「なんだこのスキルは! 【現状維持】だと? 貴様には兄や姉みたいに向上心がないのか、この恥さらしが! スティクォン! お前を我がアバラス家から追放する!!」
突然の追放を言い渡されて途方に暮れる『スティクォン』。
この国にいても明るい未来は
ないと悟った『スティクォン』は国を離れる。
行先は魔族の国、放浪していると襲われていた魔族の伯爵令嬢『メルーア』と老執事『ウィルアム』を助ける。
『メルーア』たちと出会うことで『スティクォン』が授かった【現状維持】の真の力を知ることに。
そして、安住の地を求めて『スティクォン』たちは今旅立つ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 19:11:59
239539文字
会話率:51%
フィオナは控えめすぎて群れの中で見過ごされがちな伯爵令嬢である。そこにアンドリュー公爵子息が手を差し伸べようとするが、彼の微笑の奥に見え隠れする優越感に何か違和感を感じ、フィオナの心に微かな抵抗感が芽生える。
「私は、あなたのようにはなれま
せんし、なるべきとも思っていません」
自分が誰かの基準で生きるのではなく、自分の価値を自分で見出すための第一歩を、彼女は踏み出す。
フィオナが「他人に認められる自分」ではなく「自分が誇れる自分」になることで、社交界の頂点に立つ存在となるまでの成長記。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 06:00:00
12484文字
会話率:26%
伯爵令嬢のバーバラは幼くして、名門公爵家の若君と婚約をする。
両家の顔合わせで、バーバラは婚約者に罵倒されてしまう。
どうやら婚約者はバーバラのふくよかな体形(デブ)がお気に召さなかったようだ。
父親である公爵による「愛の鞭」にも屈しないほ
どに。
文句をいう婚約者は大変な美少年だ。バーバラも相手の美貌をみて頷けるものがあった。
両親は、この婚約(クソガキ)に難色を示すも、婚約は続行されることに。
帰りの馬車のなかで婚約者を罵りまくる両親。
それでも婚約を辞めることは出来ない。
なにやら複雑な理由がある模様。
幼過ぎる娘に婚約の何たるかを話すことはないものの、バーバラは察するところがあった。回避できないのならば、とバーバラは一大決心する。
食べることが大好きな少女は過酷なダイエットで僅か一年でスリム体形を手に入れた。
婚約者は、更なる試練ともいえることを言い放つも、未来の旦那様のため、引いては伯爵家のためにと、バーバラの奮闘が始まった。
アルファポリス、カクヨム、にも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 08:00:00
74198文字
会話率:38%
シルフィーネ伯爵令嬢に二人の目立つ男性が好意を抱いてアプローチをしている。アルフレッド公爵子息とエドワード公爵子息だ。しかし現在はアルフレッドがやや優勢。エドワードは空き教室で抱き合う二人を目撃し、人知れず涙した。そんな場に異種族である花人
(かじん)の特徴を持つ、ロディーナ伯爵令嬢が現れ取引を持ち掛けた。
「この度、当て馬になられましたエドワード先輩に情報をお売りして、勝ち馬にならないかというご相談にまいりましたの」
これは情報の売買が好きというロディーナと、エドワードの物語。
※不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 12:58:24
273405文字
会話率:45%
娼婦との子供ということで伯爵令嬢だというのに別荘でひっそりと暮らすミーナ。彼女は妹に謝礼金を払いなさいと強要され、今日も男の接待をしてお金を稼いでいる。ある日に公爵の子息だという男に出会い、ミーナは少しずつ人のことを信頼し、人に心を開いて
いく。誰だって一度は望む、純愛ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 07:23:55
20404文字
会話率:60%
伯爵令嬢ヴェトリーナは、婚約者である公爵子息フォーネスタから
婚約をとりやめにしたいという相談を受ける。
彼はヴェトリーナの妹、ラーズナに恋をしてしまったのだ。
ところがヴェトリーナは怒りもせずに受け入れて、
淡々と婚約破棄に関する「作法
」を語り始めた。
「婚約破棄は夜会で宣言してください」
「なぜ公衆の面前でやらなければならないんだ!?」
「私の新しい縁談を用意してください」
「なぜ僕が用意しなくてはならないんだ!?」
はたして、フォーネスタは無事、婚約破棄ができるのか!?
