泳げない水泳選手とトライバルタトゥーの法律屋、ふたりが見つける港町の小さな謎
街の法律屋、司法書士兼行政書士の五百蔵のもとに集まる、港町横浜の小さな謎。
泳げなくなった競泳選手、新井蒼とともに、繁華街の片隅で生きる人々が抱える見えない悩み
も解決していくお話。
新井蒼(アライアオ)25歳
夢破れ過ぎた男。
元実業団水泳部員。ブレスト200mの選手だった。
世界レベルに手が届きそうだったが、よんどころない事情で退部した。
会社の雇用は継続されているが、東京から横浜へと異動になり、入社以来住んでいた社員寮を出ることに。五百蔵の事務所の隣に引っ越してきた。
五百蔵悠(イオロイユウ)35歳
司法書士兼行政書士事務所を、横浜の風俗街の片隅で、ふんわり営業中。
外国語も堪能で、在日外国人たちの困りごとを解決している。
どちゃくそ逞しい系だが、性格は温和。
ポリネシアン・トライバルタトゥーを全身に彫っている。
趣味はハンドパン演奏。奏者としては一流。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 04:30:00
14421文字
会話率:14%
2X30年、人類の夢がついに現実となる。
「電脳空間」「仮想世界」——その言葉が生まれてから数百年。想像の中で語られるだけだった世界への没入は、ついに実現された。
突破口となったのは、世界初のVRマシン 「デパーチャー(Departur
e)」。
巨大な装置の中で横たわり、目を閉じるだけで、まったく新しい世界へ飛び出せる——門出を意味するその名の通り、人類はこの日、歴史に残る一歩を踏み出した。
そこから数十年。
仮想空間は驚異的な進化を遂げた。
思いのままに動くアバター、現実以上に美しい風景、心を揺さぶる音、芳醇な香り、舌を魅了する美食——どれほど食べても、決して身体に影響はない。
人々は歓喜し、仮想世界に心を奪われていった。
だが、楽園は長くは続かなかった。
身体同期のバグ。
最初は些細な違和感だった。アバターの微妙なズレ、不可解な手足の動き。
だが、それはやがて致命的な欠陥となり、人々は次世代機を求め始める。
幾多の企業が夢破れ、技術者は行き場を失い——
そして、長い試行錯誤の果てに生まれたのが 「Extended Universe(エクステンディッド ユニバース)」 だった。
通称「XU(エックスユー)」。
それは、ただの仮想空間ではない。
買い物、エンターテイメント、仕事、教育——すべてを網羅する、新時代のネットワーク環境。
PCや携帯端末だけで簡単にアクセス可能であり、VR機と同期させれば、まるで現実そのものの体験ができる。
そんな時代に誕生した新たなゲームがある。
「To the Light」。
次世代技術を搭載した革新的なVRMMOとして、発売前から世界中の話題をさらっていた。
そして迎えた、発売日——。
日本中が熱狂する中、一人の少女がスタートダッシュを決めていた!
物語は、ここから始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 00:00:00
116717文字
会話率:29%
魅惑の新大陸へようこうそ! 冒険者支援課にお任せください!
