私の名前はファナ・クレイドル。
しがない伯爵令嬢である。
そして、突然なんだと思うなかれ。
私には――前世の記憶がある。
前世で超優秀な魔術師だった私は、今世も前世の記憶を引き継いで生まれ変わった。
なぜかと言うと――、前世で取り組んで
いた魔術の研究を、死んだ次の生も続けたかったからだ。
そのために、既存の研究と並行し【生まれ変わった後も記憶を引き継ぐ術】を編み出し、今世に至るわけだが――。
生まれ変わった私は、婚約者から『お前みたいな魔術馬鹿は俺にふさわしくない』と家から追い出され、訪れた近くの街のギルドで、ひょんなことから街コンならぬ冒険者コンに参加することとなる。
そこで出会ったイケメン冒険者のエリク。
腕っぷしも強い、気配りもできる、いわゆるスパダリイケメンのエリクと意気投合し、冒険者コンをきっかけに一緒に冒険者パーティーを組むこととなった私だったのだが。
なんとそのエリクはこの国の王子であり、しかも冒険者コンの主催者であった。
え? なに? この国の少子化・人口低下を防ぐために冒険者コンを企画した――?
そんなことをするよりも、もっとできることがあるんじゃないの?
というツッコミもありながらも、なし崩し的にエリクに協力することになったファナ。
これは、かつて前世で【伝説の魔術師】と言われていた私が、
無詠唱魔術主流のこの時代にあえて詠唱魔術で他の魔術師たちをぶっちぎり、
『とにかく好きなことをして、楽しくのびのびと生きる!』をモットーに、
時にダンジョンを冒険し、
時に魔族を屈服させながら痛快無双していく
楽しいお話である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 13:00:00
45894文字
会話率:32%
「き、君はいったい誰なんだ!? なぜ僕の部屋のベッドで寝ているの!!」
まるで子犬みたいな無邪気な目をした美少女――黒髪清楚な女子高生と僕は運命的な出逢いをしてしまった。
それも自分の部屋のベッドの上で!?
「興奮してご主人様をぺ
ろぺろしちゃうかも。でも私は子犬だからどうか許してね。わん♡」
僕――猪野宣人(いのせんと)には誰にも言えない秘密の力がある。相手が心の中に抱えたもっとも悲しい記憶が視える不思議な力だ。
その力を発動させるには対象の相手と抱擁(ハグ)する必要がある。でも人の悲しみをのぞき見していったい何の得がある? 暗い気持ちに引きずり込まれるだけだ。
最初に力を発動させたのが若い女性だったトラウマから僕は高校一年生になっても女の子と接するのが大の苦手だった。
もちろん恋なんて一生出来っこない。そう思っていたはずなのに……。
「……オリザ、行く場所がない。おりこうにするからご主人様とここで暮らしたい」
部屋のベッドで寝ていた美少女はオリザと名乗った。なんと自分を犬だと信じ込んでいる。そんな訳ありな彼女を家に連れて来た僕の親父は多くを語ろうとしない。
「宣人、今日からお前が世話をしろ。それが部屋を使う条件だ」
「ふざけんなよ!! 誰が新しい犬の世話なんかするもんか」
子犬を飼うはずじゃなかったのかよ!? それが黒髪清楚な女子高生だと!! 他人との身体接触が苦手な僕がどうして女の子とひとつ屋根の下どころか離れにある個室部屋で暮らさなきゃならないんだ……。
なし崩し的に始まった奇妙な同棲生活、謎に包まれていたオリザの素性が次第に明らかになる。
彼女は隣町にある名門お嬢様女子高に通っていたそうだ。どうして彼女はそれまでの記憶をなくして自分を犬だと信じ込んでしまったのか?_
オリザの過去に隠された悲しい出来事を知った時、僕は人生最大の決断を迫られる
彼女と出会った頃の自分はその事実を知るよしもなかった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 12:10:00
80888文字
会話率:49%
「お前、ここで働かないか?」
その一言で働くことになった俺。喫茶店のスタッフは、なんと二人ともドラゴンが人間になった姿だった。なぜかは知らないが、二人はメイド服を着て喫茶店をしている。なし崩し的に俺も働くことになったのだがここにやってくる
