おそらく2020年代のどこかで、場所は23区と武蔵野市の境界の大学。映像関係の学部学科を主体とし、更にそこの映画制作サークルだから、さぞかし優れた映画が多いと思われる中、youtubeやTikTokといったショート動画はみんな作れるが、物語
のあるいわゆる映像作品を作るものは減り、5分以上は観る気すらおきない。主人公は新入部員の男女4人、そんなサークルで「BL映画を作りたい」と発言した芽里亜。実はBL同人誌界ではそこそこ有名な菜乃。そして芽里亜と菜乃の姦計によるそのBL映画に主演するハメになるあきらと虎丸。果ては復讐(!?)として、男の子二人は芽里亜と菜乃で百合映画を作ることを企む。作中作と絡め、4人の恋情も進展し、「とりかえばや」から西鶴を経由し、「孤島の鬼」や「仮面の告白」、「雲南の妻」や「ナチュラルウーマン」に至る、性・性嗜好・性差が目まぐるしく入れ替わる、令和の近代日本クィア小説を目指します。
同時に、「若者たち」「ふぞろいな林檎たち」「白線流し」といった10代後半から20代前半の、哀しいけど、後に人生の黄金時代となる期間を描きます。これらがどれも高視聴率のTVドラマであったことから、TVで流せるくらいのレーティングで、娯楽性の高いものになる予定。ちなみに菜乃は蒔田彩珠、芽里亜は芦田愛菜、野笛は見上愛をアテ書きしています。最終回はえもいわれぬ感動を保証します。嗚呼!頭の中にあるお話を早く!全部!吐き出したい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 19:33:54
33619文字
会話率:29%
魔法少女。10年前、魔獣という人類最大の天敵の出現と同時期現れ、見事世界を救った彼女達は世代を交代しながら、今なお戦いの中に身を置いていた。
10代から20代の女の子達が大きく衰退した人類を守る為に戦い続ける中、一人の青年がその現状に否を
唱える。
何故、年端もいかない少女達が命を落とすような危険な真似をしなければならない。何故、大人達は当たり前の顔をして彼女達が命を賭けて作っている平和を享受している。どうして自分にはその力も無ければ、他の大人と同じように何も出来ずにいるのか。
自分には何も出来ないのか。
かつて理想を胸に世界中で看護師としての腕を振るい、そして何も救えなかったと夢破れたその青年はただただ無力感に打ちひしがれる。そうして一年経った頃、彼の前に、一匹の胡散臭い妖精が現れる。
妖精が言うには、青年は何故か魔法少女になるだけの魔力を持ち合わせているらしい。なぜかは分からない。ただ力が手に入る。何かを変えられるかも知れない強い力が。
青年は飛び付いた。例えそれが嘘混じりの物だとしても、多くを救えるだけの力が手に入るからと。
妖精は懺悔した。生きるために一人の青年の運命を変えてしまったと。だから、せめて青年の理想を叶えるために共にあろうと。
一人の青年と一匹の妖精が手を組んだ。目標は『魔法少女が戦わなくても良い世界にする』。
果ての無い目標。がむしゃらに歩みだした道のりの中で、二人は多くの困難に直面する。
強力な魔獣との戦い。正体を隠しながらの他の魔法少女達との交流。
【ノーブル】という魔力と魔法を悪用しようと企む謎のテロ組織の暗躍。それに与する、『災厄の魔女』と称される妖精との確執。
そして、青年自身も知らなかった自らの出生の謎と特別な力。それに伴う変化。
全てが複雑に絡み合い。多くの繋がりを生み出しながら、青年と妖精は道なき道を切り開いて行く。全ては『魔法少女を守る魔法少女』になるために。
その結果、青年を変貌させてしまうのだとしても、彼らは迷いながら進み続ける。
これは『魔法少女が魔法少女を守る話』であり、『世界を変える話』。
「行くよパッシオ!!」
「OK、真白!!」
『チェンジ!!フルール・フローレ!!』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 18:00:00
2862378文字
会話率:38%
SEVENS GARDENというフルダイブVRMMORPGに興じる、おっさん(20代後半)のお話。自由度が高く、しょっちゅうコレって何ゲーだっけ? ってなる、とはおっさん談。
最終更新:2025-07-27 06:42:14
319437文字
会話率:44%
