あえて言おう軍人はクソである。
諸君は平和な日常を謳歌していることだろう。羨ましい限りだ。楽しい仕事、甘酸っぱい青春、老後の遊びなどなど、君らの人生には先の展望は色々とあるだろう。
でも、軍人はクソだ。
命令は絶対、戦場では常に最
前線。遅滞戦闘は当たり前、それに囮になれと言われる始末だ。何これ??奴隷??帝国に災いあれ!!
俺は絶対死ねないし、死にたくない。
だから今日も俺は持ちたくもない銃を持って戦うのだ。
全ては自分の未来のために。
才能を持ってしまった皮肉屋が、世界大戦を生き抜くお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 21:11:47
11442文字
会話率:48%
(この世界の)アプヴェーア長官のカナリス提督は、前世の記憶を持った転生者だった。
その記憶を活かして、カナリス提督は史実と異なる国際関係を結ぶことで、第二次世界大戦におけるドイツの勝利をもたらそうとする。
具体的には、日中戦争に際して
、日本とは同盟せずに中国を支援し、更には中国を介して、米ソと友好関係を結び、ドイツを欧州の覇者にしよう、とカナリス提督は、1935年以降に主に暗躍することになった。
そして、カナリス提督の暗躍に、主に日本を始めとする諸外国は振り回された末に、史実と異なる第二次世界大戦になった。
そういった状況で、米内光政提督の遠縁の日本海軍の軍人、米内洋六は源田実らの海兵同期生として、第二次世界大戦等を戦い抜くことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 19:29:27
119760文字
会話率:17%
スペイン内戦で、史実と異なり、スペイン共和国派が勝利を収めたことは、歴史を全体で言えば、少し変えただけだが、ある1人の軍人と、その家族の運命を大きく変えることになった。
エルヴィン・ロンメル、史実では多大な名声を博す将軍は、この世界で
は汚名を21世紀にまで被ることになってしまったのだ。
ロンメルの娘、ゲルトルート・シュテンマーは、その汚名を晴らそう、と奮闘することになる。
だが、自らが肉親であることから、その主張は受け入れられない、という事態も引き起こされた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-15 21:02:04
6487文字
会話率:8%
昭和十八年(1943年)、南方戦線で駆逐艦「白雪」の艦長として奮戦する海軍少佐・芦名定道は、壮絶な海戦の後に異世界へ転移してしまう。そこは魔法が存在する、不思議な世界だった。
異世界で最初に出会ったのは、現代日本の女子高生・陽菜だった。彼女
とともに訪れた町は、陽菜の故郷である会津地方に酷似した風土を持ち、二人は驚きを隠せない。やがて二人は、この国の王女スイリアと出会い、王都で頻発する不可解な事件や魔物の襲撃に巻き込まれていく。
軍人としての知識や統率力を駆使し、政治的陰謀や魔物の脅威に立ち向かう芦名。一方、異なる時代の価値観を持つ陽菜や好奇心旺盛な王女スイリアとの出会いは、芦名の閉ざされた心に新たな光を与えていく。
元の世界に戻るため、そして異世界で芽生え始めた絆や恋心の行方は――。
冒険、歴史、恋愛が交錯する異世界転移ファンタジーが幕を開ける!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 19:20:00
146113文字
会話率:38%
――除雪車のライトが真っ赤に染めた深雪の道路。
事故に巻き込まれた私・**天音陽菜(17)**が目を覚ますと、そこは巨大な樹木がうねる不思議な森だった。
雪の冷気と恐怖で動けない私を襲う狼の群れ。
絶体絶命の刹那、月光をはじく軍刀が闇を裂
く。
助けてくれたのは、昭和十八年の帝国海軍艦長・芦名定道。
八十年の時差を越えて出会った私たちに、
ゆるキャラ系 “神様”〈ネ申〉が告げる。
「この混乱した世界を救ったら、願いをひとつ叶えてあげるよ♪」
手のひらに浮かんだステータス窓。
支援魔法を授かった私と、斬撃魔法を得た艦長。
目指すは雪深い山の向こうの町 タジマティア――
だけど待っていたのは、
トマト頭の怪物・赤カブ騎士団(!?)、
ハーフエルフの美しき医師 スイリア、
そして“昭和”と“令和”の歴史ギャップ!!