客は珍しい客だらけ。異世界の勇者だったり毎日の仕事をつらいと思うサラリーマン、それに……魔王とか。まあ、いろいろな客がやってくるけれど、このお店のおもてなしはピカイチ。たとえどんな客がやってきても笑顔を絶やさないし、笑顔を届ける。それがこのお店のポリシーだから。
さて、今日も客がやってきたようだ。異世界唯一の、ドラゴンメイド喫茶に。
※挿絵アリ(◇とついている回にあります。)
※連作短編ですので、基本どこから読んでも楽しめるようになっています。(ただしエピソード8とエピソード9、エピソード13とエピソード14、エピソード27~29は一続きのストーリーです。)
※シーズン1:エピソード1~14、シーズン2:エピソード15~29、シーズン3:エピソード30~55
※タイトルを一部変更(~異世界メイド喫茶、ボルケイノの一日~を追加)しました。
※2017年からツイッターで小説連載します。http://twitter.com/dragonmaidcafe
※本編はエピソード55まで。それ以降はおまけです。
章の部分に登場した料理を記載しています。書かれてないときは、料理が出てないってことです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 20:54:06
336459文字
会話率:39%
どうも死んだらしい。
意識だけで身体を動かす感覚がない。
何も覚えてないどころか、どうやって死んだのか?
自分が何者だったのかなど生きていた頃の記憶一切がない。
時間の感覚もないし死ぬってこういう感じかぁと思ったら
「おめでとうございま
す。貴方様は本採用試験に見事合格されました!」
パチパチと早いリズムの拍手が聞こえてくる……気がする。
――はぁ? 何を言っているんだ? ていうか誰?
目の前には神々しい光を背負った、神話に出てきそうな女神が立っていた。
「さてさて本題ですが、あなたは天の声試験に合格されましたので早速入社説明を始めますね」
「待て待て待て。試験? 入社て何? 意味がわかんないんだけど!?」
なし崩し的に天の声に転職(?)させられて、配属された先は人生ハードモードの女の子!?
天の声としてスキル獲得のアナウンス……だけじゃ退屈じゃね?
俺を雇ったことを後悔させてやるよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 07:00:00
724326文字
会話率:50%
雑司ヶ谷高校1年生の武田純也は、図書室で絡まれた2年生の上杉紗夜に無理やり歴史研究部に入部させられる。
部長の伊達恵梨香などと共に、その部の活動として、なし崩し的に日本100名城をすべて回る破目になってしまう。
※この小説を読んでも歴史や
お城に詳しくなれません(笑)
※コロナ禍の前の取材の情報なので、お城などの施設の開・休館などの情報、交通経路および料金は正しくない場合があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 22:54:00
772151文字
会話率:43%
大学生のたかしと明夫は子供の頃からの親友同士。
それはたかしが普通の男に成長しても、明夫が趣味にどっぷり浸かるオタクになっても変わらなかった。
そして、現在は違う大学に通いながらも、ルームメイト同士だった。
問題はなく暮らしていた二人だが、
そこへたかしが勝手に決めたルームメイトがひとり増えることになってしまった。
それはマリ子女性で、明夫が苦手とするタイプの派手な大学生だった。
たかしは彼女に好意を持っており、これをチャンスにどうにか深い中になろうとするのだが、現実の女は嫌だと明夫は猛反対。
しかし、家賃を三分割出来ると説得され、なし崩し的にルームシェアを認めることになってしまった。
普通の男とオタクの男。それに奔放な女性の奇妙なルームシェア生活。
それに加えて、三人を取り巻く友人達も曲者揃い。
騒がしい日常が、絶えずあちこちから押し寄せてくる生活が始まった。
シーズン1は5/1~毎日朝8時に予約投稿しています。
シーズン毎に書き終わり次第毎日投稿にする予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 22:00:00
595982文字
会話率:65%
「どうしてこうなった?」
ある朝、宿屋で目覚めた俺のヒザにミニサイズの魔物が乗っかってて?!
