仕事中に倒れてしまった俺は、90年代に発売されたギャルゲー『水玉ハッピーステップ♪』の世界に転移し、主人公の親友である古井戸ほまれとして目を覚ました。
そのゲームは無情なまでにバグが多く、辿り着けたとしてもなぜか数十種類もある親友との
濃厚ホモバッドエンドを迎えてしまう現代まで語り継がれるとんでもない攻略不能のクソゲーだった!
元の世界に帰る条件は何でもいいからエンディングを迎えること。すなわちバッドエンドでもOKというわけだがホモエンドだけは絶対に嫌だ!
これは、役に立たないサポートキャラと共に迫りくるバグを避けつつ主人公と適度な距離を取った上で、誰でもいいからヒロインとくっつける。そんなミッションをノーマルな俺が嘆き疲弊しながらこなしていく悲しい物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 18:11:40
196833文字
会話率:56%
★ 邪神チートでついに始まる、悪役令嬢の闇落ちイベント。儚い恋の行方は――
お人好しな性格ゆえに、足を引っ張られて雲上から真っ逆さまに転落、ひきこもりライフを自由気ままに過ごしていた雪乃。
ある日、友人の京奈と行った怪しい神社の古井戸にの
み込まれ、そこで出会った神様との交渉の後、京奈のための乙女ゲーの世界に転送されてしまう。
悪役令嬢デゼルとして転生した雪乃は、闇の聖女の力を解放するための洗礼を受けた七歳の日に、前世(死んでない)の記憶を思い出し、七歳では理解できなかった、ゲーム的には無名の町人サイファの立ち居振る舞いに惚れ込むが、このままでは悪役令嬢の故郷は三年後には滅ぼされてしまう。
悪役令嬢は主役じゃないから、悲劇を回避できるような年齢設定になっていないのだ。
いくらゲームのシナリオを知っていたって、十歳になる前にこの流れを止めるなんてことができるのか――!?
何を隠そう、こんな展開、神様だって想定外。
悪役令嬢がよもや十歳で戦争の阻止に動くなんて思いもよらなかった神様の本命は、実は、京奈ではなく雪乃。
二万年前に主神と魔神、二柱の神が始めた賭けの決着をつけるべく、雪乃に白羽の矢が立てられたのだ。
だがしかし、お人好しな雪乃は故国の人々も敵国の人々も守ろうと、ナイトメアモードに突入してしまう。
神様は、一人の少女を徹底的に破壊し尽くす残酷物語になんてしたくないのに――
※ この作品は個人サイト「http://kazakiri.velvet.jp/kaza/dezel/」にも掲載(先行連載中)しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 16:07:19
287884文字
会話率:23%
後宮で下級女官として働くフィアは古井戸の妖精が仕掛けた悪戯が切っ掛けで前世を思い出す。私って転生者だったの!?しかも異世界である日本人。おまけに便利だがある意味危険なギフト持ちである事も分かって、十六歳の成人を迎えたら、女官を辞めてひっそり
のんびり暮らそうと計画するけど、雲行きがなんだか怪しい!?花神もかくやな麗しすぎる美形が私を知っていて、しかも親友だと思っていた同僚までーーーナニモノ!?
ゆるゆる設定、ご都合主義な創作物ですので、お好みから外れる場合は、そぅっとクローズなさって下さい。
御心の広い方、暇潰しにでもなれば幸いです。
このお話は、アルファポリスさんとカクヨムでも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 18:10:00
392723文字
会話率:24%
完璧な令嬢であれとヴェルセット公爵家令嬢クラリッサは期待を一身に受けて育ったが、婚約相手のイアムス王国デルバート王子はそんなクラリッサを嫌っていた。挙げ句の果てに、隣国の皇女を巻き込んで婚約破棄事件まで起こしてしまう。長年の王子からの嫌がら
せに、ついにクラリッサは心が折れて行方不明に——そして約十二年後、王城の古井戸でその白骨遺体が発見されたのだった。
一方、隣国の法医学者エルネスト・クロードはロロベスキ侯爵夫人ことマダム・マーガリーの要請でイアムス王国にやってきて、白骨死体のスケッチを見てクラリッサではないと看破する。クラリッサは行方不明になって、どこへ消えた? 今はどこにいる? 本当に死んだのか? イアムス王国の人々が彼女を惜しみ、探そうとしている中、クロードは情報収集を進めていくうちに重要参考人たちと話をして——?