二十年前に発見された新大陸ノウリッジでは、未踏の地である大陸の東端を目指して開発が進んでいた。
港町テオドールはノウレッジの南西に位置する新大陸の玄関口だ。魔王の出現により遅
れていた、新大陸の開発が本格的に始まってから五年、この町には一攫千金を夢見る冒険者たちが日々たくさん訪れていた。同時に未知の魔物や厳しい自然、罠が張り巡らされた遺跡やダンジョンなどで幾多の冒険者が傷つき命を落としていた。港町は夢と希望を抱く者たちが希望に満ちて旅立つ場所であり、夢破れ新大陸から去っていく者たちを静かに見送る場所でもあった。
冒険者ギルドは冒険者たちの新大陸離れを危惧し、新たに冒険者支援課を設立した。彼らの仕事は道案内から始まり、冒険者が発見した遺物などの研究や運搬の手伝い。他にも支給品の配布や死体回収などの地味な作業から、魔物が巣食う遺跡やダンジョンの休憩所であるセーフルームの確保、さらには大型モンスターの討伐を手助けしたりと様々だ。それに時には有害と判断された冒険者を秘密裏に処理したりするこも……
支援課に所属するグレンはかつて冒険者だった。しかし、五年前に仲間に裏切られ死にかけ、支援員の先輩であるクレアに救われた。クレアはグレンの特異な才能に気づき、彼を引き取り冒険者支援員として育てたのだった。
今日もたくさんの冒険者が新大陸へやって来る。その中にエリィとキティルという二人の少女冒険者がいた。彼女らも他の冒険者と同じく新大陸で一旗揚げることを夢を見ていた。
ある事件をきっかけに二人と親しくなったグレンは、新大陸に存在すると言われる伝説の”白金郷”をめぐる争いへ巻き込まれていくのであった。
※更新は不定期です。カクヨム、アルファポリスでも連載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 18:10:00
325751文字
会話率:52%
かつて将来を嘱望された若き指揮者、調辺奏(しらべ かなで)。しかし、一度の致命的なミスが彼から全てを奪った。夢破れ、音楽への情熱を失い、色褪せた日々を送る彼の耳に、もはや美しい旋律は届かない。そんな絶望の底で彼が迷い込んだのは、不可思議な音
と色彩が渦巻く異世界だった。そこで奏に与えられたのは、あらゆる「音」を視覚と感覚で捉える、異常に鋭敏な聴覚――それは、世界の調和すら左右しうる、未知なる力の片鱗。これは、挫折した元天才が、異世界で新たな仲間と出会い、失われた音を取り戻し、やがて世界の運命をも調律していく、壮大な交響曲(シンフォニー)の序章である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 08:44:44
30840文字
会話率:40%
人々の生活を脅かした魔王は、四人の少年少女からなる魔王討伐パーティーによって見事討ち倒され、ウィシュタル王国には平和が訪れた…はずだった。
魔王討伐から一年、ウィシュタル王国は一つの問題に直面していた。それは、魔王討伐パーティーの英雄、ア
ーサー・ラングレットの反逆と逃亡。一見平和な王国で騎士になる夢破れた少年、トール・エインズは、立ちよった町である一人の青年と出会う。
この出会いが、運命の歯車を回し始めることとなり--。
反逆者となった英雄の、果たされなかった願いを叶えるための後日譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 19:10:00
217406文字
会話率:40%
魔法少女。10年前、魔獣という人類最大の天敵の出現と同時期現れ、見事世界を救った彼女達は世代を交代しながら、今なお戦いの中に身を置いていた。
10代から20代の女の子達が大きく衰退した人類を守る為に戦い続ける中、一人の青年がその現状に否を
唱える。
何故、年端もいかない少女達が命を落とすような危険な真似をしなければならない。何故、大人達は当たり前の顔をして彼女達が命を賭けて作っている平和を享受している。どうして自分にはその力も無ければ、他の大人と同じように何も出来ずにいるのか。
自分には何も出来ないのか。
かつて理想を胸に世界中で看護師としての腕を振るい、そして何も救えなかったと夢破れたその青年はただただ無力感に打ちひしがれる。そうして一年経った頃、彼の前に、一匹の胡散臭い妖精が現れる。
妖精が言うには、青年は何故か魔法少女になるだけの魔力を持ち合わせているらしい。なぜかは分からない。ただ力が手に入る。何かを変えられるかも知れない強い力が。
青年は飛び付いた。例えそれが嘘混じりの物だとしても、多くを救えるだけの力が手に入るからと。
妖精は懺悔した。生きるために一人の青年の運命を変えてしまったと。だから、せめて青年の理想を叶えるために共にあろうと。