※タイトルどおり、書き直し作品
※完成したのち、旧作は消去予定
東京駅に、謎のアベックが降り立つ。
北欧メルヘン風の異界人の男、ジェラート大佐と、黒づくめの女。
新幹線こだま号へと向かうジェラートたち。
いっぽう、異界からの来訪
者の情報を受け、特別調査課の西京太郎と瑠璃光寺玉のふたりのエージェントは、ジェラートたちの調査へと向かう。
■■ 登場人物 ■■
・西京太郎(さいきょう・たろう)
特別調査課。鉄道に乗って捜査する系の刑事ドラマに似た、昭和か平成風のスーツ姿の中年男。相方の瑠璃光寺玉とは、パパ活コンビと呼ばれる。
・瑠璃光寺玉(るりこうじ・ひかる)
特別調査課。西京太郎の相方。港区のラウンジにでもいそうな、20代女子。
・松本清水子(まつもと・すみこ)
特別調査課、松本調査室の室長。グレーまじりの髪に黒縁メガネのアラフォー・ビューティ。
・神楽坂文(かぐらざか・ふみ)
異世界【神楽坂】の妖狐。黒のアサシンドレスをまとう美麗な女の見た目で、キツネ要素は狐耳と尻尾しかない。神そうなやつらはだいたい友達。松本たちとは協力関係にあり、ドラえもんのごとく妖力や妖具を要求されるという、ドラえもんみたいなナニカ。
・ジェラート大佐
異界人。ヘラヘラした北欧風のハンサムな男。
・黒づくめの女
ジェラート大佐の相方。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-26 20:20:42
2825文字
会話率:33%
春を迎えるころ。
日本のお隣は韓国のソウルでも、人びとが春の到来に心を躍らせる中、ある事件が起きていた。
“連続人さらい事件”――
それも、被害者には“茶会の招待状”が届けられるという奇妙なものであり、その招待状も、花をモチーフに痛
覚を司る神経系や伝達物質などのイラストが描かれるという、悪趣味かつ不気味なものであった。
そんな不穏な香りの漂う案件を、“スタイル”ことカン・ソジュン率いるSPY探偵団が調査する中、神楽坂怪奇探偵コンサルタント事務所に相談することに……
■■ 主な登場人物 ■■
● 神楽坂文(かぐらざか・ふみ)
事務所副所長の肩書を持つ妖狐。
北川景子似の美女の外見にして、性格はクズでキモキャラ。声色は子安武人似。
チートクラスの力を持つも、その妖力はリボ払い式。
● 綾羅木定祐(あやらぎ・ていすけ)
事務所所長の中年男。
人間嫌いで仕事嫌いのダメ人間。
● 上市理可(かみいち・りか)
事務所助手。
武田玲奈似の20代女子。
◆ SPY探偵団メンバー
● カン・ロウン
SPY探偵団団長。丸サングラスをした中年。コードネームは“スタイル”。
● パク・ソユン
モデル体型の美女で、ソウの芸名で兼業モデル。あだ名は“ソウ”、“ジグソウ・プリンセス”。
● ドン・ヨンフォ
黄色とピンクの組み合わせの奇妙なスーツを着た、長身の兼業実業家。あだ名は“フラワーマン”。
● キム・テヤン
中年男で兼業屋台のオヤジ。あだ名は“チジミ屋のおっさん”。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 13:16:57
120228文字
会話率:39%
■■ シリーズ情報 ■■
東京都は新宿区、神楽坂。
お洒落で、どこかフランスに雰囲気が似ているとか似ていないとかいわれる坂の街。そのメインストリートを脇の横丁に、怪しく古いゴシック風洋館があった。
――『神楽坂怪奇調査コ
ンサルタント事務所』――
横文字を使ってかっこつけているが胡散くささを隠せていない、摩訶不思議で奇想天外、怪しくも奇妙な事件を国内外や洋の東西問わず、時には異世界の世界線や時空を越えて扱う事務所である。
そんな事務所にいるメンツのこと――チートクラスにしてリボ払い式という諸刃の妖力を持ち、なおかつ見た目は美女にして性格クズの妖狐・神楽坂文。それから下僕の二人のダメ人間――陰湿で人間嫌いでナルシストの天パの中年男の綾羅木定祐と、一般ピープルを自認するも“こんなところ”にいる時点で充分変人なドジッ子の上市理可。
今日も彼らは怪しく胡散くさい事件に、協調性なく他力本願的、かつ怠惰でいい加減に解決するべく奮闘するのである。
■■ 主な登場人物 ■■
● 神楽坂文(かぐらざか・ふみ)
事務所副所長の肩書を持つ妖狐。