ウィルフレド・ハーヴィーが城塞都市の真ん中にある迷宮『魔王の庭』を探索中に遭遇したのはインテリジェンスアイテムの腕輪であった!但しこの腕輪は唯我
独尊なトラブルメーカーだった!
目付きが悪くてぼっちだった主人公が手にしたインテリジェンスアイテムの力で魔物を従魔にし、巻き込まれたトラブルで知り合ったダークエルフや迷宮の地下深くに封印されていたオートマトンの少女、そして冒険者仲間の女性騎士を仲間にして今日も迷宮探索に励む!!
今までぼっちだった主人公の周りにはギルドマスターのみならずグランドマスターまで絡む始末!当然恋愛にはヘタレなのに集まるメンバーは女性比が高めで主人公を巡る女性メンバー(魔物娘も含む)の争奪戦が勃発! そして次々と嫁候補(婚約者)が増えて行き、このままハーレムルートも有り?!
でも決める時は決められる主人公といつも賑やかな仲間達のドタバタファンタジーを御期待ください!
*めでたくウィル達はSクラスに昇級、伯爵になりました! そしてクランも結成!
*嫁さんがなし崩し的に増殖中!(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 08:00:00
1391645文字
会話率:47%
先ずはブクマありがとうございます。この場をお借りして御礼申し上げます。
ある日、宇宙の彼方からオンラインゲームの世界がやって来て、それが現実のものになった。
オンラインゲーム「Beyond of the Boundary」は、異形の敵と現実
世界戦うため、異星種族達が作った練習場所だった。
人類を守るため異星種族達と共になし崩し的に異形の敵と戦う羽目になったヘタレなユーザ達の日常を描く。これは、その時代や未来の世界での身勝手で自己中心的な人間達の記録である。
基本的に1~2話で完結のオムニバス風なので、時系列が前後します。
話しの前の数字で時系列や系統を判別出来る様にはしています(そのつもり…)
気付けば、17000PVを超えていました。誠にありがとうございます。「残酷な描写あり」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 18:00:00
707408文字
会話率:36%
人探しの依頼を、なし崩し的に引き受けてしまった探偵の私。
消える依頼人、行方不明の調査対象、別荘に引きこもる怪しい男。
この事件、何かがおかしい――。
捜査の行きつく先、私は思いがけない真実を知る。
カクヨムコン10【短編】エンタメ総合部
門・中間選考通過作
https://kakuyomu.jp/works/16818093089215314942
を改稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 20:50:00
11454文字
会話率:33%
魔法の力を込めた装飾品を作る者、魔技師ことムスはアステラティーア王国で家族と一緒に商売をしていた。表立っては街の装飾品店として、貴族等、身分の高い人には魔技師として商売をしていた。ある時、王都近くでゴブリンの群に襲われた少女を発見し、救助し
た。そこまではよかったのだが、どうやら少女は訳ありで妹を探しに王都まで一人できたらしい。一人旅にはむかない完全に後方攻撃型で魔法師の女性、そもそもまた怪我しそうな少女を一人で放り出すことはできないムスは、なし崩し的に一緒に旅にでることにする。お店は暫くは父のみで営業、自分は魔技師の仕事を減らして配達に専念することにした。この決断が自分の運命と未来に向き合うことになるとはしらずに。
※この作品は別作品の【生贄聖女とお人好し魔技師】と話が完全に繋がっています。こちらは、お人好し魔技師ことムス視点で話が進みます。こちらのみでも充分に楽しめますので大丈夫です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 00:00:00
225774文字
会話率:52%
朝起きたら異世界転生していた───
右も左も分からぬまま聖剣を盗んだ転生者・神崎三郎はなし崩し的な形で冒険者ギルド、ギルド・アラベスクへと加入する。時には人助けをし、時には仲間と共に闘いながら、元の世界へと戻る手がかりを探す。
そして、
隠された神崎の真の能力とその秘密が明らかになっていく…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 20:19:25
70650文字
会話率:49%
ある日、無能父上が浮気をした。 無能なワイ君は、その現場を目撃して騒いだ。そのせいで、ワイ君の父上は………『ギャオオン』ってなった母上伯爵から、伯爵家を追い出されてしまった。 なのに………父上と浮気してた女護衛は追放され無かった。 なぜだ?