※この作品は他小説投稿サイトでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 17:00:00
73300文字
会話率:38%
日ノ国の中心、いわゆる首都に〈桜町〉(さくらまち)という都市がある。そこには桜町を納める藤花家という名家がある。藤花家の血が流れている人間は5歳になると〈花輪眼〉という特殊な目を開眼できるようになる。そんな名家に生まれた主人公、春翔。春翔は
ある日、現当主である藤花武(ふじばなたけし)に勘当を言い渡されてしまう。藤花家を追い出された春翔は冒険者になるため、日ノ国の隣にあるシドラル王国にの王都に向かう。王都に向かう途中、謎の魔物集団に襲われ、春翔は破滅の森と呼ばれる森に転移してしまう。そこで春翔は瀕死となり破滅の森を住処にしている女性、冬香に拾われる。冬香の旦那であるネギルの料理や、冬香の剣術、さらにその息子であるクラムと出会い、春翔の人生は大きく変わり始めたのだった。これは追放され、真面目だけど実は少し抜けている少年が様々な人と出会い、戦える普通の料理人を目指し、世界をほのぼのと旅をする・・・はずの物語である。
※
この作品が第1作目なので自分は書き方を勉強中なので暖かく見守ってくれると嬉しいです。
R15は保険です
追記12月7日
公務員試験の試験勉強が始まるのでここから1年ぐらい不定期更新とさせていただきます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 18:00:00
101758文字
会話率:52%
小学校の校外学習。
古井戸の中に、見てはいけないものを見てしまった。
最終更新:2023-08-30 17:01:56
3860文字
会話率:18%
3人の子供たちが立っているのは、古井戸の前。
昨日、3人で山を探検しているときに偶然、見つけたのです。
深さは10尺(3メートル)ほどでしょうか。
空井戸です。
そのときは、のぞいてみただけでした……
最終更新:2022-10-03 08:00:00
1818文字
会話率:18%
クエトのシャーラ姫の婚礼隊商は、断食月を旅していた。
隣国の横暴に屈する形で、シャーラ姫は許嫁の青年との間を裂かれ、隣国へ嫁ぐことになったのだった。
輿入れのために仕立てられた隊商の責任者は、姫君の許婚であった青年サーリム・ハールーンだった
…。
二人が互いの気持ちを言わぬまま、迎えた最後の夜。
姫君は隊商の夜営地から姿を消してしまう。
サーリムは必死に姫君を探し、砂漠の古井戸でその姿を見つけた。
『ねえ、見て。星が降ってくるみたい!』
古井戸のそばで、シャーラ姫が子供のように、天を見上げていた。
『この井戸に降ってくるみたいでしょう。』
『貴方は「星の降る井戸」をご存知?
私ね、この井戸に願いを言いましたの。』
姫君は、サーリム・ハールーンに身を寄せたが、彼は受け止めることをせず、姫君を天幕に連れ帰るのだった。
サーリム・ハールーンは、一人で砂漠を歩いていた。
そして、「星の降る井戸」が彼の前に現われた。
『おの願いは何だ?』天の問いにサーリム・ハールーンは、『姫様の願いこそお聞き届け下さい。』と答えていた。
天は、姫君の願いを届ける『星』を要求し、彼は自分の目を差し出した。
そして、かなえられたのは、姫君の願い…。
翌朝、サーリム・ハールーンは姫君一行を隣国の迎えに預けると自らは砂漠を後にしたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 00:21:04
11574文字
会話率:38%
陰陽師、山崎森羅 (やまざき しんら)は神秘的な少女式神使いの駒千(こまち)を引き取り、弟子として育てはじめるはずだった。
師匠、山崎はしきりに異空間をつなぐ古井戸を通って妖事の依頼へ出かけ、やがては帰ってこなくなる。
山崎の帰りを来る
日もまっていたが、やがて駒千は式神を使って妖とヒト、ヒトとヒトを繋ぐようになる
いつしか、皆は彼女をお遣い様と呼ぶようになる
初恋で許嫁の陰陽師の失踪。
許嫁の次男との婚約者候補に名乗りをあげ…
駒千の成長備忘録
陰陽師として生きるのか、式神遣いとして生きるのかー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 00:14:56
29050文字
会話率:54%
ハイファンタジーでカードバトルをやってみたら、どうかな、という思い付きで書いたファンタジーです。