北川景子似の美女の外見にして、性格はクズでキモキャラ。声色は子安武人似。
チートクラスの力を持つも、その妖力はリボ払い式。
● 綾羅木定祐(あやらぎ・ていすけ)
事務所所長の中年男。
人間嫌いで仕事嫌いのダメ人間。
● 上市理可(かみいち・りか)
事務所助手。
武田玲奈似の20代女子。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 11:32:24
95892文字
会話率:45%
あらすじ
十数年前に起きた大規模なギャング抗争。
『サウスセントラルの悪夢』
その中心にいたブラッズギャング『ビッグ・クレイ・ブラッド』
望まずしてその血を継いだ若者は、自らの運命を変えるために動き始める。
亡き父と、そ
の仲間達への復讐を願って。
hip-hop(特にウエッサイ)、gangカルチャー(bloods,crips及びb-walk,c-walk,ハンドサイン,スラングなど)、アメ車(ローライダー他)、銃、ケンカ物が好きなら必見。
※地名は本物を使用していますが、セット名は実在のギャングから書き替えている事もあります。
※作品内に未成年者の飲酒、喫煙、過激な暴力表現や犯罪表現がありますが、決してその行為を助長するものではありません。
※この作品は「小説家になろう」と「エブリスタ」の2つに掲載しています。
小説『B.K.B 4 life』の続編です。まずはそちらから読む事をお勧めします。
2009年1月 執筆開始、そして停止。
2019年11月 執筆再開。
2020年4月 公開。
~2007年当時、かつての「B.K.B 4 life」を読んでくれてた奴らへ~
久しぶりだな。十年以上待たせてしまって悪かった。元気にしてたか?
bkbを書いてた当時、19か20だった俺も今じゃすっかりおっさんだ。お前らもそうだろう。
嫁はもらったか? ガキは出来たか? そうか、おめでとう。家族の幸せを守ってやれよ。
なに、嫁がいない? 安心しろ、俺だって独り身だ。お前の事を分かってくれる女はきっと現れる。まだ女遊びがちっとばかし足りてないだけだろうよ。
さて、そんなおっさん達にだってワクワクできる瞬間は必要だ。若返るなんてじじくせぇが、当時を思い出しつつ、楽しんでほしい。
~今を生きる10代20代のクソガキどもへ~
俺の作品は始めてだろうか。他の作家とは毛色が違うから、覚悟して読んでくれよ。
そんで若いうちはなんでも思いっきりやっておけ。
気に食わねぇなら喧嘩すりゃいい。ムカつくんなら怒鳴りつければいい。
そんで、面白れぇと思うことはどんどんSNSで拡散してやりゃいい。当然、この作品も頼むぜ。得意だろ?
お前ら、クソガキどもが未来を作るんだ。そんでお前らもおっさんになった時、若い奴らのケツを蹴飛ばして本気で応援してやれよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 09:53:12
735296文字
会話率:52%
人生50年、20代は嫁ぎ遅れ。そんな時代がベースの日本に似た世界の忍達と、現代に似た世界の主人公のお話し。
○歴史上の人物の名前がそのまま、または若干変えた漢字で出て来ます
○進むにつれ性描写、暴力描写、残酷描写がある、などR-15設定で
す
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
「望む言葉を吐いて緩く肌に触れて何度か逢瀬を重ねりゃ、男も女も口が軽くなるんだからちょろいもんだよね」と飄々と話すのは真田が忍《しのび》の長、猿飛佐助。
「…敢へ無しと思え。長は馬鹿なのだ」顰め面で毎回上役の尻拭いに眉間の皴を濃くするのは霧隠才蔵。
「アタシャ愉しくて仕方ないやぁね」上役の不器用過ぎる恋模様と、とばっちりで業務に追われる同僚の不憫な姿が心底楽しいと涙を浮かべて笑うのは由利鎌ノ助。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
ほぼ初対面のチャラ男に押し倒され口づけされても「年上なめんじゃねぇ」と思いながら綺麗に微笑み両腕を伸ばせる程度には色々と経験のある社会人の主人公の燐が、付き纏われて絆されて、困ったりすれ違ったり面倒臭がったりしながら個性派揃いの忍達と髷の無い戦国時代のような世界で過ごす物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 02:22:18