ヴェトリーナの秘めた意図とは!?
そんな感じのメタなコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 15:00:00
8334文字
会話率:49%
日向瑠奈は最愛の推しを暴漢から守ったことにより28歳という若さでその人生に幕を下ろす。
そんなルナが次の人生として転生した異世界で、婚約者として紹介された少年が推しの若いころ激似の公爵子息であった。
あらゆる手段で彼を完璧な推しに育て上げる
ことに成功したルナは優雅な推し活ライフを送っていたはずだったのだが……
ちょっと変わった異世界転生婚約破棄ざまぁです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 19:01:07
14229文字
会話率:35%
公爵子息ボブバージルは伯爵令嬢クラッリサと八歳から婚約している。
十三歳になったある日クラリッサの家に入った義妹ダリアナと恋に落ちクラリッサを蔑ろにする夢を見た。クラリッサのことが大好きなボブバージルはその夢を否定したいがその夢と似たような
現象が起きていく。
ボブバージルはその夢の通りにはならず婚約者クラリッサを後妻と義妹から守ることができるであろうか?
ボブバージルが自分の夢と戦う奮闘記【幼少編】です。
以前書いたものの改定版です。あえて改定前のものも残してあります。
起承転結は基本的に同じですが本物の黒幕を登場させたり後妻と義妹ダリアナをダークヒロインとして強調させたりしています。
改定版ですのでプロットはできているため毎日更新する予定です。
性を想像させる表現が出てまいりますので十五禁にさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 06:32:21
111062文字
会話率:44%
生まれたときから体躯の良い男性を好む伯爵令嬢フルール。顔の良し悪しなどお構いなしに、とにかく殿方のカラダしか興味がない。照りつける暑さの中、立っていられない程の強風の中、一日も欠かさずに騎士団の演習場へ通い存分に己の心を満たす。その姿が不気
味と言われようとも、小遣いが侍女に流れようともブレることはない。そんな令嬢にどう転んだのか婚約話が舞い込む。顔を重要視しない伯爵令嬢と顔を重要視されたくない公爵子息の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 21:22:54
185301文字
会話率:30%
この世界ではない前世の記憶を朧げに持っている伯爵令嬢のレーネが七歳の時、公爵子息の婚約者を決めるお茶会の席で、ふわふわした髪の毛に垂れ目で柔らかな顔立ちをした侯爵令嬢から「悪役令嬢顔!」と言われてしまう。
「悪役令嬢」は恋愛小説の中で、ヒ
ロインに婚約者を取られ婚約破棄をされる女の子って位置を前世の記憶を手繰って思い出した。「じゃあ、私にもそんな未来が待っているのかしら。それなら居場所作りをしておきましょう」と何となく覚えている前世の記憶を使ってこっそりと事業を始めていく。
容姿端麗、頭脳明晰な公爵子息のニキアスはそのお茶会の席でレーネに一目惚れ。念願かなってレーネに婚約を申し込むときに、策を練りすぎて「女避けのための婚約者」として申し込んでしまう。
レーネ本人は「さすが悪役令嬢顔なだけあって妥当な婚約だわ」とあっさりと承諾した結果、二人の思いはずっとすれ違ったまま。
どんなにニキアスが誠心誠意込めて好意を表現しても「婚約者の振りが上手い!」で片付けられてしまう。
