むかしむかし、あるところに、マチコという小さな女の子がおりました。
おなかをすかせたマチコちゃんは、火炎魔法――「ファイヤ」の巻物を売り歩いていましたが、だれも見向きもしてくれません。
寒さにふるえながら、一枚だけファイヤを発火してみたとこ
ろ……たいへん! 炎が止まらなくなって、お城をうっかり燃やしてしまいました。
おまけに、なりゆきで王女様(幼女)をさらってしまい、なぜかマチコちゃんは「魔王」と呼ばれるようになったのです。
でも、マチコさんの願いはただひとつだけ。
「おなかいっぱい、ごはんが食べたいだけなのに!」
これは、ちょっぴり不運で、ちょっぴり図太い、腹黒幼女のお話です――。
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※カクヨムでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 12:00:00
26218文字
会話率:49%
異世界系の物語のはず。
最終更新:2025-07-30 10:10:00
8914文字
会話率:62%
あらすじはまだありません。
最終更新:2025-07-29 10:10:00
11262文字
会話率:52%
今、自分に心から友と呼べる人がいる人に読んでもらいたい。
最終更新:2025-07-18 10:10:00
269文字
会話率:0%
ブラック企業で節約に励んでいたOL・榊原梨沙は、過労で命を落とし、異世界の没落子爵家の8歳令嬢リリス・ラヴェンダーとして転生する。
だが、転生先でも待っていたのは、冷たい屋敷と卵すら贅沢な極貧生活——。
「なんでまた貧乏なの!?」
家族
の暮らしを支えるため、そして何より“お腹いっぱい卵料理を食べる”という夢を叶えるため、リリスは前世で培った節約・保存・家計管理の知識を武器に、小さな改革を始める。
見切り品野菜の漬物作り、使い切りレシピ、無駄の徹底排除。まずは100ルア(約1万円)というささやかな利益を目指し、貴族社会の片隅で“節約無双”が幕を開ける!
支えてくれるのは、忠義深い専属侍女アイシャ——
リリスの小さな一歩が、やがて国を動かす大きな波になるとは、まだ誰も知らなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 08:00:00
258534文字
会話率:44%
生物には必ず願いがある。ただその願いの強さが違う。
お金持ちになりたい、美味しいものを食べたい、賢くなりたい、強くなりたい、復讐したい、死にたい、生きたい……どんな気持ちも等しく願いである。
その願いを助ける『星人』という存在がいる。
彼らを見ることができるのか、できないのか。
人生が変わるのか、変わらないのか。
これは一人の星人が、旅をするお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 22:05:03
29879文字
会話率:46%
「可食部がないな」
「木ですからね……」
モンスターが出現するようになった世界で食べられそうにないモンスターを食べようと、こんな感じのやりとりや試行錯誤を繰り返していく話です。
最終更新:2025-07-29 22:02:01
156752文字
会話率:29%
上級貴族の娘、ジルティアーナ・ヴィリスアーズ。
成人の儀で【ロストスキル】を授かり、次期当主の座を剥奪されてしまう。
これからどうしよう?だって私は気付いてしまった。
【ロストスキル】は、失われたスキルでも、文字化けでもない。他の人には
読めない。私が住んでた異世界文字で書かれたものだって。
【ロストスキル】を手に入れて、解った。
自分が異世界から転生したこと。
ヴィリスアーズ公爵家がおかしい事。
今が、上級貴族なんて面倒くさい立場を捨てる、大チャンスである事を。
次期当主失格!?
え、いいんですか?好都合です。ありがとうございます。
貴族とか大変そうなんで、私は田舎の領地でのんびりさせていただきます。
美味しいものが食べたい。お洒落したい。
チート能力でお店経営して、もふもふを愛でたい!!