343425文字
会話率:47%
登山中に迷い家に迷い込んだ主人公カミヒトは、妖怪とんでもない美少女と出会う。この出会いをきっかけに、カミヒトは発光している女神に強制的に神にされ、日本と異世界で信仰を集めるため、神として活動することになる。
妖怪とんでもない美少女を筆
頭に、日本、異世界で眷属を増やしながら、様々な問題を神として解決していく。
日本では心霊現象、怪奇現象、都市伝説に遭遇し、またその原因を自ら作ったり、超常的な存在と時には戦い、時には共闘し、時にはお願いされる。
そして、それぞれの神を奉ずる「御三家」の問題とも複雑に絡んでいく。
もう一つの世界――
五大悪氣と呼ばれるすべての生物の驚異となる厄災にさらされている世界。幾度となく破滅の危機に陥ったが、しかし、この世界には“伝説の何か”と呼ばれる救世の何かが現れる。
千年前の“伝説の何か”である“伝説の聖女”カトリーヌは世界を救うため、カトリーヌ教を作り悪氣を浄化し続けてきた。しかし、いい加減なカトリーヌは問題を先送りにしまくって、どんどん負債が積み上がり、千年経った今、どうにもならない自体になっていた。新しい“伝説の何か”を求め、今代の“伝説の何か”の祭神であるカミヒトを見つけたカトリーヌは面倒事を全部押し付けようとするが……。
今代の“伝説の何か”である“伝説の神社”の祭神として、日本と異世界を愉快で個性的な仲間達とともに駆け巡るギャグ多めのファンタジー。
主人公:野丸嘉彌仁(のまる かみひと) 普通の会社員。20代後半。臆病、消極的、善良な青年。
伝説の聖女:カトリーヌ。ガッツリと登場するのは第二章の予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 19:39:55
754148文字
会話率:54%
歴史バトルロワイヤル~冒険者たちの大激論!~
番組概要
時空を超えた歴史上の偉人たちが一堂に会し、人類永遠のテマについて本音で語り合う話題の対談番組。今回のテマは「冒険」。
出演者
司会:あすか(物語の声を聞く案内人・20代女性)
ゲス
ト:
マルコ・ポーロ(13世紀ヴェネツィア商人)
鄭和(15世紀明朝の大航海指揮官)
アメリア・イアハート(20世紀アメリカ女性飛行士)
伊能忠敬(江戸時代の測量家)
あらすじ
激突する冒険観
商売のために東方を旅したマルコ・ポーロは「冒険は投資」と断言。一方、国家の威信をかけて大艦隊を率いた鄭和は「冒険は神聖な使命」と反論。空への夢を追ったアメリア・イアハートは「冒険は純粋な情熱」と主張し、50歳から日本測量を始めた伊能忠敬は「冒険は学問への献身」と語る。
白熱する議論
第1ラウンド「動機論」では、利益重視のマルコと理想主義のアメリアが激突。感情論vs計算論で火花を散らす。
第2ラウンド「リスク論」では、各人の最大の危機体験を告白。太平洋で行方不明になったアメリアの冒険を「無謀」と評するマルコに対し、鄭和が「勇気を軽んじるな」と一喝する場面も。
第3ラウンド「時代論」では現代の冒険について議論。技術進歩を歓迎するマルコと、「危険がなくなって冒険の醍醐味が失われた」と嘆くアメリアの対立が鮮明に。
感動の結論
最終ラウンドで4人が導き出した答えは意外にも共通していた。商人、軍人、飛行士、学者という全く異なる立場でありながら、全員が「自分を超えた何かのために挑戦する」ことの重要性を語り、「真の冒険とは、個人の成長と社会への貢献を両立させる、未知への挑戦」という結論に到達する。
現代への提言
番組終盤では、それぞれが現代人に向けたメッセージを送る。
「身近な冒険から始めよ」(マルコ)
「仲間と共に歩め」(鄭和)
「夢を諦めるな」(アメリア)
「何歳からでも遅くない」(伊能)
時代も動機も異なる4人の冒険家が、激論を通じて見つけた冒険の本質とは?笑いあり、感動ありの120分で、視聴者も自分なりの「冒険」を見つけたくなる、心揺さぶる対談番組。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 17:30:26
5405文字
会話率:80%
負け犬野郎(ハードコア・パンクス)、徒手空拳で自然農に歯向かう。