学校卒業を間近に控え、いつヒロインが現れるのかそわそわするレーネと、このまま結婚に持ち込みたいニキアスだったが、レーネのもつ前世の記憶で王妃の妊活に協力することになると状況が一変していく……。
何番煎じ?な王道の「悪役令嬢」「前世」「婚約破棄」の言葉を使って、私なりに物語を作ってみました。
楽しんでいただければ幸いです。
※直接的ではありませんが、不妊、妊娠、妊活について触れています。
※R15は念の為です。
最終話(18話)まで予約投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 07:00:00
55387文字
会話率:43%
伯爵令嬢のヘザーは公爵子息ハドリーの婚約相手。
二人は幼馴染で、ヘザーは彼のことが小さなころから大好きだった。
愛する人との未来の約束。
本来ならば夢のような話だが、実際のところこの婚約はハドリーの叶わぬ恋を隠すための偽装婚約だった。
同性
愛が禁止されている彼らの国では、ハドリーは罪人として処罰される。
それを避けるためヘザーが偽装婚約を名乗り出たのだ。
しかし二人の結婚式当日、どこからか秘密を聞きつけたハドリーの父によりヘザーは濡れ衣を着せられ裏切り者として晒上げられた末に国を追放されてしまう。
乗っていた馬車が盗賊に襲われ、行き先までも奪われてしまったヘザー。
すべてを失くした絶望の中、通りすがりの商人親子に助けられた彼女が辿り着いたのは、先進国の一つであるラタアウルム国だった。
夫婦が営む宿に身を置くことになったヘザーは、そこで新たな人生を始めることを決意する。
身も心もぼろぼろになった主人公が、たくさんの親切に救われ心を癒していく、偽りからの解放物語です。
※主ではありませんがBL/GL描写があります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 19:25:03
171100文字
会話率:40%
伯爵令嬢が乙女ゲームに転生したと気づいたのは無実の罪で糾弾されたときだった。
※この短編は『第4回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞』に応募しようと思って書きました。
最終更新:2022-12-23 18:21:10
967文字
会話率:37%
伯爵令嬢アーシアは公爵子息カルゼの婚約者。
しかし学園の食堂でカルゼが「アーシアのような性格悪い女とは結婚したくない。」と言っているのを聞き、その場に乗り込んで婚約を解消したつもりだったけどーーー
※アルファポリス様、カクヨム様にも投稿して
います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-13 09:00:00
71744文字
会話率:28%
結婚して二年目の朝。
寡黙な夫が実は私が好きなわけじゃなかったと呆然としたその日、私は事故で命を失った……という前世の記憶を思い出した、アメリア・プロウライト伯爵令嬢(金髪美少女18歳)。
初めての夜会でいきなり銀髪の美形に腕を掴まれ……
よく見れば、夫!?顔が違うのになぜか夫だと確信できる。いやいや、あなた、私のこと好きじゃなかったですよね?今世は関わらないでいきましょう!ね!
そんな前世無表情で寡黙な夫が、今世はグイグイ来て、微笑み膝に乗せ愛をささやく。ちょっ、夫よ、どうした!?
あまりのキャラ変に、私対応できませんからっ!?