▲ 軍人なのに不器用で優しい艦長
×
▼ 口では強がるけど自己肯定感低めな女子高生
時代も常識も違う二人が、異世界で “恋と冒険” に挑むライト版ダイジェスト。
戦闘シーンはサックリ、
恋のドキドキと異世界あるあるをギュッと濃縮。
「詳しい戦記と人間ドラマを味わいたい方は芦名SIDEへどうぞ!」
さあ、昭和艦長と令和JKが紡ぐ異世界クロニクル――
まずは陽菜の視点で、一緒に走り出そう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 20:10:00
46436文字
会話率:39%
デルタフォース所属のアメリカの英雄ジェイク・マクドイルは、テロリストとの戦いで自爆して死亡し、エルフのアミラ・レッドバードとして転生する。
だがその異世界は、大地には悪魔という怪物が蔓延り、空から天使という脅威が現れ、国は賊や奴隷商人が蔓
延る修羅の世界だった。
アミラはそんな世界で銃や兵器を造り上げ、脅威と戦いながら文明を築き上げる永いエルフ人生が始まるのだった。
※軍人が主人公ですが自分は自衛隊員経験も無く銃もあまり知らないのでおかしい部分が多いかもしれません、なのでドラマや映画のキャラが転生した程度の感じで読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 19:18:58
92145文字
会話率:58%
『こんにちは! 妙高型重巡洋艦の一番艦、妙高です! 妙高は今、コスタリカにあるプエルト・リモン鎮守府、長門様が率いる第五艦隊に所属しています。親友の高雄やちょっと変わった信濃、駆逐艦の峯風ちゃん、涼月ちゃん。頼れる仲間と一緒に、人々を守るた
め、人類の敵アイギスと日夜戦いを繰り広げています! 今日はちょっと変わった任務で――高雄、危ない!! え……? 長門様、どうして……?』
『我々人類は本当の意味で機械を操れてはいないのです。我々は常に計器で機械の状態を把握し、ボタンやレバーで間接的に制御している。だから私は、機械と人間とを直接に繋ぎ合わせ、五感のように機械を把握し、手足を動かすようにそれを動かせる、そんな方法を研究しているのです。東條参謀長殿、いかがですか?』
『マイン・フューラー(我が総統)、命令を。スターリンもチャーチルも、我が艦載機で雑作もなく殺してやりましょう。――え? どっちも殺さないで欲しい?』
『タヴァーリシ(同志)スターリン、御命令を。我らが祖国を侵す敵は全て、この私が殲滅いたします。――決して沈んではならない、ですか。無論、政治的に私が沈むわけにいかないことは――そういうことではない?』
『――船魄(せんぱく)。それは軍艦を自らの手足のように操る少女達。艦が肉体であるのなら、私達はその魂。艦そのものである私達が操る軍艦に、人間が対抗することは不可能に近いわ。人類が最初に手にした船魄は、日本がフィリピン沖海戦で投入した瑞鶴、つまり私ってわけ。私は日本を守るためアメリカと戦い、奴らから全てを奪ってやった。その代わりに何もかも失ったけど。この話、聞きたい?』
本作のメインテーマは、あくまで史実の地球を舞台とし、そこに船魄(せんぱく)という異物を投入したらどうなるのか、です。いわゆる艦船擬人化ものですが、特に軍艦や歴史の知識がなくとも楽しめるようにしてあります。もちろん知識があった方が楽しめることは違いないですが。
なお軍人がたくさん出て来ますが、船魄同士の関係に踏み込むことはありません。つまり船魄達の人間関係としては百合しかありませんので、ご安心もしくはご承知おきを。
新感覚、リアル志向の艦船擬人化小説を是非お楽しみください。またブックマークや感想などよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 18:17:13
1091293文字
会話率:70%
戦火に揺れるエスペランド大陸では、女神ルクスを崇める魔術と騎士の国アドラシオン皇国と、
魔獣を操る猛獣使い≪テイマー≫の国サンクリッド王国が激しく対立していた。
