地味で無表情なフェリシテは、あと半年で結婚という所で、美しい妹エルヴィラに婚約者を奪われてしまう。
ところが妹にも婚約者がおり、フェリシテは妹の婚約者と取り替え婚をすることになってしまった。
もちろん歓迎されるはずはなく、白い結婚
を提示され、別居のあげく孤独に暮らす事に。
しかし嫁いだラザフォード領には問題が山積みで、フェリシテはそれに巻き込まれてゆく。静かな生活は一体どこに……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 06:31:13
225591文字
会話率:31%
リンディはリーンシュタッド伯爵と平民との間に産まれた、庶子だった。
伯爵夫人が亡くなったことにより、伯爵家に迎え入れられることになる。
これで自分も貴族の仲間入り!
貧しい平民生活とはおさらば!
もう後ろ指をさされる心配もない
!
そう浮かれていたリンディだったけれど、伯爵家にはすでに異母姉のアシュリンがいた。
恵まれた環境で、恵まれた美貌と恵まれた才能を持っているアシュリン。
それを羨ましく思ったリンディは、姉から何もかも奪ってやろうと画策する。
美しいドレスやアクセサリー。姉の部屋に、父の愛情。
それらを次々手に入れたリンディが次に狙ったのは、アシュリンの母の形見のペンダントだった。
それを奪った翌日、リンディの世界は一変することになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 07:00:00
7034文字
会話率:24%
地味で気弱なクラリスは夫とは結婚して二年経つのにいまだに触れられることもなく、会話もない。伯爵夫人とは思えないほど使用人たちにいびられ冷遇される日々。魔獣騎士として人気の高い夫と国民の妹として愛される王女の仲を引き裂いたとして、巷では悪女ク
ラリスへの風当たりがきついのだ。
ある日前世の記憶が甦ったクラリスは悟る。若いクラリスにこんな状況はもったいない。白い結婚を理由に円満離婚をして、夫には王女と幸せになってもらおうと決意する。そして、離婚後は田舎でもふもふカフェを開こうと……!
そのためにこっそり仕事を始めたものの、ひょんなことから夫と友達に!?
「好きな相手とどうやったらうまくいくか教えてほしい」
初恋だった夫。胸が痛むけど、お互いの幸せのために王女との仲を応援することに。
でもなんだか様子がおかしくて……?
不器用で一途な夫と前世の記憶が甦ったサバサバ妻の、すれ違い両片思いのラブコメディ。
※他サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 05:10:00
134581文字
会話率:42%
【暴力表現あり。残酷表現あり】ヒューマンドラマ系、恋愛少なめです。作者的にはハッピーエンド。理不尽な人生と、それを乗り切るための知恵を、娘が母親から教わる話。
最終更新:2025-07-11 15:12:46
2914文字
会話率:37%
――ある日、目が覚めたら記憶がなかった。
独身時代は『稀代の悪女』と呼ばれ、結婚してからは『悪妻』などと呼ばれている伯爵夫人シャルロット。彼女は、ある日突然『自分にかかわるものについて』を失う。
医師の見立てでは、何者かが魔術でシャルロット
の記憶を奪ったらしい。
困り果てたシャルロットに手を差し伸べたのは、伯爵で夫のディートリク。彼は騎士団長で、周囲からの評判も上々。唯一の欠点は――シャルロットと結婚したことだとささやかれていた。
シャルロットは彼の人生の汚点。なのに彼は恨み言ひとつぶつけずに支えてくれる。
どうしてここまでしてくれるのか。疑問ばかりのシャルロットに対し、ディートリクはひたすら優しくて……。
正義感強めの騎士団長(ただし、妻最優先)×元悪女の泥沼系激重ラブ――!