欲望を満たす為だけの、のんびり田舎ライフはじめます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 20:27:06
530903文字
会話率:34%
アパートで一人暮らしを始めて二年目の男子高校生、光瀬怜(みつせれい)。
新学期を数日後に控えたある日、隣に同年代の少女、渡良瀬桜彩(わたらせさや)が引っ越してきた。
数日後、怜と同じクラスに転入してきた桜彩は早々にクールな美少女として
注目を集めたのだが、私生活では初めての一人暮らしに戸惑うことも多かった。
人を寄せ付けない雰囲気で他人を頼ることを良しとしない桜彩だったが、いくつかの偶然が重なり怜は桜彩の一人暮らしを助けていく。
出会った当初は他人との関わりを極力拒んできた桜彩だったが、怜の優しさに徐々に心を開いていき、二人の関係は隣人から徐々に変わっていくことになる。
「まあ、私があの人と関わることなんてないか」
最初はそう思っていたのに
「いえ、ですが光瀬さんにそのようなことをしていただく理由はありません」
それでも手を差し伸べてくれて
「美味しいです、本当に……」
料理が出来ない私にご飯を作ってくれて
「た、た、助けて、助けて、助けて下さいっ!!」
夜中に助けを求めても、嫌な顔一つしないで駆けつけてくれて
「出会ってからさんざん迷惑を掛けているこんな私ですが、友人になってくれますか?」
何も出来ない私と友達になってくれて
「私のこと、可愛いって……。え、えへへ、えへへへ」
私のことを可愛いって言ってくれて
「もしも私が困った時は隣で私を支えて下さい。もしも怜さんが辛い時は私も怜さんを支えるので、私にも頼って下さい」
少し弱いところも見せてくれるようになって
「そ、その……怜さんも……凄く素敵だと思いますよ……」
そんな怜のことが素敵に思えて
「あの……その、ね……。怜、今までさんざん甘えてきたけど、もっとわがまま言っていいかな?」
もう遠慮なんてしたくなくなって
そして――
「怜、今日の献立は何にするの?」
「そうだな。桜彩は何が食べたい?」
学校帰りに一緒にスーパーへと寄って献立を決める。
桜の咲く季節、二人に訪れた新しい幸せ。
そして二人はお互いを徐々に意識していく。
(俺と桜彩の関係ってなんだろう)
(私と怜の関係ってなんだろう)
今はまだ分からないこの気持ち。
でも……多分……この気持ちの名前はきっと……
これは世話焼き男子とクール女子が無自覚に繰り広げる甘い半同棲生活の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 12:00:00
1446833文字
会話率:45%
しょぼい理由で大学を留年した今井大輔は再び大学三年生をやることになった。サークルを気まずく退部したその日に偶然行った学食で、部員3名の弱小学食サークルに強制的に入部させられることになってしまった大輔。幽霊部員で適当にやり過ごそうと思いきや、
個性豊か過ぎる部員達と学食巡り(プラスα)をするうちに1年生の女子が気になりはじめ……。学食にあるのはただの笑いか食レポか?はたまた淡い恋なのか。食べて悩んで味わう学食恋愛ラブコメディ。章の最後にはこっそり教える大輔の評価した学食スコアと微妙な感想つき。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:00:00
85373文字
会話率:41%
美味しいご飯が食べたい。
ベッドはふかふか、おひさまの匂いがいい。
だけど現実はそう甘くはない。
これはとある犬の徒然なる愚痴を綴った物語。
最終更新:2025-07-28 20:00:00
15001文字
会話率:46%
所在地不明の魔境にポツンと館が一軒建っている
そこにはお姫さまと従者が三人住んでいます
天気のいい日はお庭でティータイム
空にはワイバーンが飛んでいて絶景です
「今夜はワイバーンのお肉が食べたいわ」
「承知致しました」
執事がワイバーンを狩
りディナーの食材になりましたとさ
そんな感じにゆるやかな日々を過ごしています
お姫さまと従者たちのまったり魔境生活をご覧あれ
※更新は不定期です、この作品は緩やかにやるつもりです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 00:00:00
140222文字
会話率:81%
「私、メリーさん。今日、不思議な人間に出会ったの」
都市伝説であるメリーさんが出会ったのは、背後に立っても慄かず、一杯の味噌汁を差し出してきた人間。
その味噌汁を飲んだメリーさんは、初めて食べた料理に衝撃を受け、もっと色んな料理を食べ