リコの村のチェコ少年が、相棒のパトスと古井戸の森を探検すると、壊れた馬車と大きな箱を持つ謎の美女と出会う。
一方、エルフの少年ヒョウは、チ
ェコの出生の秘密を自分一人が知ってしまい、長老に相談をすることになる。
チェコの身の回りで、大きな歯車が回り始めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 15:27:43
649619文字
会話率:28%
自分さえよければいい
自分さえ生き残れればいい
他の奴らなんか知ったことか
生きるために俺はころす
最終更新:2021-03-25 22:40:41
472文字
会話率:0%
エヴァンタシアの風の外伝。
最終更新:2021-02-05 04:22:48
3618文字
会話率:9%
世界的な大怪盗ピエロはお宝『世界の大穴』を盗もうとするが失敗してしまう。挙句の果てに女刑事に追い詰められ女刑事とともに『世界の大穴』へと落ちてしまう。
古井戸かと思われていた『世界の大穴』の先は木々が生い茂る美しい森だった。
一時休戦協定
を結びピエロと叶恵は一時的に敵同士ではなくなったが.....。
日本ではない異世界で、完全アウトローの怪盗と正義の代弁者警察による凸凹コンビが誕生する。
曰くピエロはこう言った。
「ただ無双するだけなら主人公に剣でも握らせてとんでもないスキルだの能力を馬鹿みたいに大量に持たせて物語を進めればいい。だが道化は違う。この一つの能力で戦いを終わらせる。まあ、この能力は決して戦闘向きではないが、そこは能力者の知恵次第だ」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-15 00:00:00
313969文字
会話率:66%
好きなドラマの最終回――見逃せるはずがない!
だから彼は録画した。
しかし……再生されたのはドラマではなく。
古井戸から長髪の女が這い出して来る映像だった……!
え、嘘……録画……失敗してる……?
これは、本当にあったのかも知れないあ
る男の絶望を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-16 20:23:05
3131文字
会話率:24%
夢から始まり現(うつつ)で終わるお話。
最終更新:2020-05-15 21:52:25
1818文字
会話率:43%
A4で1頁分の掌編となります。
最終更新:2019-12-29 21:01:13
1254文字
会話率:0%
魔法界で暮らす中学三年生のアズは、親友から聞かされた、この世のものとは思えない甘い食べ物・スイーツを食べたいあまり、人間界へと繋がる古井戸に飛び込んだ。
その日は、ちょうどハロウィーン。コンビニの駐車場でゴミの整理をしていた高校二年生の
松本昴(まつもとすばる)のそばにアズが落ちて来た。
人間とは恐ろしい生き物。そう授業で教わっていたものの、昴の優しさに触れるうち、人間界で暮らしたいと願うアズだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-19 21:54:19
69076文字
会話率:45%
夏はやっぱり霊の話ですね~!
最終更新:2019-08-11 11:20:24
5058文字
会話率:18%
自分が今までに観た映画の中でも良かった作品に思いめぐらすうち、こんなエッセイを書いてしまいました。
よろしくお願いします。
最終更新:2019-05-28 20:07:23
794文字
会話率:0%
銀の魔女のフールメイは黒猫のペシャとともに人里はなれた銀の森の奥深く、昔日の思い出に浸りながら静かな日々を送っていた。
魔女の棲家は七つの死の罠が仕掛けられ、人の侵入を簡単に許すような場所ではなかったが、ある日、人間界から一人の若者が
彼女の棲家を訪れた。三国一といわれながら、めっきり姿を現さなくなった銀の魔女の知恵を求めて。
若者はシイタと名乗った。彼が司書として働く王都の魔法図書館に収められた〝古井戸の書〟という魔法書が、何者かの手によって盗み出されてしまったからだ。
その書物は、盗まれたままにしておくには危険すぎる厄介な代物だった。なぜなら、〝古井戸の書〟には以前にも世界を滅ぼしかけた魔力が、今なお秘められているらしいのだ・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-22 23:24:43
97982文字
会話率:42%