自分が天才じゃなかろうかと思っていたのに、実は前世の記憶の恩恵だったと気付いた自尊心粉々にされている伯爵令嬢(妻)と、無表情で寡黙なはずなのに、キャラ変・溺愛づくしの公爵子息(夫)のお話。
※ムーンの同名作品の改稿版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 20:08:15
51651文字
会話率:23%
以前公開させていただきました「あなたが婚約破棄されたいならどうぞご自由に。ですが、わたしの周囲は怒っているので覚悟をなさってください。わたしはわたしでしあわせになりますので」の長編バージョンです。
主人公のアリサ・クースコスキ視点、王太子
マルコ・スヴェント視点の交互で話は進んでいきます。
二人の周囲の環境も描いております。台詞等細かいところを変えたり追加をしておりますが、大筋は変わっておりません。短いバージョンをご覧になっていなくても問題ありません。ざまぁは、婚約を破棄したガブリエルに対して行うだけではなく、アリサの後見人にも行います。なお、ガブリエルも後見人もざまぁは容赦なく徹底的に行います。ざまぁを行った後も物語は続きます。
アリサ・クースコスキは伯爵令嬢で王宮の敷地内にある図書館で司書を務めている。その日、彼女は幼馴染で親同士が婚約の約束をかわした、ガブリエル・ラムサ公爵子息に婚約を破棄された。
ガブリエルは、次週に王宮で行われる予定の舞踏会で婚約破棄を公にするという。
しかも、その場で新しい婚約者を発表するらしい。その新しい婚約者は、アリサとガブリエルのもう一人の幼馴染であるソフィア・ティーカネン侯爵令嬢という。
そんな彼女には、子どもの頃から王太子マルコ・スヴェントと本読み友達として交流がある。その王太子の前で、アリサはソフィアに舞踏会に出るよう強制する。子どもの頃に負った火傷の跡が左半面にあるアリサは、舞踏会に出ることが苦痛でならない。
一方、クースコスキ家の後見人である叔母夫婦の借金や虐待の問題が浮上する。アリサは、一時的に図書館長のもとに非難することに。
そして、舞踏会の日がやってきた。アリサはソフィアからドレスなどを借りて嫌々ながらも舞踏会へと向かう。
アリサの懸念通り、ガブリエルは彼女との婚約破棄を発表した際に彼女にたいして理不尽な行動をとる。その瞬間、ガブリエルにざまぁが襲いかかることになる。そして、舞踏会が終わってしばらく後、ざまぁはアリサの後見人を襲うことに。
※ハッピーエンド確約です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 22:29:57
243720文字
会話率:24%
※拙作にご訪問下さり誠にありがとうございます。全六話。ざまぁ展開は後半部分にあります。王道のざまあ、しかも徹底的におこないます。サクッとお読みいただければさいわいです。
アリサ・クースコスキは伯爵令嬢で王宮の敷地内にある図書館で司書を務め
ている。その日、彼女は幼馴染で親同士が約束をかわしたガブリエル・ラムサ公爵子息に婚約を破棄された。
ガブリエルは、次週に王宮で行われる予定の舞踏会で婚約破棄を公にするという。
しかも、その場で新しい婚約者も発表するらしい。そのあたらしい婚約者は、アリサとガブリエルのもう一人の幼馴染で絶世の美女であるソフィア・ティーカネン侯爵令嬢という。
子どもの頃に負った火傷の跡が左半面にあるアリサは、すべてのつき合いから遠ざかり、司書として本と過ごす毎日を送っている。そのため、婚約を破棄されることより、そういう場に出ることが苦痛でならないアリサ。
そんな彼女には、子どもの頃から王太子マルコ・スヴェントと本読み友達として交流がある。司書になってからは、勉強家である王太子からの要請があれば資料や文献を準備して図書館に迎え入れている。
婚約を破棄された日も、王太子が図書館にやってきた。いつものように応対する彼女の前に、幼馴染でありガブリエルの新しい婚約者のソフィアまであらわれる。よりによって、彼女もまたアリサに舞踏会に出席するよう強制する。
そして、無慈悲にも舞踏会の日がやってきた。
アリサはソフィアの屋敷で準備をさせられ、彼女とともに舞踏会へと向かう。
アリサとの婚約破棄を発表したガブリエルは、彼女にたいして理不尽な行動をとる。その瞬間状況が一変し、ガブリエルにざまぁが襲いかかることに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 22:27:23
13519文字
会話率:33%
「シェリーティア・ハヴィン嬢。お慕い申し上げます。八年前、貴女と初めてお会いしたときから。
貴女の瞳に映る者に狂うほど嫉妬し、貴女をぞんざいに扱う屑を暗殺しようとたこの男が貴女に跪くのをお許しください。貴女を何処かに閉じ込め生涯二人きりの世
界にいたい。愛しい姫、どうかこの手をお取りください」
美しい騎士に跪かれそう言われたとき、普通はどんな反応をするだろうか。
嬉しいけれど愛が重すぎる、無理、歪んでいる、と。皆口を揃えてそう返すのだろう。
ヒロインを虐めていないのに断罪され、馬鹿な王子により国外追放にされた悪役令嬢シェリーティア。
まともな陛下は明日戻ってくるし、それまで誰かに匿ってもらおう、と思っていたところに攻略対象ルードヴィクが来て、シェリーティアに跪き求婚する。かなりのヤンデレ具合に周りはドン引き?でも求婚されたシェリーティアはと言うと——
ヤンデレ最っ高ッッッッ!!!!