てみたいと願い始めた。
片や、毎日を生き延びるべく、試行錯誤を繰り返す楽天家な人間。
片や、ただ料理を食べたいが為だけに、殺す事が出来ない人間の家に毎日現れる都市伝説。
互いに嚙み合わないずれた思考が平行線のまま続くも、一つの思いだけが重なっていく日常。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 19:12:49
473878文字
会話率:52%
生まれ育ちが東京の私は、結婚のために岡山県に引っ越して七年目。ちょっとした言葉の違いを楽しんだり、たまに生まれ故郷の蕎麦が恋しくなったり。
だけど東京も岡山も、私の愛する居場所であり、帰る場所なのです。
※他サイトにも掲載しています。
※1
話~2話は過去に別エッセイで投稿したものを改稿しています。3~5話は新しく書いたものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:41:13
10971文字
会話率:27%
世界は一度破滅し、新たな世界に書き換えられた。
【神】の作り出したシステムによって、モンスターが生まれ、人々には武器として魔法が与えられた。
与えられた能力によって人々は一度終結したこの世界を生き延びていく。
綜馬は与えられた能力によ
って様々な苦悩を味わう事になる。綜馬の持つ潤沢な物資の前では、欲をむき出しになった獣とも人とも呼ばぬ存在が顔を出す。
友情や愛情さえも壊してしまうほど魅力。
綜馬は自分らしく生きる道を模索し、今日も自分の食べたいご飯を口にする。
こんな世界になって揚げ物を楽しめるのはきっと綜馬ただ1人だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 08:30:00
156655文字
会話率:19%
28歳のブラック企業OL・桜庭麗華は、6年間の過酷な掛け持ち労働の末、ついに過労死してしまう。しかし神様から「何でも願いを叶えてあげる」と言われた彼女が選んだのは、「美味しいものが食べたい」というささやかな願い。
こうして与えられたチート
能力は「食べ物の美味しさが10倍に感じられる」という、戦闘には全く役に立たない微妙すぎる能力だった。
異世界「アルディア大陸」に転生したレイカは、戦闘能力皆無、魔法も使えない、料理すらできない。それでも勇者パーティーの「食事係」として仲間になり、毎日「うまーーーい!」と叫びながら幸せな日々を送っていた。
ところが、レイカの超味覚は思わぬ力を発揮する。毒を味で見抜いて暗殺を阻止し、料理人の心境を読み取って事件を解決し、美味しい料理で敵を懐柔してしまう。本人は「美味しいものを食べたいだけ」なのに、いつの間にか「天才探偵」「人間嘘発見器」「平和の使者」と呼ばれるようになって...?
果たしてレイカは、料理の力だけで世界を救うことができるのか? 戦いよりも食事、効率よりも愛情を大切にする少女の、ほのぼの異世界冒険譚。
主題歌: https://youtu.be/-rGzKNmTgyw折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 07:00:00
16398文字
会話率:57%
異世界でも米を食べたい。
誰もが考える事だろう。
しかし、異世界の米はジャポニカ米なのか?
品種改良を重ねたみずみずしいモチモチのお米、異世界でも本当に食べられるのか?
さらっとした長粒種の米を見つけて炊いて食べてみて、転生者の皆さんはがっ
かりするんじゃないだろうか。
そんな時、彼が現れた。
もしも、米が口に合わなければ、その名を呼ぶと良い。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-26 20:53:46
15871文字
会話率:57%
「すまない、ダリヤ。婚約を破棄させてほしい」 結婚前日、目の前の婚約者はそう言った。
前世は会社の激務を我慢し、うつむいたままの過労死。
今世はおとなしくうつむいて、いい妻になろうとして婚約破棄。
ダリヤは決めた。もう、うつむくのはやめる。
頑張って魔導具師の仕事をし、行きたいところに行き、食べたいものを食べ、飲みたいものを飲もう。自分でできる限り、生きたいように生きよう、と。
そんな彼女は、魔物討伐部隊の騎士と出会う。魔導具が好きなダリヤと、魔剣が好きなヴォルフ。
魔導具と魔剣作りに熱中しつつ、飲んで食べて、いろいろと巻き込まれる日々。
生活の便利さのためならば、どんな苦労もいとわぬ魔導具師と、怖さ知らずでひたすら先陣を切る魔物討伐部隊の騎士。