▽掲載先→小説家になろう(先行)、アルファポリス、エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 17:30:00
7938文字
会話率:43%
「あぁ、なんて可哀想な旦那さまなのかしら」
気弱な伯爵夫人リゼットは夫に恋い焦がれる貴族令嬢により、夜会の場でバルコニーから突き落とされる。そして、前世の記憶を思い出した。
リゼットの前世は、この国で『稀代の悪女』とまで呼ばれたアレイナ・
バルフという女性。数々の男を手玉に取り、破滅に導いてきた正真正銘の『悪女』だった。
アレイナとしての記憶を思い出したリゼットは、『とある目的』のために動き出す。それこそ――前世で見つけられなかった自身の理想の男を探すというものだった。
「哀れで、可哀想で。救いようのない目をした男がいい」
そう思っていたリゼットは出逢った。
――昏い目を持ち、なにもかもをあきらめたような男――自身の夫アーレン・ギル・グランディエに。
孤独で愛を知らない英雄と、哀れな男しか愛せない前世稀代の悪女。ふたりの関係は――動き出す。
「リゼットのこと、殺したいほど愛しているんだ」「本当、可哀想な旦那さま」
――
▼掲載先→小説家になろう、エブリスタ、アルファポリス(葉山よつば名義)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 13:23:31
7534文字
会話率:29%
仕事で夫と共に隣国へ行ったカーリラ。無事に契約を結んで帰国しようとした朝、彼女の通行手形を持ち歩いていた夫が、妻の分の通行手形だけなくしてしまったと告げた。
しかも自国で仕事の予定があるから自分だけ先に帰ると宣った。
通行手形がないと
この国から出られないどころか、所持していないのがわかったら、即逮捕されて、スパイ容疑までかけられてしまう。
それがわかっていて置き去りしようとする夫に、彼女は怒りよりも、これで縁が切れると腹を括った。
契約結婚で散々利用され虐げられてきた伯爵夫人カーリラが、見知らぬ隣国で新しい家族を見つけて幸せになる話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 17:00:00
10285文字
会話率:20%
「体調不良なんてのは甘えなんだよ」
伯爵夫人アスティアは体が弱く、そのことを常に夫モルスに責められていた。
一方でモルスは自分が体調を崩すと、周囲に「最高の看護をしろ」と大騒ぎする。
こうした生活に耐え切れず、アスティアはモルスと離婚する
。
離婚後、旅に出たアスティアは、ある空気のよい高原で辺境伯エーベルと出会い……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 16:35:18
4943文字
会話率:36%
伯爵夫人レザミアは悩みを抱えていた。
夫ドリスは機嫌が悪い時やレザミアに口答えされると、威嚇するようにドアを強く閉める癖があり、その音がトラウマになってしまっていた。
そんなある日、レザミアはドアを閉める音に驚いたのをきっかけに、アーシス
という魔法使いと出会い……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 16:35:48
6225文字
会話率:27%
伯爵夫人のマノンは、ある劇を観たことをきっかけに「夫に平手打ちされたい」と願うようになった。
しかし彼女の夫ゲイルは心優しく、平手打ちをするような人間ではない。
マノンは様々な作戦で夫から平手打ちされようとするが、ことごとく失敗してしまう…
…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 16:40:13
4485文字
会話率:20%
レナ・シュナイダーは新進気鋭の若手ドレス職人だ。彼女のデザインするドレスは貴族の令嬢達に人気で、特にとある伯爵夫人が贔屓にして広めてくれている。
そんな恩のある夫人の勧めでレナは乗り気ではない見合いをする羽目になる。義理返し、そしてもし狙え
るならば新たな人脈にでも、と打算があったのが不味かったのか、その見合いの相手がまさかの年下。あげく未成年。
義理の家族に虐げられている兄と妹。そんな兄が見合いの席に出る事になった理由を聞いた時、レナは思わず叫んだ。
「貴族こわっ!!」
出会ってしまったからにはそのままにしておけない。救う事のできる力を持っているのだからその力を行使せねばと、レナは「大人の責務」で兄と結婚する形で妹も引き取る事に決める。
あくまで二人を保護するための結婚だ。それぞれが本当に好きになる相手ができた時は、レナは満面の笑みで送り出す……はずが、気付けば兄妹にガッツリ囲われていた。
※婚約破棄されても自力で叩きのめすヒロイン(主人公)と、ドアマット扱いされていたけれども自力で起き上がって踏み返す兄と妹です
※日陰程度のシリアス要素で他はドタバタラブコメです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 02:34:01
79641文字
会話率:51%
契約結婚相手の妻に、記憶喪失になった途端明るく元気に容赦なく第三者視点で心を抉られまくる伯爵、の後半からの巻き返し。
前作「記憶喪失の若き伯爵夫人を追い込むのは記憶を失う前の自分でした」(https://ncode.syosetu.co
m/n3742gx/)の伯爵サイドです。心を抉られる伯爵の詳細とそこからの反撃、寝室に向かってからの話。
※前作を読まなくても分かるように書いているつもりですが、ざっと流している箇所も多々あります
※寝室の件は先に活動報告に投下していたものと同じです