モノづくりへの愛とフラストレーションが詰まった、疾走する青春小説。
ーーー
はじめまして、ご覧いただきどうもありがとうございます。北海道のベリー栽培農家Jutinと申しま
す。函館市の隣町北斗市で農園を営み始め、今年で12年目になります。
就農当時(20代の頃)のジャムづくりにまつわる印象的な出来事や人との出会いを、テンポ感の早い簡素な文体で描写した作品です。
お気軽にご覧いただき、私たちが大切にしている思いを少しでも受け取っていただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 21:14:11
59738文字
会話率:13%
音楽業界内でもきっての有力プロデューサー、烏丸四季がある日、事務所を立ち上げ、タレントプロデュースを宣言する。注目が集まる中、オーディションで選ばれたメンバーは年齢も出身もバラバラな男女4人ずつの8人。プロデューサーは男女デュオで4組をアイ
ドルデビューさせるという。その発表には皆が驚く。
オーディション合格者の内訳は……札幌出身のピアニストと仙台出身の歌手の30代ペア。東京出身の元子役と名古屋出身のアイドル志望の10代後半ペア。大阪出身の芸人志望と広島出身の強面俳優志望の20代後半ペア。福岡出身のミュージシャンと沖縄出身のダンサーの20代前半ペアである。
デュオはそれぞれ反発し合ったりするも、次第に歩み寄り、成長していく。プロデューサーはメジャーデビューの時期を探り出す……。
禁断のデュオたちの挑戦が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:20:06
6675文字
会話率:78%
ある日、俺(20代後半男性)のスマホに見慣れない「中学同窓会」LINEグループが作成された。だが、数分後、10年前にいじめを苦に亡くなったはずのクラスメイト「健太」から、スマホに不気味な通知が届く。心臓が跳ね上がる中、グループ内では文字化け
やアイコンの変貌、奇妙なスタンプが飛び交い、デジタル空間の侵食が始まった。スマホの通知は勝手に変更され、マナーモードでも木魚の音と不気味なお経ラップのボカロ曲が鳴り響く。グループの削除や退会も一切できない。
最初に標的となったのは、健太を体育倉庫に閉じ込めた高橋。彼のスマホから鳴り響く音と振動は止まらず、当時の健太の苦しみを追体験させられる。自らの罪の重さを自覚した高橋のアイコンには、血で滲んだような**「汚れた十字」が打たれた。次に、健太の私物を弄んだ小林が、そして健太のボカロ曲を嘲笑した佐藤美香が次々と同様の報復を受け、彼らのアイコンにも同じく「汚れた十字」**が刻まれる。
さらに、いじめを見て見ぬふりをした担任の野村先生にも呪いは及ぶ。先生は過去の過ちを強制的にフラッシュバックさせられ、そのアイコンにも**「汚れた十字」**が打たれる。
一方、いじめに直接関与せず、傍観者だった俺を含む一部のメンバーには軽微な現象が起こる。しかし、心からの贖罪のために健太の墓参りに行った者だけは、異常現象がピタリと止まる。打算的な気持ちで墓参りに行った者は報復を受け、精神的な破滅を迎えた。
そして、最も過酷ないじめの主犯である田中の番が来た。これまでの全ての呪いが複合的に彼を襲い、彼は最後まで自らの罪を認めないまま精神的な破滅へと向かう。田中のアイコンに不気味な赤と黒の**「済」マーク**がついた瞬間、LINEの全ての異常現象が停止し、同窓会グループは跡形もなく消え去った。
俺たちは健太の怨念が安息を得たことを悟り、彼の悲劇を忘れることなく、いじめの「証人」として生きていくことを誓う。LINEの通知音やボカロ曲を聞くたびに、恐怖と教訓を胸に刻むのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 23:16:20
6194文字
会話率:8%
ボカロPとして活動する20代前半のケンタは、自身の楽曲に絶対の自信があった。しかし、再生数は常にゼロで、X(旧Twitter)での反応も皆無。才能が報われない焦りの中、友人のアキだけが彼を励まし続けた。
そんなある日、「バズること間違いな
