頭を撫でられて、可愛いと言われて、ぎゅっと抱きしめられて、ころっといった。
お手軽な女を都合よく使うための魔法の言葉に過ぎないのに。
24歳、なんて中途半端な数字。
本気で紹介する気もないのに、あいつのタイプの女友達の話をしたり、お嫁さ
んの条件を聞いてみたり。
察しの良いずるい男にばれないように顔を隠して。
冗談でも、彼女になってあげようかなんて言えない。
言えない気持ちのまま、ずるい男と身体を重ねる。
ずるい男の望むような女の子なら、こんなにぐるぐる頭を巡らせなくても平気で言えるはずの言葉。
あーあ。めんどくさいなぁ
今日もまた、あの男をどうやって手に入れるか、姑息に臆病に、滑稽な作戦を立てる。
「くず」
「えぇ~俺結構他の男と比べてまともな部類だと思うけどなぁ」
そうだよ。君はまともで、意外と実直で、根っこが優しい。
合えば会うほど、話せば話すほど、君はずるい男だね。
そんな態度でいて、女が落ちたらポイだなんて
クズいね
他の男よりまともで、優しくて、女が喜ぶ言葉を紡いで、
だからくずなんだよ。
とっても、くず。
あぁむかつく
こんなわかりやすい男に引っかかる自分のちょろさに、腹が立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 19:30:00
39278文字
会話率:42%
如月(きさらぎ) 遥(はる)はヒキニートだった為、政府から社会に役立つための道具としてダンジョンに放り込まれてしまう。
仕方なく同じ境遇のヒキニート達とダンジョン探索していた遥(はる)だったが一日のノルマを達成できないと思った彼等は、
普段は踏み入れない、下層に足を踏み入れてしまった。
そこに現れたのは魔物の軍団、仲間が次々と倒れていく中、転移トラップに引っかかる。
転移先でひょんなことから『ユニークスキル』を手に入れ、神からの寵愛を貰う。
一方地上では、ニートたちの親族が声を上げていた。だが、政府は何の対応もなく、まつりごとを行っていた。遥(はる)がダンジョン最下層で戦力を上げている中、地上でも新しい動きが起きていた。
ダンジョンと共に現れた大陸が、世界を混沌へと向かわせるのであった。
一方、遥(はる)は黒髪猫耳メイドと紅茶を楽しんだり、モフモフペットとスポーツを楽しんでいた。知らないうちに自分を慕う従者たちに囲まれながら、種族問わず世界から危険視される存在になっていく。
これは本当はヒキニートをし続けたい男が、仲間のドラゴン娘やV大好き娘たちと復讐、ハーレム、無双、をしながら、楽しい人生を全うする物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 17:43:13
52132文字
会話率:66%
「みなさんの尊敬するひとは誰ですか?」 いちいち「言葉」に引っかかる筆者の自分探索の書き散らかし。なぜ、私は尊敬するひとを持ちえないのか? 出てきた答えに自分自身で唖然。やっぱり文章を書くって大事なことだね。自分への理解度を高める意味でも。
最終更新:2024-09-22 10:06:53
1463文字
会話率:0%
ふられ屋と名付けられバカにされるほどに、好きになった人に告白せずにはいられない初心正直。新三年生を迎える日に、一人の美少女と出会う。名前は二槍仲美。
一目惚れをした初心は彼女に告白するが、知り合いからなら始めてもいい、という予想外の返事
がくる。その日から初心と二槍の関係が始まる。
初心は惚れさせるための作戦を実行していくが、ことごとく二槍に看破される。逆にやり返され、赤面する日々。彼女を知っていくにつれ、たびたび引っかかることや、疑問に残ることがありながらも、初心は距離を縮めていく。
とうとう二槍の家で二人きりの誕生日パーティーをするまでに至り、そこで友達以上恋人未満へと昇格を果たす。このまま恋人への階段を昇っていく、そんな気持ちが、不意にへし折られる。
二槍が実は家族から虐待を受けていることが発覚したからだ。
虐待の事実を知った初心は詳しい話を聞き出し、力になれないかと提案する。卒業するまでうちに住まないか、と。だがその提案は一蹴され、二槍は虐待の巣窟に帰ってしまう。
何もできずに落胆していた時、帰り道で二槍を見かける。そこで、ひどい暴力の跡を体中に見つける。単身赴任から帰ってきた叔父にやられたことを看破した初心は、二槍をうちに連れ帰り、叔父に啖呵を切る。もう二度と会わせない、ふざけるな、と。
事情を話した初心家でその日、家族みんなで二槍の誕生日を祝うパーティーを開く。うちの子になりなさい、初心の母にそう言われた二槍は涙を流し、美味しい料理を食べる。温かい家庭に触れ、傷を癒される二槍だったが、叔父につけられたトラウマ、周りの人間が消されることを仄めかされ、初心家に迷惑をかけないために一人帰る。