皇国の軍人ナイトは、魔術・武芸に才がなく、飄々と軟派な性格も相まって「最
弱」「無能」と蔑まれている。
彼が隊長として率いる小隊「ヴェイン」も、訳アリの隊員で構成された〝お荷物部隊〟と認知されているが──。
その実態は、蔑称を隠れみのとした、皇国の第一皇子スレイン旗下の特殊部隊。
そしてナイトは、復讐に燃えた過去を悔い、罪を背負いながらも「恒久和平」実現のため暗躍する軍師である。
そんな彼が、スレインと共に戦場で見つけたのは一輪の華。
王国への復讐心を燃え上がらせて狂い咲く、エリート女騎士エレノアだ。
「憎しみは憎しみを呼ぶ」と学び無能を装うナイトと、「両親の仇を討ち、弟を守る」と誓いひたすらに刃を振るうエレノア。
出会った二人は、相容れぬ思想ゆえに衝突を繰り返しながらも、次第にお互いを知り、心に踏み込んでゆく。
果たして二人の行き着く先は破滅か、それとも新たな光か──。
剣と魔術、知略の織り成す戦記ロマンスファンタジー、いざ開幕。
※毎日17時頃更新予定※
※ネオページさんで連載中の作品です。
最新話はネオページさんにて先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 17:10:00
31482文字
会話率:28%
創造し造られた星はでは大陸は三つ、西方域・中部域・東方域と別れて独自の文化が発展していた。
現在ヘルビーク大公家はヘンダーク王国の中部域の中でも特に大きな国であったが、ヘルビーク大公家はヘンダーク王国の誕生時に国王やその臣下がシツコク争い
のない中部域を作る為に協力して欲しいと言ってきた。
余りにもシツコくるヘンダーク王国を滅ぼすかを本気で悩んだが、ヘルビーク公国(皇国)初代当主に自分から戦争を仕掛ける事を禁止されていたので仕方なく五分の対等な立場でならと承諾した。
だが愚かな人間だ時が過ぎヘンダーク王国はヘルビーク大公家を家臣として扱い、横柄な態度が見受けられたのだがパーティーで愚かな王太子が「当主自ら戦い戦死などヘルビーク大公家が如何に弱いかを世間に知らせるだけだ、兵の強さでなく兵士の数で勝っているだけだ」と言ったバカ者に俺の御爺様は「何様の心算で我がヘルビーク公国が弱いだと、兵力の差で勝っているとか貴様らの軍はどうなのだ職業軍人は確かに優秀だが敵国の領土を切り取りその後になぜ維持できないのだ。
それと貴様らを主と思ったことはない。それに今更だが国を創ったときに貸してある莫大な金銀財宝にモンスターの核やら素材他にもあるが返してから言いたいことを言ってこい、独立時には全て返してもらう出来ない時には我が一門が力で返してもらうからな」と王宮でのパーティーで大きな声で言ったことも過去に現在の国王にだがある。
公国としての公王としての立場がある、それに政治経済・軍事力・人口比は10:1で国土は5倍(5億人)と誰が臣下と言えるのか不思議に思う事がある。
魔の森のモンスターや隣国との戦争で「矢面に立ち」300年以上戦いに身を置いてきた一門だ、敵国の領土は切り取り自由であり既に二か国を滅ぼしている。
ヘンダーク王国からその臣下の貴族は不満を口に出しているが、約定が魔法誓約でしており面と向かって文句は言えないのだった。
だが新国王が即位すると必ずその約定の再契約をとの話が出てくるが、ヘルビーク大公家が一門が血を流し当主や一門の当主達が命を散らした結果だ。
それを殆んど何もしてない、ヘルビーク大公家の戦果に対しての比較だがそれは戦場に出ているヘンダーク王国の軍人は知っている。
そして今回は13人の一人がヘルビーク大公家の若き当主として転生した事で歯車が大きく動き出した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 14:52:59
6999文字
会話率:4%