一人の青年と一匹の妖精が手を組んだ。目標は『魔法少女が戦わなくても良い世界にする』。
果ての無い目標。がむしゃらに歩みだした道のりの中で、二人は多くの困難に直面する。
強力な魔獣との戦い。正体を隠しながらの他の魔法少女達との交流。
【ノーブル】という魔力と魔法を悪用しようと企む謎のテロ組織の暗躍。それに与する、『災厄の魔女』と称される妖精との確執。
そして、青年自身も知らなかった自らの出生の謎と特別な力。それに伴う変化。
全てが複雑に絡み合い。多くの繋がりを生み出しながら、青年と妖精は道なき道を切り開いて行く。全ては『魔法少女を守る魔法少女』になるために。
その結果、青年を変貌させてしまうのだとしても、彼らは迷いながら進み続ける。
これは『魔法少女が魔法少女を守る話』であり、『世界を変える話』。
「行くよパッシオ!!」
「OK、真白!!」
『チェンジ!!フルール・フローレ!!』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 18:00:00
2816268文字
会話率:38%
VRゲームという革命によって、プロゲーマーがプロスポーツ選手と同じほどの地位を得た社会。
天神悠哉はプロゲーマーになることを夢に見るが、家族である華道彩音の才能の前に夢破れる。
自己嫌悪しながら全てから目を背けていると、友人の厳島啓司の叱責
を受ける。
誰かに背中を押してほしかった自分の情けなさに吐き気を覚えるも、もう一度夢を追いかけることを誓う。
悠哉はやがてその弱さすらも飲み込んで、プロとしての頂きに挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 12:00:00
82495文字
会話率:33%
無職の男はある日、家への帰り道で事故に遭ってしまう。
死の直前に彼は思う。もう一度、もう一度やり直せるなら次はきっと……。
目を覚ました男は、全く知らない異世界に生まれ落ちた。
男は魔法の存在する自然豊かな美しい世界に心を奪われて、
お人好しな両親と共に幸せに生きると誓う。
しかし、そんな平穏は簡単に崩れ去った。男の暮らす風の国で起きた大規模な事件によって、彼の村は壊滅に追いやられ、彼の両親も死亡してしまう。母は最後にこう言い残した。
「立派な大人になってね」
男は前世の夢を、異世界の未来を、母に誇れるものにするために、異世界で最高の騎士になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 12:40:26
21952文字
会話率:33%
バレたら即クビ! 推しの弟との秘密だらけなサポート業務、始まります!
大好きだった伝説のアイドル・一ノ瀬葵。その弟・迅(じん)が、まさか同じ学園にいるなんて! しかも、アイドルへの夢破れた私がスタッフとして入った先は、超厳戒体制のエーデル
スター学園男子寮!? ひょんなことから私が葵のガチオタだったと迅にバレてしまい、最悪の出会いを果たしたけど…なぜか彼の専属サポート係に!? 「兄貴のフィルターで俺を見るな」――クールで劣等感をこじらせた彼と、”恋愛禁止”の寮で育むのは、禁断の恋…? それとも、最高のステージ!? 元・推しオタ×推しの弟(訳アリ)がおくる、秘密だらけのドキドキ育成ラブコメ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 19:00:00
33423文字
会話率:29%
夢破れた元アイドル志望の「私」は、誰かを幸せにする手段として“言葉”の力を信じ、小説や詩を書き始める。だがSNSに投稿した「幸せの言葉」は思うように届かず、自信を失っていく。そんな時、謎のアカウント「くそったれ魂」から辛辣な返信が届く。
彼は白血病を患い、死を間近にした17歳の少年だった。
「言葉に力なんてない」と断言する彼に会うため、「私」は新潟の病院へ向かう——。
絶望の淵にいる少年と、信じる力を失いかけた少女。二人の対話が交差する時、言葉が持つ本当の意味と、人を救う小さな希望の火が灯る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 20:38:15
26290文字
会話率:50%
父の急逝をきっかけに、生きる目的を見失った青年・司(つかさ)は、遺品整理の中で「ニルヴァーナクリスタル」と名付けられた謎の石を発見する。
それは、持つ者に“悟り”をもたらすと父が信じていた不思議な石だった。
夢破れ、無職となり、鬱屈とした日
々を過ごす司。しかし、偶然の出会いと小さな奇跡が、彼に新たな道を示し始める――。
ニルヴァーナクリスタルに込められた父の想いとは?
そして、司自身が見出す“本当の生きる意味”とは?