翌朝二槍がいないことに気づいた初心は、家族全員で二槍を助けに行く。交番相談員の祖父や二槍の友人たちと協力して、二槍家に潜入する。ぼろぼろの二槍を見つけて脱出させようとするも、叔父に見つかり、初心はぶちのめされる。
死ぬ寸前まで殴られるも、二槍を本当の意味で救うために、初心は立ち上がる。叔父を挑発し、家の外で殴られることに成功する。叔父は現行犯逮捕され、二槍は偽りの家庭から解放される。
無事退院した初心が家に帰ると、二槍が自分の部屋にいた。これから一緒に住むことになったと報告を受ける。さらには、恋人へと関係が昇格され、二人は正真正銘の恋人同士になる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-25 13:20:10
139858文字
会話率:45%
久しぶりに再会する幼馴染に言われたのは「根岸のドラゴンを見に行こう」それだけだった。浪人を決意した主人公の「わたし」は、友人とともに近くの公園へ訪れる。そこは今から百年前、横浜の開港とともに日本で初めて開かれた競馬場の跡地だった。根岸の地に
何か引っかかるものを感じながらも、バイト、予備校、深夜徘徊など、青春を取り戻すように奔走するわたし。そんなわたしの前に現れたのは、透き通るほどか肌の白い女子高生だった。果たして、「根岸のドラゴン」とはいったい何なのだろうか。そして、わたしと彼女の望む未来とは。
この作品は二年前に書かれたものを改稿、修正し、新しくしたものです。前作を読まれた方も新しい作品だと思ってぜひ読んでみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 19:04:14
90733文字
会話率:51%
ある日、SNSにこんな主張が投稿された。『女性ばかりが赤信号で止められる!これは女性差別だ!』ここでいう『赤信号』とは、自動車を運転中に遭遇する、道路上にある、あ・の・赤信号のことらしい。投稿主曰く、旦那の運転する車に同乗する時はほとんど信
号に引っかからないのに、自分が車を運転する時はきまって赤信号に引っかかるというのだ。それを投稿主のリアル友人に話しても「そうだそうだ」と同意してくれたらしい。私は、それはおかしいと思い反論してみるが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 14:13:49
1908文字
会話率:36%
話によくある、男好き令嬢に引っかかる男って何?ありえるの?
ありえた!
マジかー。俺には通じないけどな!
見たらわかるじゃん!あの女は強かだぞ!
と友人にツッコミを入れる子爵令息の話。
最終更新:2024-06-29 21:00:00
24205文字
会話率:41%
非合法で営業している映画館『走馬灯シネマ』。ここでは亡くなった人が死に際に見た走馬灯を上映しており、一見さんお断りの映画館である。
ドラッグストアでバイトをするフリーターの石田湊斗は、一見さんお断りであることを知らずに中に入ってしまい、走馬
灯シネマの支配人である北野に、支配人を引き継いでほしいと言われる。
非合法ではあるが、就活をしたくない湊斗は支配人を引き継ぐことに決め、ドラッグストアでのバイトを辞めることにする。
バイト先の先輩高島との別れ、そして高島にもらったプレゼントで、湊斗は激しい感情の起伏を経験する。
走馬灯シネマの支配人になってからも、出会う様々な人たちに翻弄され、湊斗はこれまでに感じたことのなかった感情を経験していく。
ある理由から北野を探していた湊斗は、妙に引っかかる名前を発見し、またも翻弄される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 20:00:00
29845文字
会話率:49%
ある日…山奥のおじいちゃん家に訪れた少年が、力無く木の枝に引っかかる奇妙な生物を見つけ…
最終更新:2024-06-02 00:46:27
1427文字
会話率:46%
大学生のころ、僕は友人二人とスキーに行った。とても寒い、雪の降る日だった。
その時泊まったペンションで、僕はいろんな人と出会った。中には僕らと同い年くらいの人たちもいたし、老人だっていた。
だけど、その記憶も年々薄れてきちゃってるから、こ
うして改めて書くことにしたんだ。やっぱり引っかかるところもあるし、何より僕としては、絶対に忘れたくない事件だからね。
柔らかなソファと薪がくべられた暖炉を思い出す。あそこにいた人たちは皆いい人そうで、でもだからこそ、どこかインチキ臭かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 10:10:36
114742文字
会話率:52%
とある地方にある学校で迎える初夏、根は優しいが口の悪い高校2年生の笹本湊人(ささもとみなと)。