有能な母上は、『無能は外、有能はうち』という主義の考えだそうや。 父上の浮気相手は、なし崩し的にワイ君の護衛になり、なし崩し的に無能なワイ君の教育係になり、なし崩し的に、なし崩れる。 なし崩しラブコメに、なるのかなぁ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 12:32:41
67009文字
会話率:45%
創造神の力によって作られた一体の神獣。
その神獣はとある世界でのゲームキャラのデータをベースにした物であった。
出来上がった器に見合った手ごろな魂を探していたものの、結局見つかることは無く、結果として主人公・東雲晴翔はなし崩し的に自分の作
ったゲームキャラとして転生することになってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 18:00:00
1410文字
会話率:9%
志願して受けた改造手術が失敗と見なされて軍から追い出された佐藤恵三は、運送会社の配達員をしながら糊口を凌いでいたが、仕事中に殺人の現場に出くわしてしまう。
警察に連行された恵三を窮地から救ったのは、正義の味方を名乗る女弁護士だった。
弁
護士にスカウトされ、なし崩し的に殺人事件の捜査を外部委託されることになった恵三。見も知らないはずだった被害者との間に意外な接点があることが発覚する。
職業倫理の狂った雇い主。蘊蓄をたれる犬。口と態度の悪い警官。対人恐怖症の人斬りと協力して事件の解決に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 22:24:40
161577文字
会話率:59%
ななこはごく普通の小学生。
しかしある春休みの夕方、不思議な勾玉が空を飛ぶのを目撃する。
そして始業式の日。
ななこはなし崩し的に不思議な勾玉を受け継ぐことになる。
一方、生徒会長白戸には大いなる野望があった。
古文書にある勾玉の秘密を解
き、天地開闢の力を手にすること。
不思議な勾玉を狙う生徒会とななこ達の戦いが始まる……のか?折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-13 17:39:00
13112文字
会話率:54%
20XX年、突如として始まった異世界からの侵略は、電脳世界を通じて行われた。
電脳世界――つまりネットを通じた侵略はリアル世界をダンジョン化させ、そこへモンスターを放つというえげつないやり方であった。唐突なこの現象により多くの人たちが訳
も分からず命を落とし、救済に駆けつけた警官や自衛隊の武器はまったく効かずで、事態は更に混迷を極めていく。
しかし大混乱に見舞われながらも日本を始めとした幾つかの国はある重要な事に気付く。現実の武器では倒せなかったモンスターが、偶然居合わせたVTuberによる攻撃で消滅させる事が出来たのだ。
そこからは早かった。目には目を歯には歯を電脳には電脳をという理屈から、世に散らばる人間の中から電脳世界とのシンクロ率が高い者を発掘し、ダンジョンモンスターを討伐させる集団を作るという計画が始動。
主人公の幅滝亮(はばたきりょう)は高校への入学試験の際に高いシンクロ率が発覚。強制的に特別プログラムを課せられたVTuber科への編入が決められ、なし崩し的にダンジョンモンスターとの戦いに身を投じる事となる。
しかし敵はサイバーダストだけではなく、怪しげな教団や姿の見えないネットの集団。終いには国家機関も絡む陰謀へと巻き込まれて行くことに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 08:16:41
11145文字
会話率:60%
アルバート・ハレルヤ・アスラン、この伝説の勇者みたいな名前を持つ平凡な農民Aがふとした切っ掛けで魔王と出会い、「今日はいい天気ですね」の一言で軽くあしらってしまう。くしくもこの珍事が伝説の勇者アルの再来と人々に受け取られ、Aののどかな日常が