失われた希望を探しに、一人の青年が歩き出す。
これは、祈りと再生の物語。
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最終更新:2025-04-26 14:27:50
28329文字
会話率:61%
これは、光と影、聖性と呪いという、相容れぬ運命を背負った二人が、互いの欠落を埋め合うように惹かれ合い、世界の常識と自身の存在意義に挑む、仄暗くも美しい異世界転生譚。
前世で工業デザイナーの夢破れ、不慮の事故で命を落とした相馬巧(そうま た
くみ)。彼が異世界アステリアで与えられたのは、【呪物創成】――所有者に不幸をもたらす「呪い」の品しか生み出せない、忌むべきスキルだった。王都の裏路地、陽も差さない煤けた工房で、彼は世間から忌避されながらも、モノづくりへの執念を捨てきれず、歪んだ美しさを放つ呪物を打ち続ける孤独な日々を送る。「タクミ」と名乗る彼は、自身の存在を呪い、光の世界とは無縁の影として生きることを受け入れていた。
一方、王国で唯一無二の存在として崇められる「暁の聖女」セレスティアナ。彼女はその聖なる力で人々を癒し、導く光の象徴。しかし、その内面では、制御不能なほど強大すぎる聖性に苛まれ、常に力の暴走の恐怖と、完璧な聖女を演じ続けることへの重圧に苦しんでいた。白亜の神殿は、彼女にとって美しくも冷たい牢獄であり、その孤独を理解する者は誰もいない。
ある祭りの日、力の制御に苦しむセレスティアナの手に、偶然、タクミが落とした呪物のブローチが触れる。瞬間、荒れ狂う聖性が嘘のように凪ぐ感覚――生まれて初めての「平穏」――を知ったセレスティアナは、そのブローチの作り主を探し始め‥
本作は、単なる異世界転生ラブコメに留まらない。
光と影の対比と融合: 聖女と呪物鍛冶師という対極的な存在を通して、善悪、聖俗、祝福と呪いといった二元論的な価値観に疑問を投げかけ、それらが時に交錯し、互いを補完し合う可能性を描く。
存在意義と自己受容: 望まぬ力や境遇を与えられた主人公たちが、自身の存在意義を見出し、他者との関係性の中で自己肯定感を取り戻していく、普遍的な成長の物語。
繊細な心理描写と情景描写: 登場人物たちの心の機微や葛藤を丁寧に描き出すと共に、煤けた工房、荘厳な神殿、月下の庭園など、光と影が織りなす情景を豊かに描写することで、物語世界への没入感を高める。
果たして、黄昏の鍛冶師と暁の聖女は、世界の偏見と陰謀を乗り越え、互いの手を取り合って新たな未来を紡ぐことができるのか? 煤けた指先が触れた禁忌の輝きは、世界に破滅をもたらすのか、それとも、新たな時代の暁を告げる光となるのか―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 06:40:00
186482文字
会話率:24%
趙文暢(ちょう ぶんよう)と多志悍(た しかん)は共に図画院を目指して上京したものの、夢破れた同志である。
二人して共に暮らしていたが、多志悍が妻帯をしたのを切っ掛けに離れて暮らすようになり、趙文暢も仕事に忙殺されて数月ほど連絡が取れ
なくなってしまう。
二人が久しぶりに会った時、多志悍は肺病に侵されていた。
「最後の一葉」を中国風にアレンジした作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 07:26:46
4542文字
会話率:0%
苦労に苦労を重ね、辛い運命に立ち向かい続けた主人公達が想い叶わず夢破れ、悲壮な最後を迎えるバッドエンド。読者の間で賛否両論別れるこの結末について、先日行ったアンケートの結果を基に語ってみました。いーじゃんかバッドエンド! 熊は大好きだぞ!