し」という甘い謳い文句のDMが目に飛び込む。送り主は敏腕プロデューサー「Mr. H」。デモ曲を聴いたMr. Hはケンタの才能を絶賛し、アキもMr. Hのプロデュースで成功していると語る。信頼する友の言葉に疑念を拭い去ったケンタは、借金をしてMr. Hに全てを託す。
Mr. Hの指示通りに曲を投稿すると、PC画面上では瞬く間に10万再生を突破。Xでも雇われたサクラたちが熱狂を演出する。狂喜乱舞するケンタは、自分の才能がついに認められたと確信する。2曲目も同様に「バズり」、アキもさらなる資金を提供。しかし、3曲目の制作では高額な費用を請求される。躊躇しつつも、これまでの「成功体験」とアキの期待に後押しされ、サラ金から借金をして費用を支払う。
だが、高額な費用を支払ったにもかかわらず、3曲目の再生数は伸び悩み始める。不審に思ったケンタとアキがPCを調べると、Mr. Hの「制作サポートツール」が悪質な遠隔操作ツールであり、すべての再生数が偽装だったことが判明する。Mr. Hは、ホストへの借金返済のために、承認欲求に飢えたクリエイターを狙う詐欺師だったのだ。
深い絶望に沈むケンタとアキ。しかし、Mr. Hが残した唯一の「いいね」が、アルゴリズムに評価され、最もクオリティが高かった3曲目が突如バズり始める。それをきっかけに、過去の楽曲も連動して再生数を伸ばしていく。
金銭的、精神的な傷跡は残るものの、二人は諦めかけていた創作への情熱を再び燃やし始める。詐欺によって一度は潰された夢が、予期せぬ形で再び輝きを放ち始めたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 22:57:00
3699文字
会話率:0%
大阪・西成の路地裏に佇むシェアハウス。そこに集う住人たちは、整形という秘密と、その奥に潜む深い目的を抱えている。
過去の裏切りへの復讐のため顔を変えた辰巳(40代)。詐欺事件から逃れるためあえて“不細工”になった元美人の美緒(20代)。国
民的アイドルになるために整形を繰り返したアキラ(10代)。そして、復讐のため顔に傷跡をつけ“不細工”を装うレイ(30代)。
彼らは互いの素性には深く触れず暮らしていたが、美緒が働く立ち飲み屋「だるま」での情報収集、アキラの芸能活動、そして辰巳とレイがそれぞれの復讐ターゲットの関連性を確信したことから、運命は交錯し始める。特に辰巳とレイは、共通のターゲットの存在を知り、暗黙の共闘関係を築く。
ある日、記念写真をきっかけに、美緒の「不細工な顔」を隠さない姿にアキラは惹かれ、彼もまた“作られた顔”の苦悩を美緒に打ち明ける。アキラは美緒や西成の人々との交流を通して、「美しさ」とは何かを深く考え始める。
そんな中、美緒を追う過去の詐欺グループ残党がシェアハウス周辺に現れ、彼らの復讐計画にも影響が及ぶ。追い詰められた美緒が過去を告白し、辰巳とレイも互いの復讐計画を明かしたことで、協力体制は一層強まる。アイドルとしてのキャリア、美緒との関係、そして仲間との共闘。アキラは究極の選択を迫られる。
激しい攻防の末、彼らは復讐を成し遂げ、あるいは新たな生きる意味を見出すのか? 「本当はイケメンと本当は不細工の美女」の恋の行方は? アキラは“作られた美”を捨て、本当の自分を選ぶのか?
西成の路地裏で出会った彼らが、整形と運命の交錯を通じて、**外見の虚飾を超えた人間としての真の価値、そして新たな「生きる意味」**を見出していく、ヒューマンドラマ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 22:11:27
3185文字
会話率:0%
【悲報】子供の夢の国にも、老害(先輩)はいた。
職業体験テーマパーク「キッゾニア」。そこは、子供たちが未来の夢を育む場所……のはずだった。
主人公・湊(みなと)(5歳・精神は20代)の前に立ちはだかったのは、自称「ギリ平成生まれ」の翔太(
しょうた)先輩(小2)。
▼懐古主義「昔のパビリオンはもっと凄かった!」
▼謎マウント「俺、この仕事23回目だから」
▼精神論「気合と根性で乗り切れ!」
▼パワハラ「ジュース会(割り勘)は強制参加な」
そんな昭和感満載の先輩に、クールな令和世代の主人公が挑む!
空売りで稼ぐ天才少年、圧倒的資本力を見せつける海外富裕層、意識高い系投資家まで登場し、キッゾニアはカオスな社会の縮図と化す!
シュールな世代間ギャップ・コメディ、ここに開幕!