『フィーリングZ』という超能力を巡る男子高校生の物語。人間の五感である視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚。それ以外にかつて人類にはフィーリングZという原始の超常パワーを使う能力があった。人類は地球に過去二度誕生していた。現在の地球人は三代目の人類
だった。そして『フィーリングZ』を使えるのは一代目の地球人(ファースト)、そして二代目の地球人(セカンド)のみで、三代目の地球人である現代人にはその能力は備わってはいなかった。
天品高校(てんぴんこうこう)に入学した主人公の福沢金児(ふくざわきんじ)は時価総額世界一の企業の御曹司。ある日、同級生のヒメーカという少女にあることを懇願される。それは金児の会社をリストラされた父親をもう一度雇ってもらえないかということだった。それを断った金児は学校の屋上でヒメーカと戦うことになってしまったが、ヒメーカはそこで『フィーリングZ』を解放した。その影響によって金児もフィーリングZに目覚めてしまう。
フィーリングZの使い手となってしまった金児。そんな時、ファーストと名乗る謎の人類がヒメーカの父親イソハチを誘拐した。その現場で金児はジョニーと名乗るヒメーカの叔父のような存在の男にヒメーカの素性を打ち明けられる。その話の中でファーストとはかつて地球に存在した一代目の人類であること、ヒメーカやその父親、そしてジョニーはセカンドという二代目の人類だということを金児は知った。
後日、金児とヒメーカ、ジョニーはファーストが現れる場所を予想してイソハチ奪還を企てる。そして金児はファーストの軍人部隊のメンバーに戦いを挑んだ。金児は命を懸けたその戦いによってある運命を背負うことになる。ファーストのメンバー、そしてセカンド人のイソハチやジョニーは金児が数億年に一人生まれる伝説の『フィーリングZの覚醒者』かもしれないことに気付いた。覚醒者はかつてファーストとセカンドを地球から滅亡させた存在だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 11:01:30
17126文字
会話率:58%
この訓練所には「神7」と呼ばれる教官たちがいる。
元・王国軍の中隊長、伝説の魔法理論家、狂気的な異能観察者……
才能も実績も規格外な7人が、今教えているのは──
かつて「役に立たない」と言われた、地味で、理解されづらいスキルの持ち主たち
。
これは、社会から取り残された者たちが、
もう一度“誰かの役に立つ”未来を目指す──
**(マイナー)スキル適応訓練所** 通称:マイスキでの記録。
スキルは地味でも、人生は熱くていいじゃない。
※この物語は作者原案の世界観・プロット・キャラクターをもとにAIとの対話を通じて執筆した異世界ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 09:43:45
17465文字
会話率:41%
大東亜戦争で勝利した日本は平和な時代が続き戦後七十年以上が経過した。平成32年に皇軍戦車兵を養成する軍学校に入学した少年は驚いた、一年生で男は俺一人、男女同権の時代に中卒軍人になる低身長男子は絶滅危惧種だった。これは魔乳をもつ戦友と戦車学校
首席の座を競い合う少年の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 09:24:00
372524文字
会話率:35%
西方諸国の蒸気タービンからはじまり、世界中で近代化がすすむ世界。
戦場には陸上戦艦が登場し、騎兵は戦争の勝敗を決める決勝兵科の役目を終えつつある。
主人公は、佐治鹿嶋。ついに軍の最後の魔法使いと呼ばれるまでに数が減り、希少になった魔法使
い仲月見イスカの副官である。
鹿嶋には、上官であるイスカにも言えずにいる、ある秘密がある。
それはこの国の皇女さまと、かつて恋愛関係にあったこと。導かれるようにして恋に落ちたはずの二人だが、最終的に鹿嶋は「この恋は運命じゃない!」と皇女さま本人に言い張ることになる。
まだ何も持たず、何ものでもなかった鹿嶋が、愛する人のためにすべてをかけて疾走する!