最終更新:2025-04-05 08:58:22
2129文字
会話率:4%
真珠の光が、心の糸を結びなおす
東京で夢破れたデザイナーの澪。
逃れるように訪れた祖母の故郷・伊勢で、頑固な真珠職人・志乃と出会う。
一粒欠けた祖母のネックレスを手に、不完全な美しさ、傷つくことの意味を知る。
真珠と海と人が紡ぐ、心の再生
の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 08:34:44
53934文字
会話率:17%
八坂真響(やさかまゆら)はアイドルを目指していた。
幼い頃にショッピングモールで見たアイドルグループの煌びやかな衣装や歌う姿に憧れた真響は、アイドルを目指して音楽教室やダンス教室に通っていた。
中学生になった彼女はオーディションに応募し
、とある事務所の一次審査に合格する。
その事に喜んだ彼女だったが、事故に巻き込まれてしまい、顔にその破片が刺さってしまう。
顔に消えない傷が残った彼女は、一次審査を通過していたオーディションに落選し、途方に暮れる日々の中、中学を卒業した。
そんな彼女の唯一の心の支えになっていたもの、それはVtuberだった。
とある配信をきっかけにVtuberに興味を持った。
3Dになれば歌って踊れるかも知れない……と。
だが、高校入学前に彼女はとある場面に遭遇する。
見ていたVtuberの妹が配信に紛れ込んでしまったのだ。
困惑する空気の中、その配信でその妹がVtuberとしてデビューすると言うのだ。
そんな妹Vtuberに、真響は憤慨する。
何も努力をしていない、環境だけでVtuberデビューをする人間がいるのかという感情を抱いたのだ。
そんな嫉妬にも似た感情を抱きつつ、妹がどのような配信をするのか気になった真響は妹Vtuberのデビュー配信を見る。
緊張でぐだぐだな配信に、可愛さはあるけど地味な立ち絵……。
そんなやる気のない配信に怒りが湧いた真響だったが、そのVtuberのとある配信を見て怒りが憧れに変わり、夢への情熱が戻ってくる。
そのVtuberの配信とは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 23:16:08
5991文字
会話率:8%
小学校の時に約束した渉と裕奈。
一人は国民的女優に、一人は夢破れた大学生。
彼らは再び再会する。
自分の読みたい作品を書いてみました。
キーワード:
最終更新:2025-02-26 17:27:54
218274文字
会話率:30%
『物作り』を生きがいとしていた主人公は、夢破れてブラック企業勤めの社畜となり、疲労が原因の事故で命を落とす。
女神の計らいで物作りのスペシャリストである種族『ドワーフ』の少年『ウルカ』に転生し、異世界で発明、開発に明け暮れるちょっぴりチ
ートな『クリエイトスローライフ』が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 18:19:13
143827文字
会話率:69%
かつては栄え、今では過去のものとなったとある文明。その時代に築かれた叡智と残された遺産は、現在を生きる全ての人々を魅了した。世界は遺跡探索に沸き立ち、多くの者が探索者として名乗りを上げた。しかしながら、遺跡には人間を襲う怪物やそれを守護する
強力な兵器群が存在した。ほとんどの者が遺跡にその屍を晒した。そうして大多数が夢破れる中、一部の者達が遺跡から遺物を持ち帰ることに成功する。その者達は持ち帰った遺物によって、巨万の富と武力を得ることになった。結果、遺跡探索の流れはますます加速した。大探索時代の始まりである。遺跡に数多の人間が夢を見る中、一方で古の叡智を手に入れたある者達は、遺物の力を使い新たな世界と秩序を作り上げ始める。それに反発する旧来から存在する国々。両者は必然の帰結として衝突した。大半が国家連合の勝利を予想する中、しかしてその決着は一方的な結果で終わりを迎えた。新勢力の圧勝である。戦争した国々は瞬く間に遺物の力で滅ぼされた。その後、国々を滅ぼした者達は、旧来の国々と遺跡の存在する全ての地域の間に境界線を引くと、その中に新たな法と秩序を敷き、境界内の全土を限定的な無主地と定めた。そして、それぞれが長として境界内で独自の勢力を立ち上げ、そこに君臨した。
それから数百年後、第一境界線内に存在するある都市で、一人の若者が探索者になることを決意した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 18:00:00
592684文字
会話率:47%
学生というのは夢を見る生き物だ。脆く儚い夢を見る生き物だ。
そして其れを壊されるのも、ある意味学生時代なのかも知れない。
今まで書き続けてきた事だけが、唯一の誇りだった。
けれども、全てを捨て去る二人を見ていたら、余りにもちっぽけな誇りだ
った。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
作者はですね、『身の程を知れ』という言葉が好きなんです。
相手に対しても、自分に対しても内心よく使います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 20:39:09
1091文字
会話率:29%
2020年について思い出したくない方も多いのではないでしょうか。下書きを眺めているとあの年を終えた直後の書き殴りエッセイが見つかったので供養します。これはタイミング悪く挫折してしまった若者がかなり勢いで書いた回想です。
最終更新:2025-01-15 23:00:29
8764文字
会話率:5%