恋愛に背を向けたい2人は、いつか恋人になれるのか。
※恋愛甘味成分が不足しております。物語設定は甘いです。
おかげさまで書籍となりました。MFブックス様より1~5巻、コミカライズ、ブレイドコミックス様版3巻、角川コミックスエース様版2巻発売中です。どうぞよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 20:00:39
2523066文字
会話率:38%
一条春都の楽しみは、日々の食事である。自分の食べたいものを作り食べることが、彼にとっての幸せであった。時にはありあわせのもので済ませたり、誰かのために料理を作ってみたり。
今日も理想の食事を追い求め、彼の腹は鳴るのだった。
最終更新:2025-07-26 15:00:00
2110599文字
会話率:48%
カレーが食べたい。よし、作るか。
冷蔵庫を覘き食材を選ぶ。そして調理。
だが、出来上がったのは企画外の品だった。
『華麗なる短編料理企画』外の一品。
規格外故に企画外、非参加です。
……しいなここみ様、ごめんなさい。
また、出
品許可のほどありがとうございます。
【私選有害図書指定】
当作品は読者に対し、知識、思想、嗜好などにおいて、悪影響を及ぼす可能性があります。ご注意下さい。なお、当方と致しましては、一切の責任を負いませんので、読者様方の自己責任にてお読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 07:00:00
2458文字
会話率:2%
わたし、スカーレットは燃費が悪い神殿暮らしの聖女である。
ご飯は人の何倍も食べるし、なんなら食後二時間もすれば空腹で我慢できなくなって、おやつももりもり食べる。というか、食べないと倒れるので食べざるを得ない。
この調子で人の何倍ももり
もり食べ続けたわたしはついに、神殿から「お前がいたら神殿の食糧庫が空になるから出て行け」と追い出されてしまった。
もともと孤児であるわたしは、神殿を追い出されると行くところがない。
聖女仲間が選別に暮れたお菓子を食べながら、何とか近くの町を目指して歩いていたわたしはついに行き倒れてしまったのだが、捨てる神あれば拾う神あり。わたしを拾ってご飯を与えてくださった神様のような公爵様がいた!
神殿暮らしで常識知らずの、しかも超燃費の悪いわたしを見捨てられなかった、二十一歳の若き公爵様リヒャルト・ヴァイアーライヒ様(しかも王弟殿下)は、当面の間わたしの面倒を見てくださるという。
三食もりもりのご飯におやつに…とすっかり胃袋を掴まれてしまったわたしは、なんとかしてリヒャルト様のお家の子にしてもらおうと画策する。
しかもリヒャルト様の考察では、わたしのこの燃費の悪さには理由がありそうだとのこと。
ふむふむふむ、もぐもぐもぐ……まあ理由はどうでもいいや。
とにかくわたしは、この素敵な(ごはん的に!)環境を手放したくないから、なにが何でもリヒャルト様に使える子認定してもらって、養女にしてもらいたい。願いはただそれだけなのだから!
そんなある日、リヒャルト様の元に王太子殿下の婚約者だという女性がやってくる。
え? わたしが王太子殿下の新しい婚約候補⁉
ないないない!あり得ませんから――!
どうやらわたしの、「リヒャルト様のおうちの子にしてほしい」と言う願望が、おかしな方向へ転がっていますよ⁉
わたしはただ、リヒャルト様の側で、美味しいご飯をお腹いっぱい食べたいだけなんですからねー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 19:50:00
160175文字
会話率:31%
薬草を採りに入った森で、魔獣に襲われた僕。そんな僕を助けてくれたのは、一人の女性。胸のあたりまである長い白銀色の髪。ルビーのように綺麗な赤い瞳。身にまとうのは、真っ黒なローブ。彼女は、僕にいきなりこう尋ねました。
「シチュー作れる?」
えっと。どういうこと?
彼女の正体は知る人ぞ知る『森の魔女』。どういうわけか、僕は彼女の弟子になったのですが……。
「弟子くーん。朝ご飯まだー?」
「今日はダラダラするって決めてたから!」
「なんか甘いもの食べたいなー」
師匠、もっとしっかりしてくださいよ。
子供っぽい師匠。そんな彼女に、今日も僕は振り回されっぱなし。
でも時折、大人っぽい師匠がそこにいて……。
師匠と僕。二人が織りなす不思議な日常物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 06:55:25
112551文字
会話率:55%