※最後はハッピーエンドになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 09:02:02
89920文字
会話率:43%
人生には「もしも」と思う日がある。
もしも、あの日に異なる選択をしていたら。
もしも、彼と出会わなければ。
軍の名門に生まれながら“落ちこぼれ”と呼ばれたクラウスと、
完璧な貴族と讃えられたレオナルド。
相容れないはずだった二人の少年
は、いつしか親友となり、
家族を持ち、命をかけて守るものを知る。
――これは、「もしも」が積み重なった人生で、
一つの希望を繋ぎ続けたふたりの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 07:00:00
35846文字
会話率:4%
過去に幼き皇子が「妃は強い人がいい!」などと宣ったせいで女性にも兵役が課せられる彩国にて上司の「貴女にいいお話(縁談)があります」を「全力を尽くします(内偵調査ですねゴクリ)」と盛大に勘違いした将軍家の軍人女と、それに引きずりこまれた辺境護
衛団団長が拳を交えつつ徐々に仲を深めていく話。
道義のためには手段を選ばない顔は美人・体はゴリラ・頭脳は筋肉な女 優里(ユウリ)&辺境にて療養中の王弟の護衛を務め道義のために実直であろうとする美丈夫 塊(カイ)団長。
事件はほぼ後宮の外で起きるためドロドロ後宮描写などはほとんどありません。
残酷描写・暴力は主にヒロインが行います。
R15は保険かつメイン二人にはありません。全26話他サイトでも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 06:30:00
51414文字
会話率:24%
カレナ・ブラックウェルは研究学園都市クモーに在籍する研究生だ。彼女は入学早々魔石の研究がしたい一心で飛び級し、魔石の研究室へと入る。彼女の目的は魔石を研究し、人々の生活を豊かにするものだ。最終目標は自分の育った地下都市キキーイルの人々が石化
状態からも元に戻すこと。そして地上の人と同じ生活を送れるようにすること。カレナは魔石以外のことに興味が薄く、研究室に籠ることが多い。時にはフィールドワークと称して近くの森に出没する魔物を討伐して魔石を調達することも多い。彼女は魔石の特性を研究し、人間が利用できるように加工していた。時には砕き、粉々にし混ぜ合わせ全く別の物を作る。元の武具に組み込んで新たな力を付与したりと様々だ。
カレナの眼は特別で魔力を視認できる。魔石に込められた魔力からどんな特性を持つかがわかる。また、魔力を持って生まれた人種(ウェネーフィカ)の魔力の流れも見ることができるため魔力の滞りから不調をきたす魔力暴走を予見できる。魔力暴走を起こしたウェネーフィカは自滅するか、廃人のようになり死同然になるため、恐れられていた。カレナは独自の技術で石に魔力を移して魔石を作ることができるが、それは相手の合意がなければできない。カレナは日々研究しながら魔力暴走を起こしそうな人を見つけては交渉していた。
魔石以外に興味のなかったカレナは休日も研究室にいた。そこに訪れたのはアラン・ウォードと名乗る侯爵家の嫡男。彼は突然カレナに「婚約が決まった」と告げた。カレナの研究成果に目を付けた魔力を持たない人間(アンスロポス)側の軍人たちが軍事利用する前にカレナをウェネーフィカ側の領、ロズイドルフ領へと囲うための政略結婚だと付け加えられる。
アランは女性たちの婚約をすべて断っており、周囲から冷酷と噂される人物だった。
困惑するカレナに出された条件はウォード家内の工房を自由に使って良いものだ。工房を貰えると聞いたカレナは婚約を承諾し、翌日にはウォード家へと引っ越すことに。
アランの妹アリス、彼の両親、使用人たちと話すうちに彼の不器用さ、素に触れていく。アランと会話を重ねていくうちにカレナの心情に変化が訪れる。
それはそうと、場所が変わろうとカレナの魔石、魔鉱物への情熱は変わらない。魔石欲しさに人助けをしたら恩人だと感謝されてカレナは困惑する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 06:20:00
69368文字
会話率:41%
「一つの意志に従え。いかなる手段をもってしても、遂行せよ。」
全ては一つの旗のもとに、
一つの評議会のもとに、
一人の最高指導者のもとに再建された世界。
服従は美徳などではない――
それこそが、目的だ。
そこで動くのが──エージェント
88。
階級も、過去も、持たない。
あるのは、ただ命令だけ。
元名誉ある軍人キャプテン、ジャン・ヴェルヴォーは、
今やO.S.Iの第88作戦要員──
調査し、介入し、修正することで統一を守る精鋭執行者。
最高指導者の指令は絶対。
その“遂行方法”こそが、この物語のすべて。
ブリーフィングルームには菓子をつまみに登場。
将軍用テーブルにはだらりと寄りかかり、
裏切り者が震える中、チョコレートをひとくち。
声は低く静かに、感情は凍りつき──
しかもチームは全員女性。
「もう、軍隊のオッサンたちの宴会にはうんざりだ」
機械か亡霊か──