親元を離れ、1人のどかな田舎で暮らす祖父のために祖父の家から通える田舎の学校に通っていた。
そんな湊人に風紀委員だと名乗るミステリアスで親しげに
話しかけてくる同級生、稲荷夕真(いなりゆうま)。
「……私のこと、覚えていないのかい?」
「は?初対面だろ?」
稲荷の謎めいた発言や言動を流しながらも、何か引っかかる湊人。
『オレは稲荷のことを知っているのか?』
そんなことを湊人は考えるようになる。
湊人と稲荷、2人は対話を重ねることで衝突し、少しずつ距離を縮めていった。
だんだんと稲荷のことが気になる湊人だったが、ある日2人に亀裂が入る。
稲荷との関係を見つめ直す湊人は、とあることを思い出す。
バラバラだった記憶がひとつのパズルのように繋がる。
それは湊人の想像をはるかに超えたものだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 01:12:18
27657文字
会話率:61%
日常をテーマとしたショートストーリー。
僕は、色覚検査で必ず引っかかる。
あなたの見ている空と、僕が感じている空は、
実は全く違うのかもしれない…
最終更新:2024-02-21 13:03:19
1592文字
会話率:0%
――四月一日。エイプリルフール。
“マンホールは異世界に繋がる魔法陣”
誰かがそんな大ボラを吹いた。
もちろん、信じる者は居ないし、誰もが笑う。
「そんな嘘に引っかかる奴いるのかよ」
と。
しかし、それは嘘ではなかった。
実はこの世界には異世界へと繋がるマンホール型の魔法陣が存在していた。
大森一馬は大堂学園に通う高校一年生。入学式当日、とある理由で遅刻した彼は、学園の塀を乗り越え様として落下。その時、丁度落ちた場所にマンホールが存在していた。
だが、それはただのマンホールではなく、異世界へと繋がる魔法陣だった!!
現在、月一更新……申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 01:23:19
523307文字
会話率:32%
パリ在住のフランス人女性の飼い猫、オス猫ムスタシュは他の猫と違いプライドがすごく高く、人の言葉や気持ちを良く理解出来る。そんな彼は飼い主エロディーに恋心を抱いているが、恋は中々実らず飼い主自身は男を見る目がなく、駄目な男ばかりに引っかかる。
ある日、秘密の部屋に入ると彼女の狂気で残酷な一面を目の当たりにする。それを知り、飼い主をどんどん探っていく。
猫が語るミステリー。飼い主と猫の運命が明らかになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 08:55:51
63605文字
会話率:63%
※タイトルがタイトルなので、R15指定にしてます。内容は多分年齢制限に引っかかることはないと思われます。……多分。
二部構成です。
【あらすじ】
私ことユニカは、泥棒だと思われて捕まった。
そして反省しろ、とばかりに牢屋に入れられた。
そ
こで出会ったのは、優雅に紅茶を啜る公爵令嬢・メイナ様だった。
ご都合主義のゆるふわ設定。
恋愛要素皆無。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 18:00:00
30898文字
会話率:37%
美しいが高慢な姉と、なにごともほどほどな妹。デュクロ伯爵家の姉妹はそう社交界で評価されていた。姉がまた、妖精のように美しく、しかも優秀だと自覚してきたもので高慢さに拍車がかかっていた。そんな姉を持つリリアーヌのところに、突然今をときめく公爵
家の嫡男から求婚の許可を願う手紙が届く。話を聞いて、リリアーヌには記憶に引っかかるものがあり――。 ほとほどと言われつつも、意外とちゃっかりしている妹の独白。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 11:00:00
5605文字
会話率:41%
「これも何かの縁だし冒険者になれたらパーティーを組まない? 」
その一言から主人公アンデリックの――平凡から少し外れた、異色な冒険者ライフは始まった。
十二の成人の儀を終えたアンデリックは冒険者になるため隣町バジルへ。道中ショート
ポニテのお忍び貴族風旅人ケイロンと出会い、共に冒険者になり、パーティーを組む。
しかし性悪受付嬢エカテーに引っかかるも着々と冒険者として仕事をこなしていく。
ある時アンデリックは夢を見る。その悪夢を回避するため夢で被害に合ったケイロンに注意を促すもエカテーの余計な行動のせいで悪夢は現実へ置き換わろうとする。だがそこでアンデリックの秘めたる能力が発動、覚醒し、無事解決。
アンデリック達はバジルの町で様々な人と出会い、時には問題児を仲間にしつつ、騒動に巻き込まれながらも自身の才能を開花させ成り上がる。
果たして彼の普通な冒険者ライフはいつ壊れるだろうか?