※※今回もノリと勢いとテンションで書いているので、ノリと勢いとテンションで読んでいただけたら嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-06 21:30:08
63414文字
会話率:55%
伯爵夫婦の細やかな変化を積み重ねながら続く日々の――とある一日の風景。
最終更新:2025-07-05 18:43:37
4351文字
会話率:52%
ソフィアは夫と5年間一度も会わずに結婚生活を続けていた。
夫の無関心に諦めを感じたソフィアは、ある夜、思い切って男娼を買う。
サクッと読める短編ロマンスです。ハッピーエンドなので気軽にどうぞ。
4話完結予定。
最終更新:2025-07-03 12:22:50
14395文字
会話率:35%
「お前とは離縁だ!俺はこのジゼルと再婚しようと思っている。とっくの昔に我が領地も立て直したし、こうなったらお前のような芋女の顔など見たくもないからな」
愛人の腰を引き寄せながら、フラナド伯爵は自らの妻に冷たく言い放った。
落ちぶれ
ていたフラナド伯爵家は、三年前に嫁してきた現伯爵夫人の領地経営のもと、右肩上がりに持ち直した。
その伯爵夫人こそ、離縁をまさに今言い渡されているメリアーナである。
過去の離縁まで指摘され、"芋女"、"みすぼらしい"、"実家が太いだけで何の長所も無い"と夫は言う。
「確かにわたくしは二度ほど侯爵家に出戻ってはいますけれど……」
領地を豊かにするのが趣味な女性の、三度目の離縁の顛末はいかに──
全六話。前半は糖度が低いかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 05:31:33
48725文字
会話率:26%
伯爵令嬢アリエスは、困窮した実家を救うために名前も知らなかった他国の伯爵に嫁ぐことになった。
六年間の悲惨な結婚生活に耐え続けたアリエスだったが、後継ぎができないことを理由に無一文で放り出されてしまう。
夢も希望もなくしたアリエスは、
実家に頼ることなく自力で生きるために祖国の王宮での職を手に入れた。
だがそれも名ばかりの閑職。――というわけで、アリエスはこれ幸いと自由気ままに欲望のままに、面白そうなことには首を突っ込み、面倒なことからは逃れて生きることにした。
そうしてアリエスが面白おかしく生きているうちに、周囲からは尊敬され慕われて、確固たる地位を築いていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 16:49:07
321951文字
会話率:44%
農業男爵家の末娘、ヘレナ・ペンバートンは伯爵からの申し出によって婚姻を結び、伯爵夫人になったものの、当の伯爵からは放置されていた。
しかし、それよりも耐えられないことがあった。だから執務室に乗り込んで叫んだ。
「おらと離縁してくんろー
ーーー!!」
実はこれ、特殊すぎるすれ違いなだけの純愛だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 07:03:22
4538文字
会話率:43%
気付いたら『私』は夢中になっていた本の登場人物になっていた。
序盤で、物語から消えてしまう哀れな脇役、善良だが愚かな伯爵夫人セレスに。
『私』は、なんとしてでも生き抜いて、死なねばならなかった登場人物を救い、実らなかった悲恋を成就させ、
そして、セレスの親友である主人公アデライードと再会する事を心に誓う。
しかし、物語は『私』の知るものとは、まったく違った展開になっていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 15:32:00
144892文字
会話率:29%
「おかえりなさいませ、旦那様」
深々と頭を下げて出迎える、伯爵夫人らしく美しくも淑やかに着飾ったリヴェーラに、夫であるリアム・リスト・アルカディルは、返答を返すことはなかった。
彼女の体では維持し続けることが厳しいであろう姿勢のままし
ばらく放置し、やっと声をかけたかと思えば、彼女にかけられるのは冷たい声音。
「いつまでそうしているつもりだ」
リヴェーラ・リスト・アルカディル伯爵夫人。彼女は美しく教養もあり、奥ゆかしい妻だったが、夫に愛されることなく、二年という月日がすぎていた。
それでも夫を愛し、一生治ることの無い奇病と闘いながら伯爵夫人として業務をこなし続けた彼女だったが、ある日を境にその生活さえも崩れることになる。
女性には全く靡くことのなかった夫が、帝国に現れた聖女に求婚すると言うのだ。
そして本妻であるにもかかわらず別荘に追いやられたリヴェーラは、夫の邪魔になることだけはと、世界で最も愛する夫との離婚を決意する。
夫を愛し続けた妻と、妻の愛に気づくことのなかった伯爵の未来はーーー……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 18:07:41
141343文字
会話率:36%
あらすじ
クラリスはアシュリー伯爵の愛人の娘として十八年前に生まれた。
十年前、クラリスの愛する母はクラリスを「いらない」と言い残し、この世を去った。それ以来、誰からも必要とされないままクラリスは伯爵夫人と異母姉の言うがままに生きてきた。
だが王国の成人である十八歳になって間もなくある日突然、屋敷を追い出されてしまう。そして、ひょんなことから老婦人を助け怪我をしたクラリスは、それがきっかけで老婦人が仕える家でメイドとして働くことになった。
その家の主であるロナルド・フェアクロフは由緒ある侯爵家の出身で王国を魔獣被害から守るファルベ騎士団の第二師団師団長という肩書を持ちながら、王国でただ一人しかいないとある病に悩まされていた。
だが、彼の病はクラリスが来たことで初めて回復傾向に向かい始める。それはクラリスのとある『特性』が関係していることが判明し――!?