※この物語は、キッザニアとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 19:00:00
54666文字
会話率:33%
その生徒の名前は、学園内の記録から消えていた。
存在を示すデータも、写真も、証言すら曖昧で──まるで最初から存在しなかったかのように。
「記録の残る限り、罪は裁ける。」
記録管理課所属、風間湊。
警察の中でも地味で無名なその部署に所属す
る彼は、過去の未解決事件や矛盾した報告書の“記録の歪み”を読み解く特異な観察眼を持つ。
今回は“ある学園”で発生した奇妙な失踪事件を再調査するため、臨時の学内派遣として潜入することに。
だが学園には、閉鎖された空間特有の緊張と、教師・生徒たちが共有する“何かを隠している”空気が渦巻いていた。
かつて記録され、そして意図的に消された“罪”とは何か。
残された記録と矛盾の狭間で、風間は真実へと辿りつけるのか──。
これは、「記録」に残された罪と、「記憶」から消された存在をめぐる、静かな戦いの始まりである。
■風間 湊(かざま みなと)
警察庁・記録管理課所属。28歳。
“事件の痕跡は、記録の中にこそ残る”という信条のもと、現場の矛盾や記録の曖昧さから真相に迫る異色の捜査官。
温厚な物腰の奥に、冷徹な論理と観察力を秘めている。過去に起きた“ある事件”をきっかけに、記録に取り憑かれた。
■神代 莉緒(かみしろ りお)
今回の潜入先・私立聖錬学園の臨時教員。20代後半。
表向きは協力者として学園内を案内するが、何かを隠しているような節がある。風間の観察によって、徐々にその過去と正体が明らかになる。
■謎の“消えた生徒”
学園の記録から存在が消えたはずの人物。
しかし一部の生徒は、断片的にその記憶を持っている。果たして彼は実在したのか、それとも…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 15:47:08
95410文字
会話率:23%
死んだ元客に呪われている!
霊障まみれのホスト・ケイは、命からがら謎の女に助けられる。
一見20代の若い女。しかしその頭には、白い鳥が乗っていた。
彼女の名は、アオイ。
「呪いを解くには、原因を解明せねばならない」
欲と闇が渦巻く街、
歌舞伎町。
2人は元客の死の真相を追い、夜を歩き出す。
闇に沈む過去と向き合うケイ。
そして――
『神の大書架から智をレンタルする』
特殊能力『借智』を使い、アオイは闇を照らす。
死の真相は? ケイの呪いは、解けるのかーー!
(5話まで先行公開。後日、全体改稿版を投稿予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 13:29:09
10989文字
会話率:27%
* **主人公:** アキラ (ネオルニトサウルス、オス)
* **主な登場人物 (地震後に出会う):**
* **ケイ:** 10歳の日系カナダ人少女。地震で家族とはぐれ、アキラと最初に出会う。高い適応力と優しさを持つ。アキラとの非
言語的コミュニケーションを築く鍵となる。
* **ハルオ:** 70代の元・生物学者。動物公園近くに独り暮らし。古生物学や動物行動学に詳しく、アキラの生態を理解し世話を試みる。脚が不自由。
* **ソラ:** 20代前半のトランスジェンダー女性(MtF)。災害支援ボランティアだったが、革命党から標的にされ逃亡。ITと機械工学に詳しく、情報収集や道具作りで活躍。芯が強い。
* **ジャビール:** 30代のシリア難民男性。日本語が堪能。革命党の襲撃から逃れ、ハルオの家に偶然辿り着く。建築技術とリーダーシップに長ける。家族を戦争で失った過去を持つ。
* **タマ:** 多摩動物公園から逃げ出した雌のニホンザル。非常に賢く、群れを失い孤独。アキラをライバル視しつつも、徐々に行動を共にする。木登りと警戒能力が高い。
* **プロット:**
* **第1章: 楽園の終焉**
* 2030年春の東京。SDGs達成による平和で先進的な日常が描かれる。多摩動物公園で展示されるアキラの様子、彼の鋭い感覚と知能。
* 南海トラフ巨大地震の発生。壊滅的な揺れと被害。動物公園の崩壊。アキラが驚異的な視覚と空間認識能力、敏捷性で危険をかわし、施設外へ脱出する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 19:27:37
59735文字
会話率:19%
宝くじが当たった!と、仕事帰りにウキウキしていたのに、気がつけば当選金を手にすることなく芝生の上に座りながら、私はどこまでも続く見知らぬ水平線を眺めていた。
お金持ちの子供からスタートなんてラッキーじゃん…。
と自分に言い聞かせ、10代や
20代のようなフレッシュさもパワーも柔軟性も失った元社会人がなんとか文化や生活様式の違いを受け入れ、魔法の存在を知りちょっと童心に返ってテンションが上がったりしながら自分が住む街や国を知っていく。
え?聖女選定の儀式? あっちでは勇者召還?