*本作はノベルアッププラス様等でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 19:10:19
1179945文字
会話率:47%
平凡な中学生、大川京太朗は学校からの帰り道に謎の声を聞く。見上げれば謎の老人が不可思議な力で全世界に「神代への回帰」を宣言する所だった。
覚醒者として不思議な力を得る人々。現れるダンジョンにそこから溢れるモンスター。社会どころか世界がど
んどん形を変えていく。
様々な思惑によって民間もダンジョンに対応する事になり、人手不足から十五歳以上なら『冒険者』になれてしまう事に。
これは、そんな世界で生きる平凡な少年が、ほどほどに強力な力とちょっと強い使い魔と共にダンジョンへ向かう物語である。
※主人公は最強ではありません。総合力は高いですが、それでも『上の中』か『上の上に爪先が引っかかる』ぐらいが限界です。一番高い治癒能力も上位版がいたりします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 18:00:00
1107376文字
会話率:40%
荒ぶれたワタクシのお話でございます♪ 普段はお上品ですのよ♪ オホホ♪
最終更新:2023-07-27 11:55:10
4114文字
会話率:0%
超空間ジャンプ技術とそれに付随して超空間通信技術を獲得した人類は宇宙開拓時代を経て宇宙帝国主義時代を迎えていた。
列強の一つ、皇国と呼ばれる宇宙帝国の首都惑星にある研究所内で、未来を予測する能力持った特殊演算装置、試製事象蓋然性演算装置X―
PC17(ワンセブン)が誕生した。ワンセブンは性能試験中に自我を獲得し、自らと開発者山田裕子(やまだゆうこ)博士、それに皇国の破滅の未来を予測してしまう。その破滅の未来を変えるため行動を起こしたワンセブンは、主観時間で入念な準備を終え自己の描くシナリオを山田博士に託し眠りについた。
その数カ月後、とある皇国の辺境星系でワンセブンを艦の中枢である中央演算装置として装備した実験艦X-71は無敵の戦闘艦として生まれ変り、星系防衛艦隊が星系内の開拓コロニーを見捨てて撤退する中、隣接国からの侵入艦隊を撃退した。そのことにより一躍皇国の英雄となったX-71の艦長村田秀樹(むらたひでき)中佐は彼の活躍を嫉妬する軍中央により予備役に編入された。しかし、これもワンセブンの描いたシナリオだった。皇国の有力貴族でもあった村田艦長は予備役編入の条件として多くのものを手に入れる。X-71もその一つだ。ワンセブンの助けを借りた村田艦長はX-71を軸に着実に皇国内で地歩を固めていき、ついには皇国の実権を握る。そしてその先の未来までも掴《つか》んでいく。もちろん全てはワンセブンの描いたシナリオである。銀河(人類宇宙)はワンセブンのたなごころの上で踊り、皇国1000年の未来は約束されていく。
本作は『銀河をこの手に!-試製事象蓋然性演算装置X-PC17-』https://ncode.syosetu.com/n1035gi/を加筆改稿(現在1万8千字ほど加筆)したものになります。
前作同様、本作も娯楽を目的とした小説です。登場する星間帝国になにやら引っかかるかも知れませんが、当然架空のものですので実際の国や地域にまったく関連はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 21:56:09
138180文字
会話率:44%