これは「いらない」と言われ続けた鳥人族の女性と、魔力に関する病を抱え魔獣騎士と揶揄される騎士が幸せになるまでのお話。
☆毎日19時更新
物語はめちゃくちゃゆっくり進んで行きますので、温かく二人を見守って頂ければと思います!
※この物語はフィクションです
※流血、暴力、暴言などの表現があります
※いかなる場所への無断転載も固く禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 19:00:00
241412文字
会話率:50%
国賊の末裔という出生のせいで、婚約者からこっぴどくフラれてしまった没落令嬢イングリッド。
自分は結婚に向いていないと悟った彼女は、穀潰しとして両親に迷惑をかけ続けることを厭って、唯一の取柄である剣術の冴えを武器に傭兵稼業に身を投じた。
それから二年。すっかり傭兵娘が板につき、気の許せる仲間たちとスリリングな毎日を謳歌していたイングリッドのもとに、なんと二度目の縁談が転がり込んでくる。
今回の求婚相手は〈王国最強の兵〉と名高いベルイマン伯爵家の次期当主マルクス。
英雄の末裔が国賊の末裔を娶りたいとは、一体どういう料簡なのか?
これは、いずれ剣聖に至る少女の――若き日の父と母の物語。
※カクヨム様にも掲載しています。
※序盤のストーリーの展開はゆっくりです。辛抱強くお付き合いいただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 21:00:00
135240文字
会話率:39%
結婚初夜、愛せないから白い結婚をしようと冷たく言ったのは夫となる人だった。唐突すぎて理解ができない。その時突然訪れる頭痛で、マリーは思い出したのだ。
「…………マリー・モディカ……マリー……なぁるほど?」
ある小説の本編にすら出てこなかった
死亡した伯爵夫人。それが私だ。
死亡フラグの折り方は至極簡単。ならば生き残るために動くしかないじゃないか。
まずは離縁からですね、わかります。
さぁさぁ、離縁いたしましょう……え?それは出来ない? それを承諾する必要性が私にはあるのでしょうか。
愛のない結婚をしたマリーと夫フリーダの伯爵家立て直しと、それぞれの選択のお話。
※マリーのお相手は夫ではありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 16:00:00
45111文字
会話率:30%
愛を信じた大商家令嬢リリアーナは、子爵嫡男アルフォンスの甘言に騙され結婚。しかしそれは資産狙いの詐欺だった。リリアーナは全てを奪われ路頭に迷うも、持ち前の裁縫と商才で仕立て屋を開業し大成功。名門伯爵家長男エドワードと出会い、真の愛と家族を得
て伯爵夫人に。数年後、エドワードの力で元夫の不正が暴かれ失った財産も返還。没落したアルフォンス達を見下ろし、真の幸せを掴む痛快な物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 20:23:15
4427文字
会話率:29%
ブランウェン伯爵家に嫁ぐ事になったブライアは初夜の時にアイシュリング・ブランウェン伯爵から愛すことはないし、子どもも要らない、社交界は最低限で伯爵夫人としての仕事だけを求められた。
子どもを産みたくなかったブライアはその意見を受け止め、伯爵
夫人としての仕事をこなしつつ好きな様に生きることにする。
さあ、今日のお土産は誰かしら?
※最終地点はGLですが主人公は既婚者です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 16:23:32
2600文字
会話率:70%