心の中でそう叫んだシェリーティアは——?
【これはヤンデレ好き悪役令嬢とヤンデレ攻略対象騎士が結ばれる話】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 19:00:00
11812文字
会話率:36%
ちょっと強引なところがあるフラベル公爵子息のハンスに告白されたセブリアン伯爵令嬢、パウリーナ。
告白の返事もしないうちにデートを決められるがその行き先が行き先で······
暑苦しくて強引だけど一途でパウリーナと結ばれるためにどこかずれて
いるけど一生懸命なハンスにパウリーナが心惹かれていくハッピーエンド確約の恋愛物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 20:31:41
115916文字
会話率:33%
私、伯爵令嬢の娘アンジェリカには秘密がある。
子どもの頃、両親との初めてのお出かけで何故か導かれるように入った一軒の店。
「ようこそいらっしゃい、アンジー」
にこりと微笑んだ美しいその女性は魔女で、私の持つ癒しの力を見出した。
魔女の弟子
となり力を使う術を学んだアンジェリカももう成人。そんなある日、憧れの男性が店を訪れる。だが、その男はアンジェリカのことを魔女だと思っていて…。魔女だと勘違いされた伯爵令嬢が、病を完治させた公爵子息に純潔を捧げられるすれ違い&勘違い物語。
公爵子息の病名は「チューニ病」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-18 08:09:31
5923文字
会話率:33%
「今、親ガチャ失敗した人向けに、<大逆転だ! ざまあ!>キャンペーンってのをやってまして…あ、申し遅れましたが、ワタクシ神です」
親ガチャに失敗したあたしは、ニワトリみたいに首を締められて殺された。
死後の世界で、あたしを待っていたの
は、セールストークが異常に下手な神だった。
キャンペーンをゴリ押しされ、しかたなく異世界転生したら、そこは1850年代のイギリス・ヴィクトリア朝を思わせるパラレルワールド。
アルストロメリア・バドリアスという伯爵令嬢になったあたしは、初日から「舞踏会で公爵子息の花嫁候補に躍り出ろ」と、どれくらい無茶なのかもよくわからない無茶ぶりをされ、思うように愛してくれなかった母や、サンドバッグ代わりにDVを振るってきた母の彼氏、そして初恋の人など、前世で因縁のある人と再び出会っていく。
中には、どう考えても、前世で取るに足らない存在だった白ブタも含まれており……?
前世では言えなかった言葉、知らなかった思い。
それらが交錯して、明るみになる真実の数々――。
最弱だった主人公は「革命」を起こし、全てを引っくり返していく。
人生リスタート、からの大逆転ストーリー!!
※冒頭シリアスですが、基本コミカル展開です。
※R15は主に冒頭のことです。
※意外にもハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-07 17:34:52
21706文字
会話率:16%
あらすじ
前世が日本人だったフィーア・ローズ伯爵令嬢は自分の髪色が白だからという理由で、悪魔付きと呼ばれる。また、同様に黒髪である、オスカー・ミリスティア公爵子息は呪い持ちと呼ばれていた。そして、その異名をつけたのは両方とも第二王子だった。
二人は家族に愛されている自覚はあったが、自分のことを打ち明けられずにいた。
そして、二人は出会い…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 06:00:00
10725文字
会話率:59%