?」
「え?」
僕と榊(さかき)さん以外誰もいない、放課後の教室。
日直だった僕たち二人は並んで黒板を拭いていたのだが、榊さんが唐突にそんなことを訊いてきた。
量子力学……?
「うーん、名
前くらいは聞いたことあるけど、具体的なことまではわからないな」
「ふふ、私も聞き齧った程度の知識しかないんだけど、何でも量子っていう目に見えないくらいとっても小さい物質は、誰かに見られてる時だけ挙動が変わるんだって。その謎を研究する学問らしいよ」
「は?」
そんなバカな……!?
※「なろうラジオ大賞4」の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 21:07:23
807文字
会話率:52%