私と関係がないところで話が進んでいますが…。
出番待ち?え?出番なし?
いかにも悪役令嬢出来そうなのに?
えっ?本当に出番ないの?
ダンジョンとかもセレブは行かない?
(最初の方はやっぱり宝くじとか未練があってグズグズしています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 15:13:45
48446文字
会話率:22%
アラフォー女子がある日、宙に浮かんでいました。
私、馬場茜(ばばあかね)は38歳、彼氏いない暦5年です。
外見は上の下なのでたまに20代に見られることもありますが、最近は男性から掛かる声も少なくなっています。
実家暮らしのパート勤務なので
将来的に養ってくれる男性と結婚をしないといけない不安もあり、マッチングアプリや結婚相談所にも登録をしましたが、ろくでもない男性ばかりで嫌気がしています。
なぜか授かった浮遊能力もほんの少し浮くだけで他になんの活用もできないし……。
惰性の日々を送っていたある日、理解のあった元カレと再会します。そして悩みを元カレに相談することで少しずつ関係は進展することに。
しかし一方で、ほんの少し浮ける私の能力は世界初の単身浮遊者として認識され、もし子供に遺伝することでが我が子が空を飛べたら……そう考えた男性たちから爆発的に求愛されることになります。
嫉妬なのか女性からはババアなどと揶揄され傷つき、なかには大金を積んで代理出産だけを求めてくる男性もいて傷つき……。
私はいったいどうしたらいいのかとさらに悩むことになります。
割り切って一人だけでも代理出産をすれば金銭的な将来の不安はなくなる。元カレよりもスペックの高い男性からも声が掛かる。
でも、今まで私はそうやって失敗してきたんだ……。
かつて私の身勝手で振ってしまった元カレの態度は、正直に言えば昔より少し冷たい。
でも、お金じゃない、上手く説明できない想いが今の私のなかには存在している。
こんな歳になって今さら恋をすることなんかないと思っていた。
胸の奥が締め付けられるような苦しさがある。
でもそれは若い頃の無性に恋焦がれるような苦しみとも少し違っている。
青春よりもやや苦味のある恋心や、大人になっても考え方を成長させていく必要があるんだな、と現実問題を切り離せないビターな感じの大人恋愛ストーリー。
●もうこういう争いやめません? 的なテーマ(フェミニスト、ツイフェミ、弱者女性、弱者男性、こどおじ、子供部屋おじさん、こどおば、子供部屋未使用おばさん、無産様、チー牛、理解のある彼くん、婚活女子、ババア、勘違い女、高望み、中年、離婚、独身、未婚、男女平等、男女分断、復縁、金目当て)
●プロット完成済みですが3万文字くらいで様子見です。
●女性一人称(でも男性にも読んでほしい構成)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 12:17:46
16330文字
会話率:49%
和紙作りが主要産業の静かな町・**楮(こうぞ)の里**。町の中心にある古社「楮神社」に、新たな宮司として無道刹那(むどう・せつな)という20代半ばの青年が赴任してきた。
刹那は元々この町の出身だが、幼い頃に両親を事故で亡くし、神職であ
る祖父・無道厳(むどう・いわお)に引き取られ、遠くの町で育った。祖父から厳しい神道の修行を受け、若くして宮司の資格を取得している。
**物語の展開**:
刹那は幼馴染の千石いちごと共に町で起こる現象にに巻き込まれていく。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 22:00:00
19578文字
会話率:56%
20代半ばのサラリーマンが週末異世界に通いながら精霊使いをしていたらなんやかんやあって女の子になっちゃたっけどいろいろ頑張っていく話です。
※当作品はロボットが登場しますが内容はなんちゃってロボットファンタジー物です。詳細なロボットや兵器
の描写には期待しないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 23:10:00
1049047文字
会話率:41%
スペインで2年間の留学生活を送った一日本人青年の青春群像を描き、異文化に初めて触れた20代の青年の瑞々しい感性で『文化を超え普遍的な人間とは』という哲学的な問いを探求する青春小説。
最終更新:2025-07-12 23:41:27
4568文字
会話率:48%