一変する。村長や勇者マニアの剣士マーヴィがなし崩し的にことを押し進め、魔王討伐の冒険がここに始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 18:20:53
97249文字
会話率:49%
かつての先輩で、「学園」の講師となっている大川先生から、男が「学生を預かってほしい」と頼まれる。大川先生から「ダンス部のJKだぞ、かわいいぞ、お前もそろそろそういう年頃だろ」と謎の力説をされ「どういう年頃なんですか!」と返すも、なし崩し的に
学生と会う約束を取り付けられてしまう。男は先輩には逆らえないのだ。そうして、学園に久しぶりにやってきた男は、ダンス部の高校生たちの一団に遭遇する。
そこで、男はひとりの際立って輝いていた少女に目が留まる。「ダンス、青春だね」などと思っていると、その少女がこちらに向かって駆けてくる。その先には大川先生。すれ違った瞬間、爽やかな一陣の風が吹いた。
「こいつだよ」と大川先生の声が響くと、少女は振り返る。「おにいちゃん?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 01:06:54
38206文字
会話率:70%
同じクランを二度もクビになったライオネルは、失意のまま冒険者ギルドを訪れていた。
二回クビはさすがにちょっと珍しいだろう。
判ってる。世話焼きの性格が災いしているのだ。
自分は冒険者に向いていないかもしれない。いっそやめてしまおうかと思って
いたとき、困っている美少女たちと出会う。
仲良し三人組で冒険者となった彼女たちは、なんとギルドへの協賛金の支払いを滞らせてしまい、除名処分を受ける寸前だったのだ。
援助を申し出たライオネルは彼女たちになつかれ、なし崩し的にクランリーダーに就任してしまう。
そして、美少女たちに囲まれて仲良くやっている彼のもとに、以前のクランリーダーがやってくる。
お前がいないとダメなんだ、どうか戻ってきてほしい、と。
いや、無理だから。
さすがに堪忍袋の緒が切れてるから。
もう知らないから。
これは、世にも珍しいオカン系軍師が、未熟な女の子たちの世話を焼きながら名門クランを目指す物語である。
日間総合ランキング29位(11/27)週間総合ランキング39位(12/2)
月間総合ランキング180位(12/1)四半期総合ランキング263位(1/1)
を獲得しました。
読んでくださっている方々、ありがとうございます。
※毎日更新です。
更新時刻は、午後8時ころを予定しています。
※他の小説サイト(カクヨム・ノベルバ)でも投稿を開始しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 20:03:43
899551文字
会話率:27%
異世界への憧憬を抱えた主人公、黒田忠宗はある日動物園のトラに殺された。
曖昧な意識の中で神様の懇願するような声が聞こえた後、その力によって異世界へとその身を移す。
そして異世界に来て早々エテルネル皇国の姫、ミーヤが野盗に襲われている現場に遭
遇し、なし崩し的に彼女を助けるハメに。
異世界へ転生した後何をするかノープランだった忠宗は、それ以降も転生者ーー授かり者(ギフテッド)の力を利用しようと目論む周りの人間に翻弄され、陰謀や闘争に巻き込まれていく。
授かり者としての能力で無双しようにもその能力は自身の願望を投影する物であり、異世界転生自体が願望だった忠宗は能力を上手く発揮できず苦しむことになる。
能力を使う上でも、異世界で生きる上でも、彼は自分自身に問いかけることになる。ーーお前は、一体なにをしたい?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 22:00:00
23079文字
会話率:39%