空のチョコ包装だけを残して去る男、ジャン・ヴェルヴォー。
だが、ひとつだけ確かなことがある。
エージェント88が姿を見せるとき、
“何か”は必ず――正される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 06:04:10
45308文字
会話率:24%
主人公は不幸にも工事現場の足場が崩落する事故に巻き込まれて死亡、転生した。転生先は幕末維新期の長州。山縣小助……後に山縣有朋と名乗る人物であった。山縣といえば明治期において政界に君臨した軍人政治家で、官僚のボスとされている。
しかし、山縣は近代日本史において悪者として語られがちな存在だ。それは政党が力を増していく時代のなかにあって、彼らの躍進を阻もうとした抵抗勢力であるから。また、死んだ際にも国葬が営まれたが、同時期にあった大隈重信の国葬と比較され、政党の影響が強い新聞には「大隈は国民葬、山縣は『民』が抜けて国葬であった」などと揶揄される始末である。
そんな寂しい人生は嫌だ。もっと人々に愛される存在になりたい。
主人公はそう決意し、愛される存在になるべく努力する。しかし、時代は波乱の明治時代。果たして山縣は愛される存在になれるのだろうか。
【お断り】
歴史物ですので、基本的に史実に沿った物語進行をしていきます。ただ、当然ながら物語の都合上、改変される部分もあります。
また、歴史的事件については諸説あることがあります。基本的に通説を採用しますが、異説や若干の改変を加えることがあります。伝説、伝承なども展開次第で採用することとします。なぜそのようにしたのかなどの解説はその都度、あとがきなどで載せようと思います。
【その他】
ご意見や疑問点などありましたら、感想にお書きください。回答は基本的に個別で、件数が多いようでしたら活動報告や次話のまえがきで回答に代えさせていただきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 00:00:00
424544文字
会話率:39%
帝國の皇太子・レイはある事件をきっかけに、元帥バスカヴィルの下に引き取られる。
義父のような軍人を目指し、友人達と士官学校に入学するが、不可解な事件が起き始め、世界は崩壊の兆しを見せる。
最終更新:2025-05-18 00:00:00
43288文字
会話率:54%
「復讐は正義か、悪か。それを決めるのは、法か、人か。」
法も秩序も機能しない現代の闇社会――
そこに現れるは、黒猫の仮面をかぶった自警団《黒猫の晩餐》。
彼らは依頼を受け、“法で裁けぬ悪”に制裁を加える秘密組織である。
表の顔は高級クラ
ブのオーナー“シェフ”。
その下に集うのは、元情報員、元軍人、そして復讐者――
それぞれに過去とトラウマを抱えた者たち。
一方、巨大マフィア《青龍会》は日本の裏社会を牛耳り、
政治・経済・警察を裏から操る絶対的支配者として君臨する。
ある夜、一人の少女が黒猫の扉を叩く。
「私の家族を壊したあの人たちを、裁いてください」と――
正義とは何か。復讐とは誰のものか。
偽りと真実が交錯するネオ・ノワールサスペンス、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 23:39:54
11641文字
会話率:21%
目が覚めると何故か牢屋に入れられていたレアム・スピア 今までの記憶が何も無く、覚えているのは『ある人を探している』ということだけ。
軍人のキャリーノ・ミールと出会い、自分が転生者である可能性が高いことを知る。
その事実に困惑するレアム。これ
からどうしようと途方に暮れていたが、キャリーノからそれなら軍に入らないかと誘われる。
どの道やることもないし、探している人を見つけるいいキッカケになるだろうと考え、レアムは軍に入ることを決意する。
そしてキャリーノと一緒にこの国に革命を起こそうと奮起する。
しかし、レアムには数多くの試練が待ち受けていた…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 22:44:54
28165文字
会話率:61%
百年に1人の天才と言われた大日本帝国軍将校、沢村郡司。彼は最後の最後まで任務を放棄せず、米軍の猛攻から自軍の基地を守ろうと奮戦した。しかし米軍の圧倒的物量には逆らえず、最後にはその命が尽きてしまう。
しかし気がつくと、自分がいたのはあの世
ではなく、日本に似た別の世界だった。侍のような服装に加え、日本と似た文化、文字などを持つ国に転生した郡司はそこで"皇族"として第二の人生を歩むこととなる。
一度はお国のために、自ら命を捨てるような人生を歩んだ郡司だったが、せっかく得た第二の人生。今度は簡単に死を選ぶような生き方はしないぞと強く心に刻む。
そして転生したヤマト皇国の第三皇子、ヤマト ケンジとして郡司はもう一度人生をやり直す。
そして、いつしか彼は常勝無敗の伝説の軍人として歴史に名を刻むこととなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 21:54:30
78227文字
会話率:47%